2020年07月31日

No.1135 COMPASS丸亀 怒りを抑えて

No.1135 COMPASS丸亀 怒りを抑えて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀には建物の側面に畑があります。
今日はその畑に小学生のお友達皆でトマトの苗を植えました。

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仲良く手を泥だらけにして笑っているお友達、そろそろ2年弱になるでしょうか。
ニコニコと穏やかに見えるお友達ですが、実は保護者様はお友達が相手に伝わらないと起こり出したり、手をあげたりしてしまうことなどを心配しておられました。

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丸亀の個別支援計画には「相手の気持ちを考えて話す。」ことや「文章をきちんと読み取れるようにする。」という理解しあえるためのトレーニングを盛り込みました。

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お友達には学校で習う学習の支援のほかに、主に集団活動での学びを高めていこうと考えました。
グループワークでは、皆で作る制作などを取り入れて、一人ではできないことを経験し、周りのお友達とのコミュニケーションが必要になるように図っていきました。
もちろん同時進行で語彙数を伸ばす学習課題も日々こなしていくように図りました。

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最初の頃は、思い通りにならないと、他のお友達とのトラブルがありました。
しかし次第にカッと怒りを表すことが少なくなり、トラブルになりそうなときもすぐに手を挙げたりすることがなくなっていきました。

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お友達にとって嫌な厳しい言葉を投げられたときも、グッと堪えて我慢する様子を見せ始めました。
代わりに今どうしたいのか、どう感じているのかなどを、精一杯の言葉を使って気持ちを表現しようと努力するようになりました。

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お友達は「どんなふうに育っていくのだろう」と、手で一つひとつ植えた苗を見ながら周りのお友達と楽しく話しています。
これからお友達がどんなふうに育って言ってくれるか、お友達の成長こそが先生や保護者様は何より楽しみです。
まだ少し拙いところもあるお友達の会話のやりとりを、これからは最後まで言葉で気持ちや状況を伝えられるようになることで、会話のコミがスムーズにできるように日々ゴールを目指しながら支援を続けていきます。


所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東2丁目75-1
連絡先:0877-85-3428
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2020年07月30日

No.1134 COMPASS松山 人見知りの克服は・・・

No.1134 COMPASS松山 人見知りの克服は・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS松山のお友達はつい先月から通い始めた5歳の年長さんです。
保護者様は、人見知りが強く、初めての人となかなか話す事ができないことが気がかりで、言葉でのコミュニケーションが取れるようになって、自分の思いを伝える事が出来るようになって欲しいこと。
また、注意力がないため怪我をしないかと心配され、注意力が持てるようになって欲しいと望んでおられました。

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うかがっていた通り、お友達の人見知りはかなり強かったのだとか。
COMPASSでも暫くは周囲のお友達やほとんどの先生に馴染めず、心細いようで特定の先生だけにはくっついて回ります。

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いくら「大丈夫だよ、怖くないよ。」などと言ったところで、人見知りは治るものではありません。
でも「大丈夫」だということを経験してもらうお手伝いはできます。
そこで、先生が介入する事で、お友達との関わりがスムーズに取れるように図ることにしました。

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自分の日常に経験のなかった慣れないことには全て消極的なお友達。
COMPASSだけでなく日常生活のマナーやルールもうまく守れないようです。
着座して学習課題を出しても、その取り組みは集中に欠けることが多かったといいます。
人見知りもですが、引っ込み思案なお友達はなかなかお友達と上手に関わる事ができません。

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まずお友達が「お話を聞く」姿勢になってくれるよう、個別の時間を大事にします。
お友達と行う学習課題は50音の唱和、運筆、絵カード、プリント、数の認知などです。
お友達は月の半分ほどCOMPASSに通いますが、そのすべてに個別支援を行いました。
先生は、1日ごと、一つずつ経験を積み上げるごとに、少しずつお友達の頑なな心の扉が開いていくのを感じたといいます。
次第にお友達は目の前の課題への取り組みに少しずつ集中する様子を見せ始めていきました。

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初めてお友達と出会ってから、わずか1ヶ月。
あれほど人見知りだったお友達、今ではCOMPASSではどの先生に話しかけられてもきちんと答える事が出来るようになっています。
周りに誰もいないかのように、全く関心を示さなかったお友達ですが、同性のお友達に自分から積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿を見せ始めています。
そして何より、まだ上手だとはいえませんが、自分の想いを少しずつ話してくれるようになってきました。

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コミュニケーションは未だお友達の最大の課題です。
これからも継続して直接的な語彙力を増やし、気持ちを会話にするトレーニングを個別指導で行うのはもちろんですが、今後は集団活動や遊びの中で、実践的に楽しくお友達とのやりとりを経験する事で、人との関わりを学び、コミュニケーション能力を向上させていけるように更なる歩みを続けていきます。

所在地:〒791-8034
           愛媛県松山市富久町300-2
連絡先:089-989-8138

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2020年07月29日

No.1133 COMPASS高松 言葉の魔法で笑顔に

No.1133 COMPASS高松 言葉の魔法で笑顔に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松に去年の夏から通うお友達もこの春小学生になりました。
就学準備として保護者様が望んでおられたのは「コミュニケーション能力向上、ひらがなの読み書き、数字の読み書きが出来るように。」とのご意向を話しておられたそうです。
COMPASSの個別支援計画にも「ひらがなの読み書き、最初の数字の取り組みとして物と数のマッチング、それから気持ちを言葉で表現することを目指すことが挙げられました。

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それは、ちょうど昨年の夏真っ盛り。
初めてのCOMPASSでのお友達は発語がなく、視線が合わず、笑顔もありません。
学習を始めようとすると、促しに応じて着座はできましたが、ただ座っただけで何をする様子も見せません。

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まずは発語を促そうと取り組みます。
発声練習として「ひらがなのうた」唱和、「ひらがなプリント」など使用し、お友達の名前の文字を見つけていきます。
自分の名前の文字を見つけると、次にその文字を書く練習。
表情カードなどを利用して、「今の気持ち」「どんな気持ち?」などとお友達の気持ちを聞き出すことに。
そうしてお友達と繰り返す学習は、夏いっぱいから秋の終わりまで続きました。

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次第に視線が合うようになり、質問すると首をかしげる様子が見られるようになりました。
語彙力がまだ十分でないために言葉の意味が理解出来ないので返答出来ないの様子です。
そこで今度は絵本や絵カード、様々なツール、様々な機会を通して、お友達が新しい言葉を知ることに喜びを感じられるような促しを続けました。

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やがてお友達の表情が明るく、笑顔を見せるようになっていきました。
言葉による完全なコミュニケーションはお友達にとって少しハードルが高いようですが、質問に対して答えようと、一生懸命に言葉を選ぶ姿勢を見せ始めました。

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読み書きでは「ひらがなのなぞり書き」が出来るようになり、自分の名前はひとりで書けるようになりました。
着座も、以前はただ座るだけで自主的な行動はありませんでしたが、今はてきぱきと筆記用具の準備をして先生の指示を待つようになりました。

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今日もCOMPASSのドアが開き、お友達が入室してきます。
聞こえてくるのは元気な声のご挨拶。
送迎車内でも、学校の様子をお話ししてくれるようになっているのだそうです。
目標だった「ひらがなの読み書き」はクリア、数の認知も10まで数えられるようになり、半具体物(絵や積み木などに見立てたもの)に置き換えられるよう数のセンスが身につき始めています。

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3月、通い慣れた園をお友達は卒業しました。
卒業制作でもひとりで名前が書けていたこと、卒園式で名前を呼ばれると、少しはにかんだ様子ながらも「はい!」としっかりお返事が出来たと、保護者様から喜びのお電話を頂きました。

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言葉を得たこと、それはお友達のパワーの源となり、自信の泉となって色々な面の成長を見せています。
ゆとりが見られるようになり、優しい表情を周りに向けるようになりました。
ある日、泣いていた2歳のお友達を慰めようと、優しく頭をなでていたのを垣間見て、心の成長を感じ、先生達は心から嬉しかったといいます。

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この笑顔を守り、楽しい学校生活を送れるようにと願いステップを少し広く高くしていきます。
保護者様のご希望もあり、小学校生活に慣れるようにご家庭と協力し、校内ルールをCOMPASSでも模倣して取り入れることで身辺自立と習慣化を目指し、さらに語彙力を上げ、会話を楽しめるように表現力も育てていきたいと願い、今日もまたお友達との楽しい活動は続きます。

所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 T 号棟
連絡先:087-864-5823
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2020年07月28日

No.1132 COMPASS佐賀中央 自信を得てから

No.1132 COMPASS佐賀中央 自信を得てから

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央の昨年から通い始めたお友達、今年小学校へ就学しました。

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ちょうど夏休みだったでしょうか。
保護者様のご希望は「自分の思いを言葉で伝えられるようになり、良好なコミュニケーション能力を身につけて欲しい。」ということ。
将来的には「社会的自立を目指し、生活の安定化を図っていければ・・・」と願っておられました。

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お友達の個別支援計画には「平仮名や片仮名を正しく読んだり書いたりできるようになること。正しい数の関係がわかるようになること。お友達と仲良く過ごせるようになること。」などが設定されました。
折しも夏休みでしたので、国語と算数を中心に学習のサポートを行いながら基本的な自立支援も挟み、また、個別・集団の両方でコミュニケーションの向上を目指していきます。

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トイレに行くことに不安を覚えているようでしたので先生が都度声かけをしていました。
苦手な学習には気乗りがしないまま時間がかかり「疲れた」と訴えることがありました。
その時は一旦休憩をしたり、パズルなど好みのゲームをしてリフレッシュすると再度療育に取り組むことができました。

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時折テンションが高くなると、自分の意見を通そうとしてどんどん要求が増えていく側面を見せるお友達。
そんなときは声掛けをしたり、少し環境を変えるなどして、クールダウンができるよう配慮してみます。
成長に必要な経験と感覚は「達成感」です。
お友達が頑張ったときは「よくできたね!」と手放しで褒めると最高の笑を見せてくれるお友達です。

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やがてだんだんと「できる!」が増えていくにつれ、言われたことをやるだけだった学習への意欲が高まり、自分から積極的に学習に取り組む姿勢を見せるようになりました。
学習や活動を通して先生とのコミュニケーションが多くなるにつれて、不安に思っていることも先生に伝えられるようになりました。
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恥ずかしがり屋のお友達、不安なことがあったときも自分の気持ちを言葉で表す場面が増えてきました。
お友達は気持ちを伝えるという難しい課題をクリアしたのです。

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何よりも先生を驚かせ、喜ばせたのは、お友達自信の口から「もっと勉強したい」と言われたことなのだとか。
「やればできる」ことが身についたお友達は、周りとの交流にも自信を持ってできるようになり、どのお友達もだとも話したり、遊んだりするjことができるようになったのだそうです。

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やればできるという自信を得たお友達、しっかりと目標を見据えて行動する基本が培われた今、楽しい学校生活と豊かな未来への切符を手に入れました。
これからは、学習面の支援を続けながら、もっと先の未来へ続く様々なハードルを共に超えていけるように見守り支えていきたいと願っています。

所在地:〒849-0922
    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
連絡先:0952-97-7358
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2020年07月27日

No.1131 COMPASS岡山ふれんず 成長に続く45分

No.1131 COMPASS岡山ふれんず 成長に続く45分

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASSに通い始めて1年半になるお友達、春に年中さんになりました。
落ち着いた様子を見せない我が子への思いは来年に迫る小学校への進学です。
学校で行われる45分授業の間は着座していられるようにと願っておられました。
こだわりが強く変化に対応するのが難しいお友達が学校生活に馴染むだろうか?
学校での集団生活が円滑に送れるだろうかと、保護者様のお悩みは尽きません。

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COMPASSの立案した個別支援計画は、着座して課題に取り組むことができるようにという保護者様の思いに応えたものとなりました。
お友達の苦手な慣れない環境でもあるCOMPASSですので、事業所に慣れ親しみながら通所できることを当面の目標に。
そして先生と一緒に正しい生活動作が出来ように促し、導くことを目指します。

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お友達が興味を引くような楽しい遊びの活動を取り入れます。
指先をたくさん使う型はめ、木ネジ、せんたくばさみ、ブロック、ペグさし、色分け、マッチング
また、落ち着きを育てるためには「静かタイム」を導入。
言葉を理解し、気持ちを伝え、相手の気持ちがわかるようにと50音読み、絵本、みつばプリント、カード読み、運筆、そして数認知の学習課題を選択しました。

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保護者様からお聞きしていた通り、お友達はジッと座っていられない、いっときも目を離せないという様子を見せます。
衝動的な感覚で動き回り、せかせかと落ち着かず、イライラも感じているようです。
他のお友達が遊んでいるおもちゃも、当たり前のように取り上げてしまいます。
お昼のお弁当のときも、10分もじっとしていられません。
お友達は会話は理解でき、先生の指示もわかっているのですが「片付けましょう。」という指示には一向に従う様子がみられませんでした。

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お友達は、事ある毎に涙でした。
例えば、COMPASSにつくと靴を片付けるように促されます。
そこでお友達は「靴は後で片付ける」とこだわり、トイレも行かないとなくお友達。
数を順序に従って数える途中ふざけだし「やめる?」と尋ねると、潤んだ瞳で見返します。
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時間になり、お帰りの片付けを促すときも、本を片付けられなくて・・・。
プリントを行う際に、誤って壁に鉛筆で書いてしまいましたが「ごめんなさい」が言えずに涙があふれてしまいます。


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お友達がCOMPASSの環境に慣れ、ルールを守りながらものびのびと過ごし、学習課題に取り組み、自由に楽しめるまでには時間が必要でした。
保護者様との連携で、気になることやつまづき、そしてヒントを工夫に変えて対応を続けます。

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今ではお友達は療育中の45分間、きちんと座り、先生の話を聞く、課題を行うことができるようになっています。
成長は至る場所で見られるようになりました。
例えば遊びの時間に大好きなブロックを別のお友達が使っていたとき、どうしても使いたい物のようでしたが、お友達は作る予定の作品のほうを変えて諦めることができた、という場面もありました。
保護者様から集団活動などで「先生がお話している際に喋ってしまう。」とご相談を頂き、聞くべきときには自分が話さず、しっかり聞くことの練習です。
しっかり聞くことを約束して取り組むと、静かに耳を傾け、聞く姿を見せるようになってきました。

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月日が経つにつれ、次第にお友達はすぐ泣く姿を見せなくなりました。
1文字しか読めず、覚えられなかった「ひらがな」も、好きな物の図鑑を元に急速に吸収、その本はすっかり読めるようになりました。
学習では美しい着座姿勢を保ち、言葉の理解や語彙力、場にあった会話の修得も進んでいます。
創造性は豊かで、毎回ブロックで大作作りに勤しんでいるのだそうです。

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お友達は、図鑑ではひらがなを読めるのですが、50音表や並びが変わると読めない文字もあるようです。
集団活動で指示を説明したとき、自分も一緒にやるべきことだと理解し、スムーズに行動するには時間がかかります。
今後は身近になってきた就学へ向けてどんな場面でもお友達が困らないよう、スムーズに動けるよう、周りのお友達皆で楽しく過ごせるようにと願い、ご家庭の協力も頂きながら、また1つずつ道を切り開いていきます。

所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
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2020年07月25日

No.1130 COMPASS松茂 出会いと会話と

No.1130 COMPASS松茂 出会いと会話と

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS松茂が3月にオープンしてやがて半年になろうとしています。
たくさんの出会いの中、こちらのお友達は5月半に出会うこととなります。

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お友達は5月の半ばに保護者様とCOMPASSを訪れてきました。
保護者様は周りを構うことが苦手なお友達が「周りのお友達と上手に付き合えるようになって欲しい。年下の子ども達にも優しくできるようになってほしい。」という希望を語られていました。

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折しもコロナ禍で通ってくることが憚られたお友達は一番最初の療育はオンラインでした。
画面の向こうで初めての会話に、お友達の緊張は最高潮。
決してスムーズに学習が出来たわけではありませんが、それでもこちらからの問いかけにポツリポツリ答えてくれたお友達です。
こうして初回は終了し、先生からの話しかけや問いかけ以外の言葉が交わされることもなかったそうです。

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自粛期間が明けて、お友達はCOMPASSに通うようになってきました。
個別支援計画にはまず新しい環境に慣れて、落ち着いて取り組み色々な経験をすることを基本に設定しました。
社会性の学びではお友達とのコミュニケーションや仲良く過ごすこと。
言語指導では言葉による会話で自分の思いが伝えられるよう努め、相手の気持ちがわかるようになること。
身辺自立では、コンパスのルールを守り、楽しく過ごすことを目指すことになりました。

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COMPASSのプリントを中心に、計算、頭の体操、地理、国語、歴史、ソーシャルスキルトレーニング、ノンバーバル・コミュニケーションなどがお友達の学習課題です。

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オンラインの時だけでなく、お友達はコミュニケーションのきっかけを探していたようで、まずこちらから問いかけないと会話は始まりません。
そこで先生は、ありとあらゆる言葉や共通の話題がないか探り、話題を総出にしていっぱい話しかけます。
お友達とうまく話題のキャッチボールができると、お友達が呼応して会話が始まるという状態でした。

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当初は、こちらから問いかけないと、自分から話しかけることがなかったお友達。
しばらく経つと少しずつ打ち解けてきたのか、先生にお友達の方から話してくれたと言います。

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あれから3ヶ月、保護者様が願っておられた通り、最近では年下のお友達ともよく話をする場面を見せ、少しずつ一緒に遊ぶようになってきました。
特に年齢が近いお友達とは共通の話題が見つけやすいのか、笑顔で楽しく語り合う様子が見られるようになりました。
最近ではお友達同士で一緒に活動の準備や片付けまで手伝ってくれたりしているのだそうです。

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とはいえ、まだ積極的に自分から話題を作ったり、話しかけたりという場面は見られません。
これからは、話すタイミングをつかんで自分から話しかけられるようになって欲しいと思い、言葉の学びや集団活動を通して成長を促していきます。

所在地:〒771-0219
    徳島県板野郡笹木野字八北開拓170-1-2
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2020年07月22日

No.1129 COMPASS小倉北 成長する力は・・・

No.1129 COMPASS小倉北 成長する力は・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS小倉北のお友達、春から年長さんになりました。
昨年、春まだ浅い頃、手を引かれてCOMPASSにやってきたお友達はクルクルとよく動くお口と瞳を持っていました。
保護者様はお友達が天邪鬼で一時もじっとしておらず、休む間もなく喋り続ける様子を心配しておられました。
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保護者様は、小学校入学が身近になった頃でもあり「年齢に合わせた行動を身につけて欲しいこと。」「苦手な部分や得意な事を教えてあげて訓練して欲しいこと。」そして、一方的に自分が話すばかりだったため、「聞く力」を身につけて欲しい・・・そう、希望されていたといいます。

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保護者様のご意向に添うように、都度、場面に合わせた行動ができるように、正しい学習姿勢で問題文を読む・聞くができ、じっくりと考える力を身につけること、先生やお友達のお話をしっかり聞いて、その人の気持ちを考えることを学べるようにと願い、個別支援計画は綿密に立案されました。
学習課題は、COMPASSオリジナルの月例プリント、ひらがなおけいこ、COMPASS日記、そして運動のサーキット遊びを取り入れていきます。

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こうしてお友達のCOMPASSがスタートしました。
お友達と学習をすることは、楽しかった先生ですが、お友達は始めたかと思うと、すぐに周りが気になりソワソワが始まります。
促しても、目の前の課題に気が向かないことが頻繁に起こったといいます。
一旦話始めると止まらず、延々と脈絡のないお喋りが始まります。

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保護者様から伺っていた「天邪鬼」なところもCOMPASSの学習中にもみられました。
例えば、わざとに鉛筆を落として、自分で取らずに他のお友達に「拾って!」と言うこともあったのだとか。
ノリノリの気分の時は、学習はスラスラ進むのですが、苦手な課題が出たり、ご機嫌によっては好きな課題でも気まぐれに嫌がったり、他のお友達がやっている課題を「あれを今やりたい。」と要求するなどもみられたのだそうです。
そして学習の手を止めてお喋りが始まってしまいます。
その度に、気持ちのリセットを促し、目の前の学習課題に意識を向けてもらうことは大変だったようです。

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ご挨拶から始まり、着座、姿勢を保ったまま学習課題をこなすCOMPASSの一連の流れ。
その流れがお友達の中に習慣化してきた頃、目を見張る変化がおきます。

気分のムラで取り組みに差があった学習も先生の指示に従い、提示された課題を行うことを受け入れるようになりました。
たくさんお話をする様子は、ほとんど今、自由時間に限ってみられるようになってきました。
オンタイムとオフタイムの行動をはっきりと区切りをつけられるようになっています。
驚くことにお友達が苦手だった「静かタイム」では、きちんと姿勢を正し、静かに美しい姿勢を保てているのだそうです。

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年長さんいなった春頃には、お友達はどの活動に関しても、周りの小さいお友達にとっては素晴らしいお手本へと成長を遂げています。
しっかりお姉さんらしく振る舞えるようになり、お友達が困っていると優しく声をかけてあげて、手助けしてくれています。

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来年はCOMPASS小倉北を卒業して、小学校へ。
座れなかったこと、難しかったこと、あんなに大変だったあれこれを考えるとき、どの子にも成長する力は必ずあるのだと、お友達を通して再確認できた先生たちです。
課題はまだまだあります。

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就学に向け、苦手な縄跳びや空間認知力を伸ばしてあげられるような活動にも取り組んでいきます。
気づきを与えてくれたお友達のためにも、これからも変わらずにブレない姿勢で関わり、精一杯暖かく、優しく、厳しく取り組みを続け、お友達の未来への扉を開ける鍵として支援を続けていきます。

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2020年07月21日

No.1128 COMPASS諫早 みんなで手を繋いで

No.1128 COMPASS諫早 みんなで手を繋いで

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS諫早に、今日も通って来る小学2年生のお友達がいます。
2019年が終わろうとする時期にお友達はやってきました。
当時小学校1年生、保護者様のご心配は主に学習面。
保護者様の願いは「学習に集中して取り組めるようになってほしい。」というものでした。
また「カタカナの読み書きや音読ができるようになってほしい。」と希望しておられました。

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実に素直な性格のお友達。
学習を頑張ろう!という気持ちはしっかり伝わってきます。
一方、注意がそれやすく、集中が持続できません。
また嫌なことや分からないことがあると、固まった状態になり、無言で動かない場面が多々ありました。
個別支援計画は保護者様のご意向に添い、学習面の強化と気持ちの切り替えができるよう導くこと、気持ちを言葉で伝えられるようになること、そして身の回りの整理整頓ができるようになること等が目標とされました。
学習課題としては、1年生の漢字、カタカナの読み書きをマスターするために、COMPASSのえすぷりというプリントや、国語・算数のワークが選択されます。

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お友達は自分の感覚で過ごしがちのようでした。
そのために生活リズムが崩れがちで、体調を崩して休んだり、学校帰りの送迎車の中で寝てしまうことも多く、経験を重ねるための積み上げる学習は一進一退が暫くの間続きました。
整理整頓が苦手で、常にランドセルの中がぐちゃぐちゃの状態で、学習道具もすぐに見つからないことも多く、スムーズに学習に向かう気持ちが削がれてしまいがちでした。

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ランドセルの中や机の中の整理整頓を心がけることは、COMPASSの指導だけでは限界があります。
そこで、小学校の先生や保護者様と会話を重ね、連携を図り、整理整頓への意識が高まるよう、みんなで手を繋ぎ、統一した環境を整えました。
スムーズな学習の開始はお友達にとっては大切な課題なので、COMPASSに着いて、すぐに自分から学習の準備を始めたり、少しでもやり始めたときなどには、その度にしっかり褒めることを忘れず、お友達のやる気が保たれるよう工夫しました。

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ご家庭と学校、COMPASSで連携を図りながらお友達の成長の芽吹きを促し続けていく毎日が続きました。
やがて、少しずつお友達の中に習慣化されてきた整理整頓や規律の理解が進んで行ったようです。
その変化は色々な場面で嬉しい姿を見せるようになってきました。

例えば、分からない問題等でつまずくと声をかけても全く反応しなくなるという、あのこだわりが強い部分。
少しずつ変化がみられるようになり、今では切り替えられるようになってきて、「ここまでやる!」と最初にお約束をすることで、終わるまで頑張れるようになってきました。
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当初は読み書きができなかったカタカナも完全にマスターできて、現在は2年生の漢字や算数の計算に学習を進めています。
素直差に加えて、明るさと積極性で成長を見せるお友達。
学習面だけてなく、静かタイムではいつも率先して司会をつとめたり、集団活動にも意欲的に参加する様子を見せています。

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学校生活を楽しく送れるよう体調管理と生活環境を整えながら、学年相応の学力を深い理解を持って習得できるようになるための温かい支援を続けていきたいとその笑顔に確信を覚えながらお友達の支援を続けていきます。

所在地:〒854-0041
    長崎県諌早市船越町891ー2
連絡先:0957-56-9328

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2020年07月20日

No.1127 COMPASS高松Jr 成長の軌跡とこれから

No.1127 COMPASS高松Jr 成長の軌跡とこれから

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松Jrに昨年から通い始め、1年がたったお友達がいます。
通い始めた頃、お友達はすぐに着座はできて、離席などは見られませんでした。
ですが、先生とも誰とも目を合わせられません。
何かを聞くと、オウムがえしが返ってきます。
指示には従ってくれますが、指示の内容を何度か伝えないと動くことができないことが多かったそうです。

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保護者様のご希望も「友達とのコミュニケーション、集団行動」でした。
また小学校へ入学するまでには読み書きができるようになってもらいたいということや、言葉で自分の意思を相手に伝えられるようにということも願っておられました。

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保護者様のご意向に添うように、またお友達の将来への歩みとなるように「お友達同士のコミュニケーション」「ひらがなの読み」「数唱とマッチング」などの会話へのアプローチと基礎学力の向上を設定。
COMPASSの基本である「あいうえお表」唱和、文字のマッチング、絵カード、月例プリント、手先の訓練などの学習課題を選びます。

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視線が合わないことために、先生もお友達が指示をわかってくれたかどうか、確信が持てないでいました。
尋ねたことにはほとんど「おうむ返し」。
その都度返答のパターンを教えていきます。
聞かれたことに答えるゴールまでの道案内は、特別なものでなく「ひらがな50音」の発声や、「絵カード」だったり、お友達とふと目が合うときに交わす笑顔です。

ひらがなの発声や、読み書き、言葉の意味を捉える学習が進むにつれて少しずつ変わっていくお友達。
言葉の理解が進み、語彙力が少しずつ上がってくると、上手に教わった回答をする様子が見られるようになっていきました。
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「真似をする=まねぶ」は学ぶことの基本。
模倣は繰り返しながら、いつしか自分のものとなっていくように成長を期待しながら日々の繰り返しを行います。
算数のプリントでは、一番最初の大小の理解でつまづきを見せていました。
大きい・小さいという概念が飲み込めていないお友達、色々な反具体物で、実際に物を見て、大きい・小さいという概念を育てていきました。

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日常的に頻度が高い会話は、パターン学習で覚え、聞かれて正しく答えられるよう、それは何度も繰り返して学びました。
経験と過ごした月日がお友達の味方となり、今はリラックスした様子で周りのお友達と同じ遊びを楽しめるようになってきました。
最も言葉のやり取りはまだ上手ではないのだそうですが、ひらがなの読み書きはかなりできるように成長しています。
今では音を口にしながらカタカナの練習も始めたお友達です。
学んだパターン以外の自発的な発言はまだあまり見られないものの、明らかに大きな飛躍を感じさせるお友達です。

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これには保護者様も大変お喜びになり「家庭や幼稚園で、できるようになったことが増えて嬉しい。」とご意見を聞かせていただきました。
春に年長さんになった友達、来年は小学校へ進学です。
お友達の力を信じて、楽しい学校生活となるように文字や数字の読み書き、音読、コミュニケーション面などをより細やかな支援は続きます。

所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 U 号棟
連絡先:087-864-5328

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2020年07月18日

No.1126 COMPASS三豊 穏やかな日々を願って

No.1126 COMPASS三豊 穏やかな日々を願って

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊に通い始めて4年になるお友達がいます。

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保護者様は「我慢することを覚えること、気持ちの切り替えができること、落ち着いて過ごせるように。」とお友達の日々が豊かで穏やかに流れるようにと願っておられました。

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個別支援計画には落ち着いて過ごせるようにということや自分で気持ちに折り合いをつけ、自制できるようになることが目標と設定されました。
学習面での学習課題は月例プリント、音読、片仮名・数の学習、受け答えなどを活用します。
身辺自立など生活の基礎を向上させるために帰りの準備、片付け、お手伝いなどもお友達の課題とされました。
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当時は小学生だったお友達、着座ができず、他者との関わりを持つことはなく、一人で過ごすことが多かったといいます。
学習には取り組むものの、周囲の様子が気になり着座姿勢も続かず、集中できていないことが多かったそうです。
行動から別の行動への気持ちの切り替えも難しく、指示を受けてもすぐに行動できません。
聞かれたことへの答えをすぐに口にできないなど、言葉のキャッチボールも難しいものだったそうです。

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時折処理できない感情が高まるとパニックになるお友達。
時間をかけ1つずつ心の扉を開いていったかのように、COMPASSで過ごす毎日は、今ではお友達にとって優しい日々になってきたようです。
穏やかな表情になり、パニックを起こすことはあまり見られなくなってきました。
それでも時折パニックになりそうなときは、自分からクールダウンの場所に移動し、落ち着きを取り戻すようになってきています。

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先生の声かけや指示にも笑顔で答えてくれるようになり、関わり合おうとする姿勢が見られるようになりました。
周りのお友達への関心の幅が広がってきて、コミュニケーションを図ろうとする姿、自然に関わる姿も見られるようになりました。
片付けやお手伝いも嫌がらずに行うお友達、月日を経るにつれ笑顔も増えてきたそうです。

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現在中学2年生になったお友達。
こう聞かれたらこういう風に答えるという応酬話法も少しずつ向上が見られるようになってきたといいます。
苦手だった着座して課題を進めることも、自然に行えるようになってきました。
これからは社会への巣立ちを睨み、COMPASSだけでなく、どこでも他者とのコミュニケーションが円滑に行えるように、笑顔でいられるように、そして情緒も穏やかに安定する術を身につけていってもらいたいと願い、諦めない優しい支援で関わっていきます。

所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

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2020年07月17日

No.1125 COMPASS.Jr 座ること、座れること

No.1125 COMPASS.Jr 座ること、座れること

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS.Jrにもこの春新一年生になったばかりのお友達が通うことになりました。
保護者様はお友達の「身辺自立」と「居心地の良い場所」の支援と提供をCOMPASSにご希望でした。
じっと座っていられないので、大丈夫だろうかとかなりご心配なご様子です。

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COMPASSの支援計画には、ご意向に沿って3つの療育区分を個別支援計画の方針の骨組みに設定しました。
生活 … 生活パターンを自分から進んで行えること。立腰姿勢の維持。排泄の自立。
知覚・認識・言語・数量 … ひらがなの書き取り。数量や図形の把握。
社会性 … 新しい環境に慣れ、安心して過ごす。友達との関わりの中で規範や社会性を学ぶ
学習課題は小学生らしく「ひらがなおけいこ」「かずのおけいこ」「月例プリント」「ひらがなマッチング」「ひらがなカード」、そして絵本を取り入れました。

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さて、お友達との毎日が始まりますが・・・
利用当初の課題は「座ること」でした。
お友達は学習・静かタイム・食事の時間・トイレでの排泄の場面で、座るように促されることに激しく抵抗を見せます。
先生が「座ってみよう!」と促したり、注意をしても、笑ってごまかしたり、しまいには激しく泣いておなかを掻きむしって抵抗したりと断固拒の構えです。

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なんとか座ってくれたと安心も束の間、いきなり離席。
マットの上で寝転んだり、好きな絵本を勝手に取ってきて眺め出したりと、自分の好きなように振る舞う始末です。
学習では着座姿勢の維持が最初の関門で、また文字の練習プリントが嫌で仕方なく、なぐり書き。
枠内に文字を収めることができず、平気ではみ出してしまう様子から、気持ちが入っていないことが手に取るようにわかります。

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COMPASSの基本は着座姿勢での学習。
どうして座れないんだろう、どうやったら座ってくれるだろうと、先生は考えに考えます。
そこで足台を用意して、足が地につかないことで不安になる要素を取り除くよう働きかけてみました。
お友達に座るよう促すだけでなく、先生が何度も正しい座り方のお手本を披露して、お友達の関心を誘ってみます。
また、着座時間の見通しが持てるよう、タイマーを見やすい位置に設置し、少しでも伸びると褒めるというあらゆる工夫を凝らしました。
すると少しずつお友達は着座できるようになり、徐々に座る時間も伸ばしていきます。

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お友達の世界を少しずつ開くように、こだわりで動けないことを大丈夫だと伝えるように促します。
「ひらがなのおけいこ」は、ひらがながの練習プリントでどんなに大切か繰り返し伝え、正しい鉛筆の持ち方や使い方を指導。
少しずつお友達の意識が変わり集中を見せるようになり、はみ出さないように枠を意識して字の練習をするように変化を見せ始めます。
自分の名前の字が書けると「できた!」ととても嬉しそうにお知らせに来てくれたそうです。
学習や静かタイムだけでなく、食事やトイレの際にも着座することを嫌がらなくなり「これから〜をするよ」と伝えると自分から進んで椅子に向かうようになりました。

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また、嫌なことがあっても離席することがなくなり、思いを言葉で伝えようとしてくれるようになりました。
先生との信頼関係がしっかり構築されて、先生のお話を素直に聞き入れ、感情で行動するのではなく、考えて行動する姿へと変化を見せ始めたのだそうです。
そして、指導員の話も素直に受け入れることができるようになってきました。
なぞり書きも少しずつ丁寧に、枠内に書けるようになってきています。

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何度も繰り返し促し、手を添えてようやく行えていた、たくさんの生活の基本。
それが今では先生が声をかけただけで、さっと一人でできるようになりました。

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わずか3ヶ月。
座れない、勝手に振る舞う、字を書かなかったお友達が、今では離席もせず、40分着座して2セットの学習をこなす成長を遂げました。
COMPASSだけのことではなく、小学校でもこの成果が現れてきているそうです。
書き順を色分けするなどの工夫が功を奏して、難しい文字も考えて一人で書けるようになってきています。

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身辺自立も次のステージへ移り、着替えやお手伝いもできるように導いていき、学習は基本の「国語と算数」の力を伸ばしたいと願いながら静かタイムをしっかり頑張れているお友達を微笑ましく見つめます。
今後もご家庭と連携をとりながら、工夫を続け、諦めない療育は続きます。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5
連絡先:093-472-3288
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2020年07月16日

No.1124 COMPASS大野城 新しいことを受け入れて

No.1124 COMPASS大野城 新しいことを受け入れて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS大野城に今年から通い始めたのは、小学校3年生になったばかりの春でした。
保護者様は新しい環境に馴染み、お友達と仲良く遊べるようになって欲しいと願われていました。
身辺自立についても、トイレに自分で行き、排泄が出来る様になって欲しいと望まれ、支援計画もご意向に沿って立案されました。

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そんなお友達と頑張る課題として、絵本の読み聞かせ、色カード、巧緻性を高める狙いとしてハサミの使い方をマスターすることなどが取り入れられましたが、通い始めた4月は強い拒否の構えで、会話も出来ず、寝てばかりのお友達でした。

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COMPASSの先生はどんな反応を見せても決してブレることはなく、優しく、毅然と指導にあたるのが信条です。
しかし、お友達は手強かったようで、馴染もうとせず、優しく声かけを繰り返しても、指示が通ることはありませんでした。
声かけにも反応を見せず、うずくまって動こうとしないという状況はしばらく続いたといいます。

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全く新しいCOMPASSという環境への抵抗が薄れるためには、お友達の心が解けるまで諦めず変わらない毎日を繰り返すことが実は近道でした。
日を追うごとに抵抗の構えが少しずつ薄らいで行ったお友達です。
やがてお友達は、COMPASSで着座して過ごすことを受け入れるようになっていきました。


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課題がピタッと止まってしまうときには「どうしたの?」「わかる?」など優しく声かけを続けます。
最初の頃はお友達の答えはいつも『わからない』だけでしたが、回を重ねていくと、少しずつ応えてくれる様になっていきました。
課題が終わるまでは声をかけて進めるよう促し、決して途中でやめてしまわず、最後まで頑張れるように見守ります。

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来所してすぐ、帰り際、途中で必ず1回以上、トイレへの促しは行われていました。
その成果か、近頃は先生の声かけ無しで、自分の判断でトイレに行けるようになりました。
少しずつ先生たちへ目を向けることも見られるようになり、先日などは話しかけたらお返事があり、声かけでお片付けまでできていたそうです。

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3ヶ月の取り組みで、ようやく学習の基本姿勢にたどり着いたお友達。
これからは学校で、その先の社会でも楽しく暮らすために必要な身辺自立を身につけ、また、言葉を得て理解し、思いを伝え、言葉で考えることへと歩みを続けていきます。

所在地:〒816-0982
    福岡県大野城市畑ヶ坂1-10-22
連絡先:092-586-7328
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2020年07月15日

No.1123 COMPASS岡山 環境づくりで笑顔に

No.1123 COMPASS岡山 環境づくりで笑顔に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山に通っているお友達、小学生になって岡山ふれんずから移ってきました。
ふれんずの時から継続して、保護者様は「学習についても楽しんで理解できるように知識を身につけてほしい。気持ちのコントロールがうまくできるよう、切り換えられるように。」と希望を語られていました。

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お友達の個別支援計画は「学齢に見合った学力の習得」「気持ちを言葉で表現する」「気持ちの切り替えができる」ことを目的とし、基本的な学習課題として、運筆(視写)、音読、反対言葉、50音並べ、拗音の読み・書き、足し算や引き算、そして巧緻性を高めるために手指活動(りぼん結び、木ネジ、プットイン など)も取り入れていきます。

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児童発達支援の岡山ふれんずと放課後デイの岡山は隣同士。
4月に新一年生となったお友達は、隣の岡山へ通い始めますが・・・隣に映っただけなのに、何故か元気のない様子で笑顔が減り、口数が少なくなっていました。
今度のCOMPASSが大きなお友達がたくさんいるからなのか、お友達自身が小学生になったという緊張なのか、硬い表情で困っていることがあっても先生に聞けないでいたのだとか。
課題の足し算や引き算のプリントをやっているときも分からない問題があっても先生に言えず、ずっと1人で困った顔をしながら考えていたそうです。

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入学以来、自粛期間を経てやっと通い始めた小学校。
通い始めには疲れた顔でCOMPASSへきていましたが、最近は新しい生活に慣れ、少しずつ笑顔できてくれるようになりました。
ふれんずに通っていた頃と同じように輝く表情を見せてくれるようになり、自分から先生に学校での出来事を話す姿が見られるようになってきています。

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お友達にとっては小学校への入学という大きな節目があり、通い始めたばかりの放課後デイ、感染症の対応もあって生活そのものが変わり、更に大雨と、緊張状況は今も続いている中、いかに安心して過ごせるか、信頼を寄せてもらえるかに注視したお友達との4ヶ月です。

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小学校から帰ってこれまではCOMPASS用のカバンを持ってきていたのですが、最近はランドセルを見せたくてランドセルで来ているのだとか。
自慢のランドセルを先生に見せて「ここにポケットがあるんよ。」とか「ランドセル、名前書いとるんよ!」など話題は尽きないお友達です。

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お話がしたい!というお友達の姿勢をチャンスとして、これからも計画に則り、学習も進めながらも同時に気持ちを言葉で表現するように、また課題から課題へ、学習から集団活動へなどに気持ちの切り替えがスムーズに行えるように未来に繋がる支援を続けていきます。

所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-226-3388
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2020年07月14日

No.1122 COMPASS丸亀Link 素敵な女性へと

No.1122 COMPASS丸亀Link 素敵な女性へと

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Linkのお友達は中学2年生の冬から通い始めて、この春、高校2年生になりました。

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あまりコミュニケーションが得意でないお友達、保護者様は「自分の思いや体調面が伝えられるように。困った事や分からない時自分から聞けるようになってほしい。」と希望しておられました。

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支援計画には、困ったことがあったり、自分の思いなどを伝え、自分で周りの人とうまくコミュニケーションが取れるよう成長を促し、また、意欲的に学習に取り組み、自信を持って行動できるようにと目標が設定されます。

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当時、お友達は中学の最上級生。
将来、社会に旅立つことを視野に入れ、社会生活で必要な時間の概念を育てるための時計の理解、お金の計算、基本的な読み書きがまず個別の学習課題として取り入れられました。
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学校でも社会でも人は誰でも周りの人の理解や手助けを受けながら、自分も関わっていくものです。
独り立ちとは決して一人という意味ではありません。
そこで、少人数からのグループワークも大切な課題として取り入れ、少し苦手な手指の訓練や事業所内にある畑のお世話をお願いすることで、命を育てることや収穫の喜びも体験してもらおうという課題も設定されました。

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実際に療育がスタートすると、分からないことや困ったことがあってもうまく伝えられないためか、机に頭をふせてしまい、先生が声をかけても、一言も返せず、頑なな姿を見せることもありました。
固まってしまうお友達の様子がどんな声かけや問いかけをしても変化がないという状態はしばらく続きました。
しかし、先生はブレない態度でいつも優しく丁寧に根気よく声かけを続けていきます。

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2年と9ヶ月が経ち、自発的な発言は今でも苦手なものの、問いかけにはうなづいたりイヤイヤと首ふりをするなど少しずつ意思表示が確認できるようになっています。
自ら「大きな返事をする、自分の気持ちを伝える。」と“めあて“の紙に書き、苦手な事を無くそうと頑張っている姿を見せるようになりました。
先生たちが応援していることをお友達もわかっていて、次第に自分の気持ちを話そうとする様子を見せているとのことです。
グループワークの際に、以前のお友達は答える順番になると下を向いて固まり一言も話せなかったのですが、最近のグループワークで大きな返事と首ふりを皆んなの前で披露してくれました。
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その緊張した表情を見せながらも、とても頑張った姿に先生たちも感動を覚えたそうです。
物事にあまり積極的な様子は見られなかったお友達ですが、関わりの中での役目を果たそうとする責任感が見られるようになりました。
Linkでも「畑の係」を快く引き受け、お世話も大変熱心にやってくれ、次に何を植えるかも一緒に考えてくれています。

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お友達は現在高校2年生。
そろそろ思春期を迎え、人への関心が芽生えた反面、好きな先生に対して会話する事にとても緊張する様子も見せているのだとか。
素敵な女性になって欲しいと願い、お友達自身も大人の女性に対する憧れの気持ちがあるようで、マナーなども含めて素敵な女性になれるよう促しを行っていきたいと思います。

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来春には最上級生になり、そろそろ学校でも社会へ向けた研修などが始まる時期となりました。
基本的な日常生活の必須事項の学習に加え、お友達が社会に出てから遭遇する様々な場面を想定し、仕事先でも指示命令を明確に伝えてもらえるように「分かりません。」「もう一度お願いします。」などの応酬話法を練習し、旅立ちに備えていきたいと思い、素敵な女性として社会へ旅立てるようCOMPASSでのサポートは続きます。

所在地:〒763-0072
    香川県丸亀市山北町465-1
連絡先:0877-43-7328

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2020年07月12日

No.1121 COMPASS武蔵新城 苦手なことが「もっとできるよ」へと

No.1121 COMPASS武蔵新城 苦手なことが「もっとできるよ」へと

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月曜日のCOMPASSです。
武蔵新城のお友達は通い始めて9ヶ月、小学生になって初めての夏を迎えようとしています。
保護者様のご希望は「就学までに文字や数の理解を。」というものでした。
ゆっくりペースのお友達が小学校で学習面で追い付かず、傷つかないか心配なのだと想いを語られていたのだそうです。
保護者様のご意向に添いながら、お友達の長い将来のために「友達と関わりながら、ルールを学ぶこと。」また「発声練習によって明瞭な言葉へ、語彙を増やすこと」も加え、ペースを見ながら「平仮名や数字、図形、空間認知」基本療育を進めていくという支援計画が作成されました。

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ニコニコとのお友達、人見知りせず誰とでも仲良く交流できているようでした。
一方、学習は体力もなく集中も続かないためか、学習時でもいつの間にか寝てしまう場面もあったのだとか。
また、言葉もなかなか発することができず、数字もあやふやな印象で、コミュニケーションも円滑とは行きませんでした。

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諦めない療育がCOMPASSの信条。
いつものように着座を促し、座って集中できるよう環境を整え学習を進めます。
お友達の学習課題には正しい書き順を覚えるための運筆練習を、また発声練習で言葉の学びを、読み聞かせ、読み解きも行われました。
さらに道徳の判断を育て、まずは10までの数認知、形の学びで図形、点描や空間認知も養うプログラムを取り入れます。

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お友達の学習で見せる表情はとてもユニークでした。
苦手な課題が出されると、変顔をしてごまかそうとします。
苦手意識の解決のため、課題1つができたら、褒めて次の課題へ促すことに努め、自信を持って意欲的に取り組めるよう導いていきました。
じっくり集中できないお友達は自粛期間のビデオ療育では終わるまで着座していられませんでした。
そんな時、悲しくて泣いてしまうこともありましたが、諦めず何度か続けていくことで次第に落ち着いて画面に向かう姿を見せるようになりました。

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諦めない取り組みはお友達の頑張りと相乗効果でお友達の成長をなって現れてきました。
文字を書くことは苦手なようでしたが、最初は苦戦していたのですがなぞり書きを嫌がらずに行うようになり、少しずつ文字が書けるようになってきました。
また、計算も「足し算計算の能力が向上してきました。

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あれから9ヶ月が経ち、お友達は少しずつ落ち着いて着座姿勢で学習する時間が長くなっています。
数字に対する苦手意識もなくなり、数の認識も進み、1から5までの足し算を暗算で行えるようにもなっています。
褒められて嬉しい!できる!という自信がお友達の姿勢も変え、もうすっかり居眠りもなく、「もっと出来るよ!」と意欲的に学習へ取り組む姿勢を見せるようになってきました。

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自粛が解け、リスタートしたお友達の学校生活。
これからはお友達は嫌でも勉強をしなくてはいけない小学生になりました。
苦手意識のまま取り組むより、苦手じゃない、嫌いじゃない気持ちで取り組むと学校生活は楽しくなるに違いありません。
それより「できるよ!」と自信を持って挑戦する気持ちだったら、さらに充実して勉強も楽しくなっていくことでしょう。

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これからはひらがな50音の読み・書きの定着を目指し、音読も取り入れて幅を広げていきます。
個別中心から友達と関わりながら集団活動でもルールのマスターへと目白押しのプログラムへと進み、諦めず、何度でも、できるまで繰り返して1歩1歩しっかりと進んでいきます。

所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481
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2020年07月11日

No.1120 COMPASS本部教室 泣き顔から笑顔溢れて

No.1120 COMPASS本部教室 泣き顔から笑顔溢れて

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土曜日のCOMPASSです。
昨年夏からCOMPASS本部教室に通うお友達は今年の春に年長さんになりました。
来年は小学校へ就学します。

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保護者様も就学を睨み、小学校を楽しく皆と過ごせるようにと願い、環境に慣れるまで時間がかかりがちなところや消極的なところ、情緒面、不明瞭な言葉も改善できれば・・・と希望されていました。
そこで、支援計画では言葉でコミュニケーションが取れ友達と共有する時間を楽しむことと、発語力を育み語彙数を伸ばすことを目標としました。

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お友達の初日、集団活動ではラジオ体操をみんなで行いました。
目一杯緊張していたお友達、じっと固まったまま…皆がラジオ体操をしているのを見てどうしたら良いかわからず泣いていました。
個別活動でも発語もあまりなく、表情も固く、心細かったのか今にも泣き出しそうな顔をするお友達でした。

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お友達が安心して楽しくCOMPASSで過ごせるようにはどうすべきか、何より笑顔になってもらいたいと願い、しっかりと優しくて前向きな療育を続けます。
まず着座を促すと、素直に従い、先生の話をよく聞き、学習にも素直に取り組む姿を見せます。
不明瞭な発音の矯正と、語彙の獲得に活用したのは50音の唱和で声を出せるよう促し、絵カードを使って発語の練習を。
着座して学習課題を習慣づけるために、月例プリントをお友達のペースに合わせ、楽しみながら取り組んでいきました。

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宥めても透かしても、無理に元気にさせたり、活発になることはありません。
お友達の場合も自信がつくことで姿勢が変わってくるはずだと先生は確信し、ブレない指導を続けます。
すると、日を追うごとに、こなしたプリントの数、覚えたカードの単語のぶん、最初は小さかった声も段々聞きとれるくらいまで大きくなってきて、学習内容の理解も緩やかに進んでいきました。
諦めない努力は、お友達を自信のある笑顔に変えていきました。

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1年が経ち、50唱和では元気な声が聞かれ、ラジオ体操も皆と一緒に上手に出来る姿を見せるようになりました。
数や文字の認識も理解が進み、自信がつくことでニコニコの笑顔も増えてきました。
あれほど消極的だったのに、今では他のお友達とも楽しそうに遊んだり「先生〜〜!」と大きな声で声をかけてくれたり、明るく元気に過ごす様子がみられます。
不明瞭な発音も完璧とはいきませんが、きっと大丈夫。
なぜなら嫌がらずに何度でも繰り返す頑張りがお友達の可能性をいつも広げる手助けになってきているからです。

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ご家庭の協力も素晴らしく、自粛期間もオンライン指導にいつも参加され、親子で頑張ってくださいました。
保護者様はご家庭での様子を細かく教えて下さり、COMPASSからもお友達の様子を具にお伝えし、励まし合い、いつも感謝の言葉を頂けて、深い連携がお友達の成長に一役買っていることは間違いありません。

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今後は来春の小学校就学に向け学習のレベルアップを図り、コミュニケーション力も育てていきたいと思います。
これからもお友達とご家庭、そしてCOMPASSとでしっかり手と手を取り合って、心を繋いで、お友達の泣き顔が笑顔で溢れているように、明るい未来を目指していきます。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1-2-35
連絡先:093-475-0449 
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2020年07月10日

No.1119 COMPASS丸亀NEXT こだわりが和らいで

No.1119 COMPASS丸亀NEXT こだわりが和らいで

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀NEXTのお友達は3才、今年の2月から通い始めたばかりです。
とにかく、大人しく座っていられないお友達。
保護者様の願いも「お友だちと遊ぶ楽しさを感じて欲しい。コミュニケーションが取れるようになってほしい。」ことや「少しでも着座できるようになってほしい。少しでもこだわりを和らげてほしい。」というものでした。
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まだ幼いお友達。
幼さはエネルギー、幼いからこそ如何様にでも返信できる可能性があります。
COMPASSでは、保護者様の願いを受けてプランニング。
基本的な生活習慣(トイレの習慣も含めて)を身につけること、語彙の獲得、コミュニケーション力の向上、そして少しずつ数に興味をもてるようにすることを設定。
お友達との日々が始まります。

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COMPASSの基本は「着座しての学習」ですが、ここNEXTでは「運動遊び」を取り入れた療育も得意分野。
お友達の感覚を育てるために飛び石、壁タッチ、ぞうきんウォーク、数字カード、クマ歩きなどを運動療育課題に設定したのですが・・・
運動を促しても取り組む意欲が見られず、先生の指示をスルーしてしまいます。

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指示に従って動いてくれないので、興味を促すことや、1日の流れを理解してもらうことに、とても時間がかかりました。
また時折お友達が納得がいかないことがあると、途端にパニックになってしまうこともありました。
それでもお友達がCOMPASSに来るたびに、ブレない態度で優しく促しを続けていく毎日でした。

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お友達は、家では好きなもの以外全然食べないとのことでした。
そこでお弁当を持参してもらい、なんでも食べられるように取り組みが始まります。
食事の時はもちろんお友達に着座を促すのですが、座っているのが苦手なようで、食事中でも何度も離席。
やがて、お友達の様子に少しずつ変化が見られるようになってきました。

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以前は、食事中に立ち上ってしまうことがよくありましたが、最近は「ごちそうさま」をするまで着座して皆が食べ終えるのを待てるように。
このお弁当の取り組みが功を奏したようで、自宅でも食べられるものが増えてきており、食事面のこだわりが見られなくなってきたそうです。
お弁当を通して他のお友達と一緒に過ごす時間はとても有効でした。
同じテーブルを囲み、異年齢のお友達と関わることで、少しずつ交流する姿を見せ始めています。

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着座ができるようになったことで語彙力を伸ばす学習も受け入れるようになり、言葉の学びが進むにつれ、コミュニケーションを取れるようになってきています。
以前は関心を示さなかった数字カードなど興味がなかったものも少しずつ取り組めるようになってきて、お家でも数字への興味がでているといいます。
同時進行で指導してきたトイレでの排泄も成長が見られ「排泄できそう」という感覚が掴めてきたようで、ご自宅でもオムツで失敗することが少なくなってきているそうです。

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目線を合わせなかったお友達、今では普通に笑顔を交わせるようになってきました。
現在のお友達は運動することが大好きなようです。
これからも「動」と「静」の運動を組み合わせ、我慢することや気持ちの切り替えができるようになることを目標に楽しいと思える学習を進めていきます。
所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
T E L :0877-35-7218

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2020年07月09日

No.1118 COMPASS中津Sweet 軽々と扉を

No.1118 COMPASS中津Sweet 軽々と扉を

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津sweetに通うお友達は、この春中学1年生になりました。

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穏やかな笑顔の持ち主で、ゆっくり時間をかけて理解するタイプのお友達。
保護者様は将来を見据えて、人見知りしなくなるように、言葉の力を。また学力の向上で社会への準備をと願っておられました。
個別支援計画も保護者様のご意向に添った方向性を設定し、生活の実践として学習課題はお金の学びを選択しました。

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昨年の盛夏からスタートしたお友達のCOMPASS。
素直に着座して、笑顔で指示を待ち、学習に取り掛かるのですが、つまづくと、どうにも集中が続きません。
また、学習が終わってから皆が楽しみにしている余暇の時間。
大抵のお友達は皆一緒に遊び始めるのですが、お友達は同世代とも上手く交流が持てないようでした。

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社会への第1歩として選択した「お金」の学習。
数字と数量の一致がないと、お金の計算や支払いは難しいものです。
数は難しい課題の1つです。
最初はりんご1個とライオンが1頭、トラック1台と1枚の紙、大きさや形状が違うものを同じ「1」だとわかるまでに時間がかかります。
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ましてや同じような紙のサイズで数字が書いてあるお金、数種類のコインが混ざって金額を提示するお金は、数字の大小への理解と、10円が10枚で100円と同じ、1円なら100枚、そんな価値を理解していないと間違えやすいアイテムです。
お友達も最初の頃は質問にもわからないと素直に言えず、顔色を伺いながら、わかったふりもしながら回答するお友達でした。

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頑張り屋さんのお友達、COMPASSへも殆ど毎日通ってきて努力を続けました。
これまでは235円は?という質問へは100円玉2枚と、10円玉3枚、5円1枚という組み合わせはできましたが、お金の価値の対比が少しずつ理解できてきて、色々なお金の組み合わせを覚え、失敗なく回答することができるようになりました。

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また、計算のプリントも頑張って、ほとんどのプリントで全問正解です。
計算が上達したことが自信につながって、お金の色々な組み合わせに挑戦をすることもできるようになってきました。
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周りとの交流があまりなかったお友達ですが、同じテーブルを囲んで学習するよう促していくと、余暇の時間でも周りのお友達との会話が増えてきたようです。

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保護者様からも「買い物に行ったとき、自分で支払いをする機会が増えてきました。」とご報告をいただき、生活の実践に役立っているようです。
お金の学習で自信をつけたお友達、最近では小さなお友達にも優しく教えてあげる微笑ましい様子を見せています。

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これからは「◯◯円以内でお買い物」という応用学習を模擬実践の練習を重ね、もっと自信を持って対応できるよう導いていきます。
繰り返し積み重ね、何度でもできるまで、何度でも楽しくなるまで。
一つひとつの小さな自信が成長の鍵となって、やがて社会への扉を軽々と開けられるようにと願って。

所在地:〒871-0016
    大分県中津市牛神町1-22-11
連絡先:0979-22-3078

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2020年07月08日

No.1117 COMPASS唐津 変化から成長へ

No.1117 COMPASS唐津 変化から成長へ

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS唐津がオープンしたのが今年の4月1日。
開所後すぐに通い始めたのが、今日ご紹介する1年生のお友達です。

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保護者様は、学校生活を楽しんで欲しいと願い、必要となる集中力の向上やコミュニケーション能力の向上を希望しておられました。
このご意向に従い、個別支援計画には「様々な活動に集中して取り組むことができるように」と目標を設定。
お友達の学習課題は月例プリント、ひらがなのなぞり書きプリント、かずのブロックなど。

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当初のお友達はどんな感じだったかというと・・・
落ち着きがなく、何度か促しても着座までに時間がかかり、学習に取りかかってもソワソワが続き、すぐに離席。
ひらがなに苦手意識があって、名前の文字は書けるのですが、書き順やバランスを完全無視の文字。
形を覚えるための「なぞり書き」は、苛立って書きなぐったり、塗りつぶしてしまいます。
余暇の時間にはブロック遊びがお気に入りでしたが、決して他のお友達に貸そうとせず、先生がブロック作品を片付けようとすると激しい怒りを見せ、元に戻せと癇癪を起こすお友達です。

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COMPASSの基本姿勢は着座姿勢で落ち着いて学習をすることです。
そのためのウォーミングアップとして、最初の5分ほど対話の時間を取ったり、お絵かきを取り入れたりしてみます。
また、ひらがなのなぞり書きプリントは、1枚の問題量を減らし、見た目は多くの枚数をこなせるように工夫を凝らします。
さらに、丁寧に書くことができたものには大きな花丸をつけ、先生全員で褒め、コピーを持ち帰り、保護者の方にも見て頂き、達成感を得られるように導いていきました。

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2ヶ月ほどすると、学習については、少しずつ集中することが出来てきています。
お友達は自主的に机に課題を出して取り組み始めるようになってきました。
学習に対しても意欲的になり、プリントの量も元に戻し、課題の量が増えても嫌がらなくなってきました。
平仮名のなぞり書きも、「とめ」「はね」「はらい」を声に出しながら書くようになってきました。
学習が楽しくなってきたお友達は、課題が一通り終わった後も、プリントの内容を見て自分で問題を作り、紙に書いて解くようにまで変化を見せるようになりました。

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お友達がCOMPASSからプリントを帰ったとき、保護者様より連絡帳に「見ました。いつもありがとうございます。」と記載を頂きました。
送迎の際にも、学校の担任の先生から「とても落ち着いてきています。発表も積極的に行っていて、宿題の提出率も上がってきました。」と成果を感じているというお言葉を頂きました。

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そんなある日、お友達が読んでいる本を他のお友達が読みたそうにしていたのを察して、何と言われる前にそっと借してあげている姿がありました。
ブロックを決して貸そうとしなかったお友達の大きな変化ではないでしょうか。
ようやく願う成長へのスタートラインに立ったお友達。
これからは課題の充実を図り、学習と並行しながら個別と集団活動を通して、周りの人に自分の気持ちや要求を伝えられるように導いていきます。

所在地:〒847-0821
    佐賀県唐津市町田1丁目8-5前田ビル1階101
連絡先:0955-53-8638
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2020年07月07日

No.1116 COMPASS高知Jr. 蝶の羽ばたきのように

No.1116 COMPASS高知Jr. 蝶の羽ばたきのように

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
2月からCOMPASS高知Jr.に通い始めたシャイな男の子。
激しく内向的な性格を心配しておられ、COMPASSで「積極性と自発的な言動」を育てて欲しいと願う保護者様のご意向に添い、個別支援計画はまずCOMPASSに慣れて受け入れる環境づくりと、着座姿勢を保ち学習に取り組めるようになってくれること、安心して過ごせることを目標に設定することにしました。

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当初のお友達は、COMPASSではいつも大抵一人きりでした。
ほとんど言葉を発さず、表情の変化も見せません。
保護者様から離れたがらない一方、他のお友達から遊びに誘われても、人の輪の中に入ろうとする様子もありません。
神経質なところもあり、人が触れたものは食べられないことがあったといいます。

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学習課題として漢字パズル・点つなぎ・ひらがなカルタ・脳活キューブなど、お友達のペースで先へ先へと学びを進めていけるチョイスです。
ゲーム性のある療育内容に取り組むことで、お友達のポテンシャルを上げ、競争心からやる気を引き出していけたらと願います。


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さて、お友達との療育がスタートしましたが「どれが好き?」とか「どれから始める?」そう選択肢を与えても、全くリアクションがなく、スタートできなかったといいます。
学習でも生活面でも困ったことがあっても「助けて、手伝って」と言えず、無言のまま途方に暮れるお友達。
COMPASSでは毎日1つでも「できた!」の達成感を得られるようにプリントやひらがなに取り組み始めます。

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冬真っ盛りの2月から春になる頃、お友達に少しずつ変化が現れてきました。
他のお友達をよく眺めて、時には笑い合う様子を見つめる様子を見かけるように。
遊びに誘うと、今度はグループの中に入り、すごろくなどゲームを楽しめるようになり、大きな声でよく笑うようになってきました。
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保護者様から「今までは家庭や特定の人の前でしか元気な声は聞いたことなかったんですが、COMPASSでも声が出るようになって嬉しい!」とのご感想を頂きました。
大人しく、物静かな性格だと思っていたところ、アクティブな遊びも楽んでいる姿もご覧になり、喜ばれているようです。

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やがて2年生になった春の終わり頃には、学習道具を準備したり「この場所でお勉強したい」などと意志を伝える発言も見られるようになりました。
苦手なひらがなやカタカナの読み書きも、つまづきながらも頑張ろうとする積極的な姿勢を見せるようになってきました。

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意思表示を見せなかった冬、そして春に羽化した蝶のように、お友達は自分で羽ばたき始めたところです。
これからは相手が誰であれ、自分の意志を相手に明確に伝わるように、何事にも意欲的に取り組めるようにと願いながら、ステップを上げ、豊かな人生に繋がる学びを共に続けていきます。

所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
連絡先:088-855-9338
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2020年07月06日

No.1115 COMPASS観音寺 自信の波に乗って

No.1115 COMPASS観音寺 自信の波に乗って

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺に通っているお友達は通い始めてから2度目の夏を迎えようとしています。
保護者様の願いは豊かな気持ちで学校生活を送れるよう、学習の理解を進めることで物事に積極的に取り組み、楽しめるようにということでした。

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昨年春のお友達は、やりたいことや気になることがあると、そちらに意識が向いてしまい気もそぞろ・・・。
切り替えられず、次の行動までに時間がかかり、集中力に欠け、ミスも多くなりがちでした。
失敗すると学習に気乗りがしなくなり、苦手意識が強い科目は取り組みも消極的で、中々進みません。

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そこで個別支援計画には、学習では苦手な分野の学習にも意欲的に取り組めるようになることを目指し、コミュニケーション力向上のために場面に応じた会話やルールの理解を促すことが設定されました。
切り替えを意識するために時計を見て行動することも習慣付けを促します。

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小学校3年生のお友達へは、国語や算数の学習の補助をプリントで、時計の理解、蝶結びなど巧緻性の指導、そしてカードゲーム、すごろくなどゲーム性のある集団活動での関わりを通してコミュニケーションの向上を図るものが選択されました。

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分からないとき、気乗りしないときは余計に時間がかり、集中力も途中で切れてしまいます。
素直に先生に助けを求めることができず、なんでも自分流に一人でやろうとするお友達。
解答の書かれていない白いプリントが置かれたまま、時間がただ過ぎていきます。
そこで、先生とお友達は話し合い「◯分までに終わらせようね!」と時間を決めたり「今日は◯ページまで!」と目標を設定してみます。
結果は素晴らしい成果に繋がり、自分絵決めた目標を意識し、少しずつ集中して取り組めるように変わっていきました。

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時計は、教材の時計の針を操作して時間を読み取り、体験を重ねることで感覚で理解を深めていきます。
更に日常のいろいろな場面で時間を意識できるよう声をかけたり、ボードにも示し、自分で時計を見て行動できるよう働きかけていきました。
お友達の理解が深まるごとに、「できた!」が増える度に、みんなに褒められる度に、笑顔が増え、変化が現れていきます。

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次第にお友達は、苦手なことでも頑張ってみようと簡単に諦めない姿勢に変わっていきます。
苦手意識のあることが、簡単に好きになったり得意になることはありません。
諦めない気持ちで取り組む姿勢が気持ちを奮い立たせ、行動を変え、やがて人生を大きく変えていくタネとなります。
できることが増える喜びは、大きな達成感となってやる気や自信に繋がり、他のお友達とも積極的に関わろうとする姿を見せるようになっていきました。

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14ヶ月の歩みは、お友達を大きな成長の波に乗ることができました。
助けを求めず一人でやろうとして挫折していた学習も、わからないことをきちんと質問できるようになり、時計の理解で時間を意識するようになり、集中が最後まで続くように。
頑張った先に楽しみがあるということが力になり、遊びたい気持ちもあるけれど、まずはしないといけないことを先にしようと気持ちを切り替えられるようになりました。
時間を意識するようになったことで優先順位を理解し、気分よりすべきことを優先できるようになりました。

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プリントで100点を取ったとき、いろんな先生や周囲のお友達に嬉しそうに報告する微笑ましい姿を見せるお友達。
その笑顔は自信に溢れ「次も100点取る!」と、やる気の引き金になっているようです。
保護者様からも、COMPASSで気持ちが切り替えられるようになったと、嬉しい報告も頂きました。

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これからはさまざまな場面に応じたコミュニケーションを課題として設定、集団の活動の場で経験を積む促しを続けます。
苦手な分野も克服する方法を掴んだお友達ですから、共に学びを進め意欲的な取り組みで次のステップへ進んでいきます。

所在地:〒768-0022
    香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328
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2020年07月04日

No.1114 COMPASS下関 癇癪から笑顔へと

No.1114 COMPASS下関 癇癪から笑顔へと

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
4月、COMPASS下関に、元気なお友達が春を連れてやってきました。

元気なことはいいことなのですが、思い通りにいかないと癇癪を起こすことがあり、保護者様のお困りごとでした。
小学生になったお友達の将来を想い、保護者様は落ち着いて机に座って取り組めるようになってほしいこと、そして苦手な文字の読み書きを覚えてほしいとCOMPASSへの希望を語られていました。

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通い始めた頃のお友達、とにかく静かにじっとする事が苦手。
着座してみても、ガタガタ机を揺らしたり、不意に離席する事も多かったといいます。
着いてしばらくすると少しだけ落ち着きを見せるものの、思い通りにいかないと大きな声を出すこともあったそうです。

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COMPASSが考えた支援計画は、着座姿勢の維持に慣れること、そして基本的な学習習慣を身に付けていくというシンプルなものでした。
積極的に取り入れた学習課題は「静かタイム」「あいうえお唱和」「月例プリント」「絵カード」などなどのCOMPASSの基本課題。

じっとしていられないお友達、静かタイムでは苦戦していました。
静かタイムでは手を膝に置き、静かに座っていなければならないのですが、机を揺らす、話し始めるなど、落ち着く様子は全くありません。

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静かタイムが始まるとき、その日の着座姿勢がとても綺麗で、先生がとても綺麗に座れたね!とその様子を褒めてくれました。
その日から1分とじっとしていられなかったお友達ですが、COMPASSの日々を重ねるごとに変化を見せてきています。
綺麗な姿勢を保ち、次第に少しずつ静かにしている時間が長くなり、5分、10分と成果を伸ばしていくお友達。

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静かタイムだよと声をかける先生、従って素直に椅子に座るお友達。
学習でも「できた!」の喜びをたくさん経験して行ったお友達は次第にそれが当たり前のことだと受け入れ始めます。

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「できた!」が自信になり、苦手なことでもCOMPASSでは頑張るものだと納得したようでした。
思い通りにいかないときに見せていたあの激しい癇癪は、怒らない約束をすることで、気持ちを話すことができています。
どんなに嫌なことがあっても、落ち着き、言葉で思いを伝えることで、欲求を自分でぐっと我慢できるようになってきたお友達です。

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今では静かタイムも、姿勢を崩さず最後まで離席することなく参加できるようになりました。
自分の言いたいことも、落ち着いて笑顔で話せるようになってきました。
苦手だった文字も自分の名前はお手本を見ながら、上手に書けるようになりました。

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これからは会話力の向上でより衝動から言葉への橋渡しとし、語彙力を向上させ、豊かな表現ができるよう促していきます。
学校でもしっかりと授業に集中できるよう、基本的な学習を習慣化することで取り組む姿勢を導きます。
今後は他のお友達と関わり、集団活動を通して「待つ」「譲る」など協調性や社会性を身に付けていけるよう、優しい気持ちも一緒に大きくなってくれるように願いながら、共に明日への道を目指します。

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    山口県下関市綾羅木本町2丁目2−1
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2020年07月03日

No.1113 COMPASS枚方 話せるようになるまでに

No.1113 COMPASS枚方 話せるようになるまでに

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金曜日のCOMPASSです。
昨年の春からCOMPASS枚方に通い始めたお友達。
保護者様から伺ったのは、我が子とお喋りができるようになりたい・・・という切なる願いでした。

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当時、年少さんになったばかりのお友達。
初めてのCOMPASSでも、落ち着いた様子を見せてくれていました。
その日1日、色々な声かけを行ってみましたが、ついに一言も声を聞くことはなかったといいます。

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個別支援計画には、発語を促し、言葉を得て意思疎通を目指すことを経て、お友達と楽しく過ごせるように設定されました。
お友達の言語獲得のために選択した学習課題は「あいうえお絵本」「絵カード」「絵本」などから取り組みます。
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お友達の笑顔と楽しいおしゃべりを目指してスタートしたCOMPASSです。
さあ、学習に取り組もうとするのですが、お友達独自の感覚で苦手な先生が座ると号泣。
慣れるまでしばらくは気持ちの変動が続いたと言います。

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それでも夏が来て、秋になり、そして冬を迎える頃、成長の軌跡が少しずつ言葉となって現れます。
まだまだ語彙も少なく、不明瞭さは残すものの「お名前は?」の問いかけに「〇〇です!」と答える姿を見せてくれました。
絵本もカードも大好きになり「ひらがな」もかなりわかるようになりました。

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春には、自分の気持ちを他者に伝えようと知っている言葉を尽くして笑顔で頑張るお友達の姿がありました。
まだ稚拙な表現ではありますが、感情が言葉となって溢れ出します。

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もっとどんどん語彙を増やし、表現を学び、同世代のお友達同士でコミュニケーションが取れるようになって欲しいと願いながら次の個別支援計画にとコマを進めていきます。

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これからは、個別だけでなく幅を広げた集団活動や、少しレベルをあげたツールを通して、より深い言葉の理解と関わりを学ぶ促しを続け、学習も言葉の指導だけでなく、数の認知へも広げ来るべき就学を見据えた取り組みを行っていきます。

所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
連絡先:072-845-4428

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2020年07月02日

No.1112 COMPASS丸亀Wish ビーズに願いを込めて

No.1112 COMPASS丸亀Wish ビーズに願いを込めて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
お友達はCOMPASS丸亀Wishが今年の春にオープンして、他のCOMPASSから移ってきました。
他のCOMPASSから数えるとCOMPASS利用歴は5年目、この春中学校2年生になりました。

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保護者様は、コミュニケーションに困りごとを抱えているお友達に「自分の思いをジェスチャーや手話で伝えられるようになってほしい。」と願っておられました。
COMPASSの活動を通して、さらに基本的な日常動作を身に着けてほしいとも希望されていました。

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初めてのWishの利用日。
お友達は緊張することもなく、他のCOMPASSで馴染みのあった先生がいたこともあり、落ち着いて利用がスタートできました。
お友達のプランでは「手指の指導」が一つのキーワード。
例えば感染症予防のために丁寧な手洗いを促すのですが、冷たい水が手に触れることが苦手で、苦戦しています。
学習時間は巧緻性の指導でペグさしなどから取り組み始めましたが、指先を柔軟に使うことが苦手です。
自由時間でも、雑誌をペラペラする感触を楽しんでいたものの、他の遊びには興味がわかなかったようです。

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Wishでは、これまでのCOMPASSの学習を引継ぎ、その上で日常的な文字の習得、集団行動を通してルールやマナーを学ぶことを設定しました。
様々な道具の使い方や指示に従っての操作技能のスキルアップ、そして数認識を高め、数字への興味を引き出していきます。アイロンビーズを始めとして、カラーペグ、はさみの練習、書写、お箸の練習などがお友達とやっていく学習課題です。

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当初お友達は、学習課題のアイロンビーズやカラーペグにはほとんど興味を持ってくれませんでした。
アイロンビーズは数個つまんで型においては箱に戻し、置いては戻し、その繰り返しで、最後までいかず、作品を作ることができません。
カラーペグも最後まで自分ではめて完成することもできませんでした。
完成することで得られる達成感を目指し、この後一進一退の毎日は続きます。

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ひと月が経ち、アイロンビーズでは先生が完成形が分かるようにある程度途中までビーズを並べていくと、そこから始めたお友達は、容器に戻してしまうことなく、残りを自分で置いていけるようになり、作品として完成させることができました。
またさらに1ヶ月後には、保護者様にお友達が大好きなキャラクターが「すみっこぐらし」だと伺い、その図案を用意すると嬉しそうに取り組み、先生も少しだけお手伝いしましたが、ほぼ自分で完成させられました。
出来上がった作品を見つめるお友達は、完成したことでとても嬉しそう。
そのすぐ後のカラーペグの日には、全て自分でカラーペグを嵌めていくことができています。

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4月には手洗いのとき、水が苦手だった様子のお友達。
自宅でも保護者様が習慣付けを努力され「手洗いの10個の動作」全てではないものの、できる行程が増え、丁寧に洗うようになってきました。

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「できること」が少しずつ増えてきたことで、他の生活動作もできる限り一人で行えるよう一生懸命頑張っています。
言葉によるコミュニケーションが難しいお友達ですが、伝えたいこと、例えば「トイレ」などは独自のジェスチャーで先生に伝えようと頑張っています。
しかし、まだわかっている人にしか伝わらないので、どんな方法で伝えていくかを模索しながら伝え方の工夫が続いています。

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季節は春から夏への途中、お友達もまた成長の途中です。
日によって気分のムラがあり、その日の出来不出来を左右している事は否めません。
自信を得られるよう、手先の動作の療育を継続する事で、達成感から積極性を引き出していきたいと願い、立ち止まらない療育は続きます。
コミュニケーションツールとして、今後は手話などの指導も視野に入れ、経験を通して飛び切りの笑顔を増やしていきたい・・・そう、願いを込め支援を続けます。

所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
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2020年07月01日

No.1111 COMPASSしまんと 思いが伝わるように

No.1111 COMPASSしまんと 思いが伝わるように

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水曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとのお友達は通い始めて2年と9ヶ月。
保護者様は、お友達が言葉を理解し、語彙を増やし、言いたいことを言えるようになってほしいと希望を語られます。
また、当時1年生だったお友達が苦手な数を理解することや、楽しく暮らしていけるようになって欲しいと願っておられました。

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通い始めたあの頃。
お友達は着座ができず、離席が目立ちました。
室内で急に走り出すことがあり、「走らないで、歩いて!」という声掛けだけで走るのを止めるのは難しかったそうです。
ゲームの順番にしろ、学習や工作にしろ待つことができません。
何かを尋ねても、返答はオウム返しが多く、言いたいことが何なのかわかってあげられなかったと言います。

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そんなお友達の支援計画にはまず着座、コミュニケーションが取れるように促し、数についてはまず興味を持つようにと目標が設定されました。
さて、着座して集中することを学ぶために、まずは遊びの要素の多いコイン落とし、棒通し、ひらがなカード、絵本の読み聞かせなどお友達が興味を示すものをプログラムとして導入しました。

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「楽しい」と感じられる時間が続くように、飽きないよう、クルクルと教材を入れ替えて集中の持続を図っていく日々。
1日、また1日とCOMPASSで学ぶ日々を過ごすうちにお友達の着座時間は長くなっていきました。
集中できる時間が伸びていった頃から、線のなぞり書き、ひらがなの読み書き、大小の比較など、プリントを用いた学習の核心へと移行していきます。

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例えば、大小比較等プリントでは問題の意味や言葉が伝わりにくいので、半具体物を操作することで理解を深め、文字を書くことには文字の一部分を塗りつぶすことに執着があったので、解消するために書く順番を変えたり、間を空けて取り組むように配慮したり、お友達の特性に寄り添った学びの支援に工夫を凝らします。
また、お友達は視覚から情報が入りやすいことが判明したので、なぞり書きから取り組みを始めました。

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そして今ではお友達は30分以上は着座して取り組めるようになり、ひらがな・カタカナの読み書きができるようにもなりました。
自発的な挨拶や「ただいま」「〇〇ください」などの要求や場面に合う言葉を使えるようになってきました。
突然走り出すお友達に、声掛けで諭すと走るのをやめ、歩けるようになりました。
また、食事や集団療育のとき、一人で勝手に始めることなく、お友達を待つことができ始めています。
欲しいものやしてほしいことがある時に、「〇〇(を)ください」「〇〇してください」といった要求を伝えられるようになってきました。

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お友達が楽しんで吸収できるペースを守りながら、先へ先へと学習を進めていったCOMPASSの毎日。
成長したお友達、今では大きい小さい、長い短い、多い少ない、重い軽いという理解もパーフェクトです。
恐る恐る始まった読み書きですが、今ではカタカナの読み書きにステップアップし、要求を言葉で伝える、数量に興味を持つに至ります。

保護者様からも、自宅に帰ってきたお友達が「ただいま」と声を聞かせてくれるようになったこと、名前をスラスラ書けるようになったことが本当に嬉しいですと感想をいただき、先生もとても嬉しかったと言います。

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春、お友達は4年生になりました。
これからは社会性という深い学習が始まります。
色々なお友達と関わり、活動ができるように集団療育へも取り組み、活動の中で危ないことや人にしてはいけないことを理解できるよう導きます。
会話の習得でも更に様々な言葉にふれ、経験を積んで、コミュニケーションの習熟を目指し、大きく世界を広げられるよう支援を続けていきます。

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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