2020年06月30日

No.1110 COMPASS樟葉 「きれいな字が書けて嬉しい!」が嬉しくて

No.1110 COMPASS樟葉 「きれいな字が書けて嬉しい!」が嬉しくて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS樟葉に昨年末から通い始めたお友達。
特に会話についての困り感が大きかったと言います。

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会話はできますが、語彙も少なく、話されたことや問いかけの意味が理解が難しいのか、受け答えが正しくできません。
読みにも困りごとがあり、学習で読むことにつまづく度に意識が拡散し、学習に集中できません。

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COMPASSに通い始めた寒い季節には、とにかく離席が目立ち、集中に欠けていました。
例えば、聞いたことに答えようと言葉を口にしますが、質問とは違う答えを言ってしまいます。
質問の意味の理解へも、助詞の使い方への理解も不充分なために起きる事象のようでした。

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個別支援計画としては、集中して学習に取り組めるよう、また語彙を獲得し、会話のルールを身に付けられるようにと「50音の識字」「3語以上の言葉で会話ができること」が目標に設定されました。
色々な場面での経験を通して、自信や意欲を育てて行けたらと願います。

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まずはCOMPASSの基礎である着座の練習が始まります。
そして、座った姿勢で学習のお約束として先生のお話をよく聞く・よく見ることの大切さを繰り返し伝え、理解を促し、できたときは大いに褒めて、お友達のやる気と継続を引き出すように努めました。

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実践のプログラムは、自由な会話を通して経験を積むことから。
言語理解・状況判断につながるように、先生の動作を見て2〜3語文の使い方の模倣や会話実践の練習を。
日記も大いに活用し、会話から文の組み立てや言語の理解を深め、日記にするときに正しい文法に言い直して助詞の使い方や言語理解を深めていきます。
また、繰り返し「ひらがなのおけいこ」「50音表」で読み書きを行い、識字を促しました。
音読では、文章を読むことで理解力や助詞の使い方をたくさん経験し、理解を深めるように促しました。

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お友達は言語指導で特に必要だと思われる「助詞の使い方」が特に苦手だったので、助詞の部分を隠し、そこに何が入るか考えて答える問題をたくさん行いました。
毎日、毎回、ことあるごとに語彙を増やし、会話の学びは続きます。

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今では集中力がついてきて、座って学習ができるように変化が見られるようになりました。
1語文だった会話から3語文以上でも会話が成立するようにも成長を見せるようになりました。

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ここまでがわずか半年の軌跡です。
この目を見張る程、集中して取り組めるようになったお友達に、識字できるようになったお友達に、質問への正しい回答ができるようになったお友達に、保護者様も大変な驚きと喜びを感じておられるようです。

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この半年で一番先生が嬉しかったことは、お友達からの「きれいな字が書けて嬉しい!」という言葉でした。
字が読める喜び、気持ちを表現できる喜び、そして人の気持ちが言葉を通して伝わる喜び。
達成感と話せる喜びはお友達の人生を間違いなくより豊かなものにして行ってくれるに違いありません。

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お友達の人生はここがゴールではありません。
これから次の半年、その次へともっと長い会話ができるよう、もっと豊かな表現ができるように、そして堂々と人前で自信を持って発表もできるように、言葉マスターを目指す道程は続きます。

所在地:〒573-1116
    大阪府枚方市船橋本町2-9-2 ペブルコート樟葉102号 
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2020年06月29日

No.1109 COMPASS須崎 生活・学習から意欲へ

No.1109 COMPASS須崎 生活・学習から意欲へ

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS須崎に昨年の初めから通い始めたお友達は、今年中学3年生になりました。
成長していく我が子の将来を想い、保護者様の願いは「友達と関わりが持てるようになってほしい。また、思いのままに行動してしまうので、時間を考えた行動ができるように事がようになってほしい。」というものでした。
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当時お友達はすでに中学1年生でしたが、語彙数もあまりないせいか発言もあまりありませんでした。
着座しても不意に離席し、好きなように動き、じっくりと取り組むことができません。
集中が切れると、繰り返しお気に入りのテレビCMで流れる歌を場面構わず歌い出したり、鉛筆を口に加えて噛んだり、鉛筆の芯を歯で抜くような手遊びが始まります。
文字を書くときも、想像以上にプリントの回答欄からはみ出さんばかりの大きな文字です。
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もう体格も大きいのですが、スキップのように大きく飛びはねて、先生の背中目掛けて勢いよくおんぶをねだってきます。
トイレでも排尿がまだ終わりきっていないのに、ズボンを履き、失敗をすることもありました。
一人では着替える手順を踏んでいくことが難しく、着替えにも少し支援が必要でした。
個別支援計画には、言葉を獲得でき、他者との円滑なコミュニケーションを基礎におき、他社との距離感を経験で学んでいくこと、また生活に必要な数の計算、お金の学習などが組み込まれました。
日常生活では、一人で出来ることを増やし、生活習慣を身に付けられるよう促していきます。

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関わりを学ぶプログラムとして絵カード、簡単な絵本、数字やお金の学びとして、簡単な一桁の足し算、引き算、掛け算が取り入れました。
また、衣服の整頓、トイレ後始末、手洗いなどの一連の動作の完成を目指します。

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文字の大きさを考えられるように、プリントの答えをかく場所に一つ一つ枠を書いてあげると、枠の中におさめて書くことができるようになりました。
トイレでは、先生が一人必ず付き添って、見守りのなかで声がけを繰り返し行い、それから「ズボンを履く」「上に上げる」という動作を定着していっています。

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日常動作のうち、今の時期はとても大事な「手洗い」。
ちゃっちゃっと指先だけ濡らす程度しかやろとしなかったのですが、やっていたものをYouTubeに流れていた「あわあわ手あらいのうた」を活用してみると、いまはしっかり指の間や、手首まで歌をうたいながら洗うことができるようになりました。
便秘がちなので、意識して水分をとることも促すように習慣づけると、いまではお茶を何回も飲めるようになったので体質改善に繋がっているようです。

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発語練習では、カード、絵本の音読も進んでいます。
苦手な引き算では嫌な様子も伺えるときもありますが、先生と一緒に取り組み、促しながらゆっくりではありますが学習が進んでいます。
言葉と物のマッチングでは、身のまわりのものは答えることができたり、学校の友達や先生の名前も言えるようになってきました。
今では要求は言葉にして発言できており「◯◯ください。」と言えるようになり、片付けもできるように成長を見せています。

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まだCOMPASSでも他のお友達に積極的に関わろうとする様子は見られないものの、先生には要求を発言したり、クレーン現象で訴えることがあり、読めない漢字や英語のロゴなどは、先生が読んであげると納得して行動する様子が見られるようになりました。

ほとんどできなかった洋服の着替えでは、脱いだ洋服を手を添えて畳み、リュックに入れるまでの一連の流れが出来るようになりました。
離席しても「席にもどりますよ。」の声がけに、気づいて席に戻ることができるようになっています。

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お友達は中学校の最上級生になりました。
これからは個別に加え集団活動を通して、マナーや生活習慣を身につけながらも皆と一緒に楽しく過ごせるよう促していきます。
また、学習時間が終わるまで、その最後まで着座姿勢を保ち、目の前の課題を最後まで終わらせられるよう、その成功体験を通して達成感や向上心を育てて行けるよう、お友達の中にまだまだ眠る可能性を引き出す支援を続けていきます。

所在地:〒785-0036
    高知県須崎市緑町9-27 須崎保岡ビル2F
連絡先:088-855-9338
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2020年06月27日

No.1108 COMPASS中讃センター わずか半月の軌跡

No.1108 COMPASS中讃センター わずか半月の軌跡

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
今日は、中讃地区COMPASS児童発達支援センターに今月初めから通い始めたお友達の成長をご紹介します。

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お友達は色々なことに、とてもこだわりを持っています。
こだわりの象徴が肌身離さず持ち歩くブランケットで、方時も離そうとしません。
順序や手順にもこだわり、自分のやり方を先生から矯正されたとき、わざわざもう一度やり直してしまいます。
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何かを夢中でしていたと思えば、いきなり離席して気になるものの方へ走り出します。
こんなふうにお友達の通い始めは、確かにCOMPASSにきていて、確かに着座しているのに、心はピンボールのように弾け続けていたお友達でした。

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そんなお友達への保護者様の想いは「できないと感じると途中で投げ出してしまうことも頑張れるように。好きなことを自信を持って楽しんで、豊かな心で周りの友達と過ごすとき、優しい気持ちで接して楽しく過ごして欲しい。」という優しい願いです。

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この願いを受けて、お友達の個別支援計画は設定されました。
学習に意欲を持ち落ち着いて取り組むことが出来るように、言葉を使ってのキャッチボールができるように、簡単な数の計算ができるようになるようにという目標です。

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まずは着座からですが、音読、ひらがな・カタカナ練習、コミュニケーション、カード、みつばプリントで数・計算、お箸の練習などなど、多彩なプログラムがお友達のために用意されました。
お友達の成長は、剥がし続ける日めくりカレンダーが日毎に薄くなっていくのを見るようでした。
COMPASSへ来るたびに、お友達のこだわりが少しずつ、ほんの少しずつ解けていきます。
あの肌身離さず常に持っていたブランケットも、最近はCOMPASSに着くと、自分からバッグにしまいに行くのだとか。

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特にお気に入りになった絵本は自分で音読をやりたがり、文字の読みかきに興味をもち、ニコニコの笑顔で意欲的に取り組めています。
先生とはコミュニケーションが成立するようになりました。
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仲良しのCOMPASSのお友達とは「好き」な分とても距離が近く、一緒に遊びたくても自分の思いを押し通そうとするため、小さなトラブルになりがちで、大抵は先生が間を取り持つように配慮しています。

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COMPASSへも毎日ではなく、特に自粛期間中は自宅にいても「ひらがな」を書く練習をご自宅で繰り返していたそうです。
好きなことを見つけ、色々なことに自信を持って取り組めるようになってきました。
そして、学習の面白さがわかってきて、とても落ち着きを見せるようになってきました。
ここまでの成長が、わずか半月足らずでの出来事です。

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これからはCOMPASSでの活動を通じて学習や遊びへの興味や関心を広げ、経験を積み重ねることで成長、発達を促していきます。
また集団の中での生活を通して基本的な生活習慣、ルールやマナーを身につけ、他者とのコミュニケーションが取れるよう支援も続けます。
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こだわりはまだ完全に手放すことはできていないお友達ですので、切り替えられるように、そしてより良い療育方法を模索し一緒に歩みを続けていきます。

所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東4丁目780
連絡先:0877-24-5328

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2020年06月26日

No.1107 COMPASS佐賀中央 目と目が合ってから

No.1107 COMPASS佐賀中央 目と目が合ってから

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央に今年の初めからやってきた3歳のお友達。
最初はご挨拶どころか、目が合うこともありませんでした。
お母さんと離れたがらず、涙で入室し、名残惜しそうに入り口あたりに居続けるお友達です。

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語彙や表現が不十分で、自分の気持ちをうまく言い表せないでいることを保護者様は心配されていました。
COMPASSではこのご心配が解消されるようにと、言葉の学び、言葉の成長を通してお友達との関わり方が上手くいくように支援計画を設定、言葉の他にも一人で着替えられるようになど身辺自立を促すことも目標に設定。
指導は基本の言語指導に加えて、プリントの同形発見、点描、異形発見などからスタートします。

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まだ幼く、着座した状態で集中することに慣れていないお友達。
そこで、馴染みのあるキャラクターで興味を持たせ、なかなか難しかった遊びから学習への切り替えを促すように図ります。
お友達がお気に入りのカラフルな色のペンも活用し、学習への誘導を促ことで少しずつ集中力をつけていこうと考えました。

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お友達は、最初の頃の目が合わない状態から、今は自分から話しかけようとする様子に変わってきています。
話せないことでもクレーンや動作で何とか気持ちを伝えよう頑張りを見せ始めています。

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まだまだ発音も不明瞭だったり、理解して使いこなせる語彙も少ないものの、絵本やプリントなどを指さしてトントンと伝えようとすることが増えたり、どうにかして自己主張しようとする場面も多くなりました。
COMPASSに着いても、もう入り口のウロウロはなくなり、泣くこともなくなりました。

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学習の姿勢も変化してきて、落ち着いた着座状態で、きちんと学習に取り組む時間が増えてきました。
周りを気にかけるようになり、先生にハグを求めたり、終わって帰宅するときにも手を振ってバイバイができるようにもなってきました。
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ふとしたときに目と目があって、ニッコリのお友達、ニッコリの先生。
そんな時、覚えた色を突発的に「あお!」とはっきり言うこともあるのだとか。
緊張も解けてきて、表情がにこやかに、柔らかくなってきたそうです。

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お友達の成長は今ようやくスタート地点。
お友達のペースに寄り添い、眠っている成長のタネに水を巻き、雨風を避け、スクスクと成長できるように笑顔の支援は続きます。
これから夏に向け、更なる言葉の成長と、お着替えなどの身辺自立へ向けて、新たな歩みが始まります。

所在地:〒849-0922
    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
連絡先:0952-97-7358
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2020年06月25日

No.1106 COMPASS高松.Jr そのリズムで・・・

No.1106 COMPASS高松.Jr そのリズムで・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松.Jrにも可愛いお友達が春の嵐を連れてきました。
COMPASSでは毎日お友達が等逆すると検温をするのですが、毎回泣いて検温を嫌がります。
着座ができず離席を繰り返し、着座を嫌がるどころか、椅子や机に登ってしまいます。

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保護者様は、言葉がしゃべれるようになってほしいと言うことも大きな願いでした。
落ち着いて欲しい、友達と仲良く遊べるようになってくれたらと希望をCOMPASSに託されました。

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当面は、着座ができるように促し、言語の獲得が第一目標となりました。
そのために選択したのが口・舌の体操、母音の口の形の練習、あいうえおのえほんで発音練習、絵カード、ボタンやスナップボタンつけ外し、ひも通しなど、基礎的な課題をこなすことでした。

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さて、いっときもじっとしていないお友達。
部屋から出ようとしたり、椅子や机に登るなどの気まぐれで急な動きが頻発して、先生たちもいっときも目が離せません。
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実はお友達は体格が大きい方で、制するのに力も必要で、迂闊な体勢では先生が押し倒されそうになってしまうのだそうです。
切り替えも課題で、余暇の時間でおもちゃで遊び始めると、次の行動への切り替えが全くもって難しいのだとか。

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お友達と過ごす一進一退の毎日。
それでもCOMPASSに到着して、靴や鞄を片付け、手洗い・うがい、そして検温と言う流れを嫌がっても泣いてもブレずに毎日繰り返します。
諦めなのか、少なくとも検温は嫌いではあるものの、泣いて嫌がる事様子も次第に落ち着いてきました。

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そして今では、着座して落ち着いて学習に取り組む姿を見せるようになってきました。
現に発音練習でも、先生の口真似で、時折声を出そうと言う仕草も見せて、何らかの声を聞かせてくれるようになりました。
何より、不機嫌な表情から少しずつ笑顔になってきていることで、お友達の心の扉が開いてきたことを感じるのだそうです。

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啐啄同期、お友達の場合も成果を見据えながらも、お友達のリズムに合わせ、お友達の中に眠っているエネルギーをタイミングを見計らい、無理なく引き出していくことが大切です。
だからこそ、COMPASSでは目標の達成に向けて、これからも一つ一つの積み重ねを大切にしていきます。
お友達が「できた!」と満面の笑顔で口にしてくれるその日を目指して、今日もブレずに優しく促す療育で未来へ向かっていきます。

所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 U 号棟
連絡先:087-864-5328

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2020年06月24日

No.1105 COMPASS松山 できた!楽しい!もっともっと!!

No.1105 COMPASS松山 できた!楽しい!もっともっと!!

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS松山に4月から通い始めたお友達は3歳、年少さんです。

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日常生活で必要になってくるトイレや食事といった日常生活を身につけて欲しいと保護者様のご希望でした。
キャッキャっとはしゃぐ声も可愛らしいお友達ですが、会話では言葉の不明瞭なところも見受けられました。

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お友達の様子を慎重に確認しながら不明瞭な発音をできるだけ明瞭に改善し、ひいては言葉でのコミュニケーションがスムーズにできるようにと支援計画を立案しました。
言葉を育てる基本のプログラムであるあいうえお唱和、絵カードに加えて、手や指先の技能向上と力をつけるため、スナップボタンつなぎ、ビーズ通しもプログラムに取り入れられます。

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ニコニコと可愛いお友達ですが、相応しくない場面でも「お話をしたい」気持ちが勝ってしまい、ついおしゃべりが止まらなくなります。
ソワソワと落ち着かなかったり、気が散りやすい特性もあるようです。
トイレは、自主的に行くことはありませんでしたが、度々促してトイレに座らせ、上手に用をたせたときには手放しで褒めちぎります。

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こうしてCOMPASSで楽しく過ごすことや、COMPASSでやることが身についてきたお友達。
短期間でも変化は見られ、トイレに誘うと素直に座り、出来たとき、本当に誇らしそうにニコニコです。

発語や発音、絵カードでの名前の一致を毎日の学習で経験し、とにかく「できた!」ことが嬉しくて嬉しくて、周りのお友達にも自分から関わり、順番を待って話しかける姿をよく見かけるようになりました。
この成長ぶりはおうちでも発揮されているようです。

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ステイホーム期間にお母様と一緒にパウンドケーキを作ったのだそうですが、その日仕事から帰ってこられたお父様に「冷蔵庫にオレンジケーキ作って入れてるから食べてね。」とお話をする姿を見せてくれたのだそうです。
保護者様は、言葉が以前より増えていることにただ驚いています、と嬉しい報告を教えてくださいました。

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今日より明日、明日より来週、そしてもっと先へ過ぎていく日々の中で、小さな学びの積み重ねの繋がりを願いへと繋げます。
まだまだ不明瞭な部分を残すお友達の発音の改善を促し、新しい語彙の獲得や、言葉の理解を育てていきます。

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「できた!」「楽しい!」「嬉しい!」そして「もっと、もっと!」
お友達が願うままに、未来へ繋がるようにこれからもしっかりとCOMPASSは支えていきます。

所在地:〒791-8034
           愛媛県松山市富久町300-2
連絡先:089-989-8138

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2020年06月23日

No.1104 COMPASS高知 衝動が消え、成長へ

No.1104 COMPASS高知 衝動が消え、成長へ

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火曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知のお友達、通い始めて2年目の夏を迎えようとしています。
保護者様も就学までに切り替えや全体的な能力向上を願っておられました。

通い始めのお友達、先生の片付けの指示へもきちんと対応ができていた反面、時折乱暴な言葉を口にする場面が見られました。
勿論、場にあった適切な言葉による表現ができるよう促していきますが、直情的に感情剥き出しで癇癪を起こす姿を見せることもあったといいます。

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当初の支援計画は語彙数の獲得、数認識、そして集団で落ち着いて過ごすことができることを目標に設定。
絵カード、数字のカードやビーズなどの半具体物の活用で数認識を育て、プリントで数の増減などの学びを取り入れます。
さて、こうしてお友達の療育がスタートするのですが、当時のお友達はひらがなを読めない状態でした。
鉛筆を持つことも運筆にも抵抗ありませんでしたが、ひらがながわからない状態で自分の名前すら書けず、すぐに嫌になり、泣き出し、癇癪を起こしてしまいます。

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自分のやりたいことを邪魔されると、鉛筆を支援員の腕に刺そうとするなど、とても激しい怒りを見せることもありました。
分からないこと先生に尋ねる時も「知らん!」と突き放すような言い方で、その都度、先生は気持ちの伝え方や聞き方などを丁寧に伝えます。
お友達の怒りの感情、癇癪を表しても何も解決することはないこと、語彙を増やしながらこういう言い方をすると相手にも伝わりやすいという学びを繰り返し促していきました。

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数ヶ月の後、少しずつ変化を受け入れ、新しいことを受け入れ、一つずつ自分の力に変えていったお友達。
わからないことがあっても落ち着いて取り組み、イライラする様子が次第に見られなくなってきました。
ひらがなの読み書きも習得が進み、就学までには何とオールクリア。
特に数認識が進み、足し算・引き算が得意になって、3つの計算もスルスルと解くことができるようになっているのだとか。
これは、大変な成長です。

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就学してからは、自分の思ったことを言葉で伝えられるようになって欲しいという保護者様の願いに対応する形で、漢字、計算など学習の幅を広げ、助詞を使いこなせるようになって2語文・3語文の会話を促し、そして他者との関わり方を学んでいくことを目標に設定するに至ります。

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これまでは、人と関わるより一人で過ごすことを好んでいたお友達ですが、ここにきて他のお友達に積極的に声をかけるようになり、一緒に遊ぶ姿も増えてきたのだそうです。
先生にも自分の思いを伝え、教えて・助けてと言えるようになってきています。
学習の楽しさ、面白さを知ってからは、自宅でも食事を忘れるほど勉強に熱中している様子を見せているのだそうです。

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2年余りの中で大きな成長を見せてきたお友達。
少しずつ自分の想いを文章で表現はできるようになりました。
筆圧のばらつき、また会話でも対象になる相手との距離を測った音量の調節が体得できておらず、ついつい大声になることが課題です。
会話の幅を広げるのと同時に対象をとるバランスの習得もまた、学習や活動の経験の中で学べるようにと願いながら支援は続きます。

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    高知県高知市高須1丁目16-24
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2020年06月22日

No.1103 COMPASS枚方 言葉がまっすぐ届く様に

No.1103 COMPASS枚方 言葉がまっすぐ届く様に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS枚方のお友達、通い始めたのは2年半前のことです。
当初、保護者様は、お箸や歯ブラシなどを上手く持てるよう、また場面での切り替えが出来ることを望まれていました。
言葉が拙く、語彙数も少なめで気持ちをうまく表すことができず、また聞き取りづらい面もあり、改善も願っておられました。

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COMPASSに通ってくると、同じ時間帯に他のお友達がたくさんいる中で、人見知りもあるのか、いつも大人しく一人きりで遊んだり、何かをしていたことが印象的だったと先生はいいます。
言葉を得て、自信をつけてたくさんのお友達と楽しく過ごせることを目指してお友達のCOMPASSはスタートしました。

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最初の個別支援計画の主軸は、正しい発音が出来るように、そして手先が上手く使えるようにという目標です。
ぎこちない手の動きには巧緻性の向上を目指し、紐通し、ボタン止めはずし、お箸練習等が課題設定され、言語指導にはひらがなカード、絵カード等が活用されることになりました。

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COMPASSではお友達がこれらの活動に取り組み「できた!」という成功体験をたくさん体験することで自信を育てる様に図っています。
比較的指示に素直に従い、大人しく課題をこなすお友達でしたが、あまり気持ちが表情に現れることなく、汲み取りが難しかったといいます。

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話すことはできるお友達なのですが、積極的に思いを口にすることがありません。
そこで、先生が1つずつ質問して気持ちを確かめていき、次第に自分の考えていることをポツリポツリ口にする様になってきたそうです。
個別指導ならではの親密な関係づくりで、次第に相互の信頼が築き上げられ、お友達も臆さずに思いを伝えていくことに繋がって行った様です。

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ペースはゆっくりめの成長かもしれませんがお友達の発音の指導、語彙数の増加は着実に進んでいきました。
今では、お友達が何を話そうとしているのか、とても聞き取りやすくなっていきました。
ムラがあるもの、お友達は少しずつ自分から気持ちを伝えられる様になってきたといいます。

できることが増えてきて、やる気スイッチもONになってきたお友達。
余暇の時間にも熱心にブロックで楽しく学んでいる姿を見かけます。
お友達自身から先生に思いを伝える様な場面も見かける様になってきました。

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お友達はこの春小学校へ就学しました。
今は目標もステップアップして、柔軟な会話や発言ができる様、5音以上の単語や言葉の発音、シンプルに相手に気持ちを伝えること、自信や意欲を向上させていくことを計画として設定しています。
会話の扉を開けると、飛び込んでくるたくさんの音たち、組み合わせを一つ一つマスターし、クリアしていきながら、お友達の言葉がもっとまっすぐ届く様、楽しい会話へと繋がる様、これからも支援は続いていきます。

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2020年06月20日

No.1102 COMPASS観音寺 「これなんて読むの?」その言葉が嬉しくて

No.1102 COMPASS観音寺 「これなんて読むの?」その言葉が嬉しくて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺に今から2年10ヶ月ほど前から通い始めたお友達は、着実に一つ一つの目標をこなしながら成長を続けています。

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言葉による意思疎通がままならないことが、保護者様のお困りごとになっていました。
語彙を増やし、会話がスムーズになるよう希望されており、日常生活でも様々な支援が必要だったため、できるだけ自分の力で何でもできるよう成長して欲しいとも願っておられました。

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当時小学校2年生だったお友達ですが、COMPASSにいても室内を動き回ったり落ち着きません。
荷物の片付けや着替えも1人では難しく、できることも手伝ってと先生に頼ってしまいがち。
平仮名はほとんど読めず、会話はオウム返しになったり、場面にあった言葉が出てこなかったり、質問に対する答えが正しくないことが多かったといいます。

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個別支援計画の目標には、まず正しい会話の応酬話法をマスターし、自分の気持ちを相手に伝えられるようになることが設定されました。
いろいろな場面にあった言葉を覚えて使えること、集団の中でのルールやマナーを身に着けることも大事な目標とされました。

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プログラムは、絵カードを使った単語と意味の一致の理解と習得。
また、ひらがなの読み書きのためにCOMPASSのプリント、なぞり書き、カード、ひらがな50音の表を活用します。
また、お友達は絵本が好きなので、お勉強に入るきっかけとして、ひらがなの絵本を取り入れ、興味を持って楽しく始められるよう促しました。
また、絵本を読んで挨拶や感情などもお勉強し、場面にあった言葉を習得し、絵カードは、大好きな食べ物のカードや身の回りにあるものカードを中心に取り組みました。

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学びが知識として理解し、覚えて、活用でき、マスターして定着するまで、それは個人差があります。
お友達はじっくりと繰り返しながら少しずつ成長していきました。

最初はひらがな絵本を見て、なぞり書きと唱和をするだけに止まっていましたが、次第に鉛筆でのなぞり書き、お手本を見ながらの練習と少しずつ段階を上げていき、今ではお手本なしでもほとんど書けるようになりました。

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最近は、カタカナのお勉強にも取り組み始め、すでに半分以上のカタカナが読めるようになっているのだとか。
絵カードでは、分かる言葉が増えて、それが普段の会話にもつながっているようです。
読める字が増えたことで、絵がなくても言葉が分かるようになり、少しずつですが、自分のしたいこと、したくないことなど意思を伝えられる様になってきました。

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絵本を読んでいる際にも「これ、なんて読むの?」と興味を示す嬉しい質問が増えたり、「これは〇〇?」と正しいかという質問が増えてきたお友達。
「知りたい気持ち」のワクワクはCOMPASSだけでなく、お家でもテレビや絵本を見てよく質問しているのだとか。
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以前は「できない」ので「やりたくない」と拒否していたのですが、今では学習を促すと「できないよぉ」と言いながらも見違えるほど挑戦しようという姿勢に変わってきました。
COMPASSのお昼ごはんやおやつの時間の挨拶当番を「僕がする!」と自発的に申し出てくれる様になりました。
みんなが手を合わせて「いただきます。」「ごちそうさま。」のポーズをするのをちゃんと見定めてから号令をかけてくれます。

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生活動作は、それこそ飽きる程何度でも繰り返し、繰り返すうちに、片付けや着替えは手伝いを必要としなくなってきました。
引き続き、さらに細かいボタンの留め外しやシャツをズボンに入れたりといった動作も完璧にできるように学びを続けていきます。
会話は言われて答えるというだけでなく、自発的な会話の機会が増えるように働きかけ、会話の困りごとを感じさせない様に促しを続けていきます。

所在地:〒768-0022
    香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328
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2020年06月19日

No.1101 COMPASS武蔵新城DASH 発語を目指して

No.1101 COMPASS武蔵新城DASH 発語を目指して

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金曜日のCOMPASSです。
4月からDASHに通い始めたばかりの年少さんのお友達、毎日頑張っています。

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保護者様からうかがったお困りごとは、「発語がなく、人見知りの傾向が強い。」ことでした。
大切な我が子へ「少しでも発語が出るようになって欲しい。」と願い、色々な場所に慣れて、一緒に行けるようになって欲しいと希望を語られていたそうです。

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利用が始まったばかりの頃はお友達は発語もなく、伝える手段はクレーンでの意思表示だけだったそうです。
また、体幹が弱く、寝転がってばかりいたのだそうです。

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そんなお友達の個別支援計画には、まずはCOMPASSに慣れてもらうことを促していくことが設定されます。
次に発語を促すことができるようなプログラムを取り入れ、また身の回りの支度を少しずつ行えるよう支援することも組み込まれました。

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支援計画に沿った療育には、お友達が関心を示してくれそうな「あいうえお」や「だるまさん」などの絵本、色認知や数認知を促すためにカラフルなビーズを用いた機能訓練が取り入れられます。
お友達は座ることにも、絵本を一緒に読むことにも抵抗することはなく素直に学習を受け入れ、学びは順調に思えました。

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何も知らない赤ちゃんは、生まれて初めて耳にした「音」をどのように「ことば」として認識していくのでしょうか?
耳からどんどん音の情報が取り込まれ、音を聞き分けられるようになり、意味を理解し、模倣するという過程を通ると言われています。
お友達の場合は、この過程の途中というところでしょうか・・・

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当初はクレーンでの意思表示が多く、先生の指示を理解しているのかどうかの判断がつきづらいこともありました。
言いたいことや気持ちをわかってもらえないことはとても辛いことだったでしょう。
言葉で説明が出来ないことで伝わらず、泣き出してしまうこともあったそうです。
それでもCOMPASSに着くと行う挨拶、片付け、そして学習という日常は、繰り返し行われ、お友達の一部になっていきました。

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やがてお友達は、ごく自然に靴をしまったり、連絡帳を出すなどのルーティンを自分から行うようになりました。
ぎこちなさがあった発声練習ですが、口を大きく開けて発声できるようになりました。

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そしてこの短期間で、「おーしーまい!」のように片付けを進んで行う様子がみられるようになりました。
単語、静音の発語が見られるようになり「とって」と発言し、取ってあげると「あんがと・・・」と会話の成立が見られ始めたと言います。
2語文程度の発語も聞かれるようになりました。

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これには保護者様も驚きかれ「発語がなかった息子が、まるで言葉の爆発期を迎えたように様々な言葉を話すようになったことが嬉しい!感謝しています。」と言葉をいただきました。

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言葉の習得の過程で言うと、お友達は2ヶ月めでそのスタート地点にたどり着くことができました。
お友達の言葉の世界は、本当なまだまだ広くて深い宇宙のようなものでしょう。

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語彙を増やすこと、コミュニケーションにつながるよう文法を理解し、まずは二語文や三語文を話せるように支援を続けます。
いつか屈託のない飽きることのないお喋りを笑顔でできるよう願い、お友達の未来と向き合っていきます。

所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城2丁目5番9号2階
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2020年06月18日

No.1100 COMPASS三豊 ブレない姿勢・優しい療育

No.1100 COMPASS三豊 ブレない姿勢・優しい療育

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木曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊に通うお友達、6月で2年10ヶ月めを迎えました。

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COMPASSに通い始めた頃のお友達は、かなりフリーダムでした。
着座は難しく、部屋を走りまわり、制しても高いところに登ろうとしたりと、落ち着きがなかったといいます。
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全く言葉が出ないわけではありませんが、単語をポツリという状況で、言葉のキャッチボールは難しく、指示を受け入れる様子も見せてくれませんでした。
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面談時の保護者様からうかがった希望は「しゃべれるようになってほしい。」「落ち着いて過ごせるようになってほしい。」ということでした。
当時まだ就学前のお友達、将来を見据えた支援計画には「発声練習」「コミュニケーション」「ひらがなの読み」を目標に設定。

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ともかく落ち着いてもらえるよう着座の練習からスタートし、個別指導のプログラムには円柱さし、色合わせ、絵カード、数の唱和などの基本学習が選択されました。
想定以上にお友達は着座するまでに時間がかかりました。

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今日はちゃんと座って頑張れてるなと感心していると、お友達自身が納得してしまったのか、学習の途中で「おわり!」と言って勝手に離席してしまうこともあったのだそうです。
そこでお友達のために見通しが立ちやすいようCOMPASSでの過ごし方、スケジュールなどを伝えるように働きかけることにしました。

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もちろんお友達が受け入れる姿勢を示すまで、そして先生の指示に従って行動するまでにはかなりの月日が必要でした。
これまでの経験で、ブレない姿勢の療育を続けていくと、先生には必ず「その日」がやってくることはわかっています。
やがてお友達が気づきを得て、進んで受け入れるようになるその日は、お友達にも訪れます。

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走り回っていたお友達、身勝手な振る舞いを見せていたあのお友達、今ではちゃんと着座姿勢で学習に取り組む姿を見せ、途中離席もほとんど無くなって来ています。
こだわりが邪魔をしていた静と動の切り替え、場面の切り替えもスムーズにできるようになり、食事やおやつの時間など集団で活動するとき、着座して待つことができるようになっています。

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ある日、COMPASSの他のお友達が使っていたボールが欲しかったお友達、「かーしーてー」と話しかけ、そのお友達も「いいよ!」と貸してくれる場面がありました。

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そのときそのお友達に向かって「あーりーがーとう!」としっかりお礼をいう姿を見せてくれました。
それまでは「かして!」「ありがとう!」の言葉自体は言えますが、いつも「いいよ」の返答を待たずに「ありがとう」と反射的にいうだけで取りに行こうとすることがあるため、今回お友達の返答を持ち、しっかりとお礼を言えたことに成長を垣間見た先生はとても嬉しかったといいます。

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それ以来「かして。」「ありがとう。」などの場面に応じて2語文なども話すことができるようになり、少しずつ場面にあった言葉のやり取りが聞かれるようになっているのだそうです。

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お友達はこの春小学2年生になりました。
成長したお友達の現在のプログラムは「COMPASSのプリント」「筆圧を強くするための運筆練習」「会話の受け答え」「数の学習」「ひらがなの学習」へと移り、笑顔で日々頑張っています。

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成長したお友達は、自分と何かだけという空間から視野も広がってきたようです。
これからはまた学校やCOMPASSの他のお友達との交流や関わりを楽しめることを目指し、スムーズに交流できるためには不可欠な自分の気持ちを簡単な言葉で相手に伝えることができるようにと願い、穏やかでずっと変わらないブレない姿勢で支援を行っていきます。

所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

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2020年06月17日

No.1099 COMPASS松山 思いを言葉にするまでに

No.1099 COMPASS松山 思いを言葉にするまでに

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水曜日のCOMPASSです。
4月に年長さんになった男の子、COMPASS松山に通うお友達になりました。

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とても内向的なんです、とお友達のことを気にかけておられた保護者様。
COMPASSへ「言葉のやり取りを上手に出来る様になって欲しい。」と期待を寄せられます。

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確かにお友達は大人しい印象です。
内気な性格のためか言葉がなかなか出ず、自分の思いを伝える事ができません。
お友達同士で少し口論になったときなどにも、一言も何も言えず黙り込んでしまうしかないお友達です。
見ている先生も、もどかしくてたまらない気持ちになります。

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支援計画には、絵カード、あいうえお表唱和、そしてCOMPASSのプリントなどを使いながら、表現力やコミニュケーション能力を高め、また協調性や社会性を身につけるという目標をゴールに設定しました。

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「話す」ための訓練は、まず語彙や場面設定での日常会話などの知識を得て、繰り返し練習することで学びが定着していきます。
繰り返されるCOMPASSでの学習と練習、訓練と実践。
言葉にすればなんだか難しそうですが、優しく手助けをしながら、お友達の「やった!」「できた!」「わかる!」という言葉が聞こえてきそうな小さな成功体験。
その体験はお友達が楽しく行うカードや絵本、興味を引くプログラムでたくさん経験できるように配慮した支援です。

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最近のお友達は、とても笑顔が増えてきたそうです。
ちゃんと目を見てお話しが出来る様になり、先生とだけでなく、他のお友達へ話しかけることもあるそうです。
当初は人見知りからあまり言葉が出ませんでしたが、最近は意思疎通が出来る様になり、少しずつですが気持ちも言葉にできるように成長のかけらを見せ始めています。

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まだ通い始めて2ヶ月目のお友達。
ですが、素晴らしい成長の軌跡を見せた2ヶ月となりました。
まだまだ発展途上のコミニュケーション能力をさらに高め、臆することなく思いを伝えられるよう、逞しくも優しい笑顔で楽しいコミュニケーションとなるよう、これからも小さな成功体験を繰り返し、高みを目指していきます。

所在地:〒791-8034
           愛媛県松山市富久町300-2
連絡先:089-989-8138

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2020年06月16日

No.1098 COMPASS丸亀Link 優しい言葉、伝わる言葉

No.1098 COMPASS丸亀Link 優しい言葉、伝わる言葉

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火曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Linkにお友達が通い始めて2年と半年が過ぎ、この春中学の3年生になりました。
当初の保護者様はコミュニケーション能力の向上を願われていたそうです。
「言葉で相手に気持ちを伝えられるようになってほしい。その場に応じた会話ができるようになってほしい。」と。

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選択したプログラムは会話の構成に役立つ簡単な文章作りや、文章読み取り問題の練習から始まり、日常生活で必要な時計の短針、長針の理解と読み取りです。
さらに社会に出て必ず必要になるお金の種類や理解も取り組む課題として組み込まれました。
これらのプログラムで能力の向上を目指しながら「読み書き、音読が正しくできるよう支援していく。」と言うことを基軸に「集団生活において他者との距離感を学び、正しい発音で言葉のキャッチボールが出来るよう支援していく。」ことが個別支援計画の目標に設定されました。

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利用当初のお友達はその場にあった言葉を選んで伝えることが難しかったと言います。
例えば乱暴な言動があり、乱暴な行動があり、そして先生の指示を聞き入れてくれません。
学習に対する意欲は見受けられますが、練習中には声や力の強弱をつけることが難しく、発声全てが大きな声になり、しかも乱暴な言葉遣いを使いがちで、直そうと助言をするのですが聞き入れられなかったそうです。

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子ども達のほとんどの困りごとは一朝一夕で改善することはありません。
このお友達の場合も、いつも使い慣れている日常と全然違う言葉の選択や、穏やかな発声をやりたくても、すぐに取り入れ自分のものにするのは難しく、かなりの期間を要しました。

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着座して進める個別での訓練や練習、お友達は毎日頑張りました。
そして、やがて継続する頑張りが成長への鍵となっていき、驚くほど柔らかな言葉遣いをマスターしています。
現在もまだ継続中の取り組みですが、お母さまもとても喜ばれて、娘の言葉がとても聞き取りやすくなったと報告があったそうです。

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発語や音読中心の学習から、時計やお金の学習へと学びの幅が広がっていきました。
毎日頑張って覚えたお金の種類、それを活かして最近では買い物シュミレーションなどを通して学習に対する楽しみが広がり集中出来る時間が長くなってきています。
また言葉に自信がついたのか、これまで一人で過ごしていた余暇の時間に、自然に周りのお友達と過ごす姿が見られるようになってきました。

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お友達や先生とのコミュニケーションの取り方が上手になってきて、お友達の話を聞いて「そうなん!」と上手く相槌を打ったりする姿、黙って参加していることの多かったグループワークなどでも笑顔で発言する姿にも成長を感じます。

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発言できるようになったとはいえ、まだまだ一方的な話題になりがちなお友達の会話。
「話したい」という気持ちは伝わりますが、まずは相手の話を聞くことから、次は私、と言うイーブンのやり取りを覚えて欲しいと願います。
今は、会話の学びを進めようと先生が間に入り、コミュニケーションが円滑に取れるように図っているところなのだそうです。

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これからも、もっと会話の組み立てを成熟させ、主語や述語を使えるように、会話に順序を付けられるように支援を続けていきます。
来年には中学を卒業するお友達、数年後の社会生活を視野に入れながら、笑顔で日々を送れるよう、これからも一緒に頑張っていきます。

所在地:〒763-0072
    香川県丸亀市山北町465-1
連絡先:0877-43-7328

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2020年06月15日

No.1097 COMPASS熊本東 思いを伝え、皆と楽しく

No.1097 COMPASS熊本東 思いを伝え、皆と楽しく

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月曜日のCOMPASSです。
COMPASS熊本東のお友達、昨年秋から通所が始まりました。
言葉による表現も拙く、ご家庭でも意思の汲み取りが難しい状態でした。
気持ちの切り替えも苦手で、好きなことしかやりたがらずに言うことを聞きません。
思い通りにならないと、それがたちまち癇癪になってしまいます。

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保護者様とCOMPASSでじっくりお話し合いを行いました。
お友達の個別支援計画には「自分の想いを人に伝えられるように、また、人の話を聞くことが出来るようになること。」を基軸として設定し、やがてはCOMPASSでいろいろな経験を積んで、皆と一緒に楽しく活動が出来るようにと願いました。

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言葉を育てるために、お友達のプログラムには口腔体操や絵カードを使ったもの、技能の向上と関わりを学ぶための集団活動、指先運動、身辺自立を目指すため衣服の着脱などが選択されました。
もちろん最初からスムーズに学習が進んだわけではありません。
当初のお友達はお母様が送ってこられたとき、車から降りようとしてくれませんでした。
どうしても大好きなお母様と離れたくないと、COMPASSの部屋に入ってもすぐに帰りたがって学習どころではありません。

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COMPASSが嫌でたまらないというように、入口で寝転がって泣いていたお友達。
精一杯の抵抗なのでしょう、机の下に潜って出てこないという戦闘態勢。
また、興味を持ったことには関心を示すものの、指示に従って与えられた課題に取り組む気は全く見られませんでした。
この頃はまだ集団活動への参加どころか、他のお友達に関心を示すことすらほとんどありませんでした。

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先生達は知恵を絞り「次に何をするか?」という見通しを立てることでお友達がこだわりを手放せるよう、スムーズに動けるように促しました。
プログラムの構成もお友達の好きな活動を交互に組み込み、苦手な活動も頑張れるように図りました。

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半年が過ぎた頃には、来所してから着座までの一連の流れがスムーズにできるようになったお友達。
他のお友達との関わりが増え、自分から話しかける姿を見せてくれるようになりました。
会話についても、嫌なことがあったときには、言葉で何が嫌かを伝えようとするまでに成長を見せています。

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母の日(ファミリーサンクスデイ)のカードたち

そして春がきて、お友達は年中さんになりました。
お母様からはお友達の言いたいことが理解できるようになり、家の中でも癇癪が無くなってきたと嬉しいご報告がありました。
COMPASSでも周りのお友達への興味や関心が芽生えてきて、積極的に自分から話しかける姿を見せるようになりました。
集団活動を楽しむための第一歩を踏み出したと言えるでしょう。

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写真はイメージです

これからは、さらに園での集団生活でのルールやマナーを学び、自己発信をする力を育てながらも指示や状況を受け入れられるように促しを続けていきます。
幸せな日々を過ごしながら成長を続け、素晴らしい未来へ繋がって行くようにと願いながら・・・

所在地:〒862-0970
    熊本市東区渡鹿8丁目922
連絡先:096-321-6788

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2020年06月13日

No.1096 COMPASS ACCESS 緩やかでも成長を期待して

No.1096 生活介護ACCESS 緩やかでも成長を期待して

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土曜日のCOMPASSです。
岡山には、COMPASSグループで唯一生活介護の専門事業所があります。
日頃ブログで皆様にご紹介しているのは、児童発達支援や放課後等デイサービスのお友達の様子ですが、ここACCESSには高校を卒業された18歳以上のご利用者様が通所しておられます。

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生活介護とは、必要な介護、調理、洗濯及び掃除等の家事、生活相談及び助言、その他日常生活上の支援、創作的活動又は、生産活動の機会の提供、身体機能向上又は、生活能力の向上に必要な援助を行うサービスのこと。
ACCESSではこれまでも毎月のようにご利用者様に楽しく穏やかに過ごしていただけるよう、お出かけやお買い物、そして人気の食のイベントが行われています。

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このACCESSに今年の4月からご利用を始められた方がおられます。
ご家族の皆様は、このご利用者様とのコミュニケーションの取り方について困りごとがあると話しておられたのだそうです。

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ACCESSでは、日常的なサポートだけでなく、できれば少しでも豊かな気持ちで暮らしていけるよう、いろいろな経験を通して生活能力の向上を目指したいと支援の計画を立てました。
具体的には他のご利用者様達と一緒に活動することで、ご自分以外の人という存在を認識し、接することの楽しさを経験していただくことからスタートです。

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ACCESSでも、ご利用者様が入室されるときには挨拶を交わすことから始まります。
このご利用者様も、そんな場面でも人の目を見て話をすることが難しいと感じられたのだそうです。
ご利用者の皆様と一緒に作業をすることもありますが、なかなか集中することが出来ない様子がありました。

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先日、プリンアラモードを作りました!

ご利用開始の時分には、他のご利用者様の発言や行動に少しも興味を示されなかったと言います。
そこで支援員は、密に声かけをする等のアプローチを繰り返し、反応があるまで続けることを統一して行いました。
通われるたびに行う余暇活動やイベントに参加される経験が増えていくご利用者様。
楽しい経験が少しずつご利用者様の姿を変えていき、ちゃんと目を見て挨拶をしてくださる事が増えてきたのだそうです。

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そうして日を追うごとに少しずつではありますが、支援員との会話が成立してきていると感じる部分が増えてきたのだとか。
利用者様もACCESSで過ごす時間を心地よく感じられ、楽しまれているようで、ご利用中、鼻唄を歌っている姿をよく見かけるようになったそうです。
子ども達の成長と比べると緩やかな変化なのかもしれませんが、これからはご帰宅後に保護者様との会話が自発的に笑顔で行われるようになるようにと期待を込めて支援を続けていきます。


所在地:〒701-1335
    岡山県岡山市北区高松131-15
連絡先:086-905-0228
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2020年06月12日

No.1095 COMPASS岡山ふれんず ワンステップ高い目標へ

No.1095 COMPASS岡山ふれんず ワンステップ高い目標へ

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金曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山ふれんずのお友達、昨年の7月にご紹介したお友達。
春が来て、お友達は年中さんになりました。

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当初の保護者様のお困りごとは、言葉と、集中が続かないことでした。
通い始めてやがて1年半になるのですが、お友達は沢山のことが出来るようになり、集団でのルール、行動も周りを見てできるように素晴らしい成長を見せています。
保護者様は、今後は更に多くの事(ひらがな、数字、塗り絵)や、お友達との付き合い方も学んで欲しいと願いを語られるようになってきたそうです。

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少しずつ言葉の数が増え、3語文も出てきたお友達。
また、場面に応じた言葉を使い分けたり、人に優しい言葉を言えるようにもなってきました。
なんと言っても、座って穏やかにお話ができると言うことが嬉しい変化でした。

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お友達にとっては今まさに啐啄同期、と言うべき季節の到来です。
そこで個別支援計画には「読めるひらがなを増やすこと。」
「スムーズなやり取りをする事ができるように導くこと。」
「ボタンやお箸使いなど生活習慣の動作に取り組み、巧緻性の向上を目指すこと。」などを設定しました。
どれもワンステップ高い目標です。

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今回のプログラムは、絵本、質問、自己紹介、あいうえお唱和、なぞり、運筆(名前)文カード、絵カード、数字パズル、数字の歌と言った言葉に関する教材やプログラム、そして集団勉強、静かタイム、みつばプリント、手指の訓練(輪ゴム分け、紐通し、プットイン、ボタンスナップ)、お箸の練習などなど・・・

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昨年から引き続きの課題はやはり「集中」です。
楽しいことに反応すると、自分だけの世界に度々入りこみ、学習に身が入りません。
今取り掛かりはじめたと思った手指活動の途中、集中力が途切れ、集中に戻ってくれませんでした。
また、COMPASSに来所時のかばんの片付けや準備も、玄関先にある周囲の物や他のお友達に気が向いてしまい、話し掛けたりして、目的の片付けと入室に至るにはいつも時間がかかってしまいました。

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決まった手順でサッと済ませれば、お友達の大好きな遊びの時間もたくさんできますが、今その時に気になることを優先させてしまうにはどう対処したらいいものか、先生達はアイデアを絞りました。
そこで登場したのがタイマーです。
来所時、タイマーや声掛けでかばんの片付け、学習の準備が円滑にできるよう導きます。
タイマーでの促しと、月日が見方をしてくれ、今ではCOMPASSについての一連の流れはだいぶ身についてきたそうです。

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ずっと頑張ってきたお箸の使い方。
お友達は今は普通のお箸で食事できようになりました。
大抵は先生が目を配り、お友達に常に声掛けは怠りませんが、危険なこと、これは危ないのか安全なのかと言う認知も出来上がってきたようです。

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お友達の頑張りはみんなを笑顔にしてくれました。
「お話や会話は本当に上手くなったと思います」とお母様が笑顔でおっしゃられるのをお聞きして、大変嬉しかったと先生達も笑顔です。
集中に関しても、手指の訓練にしても、だいぶ改善してきたお友達。

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願いも大きく膨らみ「もっとお友達同士のコミュニケーションが上手く取れるようになってほしい。」と未来を見つめる先生。
やがてくる小学校への準備も始め、学校生活を楽しめるように「数字の理解、時間の認知、(昨日、今日、明日など)読み書きも頑張ってほしい。」と保護者様の願いも期待となって膨らみます。
大きな声でお返事をするお友達、自分の名前の読み書きができるお友達、誰とでも楽しんで仲良く活動できているお友達、今はまだ未熟な生活習慣動作にしっかり取り組み、巧緻性を高めていくお友達の姿。
そんなお友達を関わる全員で見つめ、あと1歩、少し高く、もっと遠くへと向かうお友達の日々をCOMPASSではこれからもしっかり支えていきます。

所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
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2020年06月11日

No.1094 COMPASS諫早 学習が楽しくなって

No.1094 COMPASS諫早 学習が楽しくなって

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木曜日のCOMPASSです。
COMPASS諫早に昨年から通い始めたお友達は、就学して1年、今年の4月から2年生です。

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3ヶ月後には小学生になる我が子を想い、集団での活動が増えていく小学校生活に向けて「はい」や「ばいばい」など日常でよく使われる単語を発語できるようになってほしいと願っておられました。
それから得意分野を伸ばして欲しいと、COMPASSへの期待も話しておられたのだそうです。

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通い始めた昨年の1月、お友達にはまだ着座状態で静かに学習をする習慣は、まだについていませんでした。
お友達はCOMPASSに来ることは嫌ではないようなのですが、学習に入るのを嫌がったり、途中で離席して逃げ回るばかりだったとか。

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児発管の先生たちは保護者様からうかがったご希望や願い、今のお友達の状況をしっかり精査。
出来上がった個別支援計画には、日常生活でよく使う言葉の発語ができることを基軸に据えて、着座姿勢の保持がしっかりできるように導き、また片付けから活動への切り替えが上手に慣れるよう促しを行うことなどが目標に記載されました。

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キラキラと目を輝かせるお友達と取り組むプログラムはシール貼り、なぞり書き、カードを使っての発語練習、ボタンはめ、はさみ・のりを使う練習など。
ですが、その頃のお友達は興味が逸れやすく、集中も続きにくい状態だったため、常に数種類の教材を用意し、絶妙なタイムングで次々と課題を取り替え、お友達の興味が続くように促しを続けました。

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一つできたら、先生たちはお友達の頑張りを笑顔で精一杯の笑顔で褒めていきます。
そして次の課題への意欲を促していく毎日です。
自信がついてくる過程で、いつの間にか、あれほど学習に入りたがらなかったお友達が、今では自分で学習道具を準備し、自ら着座して学習に入るという意欲的な姿が見られるようになってきました。
日々の巧緻性の指導が実を結び、弱かったなぞり書きは、だいぶ筆圧が強くなってきたといいます。
当初と比べると、発語も一文字ずつであれば先生の口の形を上手に真似したり、声に出せることも増えました。

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自信はお友達の姿勢を大きく変えていきました。
学習への意欲が高まってきたことで、以前は嫌がることが多かった発語やなぞり書きの練習もすすんで取り組めるようになり、着座での学習時間も長くなってきています。

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最近のことですが、COMPASSがお休みの日でも自分で行く準備をし、お家の方から「今日はお休みだよ」と声をかけられると、とてもがっかりしていたということを保護者の方から伺い、先生たちは本当に嬉しかったのだそうです。

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学校が通常授業に戻り、お友達の日常も戻ってきたこの頃。
発語が聞かれるようになったとはいえ、まだまだ成長途中のお友達。
「できる!」と「分かった!」でお勉強が楽しいと思えるようになってきたお友達と、楽しいコミュニケーションへと続く道のりをしっかり手をとって支え、共に歩んでいきます。

所在地:〒854-0041
    長崎県諌早市船越町891ー2
連絡先:0957-56-9328

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2020年06月10日

No.1093 COMPASS丸亀Wish 見慣れない場所でも

No.1093 COMPASS丸亀Wish 見慣れない場所でも

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
春、小学校へ修学と同時に中讃地区児童発達支援センターからCOMPASS丸亀Wishに移ってきたお友達。
COMPASSの利用は、1年半ほどになるでしょうか。

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小学生になったお友達に、保護者様は
「環境の変化に順応でき、大きな集団で過ごせるようになってほしい。」
「言葉で自分の気持ちを伝えられるようになってほしい。」と、楽しい学校生活を送れるよう期待されています。

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センターで頑張った日々を経てのWish。
ですが初日は環境が変わったせいか泣き出してしまい、なかなか建物に入れなかったそうです。
療育の部屋にも入るのが難しく、短時間(興味のある棒とおしをしている間約5分)しか着座できませんでした。

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入室できなかった初日からかなりの時間がかかりましたが、次第に入室もスムーズになってきました。
とはいえ集中できているかというと、決して簡単ではありません。
着座しても、例えば、他のお友達の課題(アイロンビーズ作品など)を机から落としてしまったりと、集中できません。

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お友達の個別支援計画には、センターから続く目標と、新しい目標が掲げられました。
まずは発語が増えること、語彙を増やすこと。
小学校生活なので、集団行動を通してルールやマナーを学び、ストレスなく暮らせるように図ること。
また、同時に生活動作を身に着けたり、基本的生活習慣を身に着けていくこと。
そして、学習では、数への興味を引き出していくことなどです。

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やがて、玩具を使っての学習にはお友達はある程度の時間、集中できるようになります。
棒とおし、木製トントン大工(くぎうち)ペグさし、ひもとおし、青黃プラ板色分け、カラーペグなどの教材はお友達の大好きなプログラムで、手を使って作業しながら考えることで集中できるように図ります。
それから、絵カード、数字パズルなど、学習への取り組みも取り入れられました。

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Wishに来ることも、そこで過ごすこともだんだん慣れて行ったお友達。
お友達なりに日々COMPASSの過ごし方を掴んできて、30分程度は着座して落ち着いて勉強できるようになってきました。
自由時間でもカラーペグやシール貼りなど、好きな遊びを見つけて、着座して過ごせる時間もだんだん長くなっていきます。

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言葉はまだ少ないものの、「ちょうだい。」「ありがと。」など少しずつ言葉は出るようになってきました。
先日も、大好きなカラーペグをする時にほしい色がなくなったら容器を先生に渡して「ちょうだい。」と言葉で訴えてきたのだとか。
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それでもまだクレーンやジェスチャーで伝えることも多いので、言葉に繋がるようにしていきたいと願います。
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決まった場所、決まった過ごし方、それがお友達にとって落ち着ける環境なのだと分かってはいますが、それでも少しずつ変化にも見慣れない場所にも慣れるのが早くなってきたお友達。
今後は少しずつ変化を取り入れ、空間へのこだわりがゆるやかになっていくように支援していきたいと考えています。

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いよいよ自粛明けで本格的な学校生活も始まります。
ピカピカの1年生のお友達、必要な基本的な生活習慣として「ごちそうさま」まで座って待つ、トイレの意思表示が最終的にはきちんと言葉で訴えられるように目指し、1年後、5年後の豊かな暮らしを送れるよう、一緒に頑張っていきます。

所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

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2020年06月09日

No.1092 COMPASS武蔵新城 ポジショニングを通して

No.1092 COMPASS武蔵新城 ポジショニングを通して

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城のお友達も、この春小学校へ入学しました。

昨年の初夏は、小学校へ就学するお友達のことを保護者様は少し心配しておられました。
我が子は「小学校でついていけるだろうか?出来ないことがあったとき、パニックにならないだろうか?」
そんなご心配の曇り顔を笑顔に変えていきたいと願い、COMPASSの日々がスタートしました。

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当初のお友達、困りごとはあちこちに顔を見せていました。
例えば、思ったことをそのまま言ってしまうこと。
片付けが苦手です。
お手本を示しても、正しい書き順で書けません。
複数の指示を出してしまうと、どれか抜けたり、間違えたりしてしまいます。
注意すると、パニックになってしまうこともありました。

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個別支援計画ではお友達のペースを大切にしながら、まずは新しい友達を作って誰とでも関われるように導き、また、気持ちの切り替えの練習を行い、学習では正しい書き順を覚え、日記を書けるように促すことが目標に設定されました。

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個別支援計画の目標に向かって、様々なアプローチが考案されました。
自分の思いを通す主張が強いお友達でしたので、まずは「ポジショニング」への理解と学びが必要だと思われました。
COMPASSのポジショニングについてはこちらをご覧ください。


その上でプログラムとして運筆の練習(=正しい書き順)、勝ち負けの理解、道徳判断、そして日記や感想文を練習することで文章力を付けられるよう促しを続けていきます。


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最初の頃のお友達は、優しい言葉遣い、正しい言葉遣いができずに、先生達は都度直そうと働きかけます。
療育時にも先生より自分が主導権を取ろうとして、先生の指示を聞き入れないこともありました。
それでも来る日も来る日もCOMPASSで過ごすとき、お友達の中には少しずつ少しずつ先生達の言葉が染み込んでいきます。

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何かができたとき、先生達は手放しで大仰なくらいお友達を褒めていきました。
学習でも何でも褒められた喜び、成功した体験はお友達の自信となり、意欲的に学習を取り組む姿勢へと変化していき、以前は「できない!」と言って取り組みたがらなかったものも、嫌がらずに行う姿勢が見られます。
成長は優しい言葉遣いとなり、お友達とも仲良く遊び、他のお友達への優しい気遣いとなって仲良く姿にも現れています。

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1年生となった今、算数でも少しずつ学力がついてきました。
お家でも、お手伝いを積極的にするようになってきました。

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こんなに優しい振る舞いができるようになったお友達、頑張る姿を見せるようになったお友達を先生達は誇らしく見つめています。
そして、これからも優しく厳しい未来を見つめた関わりは続きます。
相手の気持ちを理解して会話を楽しむこと、ルールを守りゲームを行い、気持ちの切り替えができるようになること、言葉を味方にして、本の読み解きを行い、感想文や日記が書けるようにすること・・・そんなたくさんの目標を、これからも一緒に1つ1つクリアしていきたいと願っています。


所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481
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2020年06月08日

No.1091 COMPASS本部教室 心地よい鉛筆を走らせる音

No.1091 COMPASS本部教室 心地よい鉛筆を走らせる音

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS本部教室のお友達、今年から小学生になりました。

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保護者様は何を置いてもまずコミュニケーションの上達が願いでした。
当初、保育園に通っていたお友達、就学準備を見据えて、学校のみんなとコミュニケーションが取れ、仲良く楽しく毎日を送って欲しい。
日常生活で必要な行動についても、場所を選ばず行えるようになって欲しいと希望されていました。

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就学前は、保育園に行きながら週1回、土曜日のみのご利用からスタートです。
当時は着座はしてみるものの、集中に欠けすぐに離席していたとか。
絵カードやあいうえお表、ひらがなのうた等、言葉を育てる教材を活用しながら少しずつプリントも取り入れていきました。
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就学後の個別支援計画には、4つの柱を掲げました。
@ 新しい環境に慣れ、楽しく過ごす事が出来るようになること。
A 日常生活に必要な言葉を話せるようになること。
B 生活に必要な行動が一人でできるようになること。
C 友達や周りの人と上手に関わることが出来るようになることなどです。

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就学後は、毎日通うようにスケジュールが増えました。
今年は、スムーズな学校生活への移行ができなかったため、4月からは終日の利用となりました。
お友達にとっては二転三転した生活にリズムも狂い、戸惑う姿を見せていたそうです。
気持ちが落ち着かず、学習時間は先生が側についていないとすぐに離席し、逃げてしまうのだそうです。

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一方お友達は、歌や手遊びが大好きです。
歌や手遊びを活用してコミュニケーションがとれるように、先生や周りのお友達と歌を歌ったり、音楽をかけてダンスをして楽しく過ごせるように図っています。

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4月当初は戸惑っていたお友達ですが、今は落ち着き、周りの様子をみて動くことができるようになりました。
時間になると、昼食の準備を始めたり、学習時間が始まると自分から着席するように。
習慣づいてきた学習も、先生と一緒に30〜40分着座できるようになっているそうです。

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語彙の獲得は、絵カード、月プリで「物と名前の認識の一致」の数も増え、例えば、ロウソクのイラストを見れば「誕生日」、火を指差して「熱い」と発したり、「かさ」と言うと、自発的に「雨」と言ったりと語彙数も増えてきて、毎日繰り返すことで、明瞭になってきているのだそうです。
言葉と同意に数に認知も進んでいます。
数と数字の一致が出来るように、おはじきや指で1〜3まで練習しています。


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お友達は現在書くことを練習中。
鉛筆はまだ正しく持つことができませんが、先生が声をかけながら手を添え、運筆の練習を頑張っています。
先生はお友達を見つめ、お友達は自分の鉛筆をしっかり目で追い、鉛筆の走る音が心地よい瞬間です。

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COMPASS独自の「静かタイム」
最初はとにかく動きが多く、静かに座ることなどできなかったのですが、最近は声をかけられながらだと15分は頑張れているそうです。
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COMPASSで借り物のように感じていたであろう園に通っていた頃とは違い、他のお友達と自然体で関わり、遊ぶ様子が見られています。
一番違いを感じるのはCOMPASSについたとき、元気に大きな声で挨拶ができるようになったこと。
学んで掴んだ言葉やより良い習慣、お友達の成長はどこまで行くのか、丁寧に一つずつ掛けた時間分、その答えは明確に返ってきます。

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まだ道半ばの個別支援計画の目標ですが、これからも生活の中で必要な言葉が自然に出せるように願い、COMPASSの利用の中で繰り返し練習することで、少しずつでも正しい発語できるように支援していくと共に、さらに準備から片付けまでの一連の作業や、日常生活に必要なことを必要な時に必要なことが定着するよう導いていきます。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1-2-35
連絡先:093-475-0449 
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2020年06月06日

No.1090 COMPASS川崎 その声が聞きたくて・・・

No.1090 COMPASS川崎 その声が聞きたくて・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎にお友達がやってきたのは、一昨年の春、お友達が3歳の頃でした。
保護者様の当初の願いは「できることを増やしてあげたい。」ということでした。

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当初、お友達はほとんど発語がありませんでした。
園でのご様子をうかがうと、幼稚園では単独行動が多く、他者とコミュニケーションをとることはまずなかったそうです。
意思伝達はジェスチャーがほとんどで、上手く意思が伝えられないと、癇癪を起したり、物を投げたり。
また、気持ちの切り替えが苦手で、泣き始めると長いこと泣き止まないままでした。

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COMPASSの基本は着座での学習スタイルなのですが、座ってもすぐ離席してしまいます。
この頃は、ひらがなや数の読み書きは難しい状態でした。
そこでお友達が興味を持ったり、楽しそうにしているプログラムを探し、提供していくことに。
夢中になって楽しめること、できたという実感を得られたことで、自信がついて頑張れるようになり、いつの間にか着座できる時間も長くなっていきました。

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お友達の個別支援計画には、短期目標として、文字や数字に関心を持てるようにすること、周りのお友達と一緒に過ごせる時間や範囲を広げていくこと、機能訓練に取り組み、微細運動能力を高めることを設定しました。
その目標をクリアしていきながら、できることを増やし、ひらがなや数字の読み書きを楽しめるように促し、色々な楽しみを共有できるお友達との関係を構築して欲しいこと、また発声練習、言葉でのコミュニケーションの楽しさを知ってもらい、お箸や鉛筆の練習を長期的な目標に。

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小さな小さな成功体験は、少しずつ毎日積み上げられていきます。
まずはお話するって楽しい!と思えるような工夫を環境、関係、話題作りでアプローチ。
また、お友達が伝えたいこと、伝えようとしていることをうまく汲み取り、伝わる喜びを感じられる機会を作っていきました。

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だんだん先生とだけではなく、周りのお友達とも言葉でのコミュニケーションをとる様子が見られるように。
楽しいことだけではなく、嫌なことでも、どうにかして言葉で伝えようとする姿を見せ始めました。
この様子はご家庭でも発揮され、保護者様からは「言葉で気持ちを伝えようとする姿勢が見られてきてとても嬉しい。」とお喜びの声を頂戴したそうです。

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この頃からでしょうか。
嫌がっていた文字に関心を持ち始め、絵本を開くと自ら音読に挑戦しようとする姿が見られるようになりました。
色々なことに積極性を見せ始め、幼稚園ではまだ先生に手伝ってもらう事もあるといいますが、何でも一人でやろうとする自立心が芽生えてきているようです。
自信がついて来たためか、気持ちに余裕が生まれ、学習での理解が深くなって来たようで、メンタルも安定し、衝動的なことやイライラ、ものを投げるような行為も見られなくなりました。

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いつでも、どこにいても柔らかい心で対応できるよう、今COMPASSでは色々な場面にお友達を招き、環境変化によるストレス等を軽減できるように関わりを行っています。

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保護者様のご希望も今年の春から新しい幼稚園へ通うことになり、以前は環境変化が苦手で極端な振る舞いを見せていたこともあったそうです。
新しいところで安心して通って欲しいと、未来を見つめていらっしゃいます。
COMPASSでも、日々の学びで身に付いた力で自信を引き出し、優しい笑顔を増やしていきたいと願います。
お友達の未来が素晴らしいものであるように願い、お友達同士、誰とでも助け合い、関わり、語り合う声を聞きたくて・・・


所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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2020年06月05日

No.1089 COMPASS.Jr 「貸して」と言えること

No.1089 COMPASS.Jr 「貸して」と言えること

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS.Jrに昨年夏から通い始めたお友達、小学校2年生です。
時折自分勝手な振る舞いが強いお友達に「指示に対してスムーズに行動出来るようになって欲しい。他者との交流の中から多くの学びをしてほしい。」と保護者様は希望を語られました。

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昨年のプール遊び
通い始めの頃のお友達は、慣れない場所にも抵抗があるようで、保護者様と離れ難く、部屋に入りたくないと泣き顔になったことも。
COMPASSにやってくると、ご挨拶の後は、手洗い・うがい・荷物をしまって着席・・・と言う流れなのですが、手洗いに行ったきりお友達は戻ってくる気配がなく、洗面所で水遊びに興じていたのだとか。
可愛らしい子どもらしさだと思いますが、こういったことが集中すべきときに顔を出すと、周りから浮いてしまう困りごとになってしまいます。

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また、自分勝手な考えを優先してしまうことも度々ありました。
使いたい玩具を他のお友達が使って遊んでいると、「貸して」とも言わずに奪い取ったり、小競り合いで癇癪を起こしてしまいます。
遊びを中々やめられず、学習につくこともできませんでした。

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昨年のクッキング体験

COMPASSでは、お友達の支援計画には3つの柱を立てました。
生活…生活パターンを落ち着いて行うこと。集中力を維ために着座姿勢、立腰姿勢の維持を目指す。
知覚・認識・言語・数量…言葉の正しい認識、日記作成、計算スキルの向上。
社会性…他児との関わりの中で社会性や協調性を学ぶこと。
これらの目標に向かってお友達のCOMPASSは始まります。
小学生のお友達、主に算数ワーク、国語ワーク、計算ドリル、ひらがなおけいこ、月例プリントなどの机上で行う学習を通して学びます。

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昨年のお買い物体験

お友達の毎日は、一進一退。
先生は努めて都度声掛けを行い、よく対話をして、信頼関係を築いていきました。
冬に入る頃から、欲しいおもちゃで他のお友達が遊ぶ姿を見ても、癇癪をおこすことなく「貸して」と言うことが出来るようになってきました。
泣いているお友達がいると、寄り添って慰める姿も見せてくれるようになりました。
トイレに行っても手洗いで水遊びをしないで、戻って着座するようになりました。

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お正月の書き初め

当時は学習姿勢が続きませんでした。
解ける問題も「分からない!」と逃げ、「遊びたい」と反抗し、真面目に学習に取り組む姿が見られません。
課題に向き合わず、考えることを放棄しているので、足し算・引き算の違いが分からず、一人で問題を解くことが難しかったそうです。

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易しいところから始め、できると言う成功体験を積むこと。
終わるまでは遊べないと言うルールでメリハリを習慣づけようと、日々の支援には、先生たちが統一した姿勢で臨みました。
そして、学習する前に今からやる範囲を示して約束を行うこと、計算には問題を色分けをするなどの工夫を加えることで学習が定着し、理解が進み、粘り強く最後まで解こうとすることを学んでいきました。
苦手だった繰り上がりの足し算・繰り下がりの引き算も、最近では色分けなしで最後まで一人で解くことが出来るようになってきました。

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やればできると言う体験と、メリハリをつけて過ごす習慣を重ねて行ったお友達。
昨年の終わりごろには、周りのお友達と関わりを多くもち、おもちゃを貸してあげる姿も盛られるようになりました。

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COMPASSに通い始めてもう直ぐ1年目を迎えるお友達。
今はご家庭と学校の学習の進み具合を確認しながら、国語と算数の基礎学力向上を目指しています。
これからも強制的な指導は決して行わず、お友達の気持ちに寄り添い、自分で気付き、自分で成長のきっかけをつかめるように環境を整えたいと願います。
今後は、保護者様の願われているクラスの移動も念頭において、学習と感情のコントロールを習得して可能性の扉を目指して関わっていきます。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5
連絡先:093-472-3288
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2020年06月04日

No.1088 COMPASS丸亀NEXT 怒りを抑えること

No.1088 COMPASS丸亀NEXT 怒りを抑えること

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀NEXTに今日も元気に通ってくるお友達、小学校入学前から通い始めて5月に4年目がスタートしました。
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思い通りにならないことがある、頑張っても今はできないこともある・・・これは大人になっていくと少しずつ受け入れられるようになることですが、お友達には、受け入れることが難しく、思い通りにならないことがあると癇癪を起こしてしまいます。
その苛立ちは時には周りの人に向けて、時には自分自身に向けて。

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お友達の苛立ちが鎮まるように、こだわりを手放せるよう、他害や自傷などをやめられるようにと、我が子を想いお話をされていた保護者様。
同時に保護者様は、お友達が静かに着座して学習を進めている姿を見せるようになって欲しいとも願っておられました。

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当時年長さんだったお友達、COMPASSにすぐに馴染んでくれたようですが、確かに強いこだわりに囚われる様子が度々見られたそうです。
急な予定変更が苦手で、そんな時パニックを起こして、周りが見えなくなることもありました。
怒りは体にもストレスを与え、行動も止めてしまいます。

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丸亀NEXTは運動療育を通して学びを行う事業所です。
お友達のプランも集団での生活を通して、ルールやマナーを身につけ他者とのコミュニケーションがとれるようにすることや、運動あそびを通して、最後まで頑張ること、我慢することや切り替えができるように導くことを目標としました。
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たくさんのプログラムからお友達と行うのは飛び石、壁タッチ、ぞうきんウォーク、数字カード、クマ歩き、ストレッチなどなど。
自然にルールを学び、体を動かしながら自分自身との対話を図ります。

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なんでも1番が好きで、そのことにこだわりも見せていたお友達。
最初の頃は、日常的に怒りを表すことに慣れていたせいか、自分の思い通りにならないとき起きる癇癪に支配され、一緒に行動していた周りのお友達や、先生にも手が出てしまうこともありました。
怒りが頂点に達して奇声を発することもあり、そんな時は周りが見えなくなってしまいます。
後先を考えず、その時の感情で、自分から周りのお友達に嫌なことを口に出してしまうこともありました。

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何もかも経験することはとても大事で、失敗からも人は多くを学びます。
時間はかかりましたが、自分と他の人は同格の存在だと段々わかってきて、少しずつそのことを受け入れられるようになったお友達。

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最近は、トラブルになりそうだなと感じた時は、少し距離を置くことができるようになってきました。
怒りを覚えた時に一人で落ち着けるように静かな場所を用意しているのですが、何かをやってしまいそうな時は自分からクールダウンのために部屋へいって気持ちを鎮めています。

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1番じゃないと嫌だったことも、最近は他のお友達に譲ることができるようになりました。
そんな様子はCOMPASSだけでなくお家や学校でも見られるようになり、保護者様もとても喜んでいただいているのだそうです。
着座しての学習は、長時間は難しいのですが、次第に学習でも集中できる時間が増えてきています。

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優しいところもたくさんあるお友達。
そんな素敵なところをもっともっと表に出せるように、他のお友達や先生ともしっかりコミュニケーションを取り、自分の取るべき行動をしっかり考え、言葉で自分の考えを分析し、正しく行動できるように導いていきたいと思っています。

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これからも学習の面も、運動も、人との関わりも、行動の輪を広げ、新しい世界へと一緒に向かって行けるように支援を続けていきます。

所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
T E L :0877-35-7218

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2020年06月03日

No.1087 COMPASS高知.Jr 自己肯定感を高めるには

No.1087 COMPASS高知.Jr 自己肯定感を高めるには

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知.Jrに2月から通い始めたお友達は小学校2年生。
人に合わせることが得意ではないお友達、学習も数字や計算が苦手のようです。
苦手意識は挑戦する気持ちを疎外します。
そのせいなのか、自信が持てない様子を保護者様はご心配で、自信を得て自己肯定感を高めて欲しいとの願いを話しておられたとのことです。

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通い始めた2月、先生はお友達と学習を始めてみましたが、保護者様のお話にあったように算数や時計に対して苦手意識があったようでした。
保護者様とも離れがたく、不慣れなCOMPASSへ通うことも億劫なようでした。
この頃COMPASSで、トイレの水を流す音、たまたま聞こえた大きな音や、お友達の発する大きめの声に敏感に反応すし、怖がる姿を見せていました。

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お友達の個別支援計画は、苦手な事を少しずつ克服するように経験値を積んでいくこと、そのためにCOMPASSで過ごすことに慣れ、安心して過ごすことができるように導くことからスタートです。
数字に苦手意識があるお友達に用意した教材は、数のカード、時計のカード、そして実践や遊びを兼ねた「お買い物ごっこ」を通したお金の理解への教材です。

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日を追うごとに少しずつ変化を見せてきたお友達。
「苦手」を得意に、そんな魔法はありませんが、自信を持ってできることを増やして「できる!」感覚を得ることで、少なくとも「嫌い!」ではなくなっていくはずです。
お友達も簡単な数あそびから始めることで、次第に積極的に算数に取り組めるようになっていきました。

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周りと馴染めずにいたお友達、以前はパズルなどの一人遊びでポツンと過ごしている姿でした。
ところが最近はCOMPASSにも慣れてきて、すごろくなどで他のお友達や先生等に声をかけ、関わって遊ぼうとする姿を見かけるようになりました。

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大胆な文字と言うか、実は字を書くことにも自信が持てず、乱暴に書いてしまいます。
それが気に入らず何度も書き直し、気が済むまでやめないので、学習が一向に進まないこともあったそうです。
最近は、自分の書く字をある程度認める気持ちになってくれて、書き直しが少なくなってきました。
お友達が楽しみにしている課題は、学習のプログラムに取り入れたお母さんへ手紙を書くこと。
何を書こうか?そんな横顔は、ニコニコの笑顔でやる気も漲っているようです。

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耳を塞がんばかりの様子でお友達が気になって仕方なかったトイレの流水音も、最近は気にならない様子で、スムーズに排泄ができるようになったのだそうです。
周りのお友達との会話や遊びを通しての楽しい関わりが、次第にお友達の心も溶かしてくれたのでしょう。
ありのままの自分を表に出し、素直に気持ちを口にすることもできるようになっていきました。

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何度も書き直す乱暴な文字と同様、はみ出すことなど気にしていないようだったお友達ですが、最近「細かいぬり絵に取り組んだり、算数や時計の学習にも積極的になったことが嬉しく、安心しました。」とのご意見を保護者様から頂いたそうです。
馴染むことは集中の第1歩ですが、慣れてしまう事とは違います。

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COMPASSに通うこと、COMPASSで過ごし、学ぶことにもすっかり慣れてきたお友達ですが、慣れてくれた反面おふざけやお間違いがみられるようになったとかで、今度はメリハリのついたオンとオフの区別をしっかりつけた姿勢を目指すことにしています。
易しいところからこなし自信をつける課題は、苦手な「漢字」でもきっと発揮されることでしょう。
今後は苦手な漢字を1年生の復習から丁寧に取り組み、自信を取りもどし、笑顔の日々につなげていきます。

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2020年06月02日

No.1086 COMPASS下関 1年の歩みが言葉となって・・・

No.1086 COMPASS下関 1年の歩みが言葉となって・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS下関のお友達は、通い始めてちょうど1年となりました。
1年前のお友達は語彙をあまり多く持たないことからコミュニケーションがスムーズとは言えませんでした。
保護者様は、言葉によるコミュニケーションが上達し、読み書きへの習得へ繋がるようにと願いを語っておられました。

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当時のお友達は一言で言うと「おとなしい」と言う印象でした。
自発的な発言は少なく、学習の中でも「わからない」と首をかしげて、困った様子を見せていました。

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個別支援計画は、まず「ひらがな」の理解を深め読み書き一致を目指し、また並行して「数量の把握」を目指していきましょうと言う目標となりました。
最適な教材として「絵カード」「あいうえお唱和」「絵本」「月例プリント」「ひらがなおけいこ」などなどです。

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着座はできていたお友達、頑張る様子を見せますが、物、動物、色などの姿と名前が一致せず「わからない・・・」と困り顔を見せることが多かったと言います。
実際の日々の実体験・絵本や動画などでの擬似体験など、名称の認識や、言葉の意味の認識はなんらかの形で経験がないと学ぶ機会もなく、覚えることもできません。
そこで、COMPASSでは繰り返し絵カードを使い、身近な物の名称から少しずつ覚えられるように図ります。
単語を構成する音を、一音ずつ伝え、またひらがなの発音も「あいうえお唱和」などで習得してたくさん体験していきました。

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その頃の頑張りが今に続いているお友達。
あの頃の戸惑っていた姿は全く見られず、今ではすっかり「絵カード」のひらがな、月例プリントの中のひらがなも、問題なく自分で読むことができるようになりました。
名前が書けるようになり、自信たっぷりに読めるひらがながたくさん増え、現在カタカナも頑張っています。
笑顔のお友達が、読めたり、書けたりするたびに「先生、できました!」と嬉しそうに教えてくれる姿を見せています。
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お友達はすっかりCOMPASSの学習が大好きになってくれているようで、学習が始まる前は、「今日はどのお勉強かな♪」とニコニコでわくわくする様子も微笑ましいものです。

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言葉の成長は目覚しくちゃんと使いこなす道具となっているようです。
お家でも簡単な言葉や、カレンダー、車のナンバーを読んだり、わからないところがあると自分で50音表を持ってきてひらがなを探す様子に、保護者様も成長を感じていると嬉しい感想を頂いています。

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ほとんど話しかけることのなかったお友達が「あのね、今日ね・・・」と自分から進んでお話をしてくれることも増えました。
お友達とも、遊びの中でおもちゃの貸し借りや、会話を楽しむ様子に、先生等も素晴らしさに思わず釣られて笑顔になってしまうのだとか。

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言葉の豊かさはコミュニケーションの豊かさ、ひいては人生の豊かさにも繋がるのかもしれません。
これからは、もう1段、あと1段とステップを上げていき、ひらがなの理解から定着、数や時間への理解も進め、小学校への進学を睨んで言葉を言葉で理解する・想像する道へと歩みを始めていきます。

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2020年06月01日

No.1085 COMPASS唐津 見通しを立てられるように

No.1085 COMPASS唐津 見通しを立てられるように

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
4月にオープンしたばかりのCOMPASS唐津。
オープンすぐに通い始めたのは、今年から小学校へ進学したお友達。

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保護者様の希望は、読み書き、会話、食事、排泄などの日常生活に必要なことが出来るようになってほしいというものでした。
保護者様としっかり話し合いを行い、個別支援計画も読み書きや身辺自立のうち、まずは自主的に排泄ができるように支援を行い、集団活動が多くなる小学校、そして、そのずっと先も必要なあらゆる人とのコミュニケーションが上達するようにと支援計画が立案されました。

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さて、4月の初め頃。
COMPASSのお友達はみんなCOMPASSに着くとすぐに検温を行い、手洗いを済ませます。
ここまでは満点のお友達ですが、いざ座ってお勉強となると、なかなか取り掛かれません。
また、トイレを促しても嫌がり、その場に座り込んで動かないことも・・・。

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そんなお友達への提案は、ひらがなのうた、月例プリント、ひらがなの筆順プリント、おはじき、トイレトレーニングシート(保育士先生の制作したもの)などなどです。
実は、COMPASSではずーっとお勉強ばかり、というわけではなく、学習の時間と自由時間がちゃんと別れています。
お友達は学習と遊びの切り替えが上手く出来ないことが多く、「嫌だ!」と言ってその場を動こうとしないことが度々あったのだとか。

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そこで先生は、お友達には見通しを立てられるように事前にスケジュールを伝えることにしました。
「先生が机に来てねと言うから、それまで休憩です。」と伝え、いつまで遊べるのかを認識できるよう声をかけます。
また、お友達にとっては長く感じられる学習時間のようでしたので、集中が途切れないように1回の学習時間を検討し直し、短時間の学習に切り替えて、その代わり学習の回数を増やすようにしました。
この見通しを立てること、着座しての学習を短時間にすることで、お友達は切り替えが少しずつ出来るようになっていきました。

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もう1つの課題であるトイレトレーニング。
これはやってもやらなくても構わないので、まずはトイレまで行くことから始めました。
とりあえず時間になったら中に入り、便座に座ることを毎日繰り返していきます。
同時に、写真にあるような「トイレトレーニングシート」を活用してやる気を促し、排泄できた時は先生全員で褒めます。
まだお友達が自分でトイレに行くことはないものの、少なくとも「トイレに行くこと」自体は習慣化してきたようで、嫌がることはなくなってきました。

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今年は入学式も学校生活もこれまでとは違う特異な春を送っています。
お友達は4月、5月の2ヶ月間、食事、排泄等は、少しずつだがこれまでと違う様子を見せ始め、成果が出てきているように感じられるといいます。
自分の世界が広がってきたお友達、最近は周りのお友達に話しかけたりするなど、関わりを持とうとする様子を見せるようになってきました。

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保護者様にお友達がCOMPASSで過ごす様子、できるようになった事などを日々お伝えしていますが、保護者様は我が子の成長を喜ばれ、COMPASSに通わせて良かったと、嬉しい感想の言葉を頂戴いたしました。

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6月からは少しずつ通常の学校生活が始まります。
これからは「ひらがなの読み書き」など学校での学習の支援になることを目標の1つに加え、お友達自身の中に芽生え始めた人と関わりを持つことの芽生えを大切に育て、言葉を活かし、遊びの中でコミュニケーションを取れるように、楽しい会話と学校生活を送れるように願いながら引き出す支援を続けていきます。

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