2020年09月30日

No.1184 COMPASS岡山ふれんず 地震想定の避難訓練

No.1184 COMPASS岡山ふれんず 地震想定の避難訓練
 
 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山ふれんずでは「地震」を想定しての避難訓練が行われました。

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つい先日も震度4以上の地震発生のニュースが流れました。
日本に住んでいる以上、どこにいても地震に見舞われる可能性はあります。
例えばこの地図においてもその可能性が確認できます。

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30年 震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図
(画像クリックでJーSHISへジャンプします)

地震の揺れは大きなものであっても長時間は続きません。
ほんの数秒から長くて数分というものですが、その瞬間的な破壊力は凄まじく、爆発的です。
ほんの数秒の地球の身震いで、そのあとは火事や、怪我、通信の遮断から、ライフラインの停止、道路も通れなくなるなど長い期間大変な状況が想定されるところです。
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万一療育中にそれが起きたら、私たちはお友達と自分たちの命をどうやって守っていけばいいのでしょうか?
都度振り返り、訓練を通して命を守る行動をいかにとるか、もっと工夫はできないか、それが本当にベストなのかといったことを常に考えていなくてはなりません。

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ふれんずの避難訓練は、まず地震が発生し、揺れを感じるという設定でスタートです。
  1. 先生が大声で「地震だ!」「机の下に隠れて!」と叫びながら、お友達に素早く机やテーブルの下に潜るように指示。
  2. お友達がちゃんと身を低くしているか、身体の一部がはみ出ていないかを相互にチェック。
  3. 揺れが収まったのを確認できたら、速やかに玄関から屋外に出て前の「大元公園」まで避難。
  4. 避難時は常に人数確認を行い、転倒に注意し、先生と手を繫いで安全に誘導。
  5. 「大元公園」へ避難後、再度人数確認と負傷の有無もチェックして安全確認。
  6. 保護者様、消防署、COMPASS本部などに連絡。
という流れで行われました。

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とはいえコロナ感染対策も欠かせません。
そこで、まず「喋らない」ことをお友達とお約束です。
また「マスクを外さない。」「お友達同志の間隔を空ける。」「帰ったらきちんとうがいをする。」などお約束をしっかり守り、備えます。
今回は先生7名とお友達4人が参加して、お友達一人に先生一人が手を繋ぎ、黙って素早く公園に避難することを心掛けました。

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今回は「避難訓練」計画に基づき事前に役割分担を決めていたので、滞りなく安全に終えることができました。
ただ、訓練なのを意識してのことか緊張感に欠ける様に感じた部分も否めなかったといいます。
反省会では、有事の際の緊急連絡先が書かれたファイルを直ぐに持ち出せる場所に置いて置くことが必要だという意見がありました。
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また避難後の動きについて、公園で待ち続けるのか?、避難所に向かうのであれば、そこに至るまでの経路についても小さなお友達が自力で安全に歩けるかの確認をする必要があるなど、活発な意見が交わされたそうです。
今後も様々な訓練を通して命を守る行動が速やかにできるよう更に訓練を続けていきます。

所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178
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2020年09月29日

No.1183 COMPASSオレンジ 自信を持って「できました!」

No.1183 COMPASSオレンジ 自信を持って「できました!」
 
 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASSオレンジに春から通い始めたお友達がいます。
保護者様は集団に慣れていないため、小学校生活でやっていけるかどうかを心配されていました。
COMPASSへはいろいろな経験を通して、自信をつけて欲しいと希望を語られていたそうです。


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保護者様によると「やる気はあるが、出来ない時にすぐに人に聞いてしまう。」ところがあるお友達。
また、ご自宅でもうまくいかなかったり、自分の思い通りにいかないと、癇癪を起こし、泣いて騒ぐこともあるのだとか。
片付けが苦手で、いくつか複数の指示を出すと理解して1つ1つ行動するのが難しく、言いたいことがあっても、自分の気持ちをうまく伝えられないことがこのイライラにつながっているようです。

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そこで、個別支援計画には
1)語彙や言葉を増やし、自分の思いを表現できるようになること。
2)出来ることを増やし、自信につなげていくこと。
3)平仮名、数字など、生活に必要なことに関心を持てるようになること。
という3つの目標が設定されました。

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選択された学習課題は、学校で習うことと重なるものもありますが、COMPASSは個別学習であることが大きな違いです。
スピードを強要せず、お友達のペースで1つ1つ積み上げていくように行われる学習課題の中から、単語の読み(発声、平仮名認知)、運筆の練習(くしつ、数、名前、鉛筆の持ち方)、読み聞かせ、読み解き、そして機能訓練(お箸)、数認知(10まで、5、10の固まり)が選択されました。

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ともかく「間違えたくない」ので、解答に自信が持てないでいるお友達です。
自信が持てず、一問ごとに「合ってる?」と先生に尋ねるお友達。
そこで先生は、対話の時間を作り、「あってる?」と聞かれるたびに「そうだよ、すごいね!」と認め、褒めて、安心感と自信を持てるように促します。
間違っていたとしても「惜しい!」「もうちょっと!」「ほぼ正解!」というように肯定的に自分の力で正解を導くことができるよう語りかけます。
やがて工夫の結果、「対話形式」で取り組む課題を準備して、ルールを覚え、学習そのものを楽しめるように学習スタイルが定着していきました。

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やがて、少しずつお友達に成長の変化が現れてきました。
余暇の時間に、周りのお友達とも落ち着いて仲良く遊ぶ姿や、伝えたいことを話す姿がみられるようになってきました。
プリントを1枚、そしてまた1枚仕上げるたびに、次第に「これ、あってる?」と尋ねることも少なくなっていきました。
課題プリントも一人で取り組み「終わりました!」と言って、嬉しそうに先生へ手渡す場面が増えてきています。
学習に向かうお友達の姿勢は意欲的なものになり、取り組む姿勢も大きく変わっていきました。

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そして半年が過ぎ、算数では10までの数の増減は、迷うことが少なくなってきました。
語彙数が増えたことで「カルタ」でも上手にカードを見つけられるようになってきたお友達。
その「カルタ」で、カードの取り合いが起きそうな場面でお友達に譲る姿も見せていました。
お友達の「カルタ」はメキメキと実力が付いてきて、上級生を含めた複数人のカルタ大会で二位になり、皆の前で照れながらも嬉しそうにしていたのだそうです。

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最近では年齢の違う様々な他のお友達とも自然に関わり、楽しく遊び、優しく接する姿を見せるようになったお友達。
成長を見せる語彙を更に増やし、また計算力を高めるべく、学校生活がより楽しく、よく学び、よく遊び、楽しく充実した日々になるよう願い、今日もまたCOMPASSの活動は続きます。

所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城3-8-8 山萬新城第一ビル201
連絡先:044-948-8355
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2020年09月28日

No.1182 COMPASS中津Sweet おはじきから就学を目指して 

No.1182 COMPASS中津Sweet おはじきから就学を目指して 

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津Sweetにも通い始めて3年のお友達がいます。
今年の春、お友達は高校生になりました。
当時中学生だったお友達への保護者様の願い。
それはどれも我が子の将来を想い、計算や身辺自立を中心に社会で困らないよう、愛されて楽しく過ごせるようにというご希望でした。

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当時の支援計画は「計算問題ができるように。」と「洋服を自分できちんと畳むこと。」が設定されました。
「計算問題」は実際に手で触れて増減が操作できる「おはじき」を使って行われ、おはじきの使い方ルールも、足す数、足される数で色分けし、ひと目見てわかるように工夫。
お友達のペースで、繰り返し繰り返し、何度でも何度でも、足したり引いたりが行われました。

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数の練習では、菓子の空き箱の窪みに一列ずつブロックを入れていきます。
先生の指示でブロックを入れていく学習を通して、数の大きさ、数量を目視で確認できます。
他にも洋服のボタン止め外しや、上手に畳むことも練習していきました。

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実はお友達はこだわりが強く、頑固な面も見せていました。
例えば何か自分の考えと違うことを指示されても、固まったように動かなくなります。
当初から暫くは先生の説明にも一切耳を貸さず、背を向け、離席し、部屋の隅でうずくまってしまうこともあったのだとか。
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さらにそういう頑なな状態から復帰が難しく、気持ちが切り替わるまで時間がかかっていました。
プリントの計算問題では、口で唱える数と指で追って行く数量が一致せず、正解できずにほとんどが間違いだったそうです。
当初から暫くは先生の説明にも一切耳を貸さず、背を向け、離席し、部屋の隅でうずくまってしまうこともあったのだとか。

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そんなお友達が少しずつ変わって行ったのはその頑張りに対して与えられる惜しみない称賛です。
「すごいね!」「やったね!」「できたね!」「頑張ったね!」
どの先生も満面の笑顔で褒めてくれるので、頑張ることができるようになり、最後まで諦めなくなり、素直に聞き入れるように・・・と、少しずつ気分のムラが収まり、笑顔で取り組むことができるようになっていきました。

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あれから3年が過ぎ、4度目の秋を迎えようとしているお友達です。
計算問題は、今もおはじきを使いながらではありますが、ほぼ正解が出せるようになってきています。
洋服を畳む練習はメキメキ上達し、今では周りのお友達にも教えてあげているほどだそうです。

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学習が終わっても自由に振る舞っていたお友達ですが、1つの課題が終わるごとに「終わりました!」と報告できるまでになりました。
社会性の芽生えと成長は優しい気遣いを見せる中にも伺えます。
泣いているお友達の背中をさすり「大丈夫よ!」と、優しく声をかけている姿を見せていたこともあります。

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これからは欠かさず課題の終了を伝えられるようになり、次の指示を待つことができるようなって欲しいと願います。
一つが終わり次の行動をするときや、離席の際にも「どこに行きます。何をします。」と報告ができるように高い社会性を目指し、残り少ない学生生活を充分に活かしながら愛される社会人になることを目指して共に歩んでまいります。

所在地:〒871-0016
    大分県中津市牛神町1-22-11
連絡先:0979-22-3078

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2020年09月26日

No.1181 COMPASS.Jr 「おかしも」と「ピノキオ」

No.1181 COMPASS.Jr 「おかしも」と「ピノキオ」

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
定期的に災害や不審者からの避難訓練を行っているCOMPASS。
今日は福岡のCOMPASSJr.で「火災と風水害」について勉強会と実際に避難訓練を行いました。
今回もコロナ禍の訓練なので、マスクを外さない、大きな声は出さない、椅子の間隔をあけて距離をとる、窓を開けて換気、ルールを守り、先生の指示に従うなど、事前にたくさんお約束をしました。

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勉強会がスタートします。
まず、火事が起きたときには避難時に守るべき大切なルールがあることを学びます。
COMPASSのお友達は、「お・か・し・も」という押さない、駆けない、喋らない、戻らないというルールの集約された言葉を知っています。
知っていることと迅速に動けるかどうか、パニックにならず、冷静に命を守る行動を起こせるかどうかは、こんな日頃の訓練の積み重ねで経験値を上げていくことが何より大切です。

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この日は、実際にCOMPASSに設置している消火器を使い、重さの確認や使用する際の手順、特徴などを説明。
消化器を使うためにはいくつかの手順を踏まなければいけないのですが、これを簡単に理解できる言葉が『ピノキオの消火器』です。
 ピ・ピンを抜く
 ノ・ノズルを火に向ける
 キ・距離を取る
 オ・押す
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「そのとき」一瞬戸惑いそうになる消火器の手順も、標語でこの手順を覚えておくと、慌てずに操作できそうです。
今回は、クイズを交えて『ピノキオの消火器』でお友達に楽しく解説し、理解を深め、模擬実践を行いました。

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9月から10月にかけては台風や秋の長雨、最近の気候変動で短時間に降る豪雨などの災害も増えています。
そんな大雨の日に決して近づいてはいけない場所はどんな所?とお友達へに向けて質問し、発言がたくさん引き出せるよう参加型の研修会に取り組みを行い、何度も参加している訓練ですが、お友達の意識の再確認を行いました。

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ハザードマップ では、Jrのある地域は、山側に位置し、水没の可能性はありません。
ですが、想定外の風水害被害が絶対にないとも言えません。

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お友達の様子はというと・・・
最初はいつもと違う活動に興奮気味でしたが、次第に落ち着き、指導員の話や紙芝居をよく聞いていました。
クイズはみんな楽しんで参加しており、消火器で消す時は「火の下の方を狙うこと、火との距離は3〜5Mほどとること」をしっかり学びました。
風水害が起きそうなときは、例え近道だとしても危ない場所には近づかないことなど、知識の再確認ができたと手応えを感じたといいます。

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今回訓練してみていくつかの課題を発見した先生達の会議が始まります。
通常COMPASSに着くと、お友達は靴をしまって靴下で部屋の中で過ごしています。
避難時には靴をすぐに持ち出せるように、靴箱の近くに持ち出し用の袋を常に置いておく方がいいのではという声が上がりました。
防災頭巾の使い方を知らないお友達がいないように、使い方の確認をお友達と一緒にこまめに行うように繰り返すべきだという声もありました。

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訓練はしなければいけないから行うというノルマのような感覚であってはいけません。
訓練は常にあってはならないことを想定し、本気で命を守るためにいつでも迅速に正しい対応ができるよう行われるものです。
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今後も定期的に避難経路の確認をし、職員全員の周知を図ることを全員で再確認。
火災の時、迅速に消火・誘導・状況に応じた対応ができるよう訓練も話し合いも継続し、今後に活かせるよう見解を一致させ、この日の反省会を終了しました。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5
連絡先:093-472-3288
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2020年09月25日

No.1180 COMPASS高松.Jr 命を守る課題発見の訓練

No.1180 COMPASS高松.Jr 命を守る課題発見の訓練

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
9月は防災月間なのでこれから増える火災に備え、避難訓練が頻繁に行われています。
今回は、COMPASS高松.Jrで、コンセントから出火というシチュエーション。
先生の一人が職員室のコンセントからの出火を発見して、大きな声で周知します。
高松と高松.Jrは二階建ての建物です。

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火の手も煙も上へ上へと登っていくといいます。
このため避難は上から下へ順に素早く行動すべきだと考えました。
そして今はコロナ禍の避難訓練です。
全員マスク着用を行い、避難訓練終了後は手洗いも徹底します。
お友達にも訓練が行われること、先生がどうするかなどしっかり伝えてその時を待ちます。

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「火事だ!」大きな声で緊張は高まります。
逃げ遅れることのないように、二階にいた場合を想定して避難することを考えました。
そこで、まず二階にいるお友達を避難誘導、各部屋、窓を確認。
手で口を覆い低姿勢になり移動します。
この日、一緒に避難するお友達は児童1人だけ。
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それならばと「火事だ!」の声を聞くとすぐお友達を先生がさっと抱き抱えて移動することに。
同時に別の先生が消防署に通報、消化器で初期消火と手早くやるべきことをこなします。
全員で速やかに駐車場まで避難をします。
点呼、体調不良等の確認を行い、その後解散という段取りです。


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ほぼ想定どおりに滞りなく全員が迅速に安全に動くことができて、避難訓練が終了しました。
訓練後、COMPASSでは話し合いが行われ「今回は児童1人だけだったが、もし大勢お友達がいる場合にどう避難すればいいか?」「もっと速やかに安全を確保するにはどうしたらいいか?」などと意見が活発に交わされました。

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また、避難した時に全体の人数や、当日のお友達の数、予定や先生の出退勤などについて、情報の把握がしっかりできるように送迎表や出勤簿などを持って出ることも必要だという意見がありました。
次回の訓練ではもっと多人数の児童と避難をやってみること、持ち出し用品のリストアップを検討します。

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確かに、気付きや課題はあることは否めません。
ですが課題の発見は、本当にそのときがきても、この訓練が価値ある経験となり、学習した成果があると願い、これからも命を守る行動を真剣に考えていきます。

所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 U 号棟
連絡先:087-864-5328

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2020年09月24日

No.1179 COMPASSしまんと お友達の「言葉」を育てて・・・

No.1179 COMPASSしまんと お友達の「言葉」を育てて・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとのお友達、通い始めて3年が過ぎました。
保護者様の切なる願いは「ひとことでいい、喋れるようになってほしい。」というものでした。
意思表示をしないお友達、保護者様にも分からず、要求があっても伝わることはなかったそうです。
自分で排泄をすることも難しかったお友達に、排泄の意思を表して欲しいとも願っていらっしゃいました。

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お友達は、何に対しても興味や関心を示すように見られませんでした。
意思表示もなく、目線も合いづらい。
体力があまり無いため頑張りが効かず、活動中でも眠くなることが多かったようです。

通い始めた頃の個別支援計画は、まず言葉に触れる機会を多く持ち、発語への意欲を刺激することでした。
COMPASSで過ごしながら、決まった時間にトイレに行くことができるように導きます。
また、他者と触れ合う機会を多く持ち、楽しく過ごせるように、さらに適切な運動刺激を与え、運動機能の発達を促していくということが設定されました。

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お友達に用意した課題は、足の運動、ふきごま、絵本の読み聞かせ、定時排尿の促し、コミュニケーションの練習などでした。
発語を促すために必要な息の出し方や感覚がわかるように、吹き戻しや紙やふきごま等を使用。
こうして繰り返し発声を促していたものの、なかなか目に見える成果は現れなかったと言います。
そこで、お友達の好きな歌や手遊びを取り入れ、活動を楽しんでもらいながら緩やかに発達を促す方法に切り替えました。

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そして3年が経ち、1年生だったお友達は4年生になりました。
全く興味や関心を示さなかった他のお友達への興味がでてきたり、目線が合うことが増えてきました。
ずっと今でも絵本が大好きで、積極的に本を持ってきて「読んで!」と意思表示するようになりました。
言葉による明確な意思表示はまだ効かれませんが、例えばお茶が飲みたいときには水筒を持ってきたり、コップを持ってきたりと・・・確かにそればノンバーバルです。
しかしお友達が支えて伝えられる大切な言葉に違いはなく、大切に育ててきました。

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トイレトレーニングは習慣付けが功を奏して、定時排尿での成功が増えたそうです。
毎回腰下をトントンと叩くジェスチャーをしながら「トイレ行きます。」の声掛けで行くよう習慣付けを行っていますが、もう自分からトイレへ向かうことも珍しくなくなってきています。
尿意がないときには便座から立ち上がるなど判断する力もつき、ズボンも自分であげようと挑戦する姿が見られるようになりました。
保護者様から、家でもトイレの際に自分からズボンをあげようとする姿があったと保嬉しい報告もいただいているそうです。

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最新の個別支援計画では、状況に応じた表現や言葉を増やすしていくこと。トイレでの成功を増やすこと。両手を使うことに慣れること。そして身辺自立の一つとして服の脱ぎ着も自分でできるようになることを目指しています。
今も運動や発声練習、絵本読み聞かせ、定時排尿、コミュニケーションはずっと継続しています。
さらにマジックテープ、服の着脱が新しい療育の課題として取り入れられています。

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飛ぶことを小鳥は忘れたわけではありません。
お友達も同じこと。
頑張る心を失わず、いつか語り合うことを目指し、お友達なりの頑張りを継続し、その努力の結果を示してくれています。
最近は名前を呼ぶと反応を見せるようになり、その表情は豊かになり、笑みを浮かべ、先生の声掛けで行動することも少しずつできるようになってきています。

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諦めないCOMPASSの療育。
今後も言葉の成長を願いつつ、いろいろな経験を積み重ねて日常生活の中で必要な動作をまず知り、何度でも何度でも、できるまで繰り返しながら共に頑張っていきます。

所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
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2020年09月23日

No.1178 COMPASS丸亀 笑顔へ、そして仲良しに

No.1178 COMPASS丸亀 笑顔へ、そして仲良しに

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水曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀のお友達が通い始めて2年余り。
今小学校の1年生になり、泣き虫だった男の子は、笑顔で毎日を過ごしています。

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保護者様の願いは言葉を学びコミュニケーションが上達することでした。
また、小学校への入学を睨み、ひらがなの読み書きができるようになって欲しい。
どこにいても楽しく過ごせるよう、お友達との関わりも身につけて欲しいと願っていらっしゃいました。

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目移りしがちなお友達、遊びを途中でおしまいと声をかけられて、でも切り替えられません。
当時、心細い表情だったお友達、自分の気持ちが最優先で他のお友達の気持ちを汲み取れません。
なかなか溶け込めないのか、周りのお友達とのトラブルが起きがちでした。
例えばおもちゃの貸し借りが上手くできず、拗ねたり、大きな声で泣いたりというような場面があったと言います。

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保護者様の願いを受け、まずは語彙を増やし、会話の練習を通して簡単な言葉で他者とのコミュニケーションが取れるようになるように目標設定を行い、切り替えがスムーズにできて色々な場面に対応できる力をつけて欲しいと個別支援計画が設定されました。
積極的に取り入れたのは「絵本の読み聞かせ」それからCOMPASSのプリント、語彙を増やすための絵カードなどです。

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学習は着座して行われましたが、最初は長い時間の集中は難しかったと言います。
それでも先生が提示した学習課題に素直に従い、ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて1枚1枚フィルムを重ねていくように学習を進めました。

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やがて絵カードでも言える枚数が増え、答えるのが早くなり、文字もたくさん描けるようになり、枠から字がはみ出さなくなり、気がつくと、長い時間しっかり机に向かうことができるまでになっています。

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春に小学校へ入学しましたが、コロナ禍ではなかなか学校でお友達を作ることや遊ぶことが難しかったようですが、「できる!」という喜びがお友達の成長を促し、少なくともCOMPASSでは、トラブルなく周りのお友達と笑顔で遊ぶことができるようになりました。
多少あやふやな書き順ではあるものの、ひらがなの読み書きができるようになり、今では漢字やローマ字にまで興味を持ち始めたところです。。

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ですが、先日お友達同士の遊びの場でトラブルが起きそうな場面がありました。
その折に、トラブルに発展する前に先生に目で訴えるのではなく、ちゃんと自分の言葉で状況を伝え、助けを求められるようになりました。

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本格的に再開した学校生活。
これからはCOMPASSの活動を通じて学習や遊びへの興味や関心を高め、経験を積み重ねることで成長、発達を促して参ります。
特に学年が上がるごと、大人になっていくごとに重要で頻度も上がる集団の中ルールやマナーを学び、身につけ、役立てていけるように願い、歩みを止めることなく次のステップを目指します。

所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東2丁目75-1
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2020年09月19日

No.1177 COMPASS丸亀Wish 命を守るための課題

No.1177 COMPASS丸亀Wish 命を守るための課題

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASSの各事業所では、定期的に災害を想定した避難訓練を行っています。
ここ丸亀Wishでも9月の初旬に火災を想定した訓練を実施。

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今回の避難訓練は次のように計画されました。
まずスマホで火事を知らせる「火災報知器」の音を出します。
先生もお友達もそれにすぐさま反応し、素早く施設外へ移動、このとき「靴を手で持ち、外で履くように」指示しました。
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というのも、Wishの入り口ドアは普通の家庭のドア程度なので、玄関で靴を履いていると、逃げ遅れてしまう可能性があるからです。
道路側の2階の部屋から出火したことを想定し、道路とは反対側に位置する安全が確保できる駐車場の奥に避難します。
その場で点呼を行い、全員の無事を確認して、その後解散となります。


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コロナ禍での訓練は去年までと違います。
新生活様式に則って、マスクは決して外さず、大声は出さず、「お・は・し・も」に従って、決して走らないことを守るようにと注意をしました。
訓練を行う意図は、避難の手順をしっかり覚えることと同時に、問題点を洗い出し、実施の災害のときには命を守る行動を正しく冷静に迅速に行うための教訓を得ることです。

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予定通りスマホから火災を知らせるけたたましいベルが鳴ります。
今回の参加人数は児童が8名、先生は5名の総勢13名、一斉に室外へ出ようとするお友達ですが・・・
外に出てから靴を履くよう事前に伝えてもいて、動き出すお友達に呼びかけるのですが、中で履こうとするお友達もちらほらいて、出口は混雑して動きが取れない瞬間もありました。
室外に出てからは一人の先生がお友達2名ずつを受け持ち、速やかに誘導し、火災報知器が鳴ってからのタイムは1分23秒で避難完了。
一時避難場所の駐車場の奥で行われた点呼で、全員の無事を確認でき、避難訓練は終了しました。
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今回の訓練で浮き彫りになった課題は、やはり出入口が1つしかなく狭いため、靴を履くのに苦戦、混雑し、速やかに退出できなかったことです。
実は今回の訓練にあたり、あらかじめ外にビニールシートを敷き、そこで履けるように配慮もしてあり、それをお友達も知っていたにもかかわらずです。
ですが咄嗟の行動は思った通りにいかず、指示通りに外で靴を履くことが難しかったというのが現実でした。

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その後行われた反省会では、今後、室内履きを用意してもらい、そのまま逃げられるようにしていった方がいいのではという意見も出るなど、命を守ることを真剣に考えた活発な議論が交わされました。
今日のこの経験を活かして、より迅速に、より安全に行動できるように研鑽に努めていきます。

所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

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2020年09月18日

No.1176 COMPASS高知.Jr 想いがお手紙になるまでに

No.1176 COMPASS高知.Jr 想いがお手紙になるまでに

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
少し肌寒さの残る頃、賑やかな春を連れてお友達はCOMPASS高知Jrにやってきました。

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一言でいうと「元気」なお友達です。
保護者様の願いは「お話を聞くことができるようになって欲しい。」というものでした。
そして幼稚園や就学した学校でも「落ち着いて過ごし、お友達と仲良く遊んでほしい。」と願いは尽きません。
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3月のお友達は、少しもじっとしていませんでした。
部屋の中を動き回り、跳びはねたり、落ち着きがありません。
あちこち視線が移り、目に付く物が気になり、瞬間、瞬間に行動がクルクル変わり、気持ちが跳ね回って、まるでピンボールのよう。
目に付いたものを勝手に取り、許可も求めず勝手にガサゴソと教材を触ってしまいます。
いつも常に気が移り変わる状態は、まさに停止スイッチのない走り続けるマシン。
これではお友達の脳も相当疲れるはずです。

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そんなお友達の状態を保護者様から伺った児発管が個別支援計画に設定したのは
「黙って静かに座って居られるようになろう。」
「丁寧で正しい言葉遣いができるようになろう。」という2つの項目です。

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さて、使用する教材は年中のお友達が興味関心を持つ絵本などからCOMPASSの指導ツールやプリントから「あいうえお表唱和」「なぞり書き」「数のカード」などを選択します。
まずは着座する、座れるようになったら集中できるように、次には長い時間頑張れるようにと学習姿勢のステップアップを目指すことにしました。

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当初のお友達は絵本にも集中するよりも、周りをキョロキョロ見回すことが頻繁に見られました。
学習中なのに椅子から立ち上がろうとしたり、机をカタカタ揺らしています。
余暇の時間も、周りと関わるより、一人であちこち動き回るお友達でした。

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春から夏、そして秋へ季節が移り、次第に膨らんで実っていく稲穂のように、成長は緩やかに現れることになります。
最近のお友達はずいぶん落ち着いて過ごせるようになり、絵本を自分で読んだり、ひらがなのなぞり書きなどにも積極的に取り組めるようになってきました。
他のお友達にも自分から話しかけ、一緒に笑顔を見せて遊ぶ姿が見せるようになりました。
COMPASSに着いたとき、職員室に入るときにも、元気よく丁寧なご挨拶をするお友達がそこにいます。
困ったことやわからないことを先生に尋ねたり、助けを求めることもできるようになりました。

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最近お友達の成長が著しいことや、COMPASSの活動が楽しそうだと、保護者様から利用時間を延ばしてほしいというご要望がありました。
実際、お友達は字を書くことが好きになったお友達、保護者様にお手紙を書いて渡してくれたことが、本当に嬉しかったとエピソードを効かせてくださったそうです。

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目指していた「人の話をきちんと聞き、理解し、行動できるように」なることは、今後も更に目指していき、また遊びでも順番を守るなどのルールを守りながら、正しく、楽しく笑顔で過ごしていけるように共に歩みを進めていきます。

所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
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2020年09月17日

No.1175 COMPASS佐賀中央 癇癪から笑顔へ

No.1175 COMPASS佐賀中央 癇癪から笑顔へ

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央で昨年の夏から頑張っているお友達をご紹介します。

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それは、お友達が短気だからでしょうか?
お友達は些細なことで怒り、施設内でも送迎車でも一緒に通う兄との喧嘩が始まります。
先生の顔色を伺いながらも、COMPASSの他のお友達にも手を出そうとする場面もあったのだとか。
絵本やおもちゃを使った後、散らかしっぱなしで、指示があっても片付けようとしませんでした。

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保護者様は、自分の思いを相手に伝えられるようになって、癇癪が起きないようにと望んでおられました。
そして、誰とでも親しく楽しくコミュニケーションを取れるようになって欲しいと願っておられました。

着座して学習をするCOMPASSのスタイル。
その学習で「ひらがな」や「カタカナ」の読み書きの完成を目指し、たくさんの言葉を経験・習得・表現することを学び、皆と仲良く過ごせるようになることがお友達の個別支援計画に記されました。

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特別な教材ではなく、日頃から慣れ親しんでいる「教科書」やワークなどを用いて学習をおこないます。
お友達に必要なのは、計算ができることや字をかけること以上に、落ち着いて集中して机に向かうことと、その過程で交わす会話です。

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当初見られた「片付けられない」という困りごと。
これに対して、使ったおもちゃを片付けようとしないとき、先生はやり方のお手本を見せ、一緒にやろうと促しを繰り返しました。
少しでも片付けようとする素振りがあると、それはもう手放しの賞賛が贈られます。
上手に伝えられない中で、関心を惹きたいとき、わざと物を壊して気を引くなどの行為も見られたといいます。

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COMPASS到着時、イライラしたままのとき、お友達が落ち着くまで充分な時間をとりました。
乱暴な言葉を使ったときは、その都度正しい言葉伝え、改めることができると、その都度褒められます。
自発的に話すことがほとんどないお友達。
そこで、困ったときやわからないことがあったときは、先生の手をトントンと叩いて知らせてほしいと伝え、様子を見ることにしました。

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現在のお友達は、伝えたいこと、思っていることを紙に書いて教えてくれるようになり、あの癇癪は殆ど見られなくなりました。
余暇の時間にも他のお友達と仲良くゲームなどをして過ごすようになりました。
先生が声かけをすると、気持ちを切り替えて、すぐに片付けができるようになってきました。


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イライラする様子がなくなったお友達は、笑顔で過ごす時間が増えてきました。
先生という存在を受け入れて認めたお友達、今では望ましい関わり方ができるようになってきました。
これからは、言葉の成長を促し、さらに自信をつけてモチベーションを高め、気持ちの切り替えや衝動をコントロールができるようになることを目指し、基礎学習の向上とともに優しい未来へ舵を切ります。

所在地:〒849-0922
    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
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2020年09月16日

No.1174 COMPASS枚方 「やめられない」を乗り越えて

No.1174 COMPASS枚方 「やめられない」を乗り越えて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
枚方に昨年の10月から通いはじめ、1年あまりになるお友達がいます。
当初の保護者様は制止が効かないことでお悩みでした。
お友達は園に通っているのですが、「やめて」と言われてもやめられず、トラブルになりがちです。

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そこでまだ幼いお友達に作成したプランには「自身の気持ちに折り合いをつけ、気持ちの切り替えができる」ということを主軸においた計画を立てました。
誰とでも仲良くできて、指示を素直に聞き入れ、落ち着いて学習や活動ができるように願ってのプランニング。
まだ精度のない指先のために「手先の巧緻性の向上」を取り入れます。

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当初のお友達ですが、調子に乗りやすく、落ち着きが無く、当然ながら注意を受けます。
先生から優しい言葉なのですが、ピシャリと指摘されると途端に涙ぐむ姿を見せていました。
お友達と着座して取り組む課題にはCOMPASSのオリジナル・プリント、指示動作、指先の巧緻性、鉛筆の持ち方など、これから小学校へ向かうお友達に役立つ基礎が盛り込まれていました。

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座って取り組み始めたと思うと注意が散漫になったり、すぐに疲れたと訴え、学習から逃げたい様子を見せていました。
とにかく集中力が続かないので、1枚のプリントが永遠に終わらないのではと思わせられるほど。
それでも回を増すごとに、できたプリントの枚数が増えるごとに、褒められた回数が増すごとに、次第に取り組み方に変化が見られるようになっていきます。
今、指導中のお友達を見てみると、どうやら前向きに課題に取り組み、先生と決めた所までしっかり集中が継続するようになってきています。

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グズグズしてみても、課題が減るわけでなくお友達自身が嫌な思いをします。
ですがスムーズに取り組めた時、褒められた時、それはなんと誇らしいことかを感じたお友達。
自信ある顔つきになり、ただ与えられたものをこなそうとするだけでなく、何事にも自発的に取り組めるよう明らかな成長が伺えます。
特に「ここまで終わったら遊ぼう。」とか「今日は何枚しますか?」と尋ねられて、お約束したことはしっかり守らなければと頑張っています。

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その結果、1年を待たずして文字に興味と関心を示し、ひらがなが書けるようになりました。
「やめて」と制止されたときにはお友達は気持ちに折り合いをつけ、指示を聞き入れて行動できるようになりました。
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お友達同士の関わり合いも、これから本格的に学びます。
そして小学校就学を睨み、話すこと・聞くこと・書くことをマスターし、さらに集中力を増し、学習意欲の今以上の向上を目指していきます。


所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
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2020年09月15日

No.1173 COMPASS岡山 火災想定の避難訓練

No.1173 COMPASS岡山 火災想定の避難訓練

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
そろそろ夏休みも終わろうとする8月の終わりに、COMPASS岡山でも冬に多くなる「火災」を想定した避難訓練が行われました。

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今回は「事業所のコンセントから発火した!」という設定です。
まず一人の先生が異変に気づき、発火を確認。
すぐさま大きな声で知らせ、消火器で消火にあたります。

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同時にお友達全員を火の近くから離し、窓や扉を閉めて公園まで避難。
公園では点呼を行い、全員の無事を確認します。
事業所に帰ってから、お友達も参加して反省会と訓示というスケジュールです。

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炎天下で暑い日でしたが、コロナ禍で誘導するには密着する場面も当然出てきます。
そこでお友達とは「マスクをはずさない。」「避難場所から帰ってきたら手洗い・アルコール消毒をする。」という感染症対策を行いながら、「道路には飛び出さない。」ということをしっかりお約束しましたが、同時に熱中症への配慮も怠らず、訓練を行いながらもお友達の様子に目を配る先生たちです。

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今回参加したお友達は、小学生以上のお友達が5人。
訓練の前に、火事のこと、訓練の概要についての説明を受けます。
逃げる際には「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない」というルールが大切だと教わると、しっかりとうなづいていました。

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予定通りに火元確認と初期消火、そして全員でCOMPASSのすぐ近くにある公園へ「素早く、かつ安全に」一時避難です。
いつもの余暇の時間などははしゃぎすぎたり、おしゃべりしたりのお友達ですが、今日はどのお友達も指示通り無言で速やかに公園まで避難することができました。
木陰の作る涼しさにほっと一息の先生とお友達。

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さあ、訓練はこれでおしまい、COMPASSに戻りましょう。
帰り道はいつもと同じ、にこやかに賑やかに帰っていくお友達です。
帰ってからは手洗いと水分補給を済ませると、今日の出来事の反省会。

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訓練を重ねるごとにいつも課題が見えて、より安全を考える機会となります。
日によって出勤するメンバーが違うので、持ち出すものや、保管場所を完全に周知しているべきだったと反省点が見えました。
今後も定期的な訓練を行いながら、あってはいけないことですが、もしもの際は今日のように冷静に機敏に命を守って欲しいと心から願います。

所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-226-3388
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2020年09月14日

No.1172 COMPASS古賀 実践、自信、実証の流れを

No.1172 COMPASS古賀 実践、自信、実証の流れを

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
オープンして間もないCOMPASS古賀に通い始めたお友達、まだ3ヶ月余りです。

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保護者様からはトイレトレーニングなど身辺自立へのご希望でした。
また、言いたいことが言えないでいるお友達に気持ちを伝えられる様になって欲しいと願われています。

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お友達は体力がなく、着座するものの長くなると姿勢が崩れてしまいます。
真面目に取り組む気持ちも姿勢もあるものの、疲れやすく、集中も途切れてしまいます。
先生はお友達をしっかり観察しながら、無理をさせないように課題を進めていきます。

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COMPASSで使われるオリジナルのプリントは、やさしい順からABC・・・と順にステップアップする様に企画されています。
学習の経験がないお友達との学習課題として、まずはプリントA1とA2からスタート。
たくさん褒められて自信につながれば全ての課題解決へと弾みがつくはずです。

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プリント学習は小さいお友達にとって学校に行っている大きなお友達になったみたいで、実は嬉しいもの。
指さす、シールを貼る、という様な易しい問題を回答したとき、正解だととても褒められて、それが嬉しくて、次も成功したいと思ってくれます。

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指先の力も弱いお友達ですが、プットイン・アウトを大の小ポストを活用して行いながら、作業の完了で達成感を得てもらいたいと願います。
言語指導にも注力し、「あいうえお表」の唱和、言葉でイメージできる様になるための絵本の読み聞かせも毎回行いました。

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先生の「あ・い・う・・・」発声でお友達はこれに続くというスタイルですが、最初は不思議そうに見つめるだけで模倣はありませんでした。
それでも1月経ち、2月たつと、次第に慣れてきて口を動かす模倣の仕草を見せる様になり、「ま」「も」などぽつりポツリと声を出せる様になってきました。

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言葉もですがトイレを使うことをマスターするのは実は大変なことです。
ご家庭でもトイレでの排泄ができないことに困っておられたため、COMPASSではパンツで過ごしてもらい、トイレ誘導を行っています。

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下着が濡れて汚れることが「気持ち悪い」という感覚から、いきたくなくてもトイレに座ってみます。
まだ課題を残すものの、タイミングが合えばうまく成功する確率が次第に増えてきてはいます。
最近ではアイウエオ唱和でも「まみむめも」は言える様になりました。

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語彙を増やす努力は継続して続け、今後も言葉で意思表示できる様にひらがなの歌なども使って経験を積み上げていきます。
目下課題の排泄面ですが、トイレでの成功体験で自信がつき、当たり前の日常になるまで導いていきます。
そう遠くない未来に「トイレに行きたい。」と言葉で自分の意思を伝えられ、自分でトイレに行き、手洗いまで完成させることを目指して頑張っていきます。

所在地:〒811-3104
    福岡県古賀市花鶴丘1丁目7番5号一丁目ビル1F103号
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2020年09月12日

No.1171 COMPASS武蔵新城 観察と実験と製作で

No.1171 COMPASS武蔵新城 観察と実験と製作で

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城のお友達、夏休みの終わりに化学と芸術の秋を満喫するイベントを体験しました。
題して「野菜で花火大会&結晶・すいかを作ろう」というテーマのイベントです。

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お友達にとって日常では野菜をじっくり眺めることはあまり経験がないものです。
そこで今回は普段は見ない、とうもろこしのひげや、ピーマンの種を見たり触れたりすることで、野菜に興味関心を持ち、観察力を養うことと、自由な発想での大掛かりなアート作りを企画しました。
また、結晶作りにはドラッグストアなどで手に入る「ホウ砂(ほうしゃ)」という鉱物で行う科学の実験で、熱湯を使用します。
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コロナ禍での実験と制作のイベントです。
マスクは必ず着用し、どちらの製作も1回につき2人以下で順番に行うことにしました。
順番を待つ間も距離をとって静かに待つことが求められます。
それぞれに順番の番号を伝えて、番号が呼ばれるまできちんと並んで静かに待っているお友達です。
もちろん制作が終わったら、全員丁寧な手洗いを行いました。
そして、日常では扱わない「熱湯は危ない」ということをしっかり認知して臨むことの大切さを理解すること、また指示や説明をよく聞いて実験=制作を行うという2つがこのイベントの大きな目的となります。

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匂いを嗅いだり、しげしげと眺めたり・・・。
蓮根の穴、ピーマンの形、ゴーヤのイボイボ、とうもろこしはたくさん髭があって・・・野菜のユニークな形は本当に興味深いものです。
お友達も断面を見て「穴がいっぱいだね!」「星の形みたい!」など、口々に小さな感動を伝えあう姿がみられました。
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それぞれの野菜の断面に絵具をつけて、色や形が映えるよう用意された黒い画用紙に、思い思いにスタンプ!スタンプ!スタンプ!
次のお友達もまた思い思いの色や形を選んでスタンプしていきます。
全てのお友達が押し終わり、乾くと壁に貼っていきました。
それはまるで夜空に浮かぶ星々か、夏の花火のようにきれいです。

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ついでホウ砂を結晶化する実験の製作です。
ホウ砂は「四ホウ酸ナトリウム」と「水和物」の2種類が合体して出来ており、鉱物の一種なのだそうです。
日常的には、研磨剤として重曹と同じようにお掃除や磨き粉として使われることが多いものです。
お湯によく溶け、冷めると結晶化しますが、それはまるで水晶のように煌めきます。

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ホウ砂を溶かすのは熱湯です。
熱湯を使うこと、間違うと火傷する事故になることを伝えると、とても真剣な眼差しで聞いているお友達。
実験中も先生の指示があるまで姿勢を正して待ち、どのお友達も作業の流れも真剣にうなづきながら聞いていました。

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今回は、結晶を作るために手芸のモールをクルクルと曲げ、それに糸をつけて準備しました。
熱湯にホウ砂があっという間に溶ける様子を不思議そうに見ていたお友達。
次に、ホウ砂が溶け込んだ濃い溶液に絵具を垂らして着色します。
やがて色とりどりのホウ砂液が冷えてきて、浸されたモールの表面に少しずつ結晶化したホウ砂が集積して固まっていきます。
とても不思議で面白い現象です。

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しばらくしてモールを引き上げると、こんなにきれいな結晶が生まれていました。
美しく完成した結晶を見て、お友達もまるで結晶のようなキラキラした笑顔です。

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初めての野菜スタンプとホウ砂の結晶作り。
興奮が冷めやらない様子のお友達、お迎えの保護者様に、野菜がどんなに面白い形だったか、楽しかったか、またホウ砂の結晶を見せながら、どんなに不思議だったかと一生懸命伝えようとする姿を見せていました。

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日頃の活動の成果もみられ、ルールを守って楽しいイベントにすることができたのは何よりです。
今回は、机上で得る知識だけでなく、手で触れて感触を味わったり、実際に体験することの感動がお友達の感性を育てることを改めて実感したイベントでした。
COMPASSでは、これからも機会あるごとに感動のある活動でお友達の可能性を引き出したいと思います。

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    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
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2020年09月11日

No.1170 COMPASS中讃センター 言葉と数と身辺自立

No.1170 COMPASS中讃センター 言葉と数と身辺自立

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

金曜日のCOMPASSです。
中讃地区児童発達支援センターには0歳から就学前までのお友達の元気な声が今日も響いています。
昨年12月の相談では、当時2歳のお友達が「言葉のやりとりができて、 意思の疎通ができるように。」と願っておられた保護者様。
さらに園や就学後も視野に入れ「生活習慣の理解と実践、身辺自立、集団活動」を望まれています。

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お友達への個別支援計画の基軸は、まず言葉。
発声練習に取り組み、一語ずつからでも言葉を発することを目指し、ついで会話の成立を目指し、やがて集団の中で、友達と一緒に仲良く過ごせるように関わり、身辺自立や基本的な生活習慣を身につけるまでに至るフルカバーでのプランニングでした。

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さて初日のお友達は、初めてのCOMPASSに臆することなく興味深げに促されるままストンと着座です。
しばらくは手近にあるおもちゃで一人遊びに興じていましたが、その行動を止めるといきなり癇癪。
送迎して来られた保護者様が一旦退出されようとするのを見た途端、お友達は大泣きでした。
話しかけてみるものの、お友達からの反応は時折の「あー・・・」という声ばかりで、それ以外の発語はほぼ確認できませんでした。

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会話の成立は、まず言葉の意味を理解して使えるようにならなければいけません。
言葉を知って、正しい発音で伝えなければなりません。
そのためにはまずお友達のシャワーです。
絵本読み聞かせをはじめとして、絵カードを見たり、発音の練習をしたり、ことあるごとに話しかけ、それはまるで言葉の大洪水です。。
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保護者様とだけでなく先生や周りのお友達とのスキンシップの機会を作り、会話にならなくてもアイコンタクトやボディランゲージによるコミュニケーションい挑戦し、手や指先の巧緻性を高めるためのスナップやボタンの付け外し、洗濯バサミ付け外しなど学習課題は盛り沢山です。

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当初のお友達は話せないので、気持ちを伝える術がなく、行動を制止するとよく癇癪を起こしていました。
こだわりが強く、 自分のやりたいこと以外は、それが先生であっても、人にも物にも興味を示すことはありません。
感情の昂ぶった状態だと着座することすらも激しく嫌がったりという状況だったといいます。

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寒かったこの冬が過ぎ、春になりました。
この頃になると、お友達は名前を呼ぶと反応して、こちらを見て、目が合うようになっていました。
教材の中でも絵カードがお気に入りで、先生がカードを繰っていくのをしっかり見るようになってきました。
発音練習で音を真似て復唱することはありませんが、物と名前がだいぶ一致してきて、たくさんの名前を見て答えられます。
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お友達は視覚からの情報を掴むことが得意で、「数」や「ひらがな」はだいぶわかるものが増えて来たところです。
ただ発言は自発的なものに偏り、やりとりや会話に発展するまでに至ってはいないようでした。

やがて夏が来て、今は秋の走りになりました
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最近はお友達の発語は日々増えてきています。
先生にも親しみを持って自分から寄ってきて触れ合いを求める姿を見せるようになりました。
大好きなカードで名前を覚えているとき「わかった、わかった」などとものの名前以外の言葉も発するお友達です。

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「あー」それが発せられる言葉の全てだったお友達が今はカードを見ながら楽しそうに色々なものの名前を伝えられるようになりました。
わずか数ヶ月で、コミュニケーション手段の大きな垣根を一つ乗り越えて、広がる世界へ飛び出したお友達。
これからは毎日の活動を通じて、学習や遊び、指先の訓練や身辺自立へとステップを進め、興味や関心を広げ、経験を積み重ねることで成長、発達を促せるよう促していきます。
集団活動や遊びの時間を通して、ルールやマナーを理解し、身につけ、楽しくコミュニケーションが取れるよう支援して参ります。

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    香川県丸亀市土器町東4丁目780
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2020年09月10日

No.1169 COMPASS大村.NEXT 3度目の秋と冬を前に

No.1169 COMPASS大村.NEXT 3度目の秋と冬を前に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
3歳から長崎のCOMPASS大村ネクストに通い始めて2年と3ヶ月。
目覚ましい成長を見せるお友達がいます。
保護者様は「同年代のお友達と仲良く過ごせるようになってほしい。自分の気持ちを言葉で伝えられるようになってほしい。生活リズムが整ってほしい。」と希望されていました。

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その頃のお友達は、あちこちに興味が移り、ソワソワで離席が目立ちました。
何を伝えたいのかは朧げながら伝わるものの、何を見ても「あぱ」という声しか出てきません。
特定のお友達としか関わりが見られず、1人遊びばかりでした。

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個別支援計画の目標にはたくさんの言葉を聞いて覚え、正しい発音で発語できるようになることを設定。
言葉の学びと並行して、周りのお友達と仲良く過ごせるようになり、身の回りのことを自分でできるように成長を促していくことを目指し、お友達のCOMPASSがスタートしました。

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使用するのは「絵カード」「あいうえおのうた」「ひらがなのおけいこ」「かずのおけいこ」次第にレベルアップし、数字は「月例プリント」で優しいところから始めて、計算力をつけるため100問計算へと移行しました。

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とはいえ、着座姿勢の維持が当面の課題でもありました。
お友達の集中時間が少しでも増えるよう、初めは親やすいイラストや絵カードを使って視覚的なアプローチから行われました。
言語指導は力を入れ、一音ずつの発声練習から始め、正しい音を伝え、聞き、覚え、使えるまで何度も何度でも繰り返します。
その日のコンディションによっても異なるお友達の集中力ですが、一進一退であっても継続で得られる成長を願い、お友達との学習は続きました。

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やがて、物と名前の一致ができる様になり、「あぱ」ではなく、ちゃんと言葉を発する様になりました。
次第に語彙数がかなり増え、簡単な会話が成り立つまでに成長を見せています。
お友達は本当に頑張り屋さんで、学習にも真剣に取り組み、できることが増えるにつれて、周りのお友達との関わりも増えていきました。
遊びの内容、遊び相手も幅の広がりを見せ、自然に関われるようになり、年下のお友達のお世話をかって出るなど、笑顔で関わりを楽しむ姿を見せるようになってきました。


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保護者様からも「コンパスに行って良かった。コンパスのおかげで救われました。」とのお声を頂きました。
お友達とCOMPASSで過ごした3度の春と夏を過ごし、3度目の秋と冬を迎えようとしています。
年長さんになったお友達は、小学校への就学を視野に入れ、より高い目標へと向かいスタートを切ります。
楽しい学校生活が待っているよう、素晴らしい人生へ向かって行けるように・・・

所在地:〒856-0017 
    長崎県大村市荒瀬町1083-7
連絡先:0957-46-3278

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2020年09月09日

No.1168 COMPASS熊本東 言葉を得て、自信を得て、未来を話す

No.1168 COMPASS熊本東 言葉を得て、自信を得て、未来を話す

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
昨年の6月から通い始めたお友達に、保護者様は「総合的に力を伸ばしてくれれば・・・」と願いを語られていました。
当初のお友達は今と全然違う様子を見せ、まず着座姿勢が続きません。
発音に不明瞭なところがあり、逆に何かを指示しても言葉の理解や、納得に時間がかなりかかっていました。

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手先が不器用で箸の持ち方や鉛筆の持ち方も拙く、失敗が怖くて新しいことに挑戦することも消極的。
学習だけでなく何事も指示待ちで、意欲が見られませんでした。
また、言葉に自信がないからでしょうか?
集団活動への参加には抵抗を見せ、自己紹介もできませんでした。

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COMPASSの基本は着座しての学習です。
個別支援計画では、着座姿勢の時間を少しずつ伸ばし、会話や文章の言葉の意味を理解できる様、導くプランが立てられました。
言葉の習得では、自分の気持ちや状況をはっきりと伝えられるように、また人の話を理解して行動できるようになることを目指します。
人との関わりを学ぶ大事な集団活動では、楽しみながら参加できるようアプローチを行います。

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お友達の学習課題として「あいうえお唱和」「えすぷり」「指先運動」「絵本」「コンパス日記」「集団活動」「場面設定での学び」が選択されました
着座しての学習は集中できる時間が少しずつ伸びていき、同時に落ち着いて考え、理解し、繰り返して自分のものにできる様になりました。
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お友達同士の会話では、お友達の興味・関心があることを話題にすることで、他のお友達と会話を楽しめるように導いていきました。
例えば、話が会う様子が見られるお友達同士でペアを組み、一緒に本を見たり、同じ活動をすることで関わりを学べる様に図りました。

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あれから1年。
お友達は小学生になり、周りとの関係も良好で、学校に行くのも楽しんでいる様子が見られます。
不安定な筆運びだった文字も、筆圧も安定して、しっかり書けるようになりました。
気持ちや状況を言葉で説明出来るようになり、苦手だった集団活動でも前に立ってハキハキと発表できるまでに成長しています。

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これからはより手や指先の巧緻性も高め、初めて会う人、色々な個性のお友達ともコミュニケーションが取れる様に言葉の感性を磨いていってあげたいと思います。
会話を通して気持ちを察することができ、理解ある優しい対応ができる様、今日もCOMPASSでの活動は続きます。

所在地:〒862-0970
    熊本市東区渡鹿8丁目922
連絡先:096-321-6788

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2020年09月08日

No.1167 COMPASS松茂 実りの秋へのステップは・・・

No.1167 COMPASS松茂 実りの秋へのステップは・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS松茂に6月から通い始めた5歳のお友達。

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保護者様のご意向は「1日を楽しく過ごしてもらいたい。」ことと「言葉で気持ちを伝えてほしい。」こと。
これを受けてお友達の個別支援計画は2段階の目標が設定されました。
長期目標では「言葉でどうしたいのかを伝えられるようになること」。
短期目標では「自分でできることを増やして行くこと」。

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スタート時点の言語指導では「まずは自分の名前がわかるようになること」から。
また生活面では「一人でできることを増やす」こと、さらにコミュニケーションの向上を目指し「お友達と仲良く過ごす」ことを目指しました。

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2ヶ月前のお友達は、促すと素直に着座をするものの、姿勢が崩れ横座りの状態になってしまいました。
ご挨拶や質問へのお返事も、自信がないのか声が小さくて聞き取れないほどです。
余暇の時間の様子では、あまり周りに関心を示す事はありませんでした。
トイレに行きたいと意思表示もなかなかできず、オムツを手放せない状況でした。


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選択したツールや課題は「口の体操」「ボタン付け」「お箸」「ビーズ通し」「あいうえおの絵本」「数の認知」などですが、お友達はお勉強する事は大好きで、楽しそうに積極的に取り組めています。
ただ、集団活動ではあまり周りに興味を示さず、何かに集中して遊ぶような姿を見せることがありませんでした。
そこで先生がお友達同士の間に入って橋渡しをすることで、徐々に交流ができるように導いていきました。

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梅雨の走りに通い始めた頃は、お友達の声はか細く聞き取りづらいものでした。
最近はお昼ご飯のご挨拶をするとき、以前よりも大きな声と笑顔で自信をもって言えるようになっています。

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また自分から「トイレに行く!」と言える様になり、積極的にズボンとパンツを脱いでトイレに行くことができる様になりました。
そしてトイレからもどるときちんと自分で服を身に付けることができます。
さらにオムツから布パンツで過ごすことができる様になりました。

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最近のお友達はいつもニコニコで、毎日をお友達と一緒に楽しく過ごす姿を見せてくれる様になりました。
やはりお友達同士の関わりで学ぶことも多く、個別の言葉の学びや数字の学び、大勢と関わることで実戦で学ぶマナーも少しずつステップを上げてきているお友達です。
これからも継続した学びを続け、自信と笑顔いっぱいでもっと楽しい日々が送れるように道を開いていく支援を続けます。

所在地:〒771-0219
    徳島県板野郡笹木野字八北開拓170-1-2
連絡先:088-699-0138
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2020年09月07日

No.1166 COMPASS高知 スローステップで

No.1166 COMPASS高知 スローステップで

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知の昨年の11月から通い始めて10ヶ月になるお友達。

保護者様のご意向は「スローステップでいいので、1つ1つ(学ぶことを)自分の力にしてほしいというものでした。
言葉の不明瞭さもありなかなか伝わりにくい「思い」をうまく伝えられるように、文字の学び、読み、書き、計算なども身につけて欲しいのだといいます。

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お友達の個別支援計画にはいくつかのステップが設けられました。
最終的には発音の矯正と、問題なく読み書きができる様になることが目標です。
まずは1語ずつの絵カード発声を繰り返し、正しい音の出し方を口の開け方、舌の動きの練習です。
その次のステップで、言葉数を増やし、苦手な音の克服を目指します。
音と言葉と文字の一致も進め、簡単な文字なぞりから進み始めました。

お友達は当時小学校2年生。
学習姿勢に抵抗はなく、初日からすぐに勉強に取り掛かることもでき、しっかり着座して、終われば片付けもできました。
絵カードは覚えるのにてこずる場面もありましたが、ひらがなを書くことについては、指なぞりの書き順も読みもよくできていました。
どれだけ伸びてくれるのか成長を楽しみにできるスタートでした。


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発音は、ちょっと苦手。
「だいこん → だこん」「にんじん → にじぃ」「くり → くひ」「なし → なしゆ」「すいか → すひか」「りんご → りご」と聞こえます。
独特の発音で音が抜けたり、漏れがあったり、余分な音がくっついて発語されるので先生も集中して耳を傾けます。
また、「数」の認知はどうも苦手な様子で、10までの数の認識もおぼろげでした。。
数字ということでなくても、例えばイラストを書くと指が7本あったりという曖昧さが目立ちます。

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苦手な数字はお友達が興味を持つように、おはじき等を先生と一緒に数を数えることから。
楽しい教材や課題で、数を繰り返し数え、復唱しながら認識を育てていきます。
1〜5まで、〜10までというスモールステップで数の学びを行いました。
言葉にも数の学習にも、楽しいと感じる道具を用いました。
「あいうえおえほん」「数唱和」「50音唱和」「名前練習」「発音練習」「絵カード」「ペグ刺し」「カラーリング」などなど・・・
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本格的な冬になる頃は、苦手意識が集中力を削ぐこともありました。
聞き取りにくい発音の矯正のため、1音1音を正確にしていくように何度も繰り返していたのですが、この頃のお友達は、難しいことは「できん(できない)!」とあきらめて投げ出してしまうお友達。
時折ハマってしまうか集中が見られたときは、過集中です。
用紙と顔が近くなったり、姿勢が崩れてしまうため、その都度声をかけなければなりませんでした。
体幹の弱さには、片足立ちなど体幹トレーニングを徐々に取り組み、姿勢保持に努めます。

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春が来て、暑すぎる夏が来た頃は、語彙数もかなり多くなり、正しい発音に近づいているお友達。
少し発音に支障をきたす身体的な困りごとも、自分で工夫しながら練習する姿がありました。
その努力は裏切らず、何らカバーすることなくうまく発声できるまでになりました

これまで大勢の中での関わりの経験も少なかったお友達。
他のお友達が使っていたものを「貸してください。」という言葉もなく、いきなり取り上げる様な場面もあったのだとか。
ルールやマナーの学びも実践の遊びを通して体験で培い、お友達が頑張って学んでいる発音や語彙を活用し、大事なエッセンスであるコミュニケーション力も伸ばして行けたらと願い機会を作っていきます。

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夏休みには保護者様からも「大分聞き取りやすくなりました。」と感想をいただき、更なる成長を願いながら次のステージへと進みます。
まだ長文となると不明瞭な音が増える傾向にあるため、トレーニングを続け、苦手意識を無くし思いが伝えられる様にトレーニングは続きます。
お友達のこれからの道のりは、紆余曲折、坂道もあり、遠回りもあり、迷うこともきっとあるでしょう。
でもお友達は頑張ることをしっかり覚えてくれました。
ご家庭での理解や協力と、COMPASSの諦めない支援、そして何よりその努力は困難にある先の光を目指すことをためらう事は絶対にありません。

所在地:〒781-8104
    高知県高知市高須1丁目16-24
連絡先:088-802-5328

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2020年09月05日

No.1165 COMPASS本部教室 夏のひと息、そして秋へ

No.1165 COMPASS本部教室 夏のひと息、そして秋へ

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
本部教室の夏、お友達は毎年学習が終わってからのプール遊びを楽しみにしていました。
残念ながら今年はプールを始め、楽しいイベントの殆どに制限がかかり、ガッカリなお友達です。

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そこで、本部教室の先生たちは、できる範囲での楽しいひとときをプレゼント。
コロナ禍の開催なので、他の事業所と同様に密にならないよう、階段ロビーと教室内に活動を分けて、行われた夏祭り。

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事前にきちんとルールの説明があり、しっかりうなづいたお友達はマスクをつけ、順番を守って2人ずつヨーヨー釣りやくじ引きを回ります。

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ゲームの中で輪投げは一番人気でした。
合計点で決まる景品を目指して、何点のコーンに輪っかが入るか、投げるお友達も応援するお友達も一喜一憂です。
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点数を一緒に数えたり、景品を取れなくても応援して輪が入ると皆で喜んだりとこの夏いちばんの笑顔、笑顔、笑顔・・・
きちんとルールを理解したお友達、ルールを守ってこそ楽しめた夏祭りで、負けても納得できて、諦めることができていました。

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月末の午前中に行われた夏祭り。
参加したお友達は、午後の学習も頑張って取り組む様子を見せました。
余暇の時間には、引き当てた景品を見せ合ったりと、いつも遊ぶお友達と違う組み合わせでの色々な交流が見られました。

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9月に入り、新しい生活様式での日常が戻ってきました。
この夏祭りでちょっとだけ弾む気持ちと触れ合いの温かさを体験した秋を迎えます。
春の進学や進級に向けて、夏祭りで見せた笑顔のまま一層頑張るお友達を見守り、支え、より高い成長を願いCOMPASSの新学期のスタートです。

所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1-2-35
連絡先:093-475-0449 
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2020年09月04日

No.1164 COMPASS三豊 会話も弾む夏のひととき

No.1164 COMPASS三豊 会話も弾む夏のひととき

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊の夏祭りは、コミュニケーションに始まり、コミュニケーションで終わります。
お祭りには模擬店が登場します。
模擬店で売られるものは、お祭りでよく見かける屋台の味や、金魚すくい、ヨーヨー釣りなどおなじみのものです。

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今回の目的は人との関わりを学ぶ場として、お買い物の体験、お店屋さんになっての応対などが自然に学べるように構成されています。
カラフルなコインを作って、それをトークンとしてお祭りで使いますが、算数の学びもあります。
お客さん役はいくらで遊べ、いくら払い、いくらお釣りをもらえるか、お店屋さんの方はいくらもらうか、受け取った額でOKなのか、お釣りをいくら渡せばいいのか・・・たくさん考える機会があります。

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今回はお祭りイベントを通して、お店やさんでのやり取りでお友達との交流を楽しむことが目標です。
また、品物をお金(コイン)と交換して買うことができるので、算数を使い、お金のやり取りを学べます。
指先を使うゲームは巧緻性の上達や意識を向けることに効果が期待できます。

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準備から積極的にお友達が頑張ってくれました。
金魚すくいの金魚を作り、紙の焼きそばやたこ焼きを作り、紙のチョコバナナを串に刺しました。
ペットボトルで風鈴を作り、お店のレイアウトも考えました。
あとは当日、お客さんを待つばかり・・・

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待ちに待ったお祭りの日。
ベント会場は提灯や風鈴などで装飾され、チョコバナナやたこ焼き、アイスクリームなどの食品(紙細工)やお面が、会場内のお店(机上)に並び、ヨーヨーつりや魚すくいのコーナー、くじ引きコーナーが連なります。

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お客さん役のお友達はいろいろなお店を巡り「〇〇ください」。「〇〇1回やりたいです。」とお店やさん役のお友達に伝えます。
そしてちょっと考えながらも支払う色のコインやお金をきちんと選び、お店やさん役に渡すことができていました。
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口頭で伝えたり、計算することが難しいお友達は、ちょっとだけ先生がお手伝い。
それでも欲しいものを指で指し示すことでちゃんと意思は伝わり、コインも渡したりできて、満足の笑顔を見せます。
感染症への配慮で、数名ずつイベント会場に入り、残ったお友達は静かに待っています。

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少人数でのイベント会場ですが、人気のゲームは皆が順番を待っています。
予防対策をしっかり教わっていたお友達は割り込みもせず、密集もせず、順番を待っていました。
ヨーヨー釣りではつり紐を指先を使って見事すくってゲット!最高の笑顔を見せます。

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期待していたコミュニケーションはあちこちで交わされ、どのお友達も笑顔です。
最初から最後まで諦めたり、トラブルもなく、どのお友達も幸せいっぱいで終えることができました。
この笑顔のまま、もっと楽しい会話ができるように秋からステップアップした学びを進めていきます。

所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

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2020年09月03日

No.1163 COMPASS諫早 赤い消防車と青い空

No.1163 COMPASS諫早 赤い消防車と青い空

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASSの全事業所では定期的に地震・火災・水害を想定し、計画を立て避難訓練を行っています。

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屋内は換気を怠らず、三密を避け、マスク着用、そして屋外での活動は帽子着用。
長時間話を聞くときは、室内や日陰でと熱中症やコロナ対策を万全にして参加しました。

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今日は施設の火災発生を想定した避難訓練が行われました。
万一の災害からお友達の命を守るため、いざという時も慌てずに対応できることを目的とした訓練。
ゲストとして消防署の方をお招きし、施設内での火災を想定した避難訓練となりました。

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消防署の方からどんな時に火災は起きてしまうのか、万一起きてしまったらどんなことに気をつけて避難をすればいいのか。
何度訓練しても足りないほど、万一の火災発生時には、それでも慌てて訓練の通りにはいかないものなのだそうです。

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覚えやすい標語である「お・は・し・も」
この合言葉を学び「押さない、走らない、喋らない、戻らない」という大事なポイントしっかり確認しあうお友達。

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何度も参加している先生たちも災害時の行動について、再確認の機会となりました。
本当に身につくまでいはお友達に教える学習と同じで、何度も繰り返し、それこそ目を瞑っていてもできるまで訓練することが大事です。

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子供たちは職員の指示に従い、落ち着いて逃げることができ、消防署の方のお話も静かに聞くことができました。
職員が消化器の使い方を実演した後、消防車を近くで見せてもらえることになり、小躍りして外へ。

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屋外ではみんなの憧れの「消防車」が待ってくれていました。
消防車の中に積まれているホースやライト等の説明に、みんな瞳をキラキラさせながら真剣に聞いていました。
最後に消防署の方の服を着せてもらえたお友達、消防士さんの気分を味わえ、満面の笑顔でパチリ!です。

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その後、揃ってCOMPASSに戻り、各自避難訓練のことを絵日記に書いて振り返りました。
赤い消防車、青い空、そして優しかった消防士さんたちのこと、避難する時に何が大切だったか、しっかりと心にも作文にも刻んだお友達でした。

所在地:〒854-0041
    長崎県諌早市船越町891ー2
連絡先:0957-56-9328

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2020年09月02日

No.1162 COMPASS丸亀Wish 夏の楽しさ、夏の成長

No.1162 COMPASS丸亀Wish 夏の楽しさ、夏の成長

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水曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Wishの今年の夏のイベントは三密を避け毎週テーマを決めて行われました。

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コロナ禍の今年の夏、Wishのお友達もできる限り万全の対策を行いながらの取り組みです。
例えば机と机を離して距離をとり、もちろんマスクの着用、また換気を都度行いながら水分補給も欠かしません。
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まず暑さが増してきた8月最初の週には、みんなでオリジナルの「うちわ製作」です。
世界に一つだけの自分の団扇で送る風は格別です。

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8月の第2週目にはペットボトルのキャップで「のれんづくり」。
ペットボトルのキャップには穴が開けられ、そこに紐を通し、数珠のようにつないでいきます。
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またレクリエーションとして行われた「ヨーヨー釣り大会」。
水を張ったバケツに浮かんだ色とりどりの風船ヨーヨーを吊り上げるのですが、思ったように吊り上げられず、苦戦しながらも笑顔のお友達でした。
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帰省もままらなかった今年のお盆の週には、「スーパーボールすくい大会」で盛り上がります。
こちらも水を張った中に、スーパーボールを入れてあり、お手製の網で救うというもの。
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すくおうとして追いかけ回すと、水流のせいで逃げていくボール。
冷たい水の中、熱い挑戦で盛り上がりました。
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第4週にはプラ板を使った「プラ板工作」で描く楽しさと板が縮む面白さを楽しんだお友達。
また、皆で画用紙に書いた色々な魚で行われた「魚釣り大会」も大盛況でした。
その一方で、夏らしい言葉を墨で書く「習字コンクール」も開催され、静と動、両方のイベントを体験しました。
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夏休みに行われた様々な企画。
でも楽しいだけではなく、COMPASSらしくそれぞれのイベントでお友達の発達を促す意図がありました。
例えば、目と手の「協応動作」や、「手先を使った動作」へのアプローチ。
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うまくできないことがあっても、それがお友達にとっては課題の発見になり、今後の成長へ繋がるものとなります。
また、日頃の療育や活動の中で培った「集中力を高める」ことや、「トラブルなく楽しくイベントに参加できる」こともイベントという実践の場で生きた学習になっています。
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楽しい時間は早く過ぎる・・・といいますが、お友達にとってもいつものCOMPASSと違い、イベントを楽しみに学習も集中を見せ、サクサク捗っていたのだとか。
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どのお友達もゲーム性のあるものには特に関心が高く、普段の療育ではできないこともイベントでは「姿勢の保持」や「順番を待つ」などいつもよりしっかり取り組めていたお友達もいました。
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ゲームにはつきものの「勝ち負け」や「順位」も経験しました。
全て勝てるわけではないことを心で理解すること、負けたときの気持ちや振り返りは貴重な体験。
気持ちを切り替えて、ゲームをするお友達を応援してどの結果でも共有するという様子も見られました。
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新学期には、この夏のイベントを通した学びを手に、さらにステップアップを見せるお友達に期待してWishの夏は終わりを迎えようとしています。

所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
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2020年09月01日

No.1161 COMPASS Jr ゲームで伝えること、学ぶこと

No.1161 COMPASS Jr ゲームで伝えること、学ぶこと

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS Jr.でも療育を織り込んだ企画満載の「夏祭り」が行われました。
接触・密着・飛沫などによる感染が危惧されていて、また今年も大変な暑さで熱中症へも配慮が必要です。
そこで、Jrではエアコンを効かせながらも「窓は開けたまま」で開催。

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まずは部屋を分けたうえで、ゲームに呼ぶのは1,2人ずつにして密集を避けます。
ついつい外したい想いに駆られる「マスク」は、外さないように、先生もお友達同士でも声掛けを続けます。
熱中症への対策として、ゲームの前後に水分補給をするように声掛けを行いました。
ただ楽しかっただけでなく「工夫してこうすればどうだろう?」という思考や「最後まで頑張ろう。」という学びがそこにはあります。。

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それぞれに学びがあり、例えば「輪投げ」これは空間認識と手首の柔軟性がカギ。
大人気の「ワ二ワニパニック」は、動体視力と瞬発力が必要で、また力加減、ハンマーの使い方のコツも。
「ヨーヨー釣り」でも実は目と手の協応、力加減。
みんな大好きな「くじ引き」では、自分とお友達の景品の区別、受け入れる力、ケースを開ける際、指先を使って自分で開けようとする感覚の発達が必要です。

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お祭りの開催はコロナ禍で制限の多い夏だからこそ「夏らしさを味わい、ルールを守って楽しく遊ぶ。」ことが最大の目的です。
これまでの学びの実践を確認しながら、遊びを通して苦手とする部分の向上を図ることができればと思います。

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キラキラの瞳のお友達、待ちに待ったお祭りがスタートしました。
輪投げでは、最初は輪がうまく入らず悔しがる姿も見られましたが、一つでも入ると「やった!」と喜び、どうしたらまた入るのか、うまくいくのかを考えている姿が見られました。
手首をうまく使えなかったお友達に先生が投げ方やちょっとしたアドバイス。

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「最後まで挑戦すること、やりきることが大切だ」ということを話すと、あきらめずに最後まで挑戦する姿がありました。
距離感や力加減を考えながら工夫がみられ、ついには投げることができるようになっていました。
お友達の番になると、「がんばれ!」「遠いところ狙って!」「おしいよ!」など励ましたり、声援を送る姿もみられました。

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緑のワニがパクパク出入りするワニワニパニック。
最初はワニの速さに追いつけず、なかなかハンマーでたたくことができないようでした。
最初はあまり乗り気でなかった子も、次々でてくるワニを見て笑顔になっていました。
「1,2,3!」と叩いた数をカウントしていくと、数が増えていくのが嬉しくて集中する姿も見られました。
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叩く力が強く、ワニが飛んで行ってしまうこともありましたが、みんなで「どんまーい!」と笑顔。
次第に速さにも慣れてきてワニがでてくるタイミングとハンマーでたたくタイミングを合わせていくことができていました。
やり始めたときはただ力任せに叩くだけでしたが、次第にコントロールできるようになり、素早く動くワニに当てることに重きを置いてゲームをすることができていました。

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おなじみのヨーヨー釣りコーナー。
ここでは長さの違う釣り竿を用意し、始める前に「どちらが釣りやすいか?」を問いかけると、お友達は「長いほうがいい。」と回答。
そこで、実際に自分で体験してみることで「実は短いほうが釣りやすい。」ということに気付きます。
あまり力を込めて竿を振ったり、勢いよく水につけたりすると釣りにくいことも事前に伝えていました。
お話をよく聞いていたお友達は、しっかり覚えていてゆっくりと竿をたらしたり、竿を振ったりすることなく釣ろうとする姿を見せていました。
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箱に手を入れて引く「くじ引き」。
くじ引きの箱を見てワクワクでいっぱいになり、どのお友達も嬉しそうな笑顔です。
始める前に、引き当てた景品でトラブルにならないようにと配慮し、ゲームについて先生は話し始めます。
箱の中にはいろいろなものが入っているからみんな違うものが入っていること、「自分が引いたものが自分のもの」なので、他の友達のものを欲しがってはいけないことを一人ひとりに確認しながら語りかけました。
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くじを引いて卵型のケースが出てくると「卵だ!」「何が入ってるのかな?」と驚いたり、「こんなの入ってたよ」「これかわいい!」と引き当てたおもちゃを見て喜んだり。
しっかりと先生のお話はお友達の中で活かされていて「あっちがいい!」「これいやだ!」などいうお友達はなく、約束を守って袋やカバンに直すこともできていました。

くじを引いて卵型のケースを開ける際、テープをうまくはがすことができず、もどかしい思いをしていた子もいましたが、開け方を教えたり、先生が少しはがして渡してあげて、自分の手で開けられたことを喜ぶ姿がありました。
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全てのゲームが終わり、最後は絵日記の感想文を書きます。
「輪が一番遠いところに入って嬉しかった。」
「入らなくて悔しかった。」
「ワニがたくさんでてきてびっくりした。」
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「うまく叩けて楽しかった。またやりたい!」
「(クジで)〇〇が当たって嬉しかった、おうちで使いたいです。」
「卵型のケースがかわいかった。」
「〇〇色のヨーヨーがとれた。」
「おうちでたくさん遊びたい。」
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お友達の感想は、どれも楽しかったと綴られていて、準備を頑張った先生もほっと胸を撫で下ろします。
みんなの笑顔と小さな成功体験を連れて、季節は夏から秋へ移っていきます

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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