2019年03月19日

No.738 COMPASS丸亀&NEXT 水を得た魚のように・・・

No.738 COMPASS丸亀&NEXT 水を得た魚のように・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀とNEXTを併用して通っているお友達の成長の様子が届きました。
お友達は4歳でした。
とても元気が良く、明るい性格、先生のモノマネも上手です。
最初の頃にも、こちらが伝える言葉かけは理解できていたようです。
でも、突然「あー」「わー」と、脈絡のない大きな声を出すことがありました。
声はしっかり出せるのですが、それは言葉ではありませんでした。

117.jpg

まず丸亀では、毎日50音の発声練習と、絵カードを使って発語を促す練習を行いました。
絵カードで「りんごどれ?」などの問いかけには、知っていることは適切なカードを手に取れることはありました。
限定範囲ですが、物の名前や名前の認識はできているものもありました。
時折、カードや指示を時々間違えたとき、それがストレスなのか大声をあげてパニックになることがありました。
できない、言いたいことが伝わらない苛立ちを言葉で表せないのは、とても苦しかったことでしょう。
先生たちは決して否定的な言葉は使わず、正しい方へ導けるような指導を繰り返しました。

114.jpg


一進一退の学習は数ヶ月続きました。
ある日、パンの絵カードを見て、初めてはっきりと「パン!」と言えたことが、先生たちには鮮明に感動の記憶として残っているそうです。
さらに数ヶ月経つと、50音を1語ずつ発音できたり、急に「ワン、ツー、スリー」と言えるようになりました。
機会を逃さず、コミュニケーションを多くとったり、より一層絵カードでものの名前を伝え、復唱を促しました。

原田くん2.jpg

やがて、お友達の中で「音」とものの名前を表す「ひらがな」の繋がりが結びついた頃・・・
お友達の学ぶ姿勢に積極的な変化が見られるようになりました。
お友達の名前のひらがなを教えてみると、すぐに理解し50音から探して指差しで教えてくれます。
読める文字が増えるにつれ、お友達は勉強が楽しくなって行きました。
自分で読もうとしたり、わからない時には指をさして教え、先生に何と読むのかを尋ねる様子も見られました。
水を得た魚のようにお友達の世界は急速な広がりを見せ、語彙の習得スピードが飛躍的に伸びて行きました。

原田くん1.jpg

同時進行で、NEXTでは運動療育により脳の前頭葉を刺激して活性化を促します。
クマ歩きやサーキットトレーニングなど、体全体を同時に操作する運動はとてもいい刺激を脳に与えます。
運動がうまくこなせるようになるにつれ、次第に着座姿勢も美しく変わり、長い時間座れるように変化を見せます。
集中、脳内での物事の整理ができるようになり、集中力が付いてきました。

949ba9a000655ebc3e22601ffca024d8_s.jpg

現在では自発語も多くみられ、送迎中にも街の看板の文字を読んだり、先生を見つけると名前を呼んでくれます。
COMPASSも嫌がることなく、通うのが楽しみな場所になってきたようです。
今も語彙は増えていますが、さらに大きな変化を見せてくれるようになりました。
それは「楽しい!」や「ごめんなさい」といった大切な感情面の発語が見られるようになったことです。
これは、はるかに大きなステップアップ。
ニコニコ明るい笑顔の向こうに、どれだけの可能性が秘められているのか・・・
お友達の頑張りと、お家の方の愛情と、二人三脚でこれからも大きな飛躍への挑戦は続きます。


所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東2丁目75-1
連絡先:0877-85-3428
COMPASS発達支援センター丸亀NEXT
所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
T E L :0877-35-7218
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月18日

No.737 COMPASS高知 挨拶に始まって・・・

No.737 COMPASS高知 挨拶に始まって・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知に、目覚ましい成長を遂げたお友達がいます。
平成29年の秋からCOMPASSに仲間入りしたお友達は5歳になりました。

b6b2d5864b39a30ea43123c199df157e_s.jpg
写真はイメージです

通い始めた頃は、お母さんと離れると途端に泣き出します。
先生が優しく促しても、着座がなかなかできず、目線が合わないなど課題はたくさんありました。
この頃、会話では「バイバイ」や「はーい。」とお返事はできました。
でも、絵本をみせても全く関心はなく、知らんぷり。
「娘と話をしたい、お友達と楽しく会話ができるようになってほしい。」というお家の方の願い・・・
お気持ちに寄り添い、願いが叶うようにと気を引き締めてCOMPASSの学習がスタート。

1679.jpg

まず取り組んだことは、きちんとご挨拶をすること。
礼儀作法に対しては、今では色々な考え方があると思います。
ですが、COMPASSでは挨拶をとても大事にしています。
動作の教育は、まずは形から。
物事は形から始まり、形で終わり、礼で始まり、礼で終わります。
COMPASSでも、お友達の活動は挨拶に始まり挨拶に終わります。

1680.jpg

来所のときには「こんにちは」。
お勉強の始まりは「よろしくお願いします。」
お勉強が終わったら「ありがとうございました。」
悪いことをしたら「ごめんなさい。」
お手本の先生を真似するところから始め、少しずつ自発的に挨拶ができるよう導きました。

1678.jpg

最初はじっと座っていることが難しく、ごそごそと椅子を動かしたり、泣きながら立とうとしたり。
時間はかかりましたが、少しずつ着座もできるようになり、集中する時間も長くなりました。
着座が身につき始めると、いままで興味の薄かったことばへの促しも徐々に関心をもってくれるようになりました。
絵カードや絵本、COMPASSのプリントを使って真似をすることからスタート。
最初は単語の一音を、例えばりんごの「ご」、バナナの「ナ」などと発するだけでしたが、だんだんと言える音が増え、完全な単語を言えるようになってきました。

1681.jpg

絵本にも興味を示さずペラペラとめくるだけでしたが、次第に自分から着座をして絵本をひろげ、文字を指差しして追ったり、イラストの部分を見ながら言葉を発したりする様子が見られるように。
最近は真似だけでなく、絵を見て「ぶどう」「メロン」など言える単語が増えています。
今では、お勉強中はもちらん、しっかりと座って「静かタイム」もとても上手です。

0c66c9b4f6affa16913661a3b350e035_s.jpg
写真はイメージです

何かをしたい時、やって欲しい時の様子にも変化が見られます。
以前は、喉が渇いた時も先生に水筒を突き出すだけでした。
それが今では「あけて!」と言葉でお願いできるようになりました。
トイレも、黙って走って行くことがなくなり、「トイレ!」と伝えてから行くように。

8c5eb8beccef21f2d62270e9ed076665_s.jpg
写真はイメージです

少しずつ言葉を得て、仕草や態度も素晴らしい成長が伺えます。
言葉を使えるようになり、会話が増え、伝える・伝わる喜びを掴んだお友達。
今日もCOMPASSについたお友達、もう涙はありません。
元気にきちんとご挨拶、そしてにっこりと「よろしくお願いします!」と綺麗な姿勢で座ります。
泣き顔から笑顔へ、礼儀正しく、優しい言葉をかけられるようになったお友達。

fcd72c2fedb4169d50e4fa9e3168db23_s.jpg

これからも語彙力を伸ばし、もっともっとコミュニケーションの楽しさを感じて欲しいと願います。
2度目の春、お友達の空は真っ青で穏やかな陽射しに溢れています。


所在地:〒781-8104
    高知県高知市高須1丁目16-24
連絡先:088-802-5328

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月16日

No.736 COMPASS岡山 泣き顔の向こう側

No.736 COMPASS岡山 泣き顔の向こう側

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
岡山の今5年生のお友達は、3年生の春から通っています。
通い始めの頃、お家の方が見えなくなるといつも泣いてばかり。
COMPASSも、先生も受入れることが難しく、学習中もずっと泣き止まなかったお友達。

絵を描く2.jpg
写真はイメージです

やがて小学校を卒業し、中学、高校を経て、社会に、そして今のお家の方の年齢も超えていくことでしょう。
お家の方はそんな息子の将来を見据え、少しでも生きやすくなるようにと心から願っておられ、COMPASSへは切り替えが速やかにできるよう、見通しを立てられるように、自立できるようにとの希望を語られていました。

絵を描く3.jpg
写真はイメージです

その頃は意欲が見られず、集中も続かず、すぐに嫌だと泣いてしまうお友達。
お家の方もなかなか馴染まないお友達を優しくたしなめ、強い気持ちを持って信じて通わせて下さいました。
そのお陰もあって、日が経つにつれお友達に変化が。
COMPASSに着くと、挨拶をし、靴をしまい、荷物を片付け、自然に机に向かう姿が。
嫌いだった音読、文字を書くこと、数の対比などでも出来た時の喜びを少しずつ感じる機会が増えていきました。

静かタイム.jpg

お友達は、切り替えと同様に環境の変化への対応も苦手でした。
思い通りにならないとイライラしたり、物に当たってしまったり、パニックを起こしてしまうことも。
そこで「静かタイム」や文章題、日記を取り入れます。
イライラを態度に出すのではなく、どう思っているかという感情を言葉で相手に伝える練習も頑張りました。

絵を描く.jpg
写真はイメージです

10分、20分と着座時間が増え、今では一時間以上学習に取り組めるようになりました。
最近はかけ算に取り組み、7・8・9の段に苦戦しながらも頑張っています。
また算数の文章題や、漢字の音読み・訓読みにも挑戦中です。

S__33538050.jpg

実は、このお友達は芸術的なセンスが素晴らしく、想像力豊かで絵や作品は本当に素敵なものばかり。
本を読んでその世界観を想像してイメージの表現をするのも得意なお友達。
「おしりたんてい」に夢中だった頃は、キャラクターの「かいとうU」になりきり、盗んだお宝の代わりにとこんなプレゼントも華麗に届けてくれました。
泣くほど嫌だったはずのCOMPASSなのに、プレゼントまで持ってきてくれるようになるなんて。

S__33538065.jpg

お家の方が望まれていた様に、今お友達は自立に向けて課題を増やして学びを進めています。
例えばパソコン、買い物、お金の計算、電卓を使うことなどにも挑戦中です。
お友達は諦めない心を掴み取りました。
切り替えの時間もどんどん短くなってきたことをお家の方も実感していると話されます。
挑戦し続ける心と増えて行く「できた!」「わかった!」が、お友達の冷静さや自信に繋がっています。
先日は、お母様からもこんな嬉しいお便りを頂きました。

S__33538051.jpg

いつもお世話になっています。
〇〇もコンパスに通い始めて3年がたとうとしています。
最初のころは行くのを嫌がっていました。今となっては懐かしいです。いつもきげんの悪いままの療育でイスにじっと座っておれず、しずかタイムが苦手だったようです。でも、そのくりかえしで、今の落ち着きがあるんですよね。3年も通うと今となってはコンパスに行くことも受け入れて、学校の分野ではまだ進んでいない分数やパソコン操作など「そんなことも出来るの?」と驚きばかりです。
プリント問題ばかりでなく、いろんな種類の課題を用意してくださり、ありがたいです。
いつも〇〇の家で作ったもの、描いた絵などを、とても褒めてもらえるので、本人も「〇〇先生に見せるんだ!」という気持ちがうまれて、毎回持っていってしまってすみません。(笑)
とてもうれしい様子です。これからも引き続きよろしくお願いします。

22fa1f7d2afe496eb14ddedeed99cbfb_s.jpg
写真はイメージです

春からは小学校の最上級生。
時折まだ泣き顔を見せることもありますが、それは今を頑張るための悔し涙に。
涙を浮かべたままの瞳で、それでもお頑張るお友達の姿に、確かな歩みを見る4年めの春でした。


所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-226-3388
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

No.735 COMPASSしまんと 2度目の春に・・・

No.735 COMPASSしまんと 2度目の春に・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとからも春に小学校に進学するお友達の成長レポートが届きました。
お友達が初めてCOMPASSへ来たのは年中さんの夏。
ご家庭の愛情に包まれて優しくて明るい性格のお友達。
でも、新しいことへ挑戦する意欲や、お友達と過ごすことなどにはとても消極的なところがありました。

IMG_20190225_161830.jpg

やがて学校に入り、家族以外との関わりを持つ機会も、その重要性も増えて行く息子への想い。
お家の方は、COMPASSに
「お友達との関わりが上手に出来るようになってほしい。」
「いろいろな体験をして過ごしてほしい。」と願いを託して下さいました。

IMG_20190225_161840.jpg

お友達は最初の頃、着座して1:1で学習するというCOMPASSのスタイルに戸惑ったようです。
慣れない着座姿勢は居心地も悪く感じられ、集中できません。
先生はお友達との会話で「乗り物」が好きだとわかると、「乗り物カード」を使って楽しく学習出来るように配慮してみます。

IMG_20190225_161939.jpg

大好きな車や飛行機や列車、どれだけ眺めていても、これなら飽きません。
乗り物の名前をよく覚えていて、先生に教えてあげるのも楽しい様子です。
これがきっかけとなり、カードを使って新しい言葉に興味を持ち、ひらがなの構成で物の名前になることを理解し、ひらがなそのものの習得にも興味を持つようになりました。

IMG_20190225_162153.jpg

ひらがなを読めると、先生が喜んでくれました。
ひらがな表や絵本の文字を追い、指差しながら音読すると、先生が大喜びで褒めてくれました。
お友達は、だんだんお勉強時間がそんなに苦痛ではなくなって来ました。
「ひらがな、書いてみようか?」
先生の問いかけに元気にうなづくお友達。
「やれば、僕はできる」とわかって来た秋でした。

IMG_20190225_161814.jpg

ひらがなを書く練習も、COMPASSではいきなり文字ではなく、点描・線描からなぞり書きに移行します。
この頃から、お友達は素晴らしい集中を見せるようになって来ました。
着座姿勢も慣れて、読むことと、書くことを並行して頑張ります。
線を書くことから始めましたが、最初は鉛筆の持ち方も難しく、筆圧も弱かったお友達。
書く方は、まだ苦手意識があり弱々しく、線をなぞることで精一杯でした。

プリント2.jpg

やがて繰り返し練習し、一筆書きのひらがなを書く練習に移りました。
まだ上手に書くことは苦手ですが、どんどん書ける文字が増えると、楽しくなってきたようです。
次のひらがなは何?とお友達から聞いてくるなど、意欲に変化が見られるまでになりました。
今では、書けるひらがなも増え、今度は数字にも興味がでて来たお友達。
できることが増え、自信がついて来ると行動にも変化が現れ始めます。

IMG_20190225_161923.jpg

今年のお正月には、お家の人に年賀状も書き、お家の方がとても喜んで下さったことがまた一つお友達の自信になりました。
先日、お家の方からも「実は、家でもまだ習っていない字をひそかに練習していて、ひらがながどんどん進んでいってびっくりです。」と嬉しい報告がありました。

プリント1.jpg

通い始めた頃は、自分が好きな車の本を読んで一人で過ごすことも多かったお友達。
最近では他のお友達に自分から声を掛けたり、一緒にトランプを楽しむ姿も見られるようになりました。

6eb53fa585343288bf65a076a774dadb_s.jpg

お友達がCOMPASSに通い始めて2度めの春。
4月にはお友達は小学校へ。
自分で培った自信を胸に、桜吹雪の中、笑顔で登校するお友達の姿が眼に浮かぶようです。


所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月14日

No.734 COMPASS川崎 キラキラと輝く瞳の少年へ・・・

No.734 COMPASS川崎 キラキラと輝く瞳の少年へ・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎のお友達、3月いっぱいでCOMPASSを卒業することになりました。

S__128131091.jpg

まだ幼稚園に入る前の幼い頃に初めて出会ったお友達です。
検診で発達の遅れを指摘されたとき、お家の方の勇気と決断と行動力は素晴らしいものでした。

S__128131082.jpg

通い始めた頃は、毎回泣きながらCOMPASSへ。
「さあ、始めましょう」と課題をスタートしてもご機嫌は治りません。
頑固な面があり、先生の言うことはわかってはいるけど…素直に行動できません。
COMPASSに来るたびに好き勝手できず、椅子に座るように言われ、手はお膝にして静かに待てと言われ、
わからないこともあって面白くない課題が目の前にあっても、やる気は起きなかったことでしょう。

S__128131085.jpg

ここからは先生とお友達の粘り合戦です。
もちろん強要することなく、興味を引き出しながら行われます。
気まぐれにでもお友達がきっかけを掴んでくれたら、お友達の興味を最大限に引き出します。
そして、簡単な作業でも、それがどれだけ素晴らしいことか大絶賛してくれる先生。
褒められることが喜びになり、少しずつ離席もなくなり、集中できる時間が5分、10分と長くなっていきました。

名称未設定 1.jpg

H29年、幼稚園の年少さんになり、週2回から週1回のご利用になりました。
ひらがなは読めるようになり、会話も上手にできるように変わっていったお友達。
集中して課題に取り組む姿も当たり前になり、先生の指示にも素直に従い、意欲も出てきました。

S__128131089.jpg

H 30年4月には、何と療育手帳を返納することができました。
お家の方の喜びはひとしおです。
ますます頑張りを見せるお友達は色々な学びをどんどん吸収してくれるようになりました。
今では、1ケタの足し算や字の読み書きも出来るようになりました。
音読も得意です。

S__128131084.jpg

先日、お家の方から連絡帳にメッセージをいただきました。
先週療育センターで就学相談に向けたIQ検査を受けました。具体的な数値は今月末に出ます。
検査終了後の面談では
「5歳児相当レベルはほとんどクリアできている。」
「ワーキングメモリの力が大幅に伸びている」
「事象によっては6歳、7歳のレベルのこともクリアできる」とお話がありました。
ここへ来て、療育成果がぐんと現れていると思います。
「心理としては普通級で充分やっていける能力があると判断できます。」と嬉しい言葉をいただきました。
今後は検査にも引っかからない日常の小さな心配事(気になる事)を少しずつ減らしていけるように頑張ります。
本日もよろしくお願いします。

S__128131080.jpg

このお友達も4月からは年長さんへと進級します。
お母様から手を引かれ、初めてCOMPASSにきた時には泣き虫で小さかったお友達。
元気で優しい眼差しはそのままに、自信に溢れたキラキラと輝く瞳を持つ少年へと成長しました。
卒業してもCOMPASSの先生や仲間のお友達はずっと見守っています。
これからは少し逞しくなった自分の足で、お友達はしっかりと歩いて行ってくれることでしょう。


所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月13日

No.733 COMPASS枚方 会話と思いやりの心を育てる

No.733 COMPASS枚方 会話と思いやりの心を育てる

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
今日はCOMPASS枚方のお友達をご紹介します。

005.jpg

この年長のお友達は、昨年の4月からCOMPASSに通っています。
初回の面談時、お家の方は「他のお友達と仲良くして欲しいんですが・・・」と心配のご様子でした。
お友達はお話は上手ですが、一方的に自分中心の話題を発信することが多いようです。
楽しい会話が成立するには、まずちゃんとお話を聞くこと、的を射た回答、そして話題を繋ぐには相手への関心や受け入れる気持ちが大事です。

007.jpg

当初、お友達は語彙数も少なく、言葉で説明をしても理解が少し難しかったようです。
そこで、まず「月例プリント」や「みつば日記」で文字に親しみ、語彙を増やし、基本的な文章のルールも学ぶことに。
覚えた語彙が使いこなせるようになるには、聞いて理解でき、会話できる、文章で使いこなせるという工程が必要です。

001.jpg

お友達はプリントを頑張って、語彙の習得はスムーズに進みました。
タイミングを見計らって、次に行ったのはS.S.T.(=Social Skill Training)です。
S.S.T.とは「社会性の訓練」で、お友達の課題は「周りのお友達と仲良く会話する」ことです。
トレーニングは、他のお友達と会話を続けることを目的とした練習から始めました。
先生と1:1で、絵を見せながら上手なお話の聞き方を説明していきます。

006.jpg

ちゃんとお話を聞いてもらえなかったら、話す方は不安になったり、寂しくなったりしてしまうことも実演で経験してもらいました。
お友達にわかってほしかったのは「相手の気持ちを考えて行動する」こと。
お友達だけでなく、小さな子どもは、相手の気持ちを想像したり、場の空気を読んで行動することは難しいものです。
002.jpg

しっかりお友達の理解できる手のひらに乗せてあげるため、具体的な絵(modeling)を使って、実演(roll play)、そして気持ちの確認(feedback)が必要に。
お話をするときの「相手の目を見る」ことや「相づちをする」ことが意味のある大事なことだと理解できたお友達。
今度は先生とパターンの会話をそれぞれの役割でやってみます。

010.jpg

お友達は先生に教わったことをしっかり意識してロールプレイに挑み、とても上手にできました。
一度できても油断せず毎日繰り返すことで、それが自分のスキルになります。
COMPASSに来るたびに、繰り返し、繰り返し、どんな場面でも楽しい会話ができるように練習は続きます。

009.jpg

対人関係を良好に進める為には、もっともっと沢山のスキルが必要です。
「優しい言葉を使うこと」「上手に声をかけること」「きちんと謝ること」もとても大事。
お友達は、これらの練習も頑張っています。

013.jpg

一人遊びで過ごしていたお友達は、お友達に声を掛けることが出来るようになりました。
しばらくは先生が影から見守ってガッツポーズで話しかけるよう頑張れ!と促します。
お友達に優しく声を掛けられたとき、先生は「スゴイ!お友達に優しくできて、かっこいいね!」と褒めてくれます。
「僕、優しくできるし!」と少し照れながらも誇らしげな様子のお友達。

011.jpg

この笑顔こそ、自信につながるステップです。
どんなふうに話しかけたら、どんなふうにお話を聞いたら・・・
今はまだ意識して会話を頑張っているお友達ですが、やがて意識しなくても楽しく会話が弾むようになってくれるでしょう。

a8e0d95f0f38984fabb58a74cad78b83_s.jpg
写真はイメージです

4月には小学生になるお友達。
新しいお友達が沢山できて、おしゃべりタイムが今からとても楽しみです。


所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
連絡先:072-845-4428

(施設名をクリックしていただくと、施設案内ページへ。電話番号をクリックしていただくと電話がつながります。)

Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月12日

No.732 COMPASS本部教室 お友達の10ヶ月

No.732 COMPASS本部教室 お友達の10ヶ月

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS本部教室でも4月から小学校へ進学するお友達がたくさんいます。
昨年6月に初めてCOMPASSを訪れたお友達。
進学準備が始まる時期、ご家庭ではお友達が困らないよう、今できることを探しておられたそうです。
面談時のご家庭の願いは、言葉を理解し、自分の気持ちを表現できるようになってほしいというものでした。

DSC00497.jpg

当初のお友達は、恥ずかしがり屋でどちらかというと消極的。
少し発音が不明瞭で、これはお口のトレーニングで口唇を使って発音できるように指導。
語彙を増やし、文字への興味を促すために、まずはプリントに取り組みました。
この頃使ったのはオリジナルプリント「A-12」と「ひらがなのおけいこ」。

DSC00494 (1).jpg

着座しての学習スタイルに慣れていないお友達には、きっと辛かったのでしょう。
初めの頃は「難しいな」「やりたくないな」という気持ちになると目線を外したり、「眠たい・・」と言ったりして集中が続かないこともありました。
COMPASSに到着するとご挨拶、個別指導でプリントや言葉の練習、お友達みんなで「あいうえお表」の唱和・・・
繰り返し繰り返し、つまづいたら次の回にもう一度、そして少し先へ、戻ってまた繰り返し、少し先へ・・・刺繍のステッチのように重なり合う学習の経験を積み上げ、お友達は少しずつ変わっていきました。

DSC00492.jpg

ひと月たった頃、着座して課題に取り組むことがお友達の中で習慣化してきたようです。
7月末には月例プリント「B−6」で平仮名の清音を終わり、8月からは月例プリント「B−7」で濁音の勉強を始めました。
AからBへ移行することは大きな成長です。
ひらがなのなぞり書きもこなせるようになり、お友達の中で少しずつ「できる」という実感が芽生え始めたこの頃。
7月には1〜10の数唱をしようとしても数字の抜けがありましたが、8月末には5までの数量把握が出来るようになりました。
9月には月例プリント「B−12」まで進み、苦手だった数も1人で数の合成や分解が出来るまでに。

DSC00486.jpg


季節は秋になり、10月頃からひらがなの読みが少しずつ出来るようになり、11月には自分の名前を積極的に書くようにもなりました。
夏に、なぞり書きを頑張っていたので、筆圧が弱いながらも正しい鉛筆の持ち方で丁寧に書けるようになりました。
11月には月例プリントも「C−9」になり、10までの数量把握へと進み数の合成や分解も出来るように。
12月になると月例プリント「C−12」になり平仮名の読みが殆ど出来るようになって、語彙が増えたことで「しりとり」も楽しみながら学習出来るようになりました。
先生とも冗談を言い合って、自ら言葉のやりとりを楽しむ姿も見られるほどに成長。

P1012947.jpg


年明けの1月には月例プリント「D―1」へ進み、助詞や拗音、促音も理解出来るようになってきました。
会話の中で自分の気持ちを何と表現したら良いかわからない時には、まだ先生が気持ちを汲み取って伝えていますが、だいぶ自分で言葉にすることが出来るようになりました。
日記でも一文字ずつ確認しながら、持てる語彙数を駆使して文章を書けるようになってきました。
最初の頃と違って、わからないことがあれば積極的に先生に質問してくれます。
この積極性こそお友達を大きく成長させた要因です。

P1012935.jpg

今は、就学の準備として45分間の着座(立腰姿勢)を維持出来るように頑張っています。
又、お友だちとの関わりの中で社会性や善悪の判断力を育めるように導いています。
諦めない指導ですが、学習への意欲を高く維持できるように決して無理強いはしません。
少しできたらほめて承認するということが大事なステップで自信に繋がります。
苦手意識があっても小さな成功体験の積み重ねで「できるかも」「やってみよう」と感じてくれます。
なぜなら、これまでもできたんですもの。

P1012930.jpg

お友達と楽しく遊んでいる元気な声を聞くと、当時が嘘のようです。
華奢な背中にランドセルを背負い、小学校の門をくぐる少し未来の想像のお友達は、もちろんキラキラの笑顔です。
ご家庭の希望へ一歩近づくことが出来た10ヶ月になったのではないでしょうか?


所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1-2-35
連絡先:093-475-0449 
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月11日

No.731 COMPASS吉富 自然に助け合って

No.731 COMPASS吉富 自然に助け合って

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
今日は、少し前になりますが、COMPASS吉富の工作風景をご覧頂きます。

16067.jpg

最初に、みんなで集まって先生につくり方を習います。
身近なもので楽しい工作をと用意されたのは紙芯で雛の本体や顔と体を、そして紙皿と色紙。

16069.jpg

それから材料を受け取ってそれぞれ工作がスタートしました。
あらかじめ先生が丸めた紙を準備してくれています。

16068.jpg

まず、お友達は1つ目の丸めた紙芯にお雛様の顔を描きます。
お友達の描くお雛様の顔は、みんな個性的。
どこかお友達に似ていたり、お家の方に似ていたり・・・

16077.jpg

それから2つ目の紙真に和柄の折り紙を貼り、丸めて顔とくっつけます。
これで胴体が出来上がり。
柄を変えただけでそれが男雛と女雛だとはっきりわかる個性が生まれました。

16070.jpg

次に、屏風の背景になる紙皿を飾ります。
シールを貼ったり、カラフルな花模様を貼ったり、ジャバラに折った紙を貼ると・・・
美しい屏風が出来上がります。

16075.jpg

一人でどんどん進めるお友達もいれば、お友達同士話しながら作業を進めるお友達・・・
困っているお友達を手伝ってあげているお友達の姿もあちこちで見られます。
数の限られた糊やハサミを「貸して?」「はいどうぞ」と、自然に貸し借りするお友達。

16076.jpg

最後に出来上がった背景の屏風紙皿に、お雛様の胴体を並べて貼り付けると完成です。
紙皿に穴を開けて紐を通し、先生と一緒に壁に飾ります。

1.jpg

出来上がるたびに1体、また1体と増えていくお雛様は、とても華やかです。
たくさんのお友達のお雛様の中央には「しょくぱんまん」の男雛と「ドキンちゃん」の女雛。

16079.jpg

可愛いお雛様が一斉に微笑んでいる様子は見ていてほっこりします。
明らかに指先も上手く使えるようになり、ハサミ使いや糊を貼る作業も正確になって来ています。

16074.jpg

手順やルールの習得で、いつの間にかできる自分に自信が付いているお友達。
工作の楽しさは、少しずつ形になっていく喜びと、達成感、そして共感できること。

16080.jpg

お互いに良い影響を与え合い、協力しあって、皆一緒に成長していってほしいと願います。


所在地:〒871-0811
    福岡県築上郡吉富町広津550-1
連絡先:0979-23-0817
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月09日

No.730 COMPASS丸亀 & NEXT 自由な空へ・・・

No.730 COMPASS丸亀 & NEXT 自由な空へ・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
今日はCOMPASS丸亀丸亀NEXTを併用して通っているお友達をご紹介します。
お家の方は、優しい性格はそのままに、自分の言葉で表せる表現力を身につけ、人に伝える積極性も出せるようにと願っておられました。

LINE@richGuideのコピー.jpg

NEXTでは、脳の前頭葉の活性化を促す運動でアプローチ。
体を動かすと、気分も高揚して開放的な気分になるものです。
お友達の状態を見て、運動は達成感を得やすい比較的簡単なものから始まります。
以前もご紹介した「熊歩き」も定番です。
お友達も、頬を紅潮させ、笑顔が見られます。
言葉にできない色々な感情も解放され、気分もよくなるものです。
それから学習に取り組むのですが、なかなか切り替えができないお友達。

高出くん4.jpg

丸亀では着座しての学習が基本です。
丸亀でも着座を促しても、すぐに離席するなど課題に取り組むことが出来ません。
送迎でも特定の先生以外とは馴染んでくれませんでした。
そこで、COMPASSに慣れるまではお出迎えと療育を特定の先生で対応するように。
切り替えが上手にできない時は、少し時間を空けて再度声かけをしたり、気分が変わるよう場所を変えたりと工夫。
また、お友達が好きなもののお話をしたり、お友達が気に入っている療育道具を見せ、着座へと促し、興味を引き出すように。
これらの工夫が実を結び、時間はかかるものの着座することが出来るようになってくれました。

高出理史くんん2.jpg

当初から自発的な発語は見られましたが単語をポツリポツリと言うだけ。
時折、二語文も見られましたが会話は難しい状態でした。
はっきりと発音できていないものもあったので、一語ずつしっかり発音できるようゆっくり発語の練習です。
また、語彙を増やすため先生がたくさん話しかける、短いシナリオの会話を練習します。
絵カードや絵本を使っての練習は毎日沢山行われました。

98.jpg

回数を重ね、月日を重ねるうちにお友達に変化が見られるようになりました。
心を開いてからは、言葉も沢山インプットされ、そしてだんだんアウトプットへ。
今では、声を掛けるとどちらの事業所でも、声かけのみで切り替えができるようになり、どの先生とでも仲良く学習に取り組めるようになりました。
お友達の中心で楽しく遊べて、言葉のキャッチボールもスムーズになり、上手に受け答えができるようになりました。

949ba9a000655ebc3e22601ffca024d8_s.jpg

お友達はコダワリを捨てて、言葉を得て、自由な空を飛ぶ翼を得たかのようです。
泣き顔から笑顔になり、沢山の仲間もできました。
まだまだ課題はありますが、自分で「自信」を摑み取ったお友達なら、どんな課題もきっと大丈夫。
今日もサーキットトレーニングでのお友達はもちろん笑顔。
自分の翼で羽ばたいていくお友達の未来は眩しく輝いているようです。


所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東2丁目75-1
連絡先:0877-85-3428

COMPASS発達支援センター丸亀NEXT
所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
T E L :0877-35-7218

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月08日

No.729 COMPASS諫早 お友達の言葉と風船と

No.729 COMPASS諫早 お友達の言葉と風船と

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS諫早に新しいお友達が仲間入りしました。

e072d8c89f78cfa028ace1ad0109ad2f_s.jpg

言葉のお困りごとがあるお友達、お家でも「あ」「・・・やだ」という言葉が聞かれるだけでした。
COMPASSの基本は母子分離での個別指導。
初日、少し緊張気味のお友達。
先生に促されて椅子に座るお友達。
52274.jpg

最初は身近な果物や遊びの道具、食べ物などのカードを見せながら言葉をかけて行きます。
興味があるカードには目を輝かせていますが、・・・無言。
会話に取り組んで見ます。
お名前はなんですか?・・・黙っているお友達。
〇〇さんですか?これには、こくんと頷くお友達。

52275.jpg

自分を指して「私は、先生。せ・ん・せ・い、よ。」と伝えると、小さな声で「・・・せんせい」という声が聞こえました。
これは大きな発見です。
この後は発語はほとんど聞かれませんでしたが、確かに話すことができると確認できました。
後は筋道を立てて言葉のシャワーと話せる雰囲気、それが楽しいことを時間をかけてわかってもらうように導くだけです。
43223.jpg
しばらく頑張ったお友達、少しずつ言葉を出せるように。
「パパ」「ママ」も言えるようになりました。
でも、話すタイミングがまだ掴めないのか、時折ポツリと言葉が出るという状態です。
お友達の言葉の習得への道は、まだスタート地点に立ったばかり。
今は絵本やカードを見ながら「ありがとう」を練習中。
どんな動作の時にどんな言葉を使うのかをしっかり学んでいます。

52276.jpg

こちらのお友達も、今言葉の習得を頑張っています。
お友達が持っているのは風船です。
まだ言葉を出す口の構造や環境が不充分な場合、充分な呼気を吐いて音を出すことが難しい場合もあります。
そこで、風船を膨らませて息を吹く練習をしています。
他にもシャボン玉や、おでこに貼ったティッシュを揺らすといった、お友達が楽しいと感じる方法が取り入れられています。

52277.jpg

同時にこれは何、といったことを絵カードや絵本を使って耳になじませます。
繋がった音にそれぞれ意味があって、モノの名前だということ、色々なモノやコトには名前があること。
たくさんの言葉を浴びて、準備ができたらお友達はそれをどんどん吸収していくはずです。
お友達の言葉のバケツはどのくらいでいっぱいになるのでしょうか?
そのバケツから言葉が溢れて、口から飛び出すまで・・・
言語指導は根気の必要な課題です。

74de03d23439d7abd5b3c65f5d09e440_s.jpg

お友達の頑張りは今日も明日も続いていきますが、確かなゴールに続く道です。
笑顔のゴールに向かってお友達の風船は大きく膨らんでいます。


所在地:〒854-0041
    長崎県諌早市船越町891ー2
連絡先:0957-56-9328

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月07日

No.728 COMPASS武蔵新城DASH 自分で確かめて

No.728 COMPASS武蔵新城DASH 自分で確かめて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
今日はCOMPASS武蔵新城DASHの活動風景をご紹介します。
数の増減を計算するときに、おはじき」や「数え棒」などを使うと、数だけの計算よりもわかりやすいので初級者にはよく使われています。

1349.jpg

今回、DASHでは、おはじきに替えて計算定規(簡易的な計算尺)を使ってみました。
基本的な操作では、設問が「3+6=9」だった場合、この定規で3のメモリをマークし、さらに6のメモリをマーク。
それを合わせて数えてると「9」という正当が現れます。

1346.jpg

「数が分かる」というのは、数の概念が理解できることです。
数字は、数を表現するための記号。1,2,3,4・・・というものです。
数詞は、数の読み方。日本ではイチ、ニ、サン、シ・・・です。
数字が書けたり、数詞が言えたりしても、数を理解しているとは言えません。

1350.jpg

では、数の理解とは何でしょうか。
数字と違い、ものの数は目に見えず、実は説明がとても難しいものです。
ものの集合に一対一の対応を付けて、抽象化したものが数の概念につながります。
算数の計算で、この概念を持たないまま取り組んでも理解は難しいものです。
おはじきや棒を使う次の段階が数字の増減で数を理解するのですが、計算定規では、実際の数字の増減を目の当たりにすることでリアルに納得できます。

1348.jpg

お友達にとってはニューアイテムの計算定規。
一度自分で普通に計算をしてみて、確かめのために使ってみます。
すると、
「計算定規を使うと、指を使うより分かりやすい。」
「ブロックより楽しい。」
「同じ答えの足し算がたくさんあることに気がついた。」
「分かりやすかった」と、なかなか好評。

1361.jpg

この日は計算の後に、数の理解を図るため、水の「かさ」についても学びました。
形が違うペットボトルを並べて、どれが一番多く水が入るかな?というクイズです。
お友達は少し悩んで「これかな?」と、太くて背の低いペットボトルを選びました。

1362.jpg

実際には、どのペットボトルにも同量の500mlが入ります。
そこで、水を入れて測ってみます。
実験してみると、全て同じ量が入ることにお友達はびっくりです!

1357.jpg

目で見て、触って、感動とともに確かめるリアルな数の世界。
数字だけではわかりにくかったことも、確かめてみれば腑に落ちます。

1354.jpg
OMPASSで学んだことで、もつれた糸がほぐれたようにスッキリしたお友達。
自分で確かめて、しっかり納得できたお友達は、ニコニコ笑顔で今日の体験を日記にしています。
きっとこれからは、もっともっと数と仲良くなって楽しく学習できるでしょう。

所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城2丁目5番9号2階
連絡先:044-948-7328
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月06日

No.727 COMPASS三豊 新しい風を受けて・・・

No.727 COMPASS三豊 新しい風を受けて・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊に、昨年の今頃から通っている一人のお友達がいます。
保護者の方の願いは、言葉と会話が上手になるように、他のお友達と仲良く遊べるように、マナーやルールを身につけて学校に上がっても困らないように・・・という愛情深いものでした

成長記録1.jpg

COMPASSではどんなに小さいお友達でも、一旦玄関でお家の方とはお別れです。
初めの頃は心細かったのか、着くや否や、もう帰りたいそぶりのお友達。
先生から着座を促されてしぶしぶ・・・そんな学習のスタートでした。

個別指導がCOMPASSの基本ですが、準備や前のお友達との学習が長引いて待ち時間があることもあります。
そんな時はみんなでプレイルームで絵本を読んだり、好きな遊びをしながら待っています。
お友達はプレイルームでの活動でも、他のお友達や先生とも自分から関わろうとすることがあまり見られませんでした。
30f87c15e3d057b43bac546028133865_s.jpg

一人遊びに興じていたところ、先生が「さっ、お勉強の時間よ!」と呼びに来ると・・・
気持ちの切り替えが難しいお友達、勉強の部屋に誘導して着座を促しますが、机の下にもぐってしまいました。
スムースに机で学習が進むときもあれば、集中が続かず、学習が途切れてしまうことも多かったお友達。
先生の指示に対して反射的に「いやだ」といってしまうことも多く、先生を困らせていたお友達。

S.jpg

そこで、お友達と先生でお約束をすることにしました。
・先生やお母さんに「いやだ」と言いません。
・お勉強のお部屋に入ったら、お勉強を頑張ります。
・使ったものは片付けます。
お約束は、この3つです。

成長記録2.jpg

学習支援では、まず落ち着いて椅子に座る習慣を身にることからスタート。
学習体制に入れば「ひらがなのおけいこ」や「月例プリント」に興味を示してくれていたので、楽しく取り組めるように支援です。
お友達のやる気を大事に、「出来た!」を共感し、褒めることで成功体験を積み重ねました。
次第にお友達は、できる喜びと共に「お勉強が楽しい」と笑顔が増えて行きました。

IMG_20190222_165556.jpg

それでも時折「いやだ」が出てしまいます。
先生の指示に「いやだ」といってしまった時は、どうして嫌だったのかを聞き、
注意する時には、何が、どうして悪かったのかを一緒に考えるようにすると・・・
しっかり考え、そして「ごめんなさい」が言えるようになったお友達、一歩前進です。
IMG_20190222_165815.jpg

気持ちの切り替えには、お友達の気持ちに寄り添うことを大切にしました。
決して強制ではなく、お友達が自分で納得して次の行動に移せるように考えさせ、時間をとって待ってあげる。
自分で考えて選択と責任を預けることで、先生との信頼関係もでき、気持ちの切り替えにかかる時間が段々と短くなっていきました。
この頃には、遊ぶと様子でも少し周りとの距離が近付いたようです。

半年経つ頃には、日々の積み重ねにより、先生の指示を聞き入れられるようになり、学習意欲が高くなりました。

1cd6d3f89c7997723aec586f49196382_s.jpg

今日もCOMPASSのにやってきたお友達、元気な「こんにちは!」が聞こえます。
先生にもきちんと挨拶をして「今日のお勉強はいつするの?」とやる気満々。
周りのお友達にも挨拶したり、おしゃべりする様子もいつもの風景になってきました。
もうすぐ新1年生のお友達、机に潜っていたあの頃は、はるか遠い昔。
今、お友達には新しい風が吹いています。


所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月05日

No.726 生活介護Access 日常と変化とお好み焼きと

No.726 生活介護Access 日常と変化とお好み焼きと

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
生活介護アクセスから、2つの話題のレポートが届きました。

公園.jpg

こちらのご利用者様の変化には、通所開始当時をご存知の方からはとても驚かれます。
当初は自分の要望を通すことに慣れておられたようで、やりたい事を何が何でも実行しようとし、逆に嫌なことは全身で拒否という状況でした。

TRTM9609_TP_V4.jpg
写真はイメージです

お迎えに行っても気分が乗らない日は家から出ようともなさらず、地面に座り込んで大声を出し、職員の手を振り払う・・・それも力づくで。
ご家族の皆様にとっても、気分によって荒れてしまうことは大きなお困りごとでした。
年齢を重ねていかれるご家族のお気持ちを汲み、苛立ちや怒りの感情に支配されるご利用者様ご自身のためにも少しでも手助けができればと願い、Accessでは何度でも粘り強く支援をして参りました。

acboostIMGL4616_TP_V4.jpg
写真はイメージです

1年経った今では「我慢出来ること」が増えて来られたご利用者様。
せっかくの「我慢できること」が「不満」になり、情緒不安定にならない様、しっかりとストレス発散になるような活動も取り入れています。
最近では、ご自宅でも荒れることなく落ち着いて過ごせているといった報告も頂いております。

TRTM9599_TP_V4.jpg
写真はイメージです

「ストレスをうまく発散して持ち帰らない」というのも、Accessでの活動を通してご本人様の頑張りで会得出来たもの。
せっかく努力して得た忍耐力、その他のことも生活が向上できるようさらに継続して支援を続けていきたいと思います。
20190226_115833.jpg
(写真は1人前だそうです)

さて、安心して楽しく過ごして頂くことがモットーのAccess。
ご利用者様の間で話題になっていたのがテレビで放送されていた「ジャンボお好み焼き」です。
岡山にはいくつか「ジャンボお好み焼き」を出すB級グルメのお店があります。

20190226_115823.jpg

「食べてみたいね!」とのご希望があり、今日は皆さんでお昼にいただいてみる事に!
職員がテイクアウトで買ってきた「ジャンボお好み焼き」は何と1枚1.4kg‼︎
持ち上げた時のずっしり感、開けた瞬間の迫力は相当なもので、わあっと歓声が上がります。

お好み焼き.jpg

皆でシェアをして、美味しくいただき・・・見事完食しました。
テイクアウトが初体験の方もおられ、良い刺激になられたのではないでしょうか。

20190226_120831.jpg

ご利用者様の笑顔に勝るものはありません。
これからもご利用者様に楽しいひと時をご提供できるよう、またご利用者様に最善の支援ができるよう、心を込めた支援を続けていきたいと思っています。


所在地:〒701-1335
    岡山県岡山市北区高松131-15
連絡先:086-905-0228

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

No.725 COMPASS武蔵新城 お雛様と春を連れて

No.725 COMPASS武蔵新城 お雛様と春を連れて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城のお友達は「お雛様」の壁飾りで「ひな祭り」をお祝いしました。

3.jpg

お友達は、先生の見本を見ながら同じになるよううに色紙を切っています。
よく見て、ハサミを動かし、はみ出さないように、切りすぎないように・・・
そして、模様を描いたり、糊付けしたり、素敵なお雛様がお友達の手の中で生まれようとしています。

S__34496538.jpg

COMPASSのお雛様は向かって左が男雛(お殿様)で右側が女雛(お姫様)という位置でお内裏に座っていますが、実は関東と関西ではこの位置が逆になるのだそうです。

hi.jpg


全国的に見かける雛飾りは「関東雛」と言い、向かって左にお殿様が座っています。
逆に、向かって右側にお殿様が座っているものは「京雛」と言われています。

S__34496544.jpg

「京雛」では向かって右がお殿様、「関東雛」では向かって左がお殿様です。
「京雛」の位置は、宮廷の御所における玉座の位置に基づいています。

2.jpg

日本は昔から「左上座(ひだりかみざ=左は右より格が高い)」でした。
宮中ではお殿様が一番偉い方ですから、お殿様はお姫さまの左、つまり向かって右にお座りになっています。

4.jpg


明治時代になると、西洋の影響で「右上位」の考え方が宮中にも取り入れられ、大正天皇が「即位の礼」で皇后陛下の右側に立たれたことで、関東の雛人形の位置も変化していきました。

S__34496534.jpg

左に男雛、右に女雛。
上手にハサミを使えるようになったお友達の雛飾りは、一段と素敵に出来上がっています。
こんなにうまく作れるようになったのも立派な成長。

S__34496533.jpg

たくさんのお雛様が飾られた壁には桜の花も添えられました。
まるでお雛様と一緒にお友達は春も一緒に連れてきたかのようです。
キラキラと芽生えの3月の始まりにふさわしい工作となりました。


所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月02日

No.724 COMPASS小倉北 手作り絵本に描かれたのは・・・

No.724 COMPASS小倉北 手作り絵本に描かれたのは・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS小倉北で行われた「ぼくの、わたしのえほん」作りの様子をご紹介します。

DSCN1458.jpg

今回絵本作りに参加したのは「ひらがな」が書けるようになった年中さんと年長さんです。
真剣な表情で描くお友達の世界は、カラフルな色と素敵な言葉で満ちています。

DSCN1453.jpg

児童の絵の発達段階は世界共通なのだそうです。
最初の段階ではクレヨンや手に塗った絵の具を紙に擦り付ける「なすりつけ」や「こすりつけ」なのだそうです。
その感触を面白がり、描かれた指の跡の形にも興味を持ちます。

DSCN1452.jpg

少し発達した次の段階では、しっかりと筆記具を握れるようになり、クレヨンや色鉛筆でぐしゃぐしゃと色を塗り始めます。
DSCN1456.jpg

この時代があるからこそ、指先と紙の距離感を掴み、描く感覚を体感で学んでいくことができるといいます。
形をなさないその絵はメラメラ描きと呼ばれます。

DSCN1455.jpg

大人が見てもただの殴り書きでしかないのですが、子どもにとっては身近な素材や、ストーリーなど意味ある題材が含まれるようになります。

DSCN1460.jpg

やがて、丸や四角や線という形を書けるようになっていきますが、描いていくうちに後付けで生まれるストーリーが意味付けされるようになっていきます。

DSCN1461.jpg

今COMPASSのお友達は、はるかにこの段階を超えた挑戦をしていることになります。
今回の絵本作りでも、先に何を描こうかと決めてお話を作り、その様子を絵にするというもの。

DSCN1462.jpg

描かれた世界からは、お友達が心豊かに暮らしていることがとてもよくわかります。
どの絵もとても優しさや好奇心に満ちているのをご覧いただけるのではないでしょうか?

DSCN1464.jpg

お話も伝えたいことが良くわかりますし、本当に良く「視て」いることがわかります。
COMPASSでの活動をテーマに選んだお友達が多かったのですが、リアルな描写に驚かされます。

DSCN1463.jpg

毎日文字を読むことも、書くことも、会話の練習も楽しくて仕方ないお友達。
圧倒的な表現力は、好奇心で溢れたお友達の日々の努力の賜物です。

DSCN1454.jpg
スポンジのような吸収力で、どんどん吸い取っていくお友達。
可能性の翼は大きく羽ばたき、その空は無限に広がっています。


所在地:〒802-0062
    北九州市小倉北区片野新町1丁目3-53おかたビル1F
連絡先:093-931-8438
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年03月01日

No.723 COMPASSサポート丸亀 心に寄り添う支援を・・・

No.723 COMPASSサポート丸亀 心に寄り添う支援を・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
今日はCOMPASSサポート丸亀からのレポートをお伝えします。

サポート丸亀.jpg

COMPASSサポート丸亀は、平成29年2月に開設して、ちょうど2年が経ちました。
沢山の方と出会い、相談をお受けし、沢山のお友達と関わらせて頂きました。
その中でも一番初めにお会いしたお母様のことはとても印象深いものでした。
サポート丸亀として初めての相談。

b740c7392167b756df621dd5bf048323_s.jpg

緊張から話し方もとても硬くて、ぎこちなかった事を思い出します。
ご相談は、2歳10ヶ月になるお子様についてでした。
お子様は少しずつ単語は出る程度で、日常生活面でもまだまだ保護者様の手を多く必要としていました。
言葉の遅れを心配されていることから、児童発達支援事業所の利用をご提案させて頂きました。

サポート丸亀2.jpg

専門的な療育を行う児童支援事業所は沢山あります。
それぞれ個性ある療育を行なっているので、お子様の特性に合ったところをご提案するのも相談支援事業所の大事な役割です。
お母様にも賛同して頂き、まずは週3回からスタートすることに。
相談支援員はご利用が決まった後もご利用者様からのご相談を随時お受けしたり、お子様のご様子を事業所に確認したり、施設と保護者様と行政の架け橋としてサポートさせて頂いています。

81d37da3034b9e88a0fe36f59c3d92cc_s.jpg

やがて1年。
事業所の先生方のお力もあり、お子様の言葉はだんだんと増えて行きました。
契約更新時に「この1年で言葉はたくさん増え、最近はしっかりと会話が成り立つようになりました。時々口ごたえも見られているほどです。」と、ご両親も嬉しそうに話して下さいました。
お子様にぴったりの事業所のご利用をお勧め出来て、本当に良かったと嬉しくなった瞬間でした。

a5780090f3f17e4b2ed14787f74198fe_s.jpg

さらに継続して療育を続けて2年。
今年の更新時には、「日常生活面では自分の事はある程度自分で行う事は出来ています。言葉もたくさん話せるようになり、やり取りも問題はなくなりました。」と。
ところが一方で「人の話を聴かずに自分の事を一方的に話すことが多くなってきて・・」という新たなお困りごとも。

86f75d2632b37c4b241746848f34bf0b_s.jpg


「色々自分のことを話してくれることは良い事ですが、少しお友達とのコミュニケーションにも影響しているようなんです。」と。
そこで、相談支援事業所からも事業所に「人の話をきちんと聞く力」もしっかりと身につけながら成長を目指せるようにと依頼です。

ff267fa792a4a05dc0571d1c8b326ac4_s.jpg

来年の更新時には、お友達はもう小学校に入学です。
出会いから3年目となる来年の春には、コミュニケーション能力が向上し、児童発達支援事業所からの卒業となるように願っています。
保護者様の想いを受け止め、お友達の成長を願いながら、これからも陰になり日向になり心に寄り添うサポーターでありたいと思います。


COMPASSサポート丸亀
所在地:〒763-0081
    香川県丸亀市土器町西6丁目113−7
連絡先:0877-35-7288

(電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年02月28日

No.722 COMPASS観音寺 拍手を浴びて・・・

No.722 COMPASS観音寺 拍手を浴びて・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺のお友達は言葉のつまづきがありました。
平成29年の秋からCOMPASSの仲間に加わったお友達。
当初はやはり発語が少なく、小声です
ご両親もお友達が将来困らないように、正しい発語を身につけ、上手にお話ができるようになってほしいというご希望でした。

IMG_20190225_165609.jpg

学習では、まずは「月例プリント」と「平仮名のおけいこ」に取り組み、楽しく学習することを大切にし、言葉への興味を引き出しました。
学習が進むにつれ、拙さは残るものの発語も増え、次第に自発的なコミュニケーションが見られるように。
文字への関心も高まり「何と書いているのか気になる。」「自分の力で読めるようになりたい。」と積極的に。
自ら絵本を手に取り、一人で読もうと一生懸命取り組む姿が見られるようになりました。

IMG_20190225_171520.jpg

そこで、学習内容に一年生の国語の教科書の音読と、暗唱突破を取り入れました。
この頃から先生にたくさん質問するようにもなり、読める言葉が増える度に嬉しくなり笑顔がどんどん増えてきました。
音読も始めた頃は単語で区切り区切り声に出す程度でしたが、くじけない頑張りを見せ、努力を積み重ねるうちに次第に突っかからず読める様なってきました。
わかる言葉が増え、読める文字も増え、苦手な音読が楽しくなってきたお友達、読み上げる声も大きくなってきました。

1659a1060db91580ce13edfd9a26a666_s.jpg

最近の出来事ですが、学校の宿題の「詩作」の手直しをCOMPASSで行った時のこと。
お友達は自分の想いを詩にして、その詩のイメージで描いたカラフルな花火の絵をみんなの前で披露しました。

作文.jpg

注目されて、最初は少し照れくさくてモジモジ。
でも「がんばれ!」と応援してくれたり、真剣な表情で聞いてくれているみんなの姿に励まされたお友達。
大きな声で、見事に堂々と発表することができました。
聞いていたお友達から惜しげもない拍手が起こり、お友達は拍手を浴びて・・・
みんなが自分の作った詩を聞いてくれたこと、その詩を聞いたお友達や先生が「すごいね!」「上手にかけたね。」と褒めてくれたことがとても嬉しくて、お友達は最高の笑顔に。
この素晴らしい経験は、お友達の確かな自信となりました。

0c9f254e4e424fa8d16073296b07b688_s.jpg

言葉の成長とともに交流も拡がりをみせるお友達ですが、たくさんお話ができるようになった今でも、伝えたい思いをすぐにうまく伝えられないことがまだあります。
これからの課題は相手の言葉をよく聞き、楽しく会話ができるようになること。
言葉を味方にできるよう、まずは基本の挨拶から。
「先生、おはようございます!」元気なお友達の声が心地よく響くCOMPASSでした。


所在地:〒768-0022
    香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年02月27日

No.721 COMPASS吉富 1,2,3・・・そしてその先へ

No.721 COMPASS吉富 1,2,3・・・そしてその先へ

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
今日の主人公はCOMPASS吉富の9歳の女の子。
2年前の春からCOMPASSに通っています。

15516.jpg

お友達はとても素直で、笑顔がとても素敵な子です。
でも実は「数」がとても苦手。
先生と一緒に1、2、3・・・と数字を読んでいくことはできるのですが、数字の概念がちょっと曖昧なようです。

94473a2d00c42aeac101347eda9ca9ee_s.jpg

数字が苦手、数学が苦手という方は意外といらっしゃるかもしれません。
苦手だと思った途端、それはまるで難解なパズルのように思えてしまいます。
これは苦手と認識したものに対し、脳がストレスにならないよう自衛しているからなのだそうです。
ストレスを回避するため、脳が新しいものに対して拒否反応を示すのは特別なことではありません。
脳が防御体制に入ると、右脳での漠然としたイメージが遮られて、左脳で整理整頓される前にシャッターが降りてしまうのです。

5fa3b060793fff7546eeb617700a542e_s.jpg

これを乗り越えるためには、何度でも繰り返し、少しずつ段階を上げて慣れていくしか方法はありません。
嫌いな食べ物を我慢して食べるようにすると、慣れてきて、美味しく感じないまでも食べられるようになるのと似ています。
何度も繰り返すことで、次第に慣れてきて、頑なな拒否が起きなくなってきます。
苦手な数字に対しても、見て、触れて、確認してともかくやる、翌日も同じように、またその次の日も同じことを繰り返します。

385c25972cee36b43a7e6e5dc0110a73_s.jpg

すると、時間がかかりながらも段々慣れ、苦痛ではなくなってきます。
苦痛から解放されると「できる」ようになり、できると「面白いな」と感じられるように。
ここまでくるといきなりシャッターが降りることはなく、右脳でイメージされ、情報が左脳にまで伝わり、論理的思考として処理されるようになるのだとか
さらに繰り返すことで記憶として定着し、使いこなせる能力となっていきます。


87b26988bf7b14455fb5fb006661c125_s.jpg

お友達の目標は、数字を認識出来、個数の概念を理解し、数字と物の数が結び付いてわかるようになること。
目の前の数字に、ちょっとこんがらがってしまう様子のお友達。
そこで、楽しく、飽きずに数への興味に導くために、先生はまず手作りの教材を準備しました。
傘の他、鉛筆、帽子、水筒、靴、フォークの絵柄など、馴染みが深い日常の道具を選びました。

15515.jpg

各絵は6枚ずつ、袋に1〜3の数を付けて、数字と同じ枚数だけカードを袋に入れます。
最初の頃、2まではこなせますが、3以上になると迷って動きが止まってしまうため、まずは3までに限定して学習を行うことに。
この学習には相当な時間が費やされ、繰り返し、繰り返し行われました。
これが実を結び、次第にバリエーションが増えていくお友達。
数字だけのカードでも、「1」のカードを見て「イチ」と言い、裏返してイチゴに指を当てて「ひとつ」と言いながら数えるように。

15517.jpg

1〜3までに限った学習、繰り返しの効果で、お友達の数字の理解は深くなっていきました。
迷うことなく数字を言えるようになったお友達、自信がついたのか、最近はとても意欲的。
自分から興味を持って、もっと上の数字もやりたいと申し出ます。

15518.jpg

今、お友達が挑戦しているのは「1〜10」までの数。
まだ慣れない数は混乱し「3」と「8」を間違えてしまったりすることもありますが、時間をかければ光は見えてきます。
あんなに苦手だった数字を学習することが、お友達は大好きになりました。
大好きになるまでにはどんなに苦痛だったことかと思うと、胸が熱くなるほどです。
本当にその頑張りは素晴らしいものでした。

15519.jpg

このお友達も勿論ですが、成果を出しているお友達はみんな努力家です。
そして、その頑張りの先に「自分の力でできた!」「やれた!」という感動と喜びが待っています。
その輝くゴールだけを、今、お友達は見つめています。


所在地:〒871-0811
    福岡県築上郡吉富町広津550-1
連絡先:0979-23-0817
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年02月26日

No.720 COMPASS丸亀Link お友達のホワイトボード

No.720 COMPASS丸亀Link お友達のホワイトボード

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Linkでは、今日も沢山のお友達が元気に通ってきています。
この笑顔の中で、ひときわ成長を遂げたお友達がいます。

f721818653d28f71e6f306a5c8282d7e_s.jpg
写真はイメージです

お友達は小学校3年生。
COMPASSには一昨年の秋から通っています。
興味がないものには全く関心を示さず、ちらりと見ることもないお友達。
先生が笑顔を向けても、視線も合わせてくれません。
コダワリが強く、少しでもイレギュラーなことには対応が難しいお友達。
同年代のお友達ともうまく遊べないことも保護者の方は胸を痛めておられました。
「ストレスなく、お友達とも楽しく交流させたい。」相談時に話されたご家族の想いをしっかり受け止めた先生たちです。

6e3f53ee03c16d4bfb64672e13a30c86_s.jpg
写真はイメージです

初日、オモチャをいじってみたり、絵本をめくってじっと見るなど、遊びに興じる姿がありました。
興味をなくすまでの集中は素晴らしく、上手に導くと比較的早期に改善が見られるかも知れません。
そこでまず着座を促し、絵カード、数あてゲームなど遊び感覚の課題をいくつか試します。
気に入ったものだけをやりたがり、おしまいと言ってもやめたがらず、次の課題に移ると途端に不機嫌に。
意に沿わないことは断固拒否、キーッと声に出して嫌だと意思表示です。
離席する、教材を投げる、耳をふさぐなど徹底抗戦。
希望が通らず悔しい、わからない!いや!と、ストレスから体を揺らす常同行動も見られました。

7fd2822852a1a98ef2713a74a647afaf_s.jpg
写真はイメージです

先生はお友達にしっかり寄り添いますが、決して甘やかしたりしません。
笑顔で穏やかに制して、お友達が落ち着くのを待ち、静かに課題を進めます。
こんな全身で拒否をする「お友達」対「先生」という光景は、実に数ヶ月続きました。

半年経った頃、少しずつ変化が見えてきました。
指導の前に今日のスケジュールを伝えるようにすると、お友達は安心した表情に。
キラキラのタイミングです。
8db005a807e708832c151269da9cdd40_s.jpg
写真はイメージです

そこで、その日の課題を小さなホワイトボードに記入し、一緒に確認するようにしてみました。
このやり方は、お友達の個性にとてもマッチしたようです。

その日の事情で止むを得ず予定が変更になるときは、まだ苛立ちを隠せないこともありました。
でも当初に比べると、比較的早い段階で納得し、変化に対応することができるようになりました。

S__19873807.jpg

ホワイトボードのお友達のスケジュール。
それは、やがてお友達自身が記入するアイテムに。
突発的な変更も想定できることも多くなり、速やかな対応へ変わりつつあります。
お友達は、まるで先生のようにボードに予定を書き込むことが誇らしく、それは同時に集中と積極性の芽生えを育みました。

5fc957da591924dabb1a051e3e8bd0a4_s.jpg
写真はイメージです

毎日の集中が実を結び、お友達の語彙力もはるかに向上しました。
持て余していたやりきれない想いや、喜怒哀楽の色々な感情を言葉に変換することができるようになり、少しずつ穏やかに、笑顔にと変わり、先生の指示にも素直に従えるようになってきています。

5ac63a5f7b26a139a4d4ba5e589dfdf5_s.jpg
写真はイメージです

驚いたことに、一番苦手だった集団活動にも大きな変化が。
グループワークではまだ限られた活動ではありますが、工作などで自分のパートをしっかりこなし、周りに協力することを学び始めています。

ba7a0a4793b7d8c029ea3cfb8f7fe610_s.jpg
写真はイメージです

春には4年生になるお友達。
いずれホワイトボードがなくても物事や作業の見通しを立て、自分で考えて正しい振る舞いを選択・行動できるように、挑戦は次のステージへと続いています。
もっと加速するであろうお友達の成長への長い道程には、伴走者としてずっと先生も一緒に・・・



所在地:〒763-0072
    香川県丸亀市山北町465-1
連絡先:0877-43-7328

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする

2019年02月25日

No.719 COMPASSしまんと NOと言わない

No.719 COMPASSしまんと NOと言わない

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとをこの春卒業する頑張り屋のお友達がいます。

1.jpg

お友達がCOMPASSに通い始めたのは2年前の春。
保護者の方は、高校を卒業したら社会に旅立つ息子が困らないよう、身辺自立ができるようになって欲しいとご希望されていました。

2.jpg

身辺自立の課題の1つが衣服の着脱。
まずはお友達に実際にやってもらって、どこでこんがらがってしまうのかよく観察しました。

4.jpg

お友達は当初、一人では靴下や服の着脱を行う事も難しいようでした。
やればできる!と信じて、工夫を凝らしたお友達との二人三脚が始まりました。

6.jpg

お友達は自分の手順にこだわり、なかなか素直に取り組むことができません。
会話での意思疎通にも難しさがあるお友達。

3.jpg

COMPASSに通うことに慣れてきた頃、少しずつ明確でシンプルな指示には従うように。
先生は指示するだけでなく、お友達の目の前でやってみます。
そして、お友達もトライ。

IMG_20190219_162147.jpg

服を着るときには前後の向きが混乱しやすく、間違ったところをもう一度やって見せると、お友達も再度トライ。
練習のスタートは、本来マイペースなお友達、取り掛かりも時間がかかっていました。
やがて先生の声掛けで練習を始められるようになり、時折、服の前後を間違えても、違いの指摘や、やり直しを伝えるとすぐさま従えるようになりました。

7.jpg

靴下では、踵部分を踵に当てて履くことが難しいようでした。
保護者様も、お友達が区別しやすいように靴下の後ろに印をつけてくれるなど色々と協力してくださり、愛情をいっぱい受けての頑張りです。

IMG_20190219_161838.jpg

素晴らしいことに、やり始めるとお友達は決してNOとは言いません。
そこには繰り返し、繰り返し脱ぎ着の練習を頑張るお友達の姿がありました。

靴下2.jpg


来る日も来る日も、繰り返し声をかけ、練習を積み重ねていくお友達。
お友達の挑戦はまだまだ続いています。
衣服の脱着だけでなく、日常の挨拶の練習も頑張り、着座で本の読み聞かせもじっと聞いていられるように変化してきました。

靴下.jpg

集団活動では、先生と一緒なら他のお友達とも仲良く過ごせるまでになってきました。
長期休みの間もお友達の挑戦は続き、自分でお弁当箱をカバンから出して昼食の準備をしたり、一人でトイレも使えるように取り組みを頑張っています。

IMG_20190219_161827.jpg

最初の頃、上手くいかなかったり気に沿わない指示には従えず、癇癪を起こしていたことが嘘のようです。
最近、家庭でも靴下の着脱をする姿を見せてくれましたと保護者の方が喜びの報告をしてくださいました。

IMG_20190219_191214.jpg

靴下も、洋服もこんなに上手に着られるようになったお友達。
できるまで頑張ること、できたら嬉しいこと、みんなが喜んでくれること、そして自分も嬉しいことをたくさん経験したお友達は、誇らしい笑顔です。

8.jpg

高校を卒業と同時にCOMPASSも卒業です。
頑張った日々、つまずきながらも自分でできるようになった喜びを忘れず、誇りを胸に立派に卒業してくれることでしょう。


所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328
(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.
posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
100.jpg