2014年01月31日

NO41.おしくら饅頭で勝ちましょう

おしくらまんじゅう(押し競饅頭)で勝ちましょう

療育支援にあたって、お子様と保護者並びに、療育支援者それぞれのポジショニングが大切です。平たく申し上げると立ち位置の問題です。言語発達が遅れている場合に良く見かけますのがお子様が偉い存在になってしまっている事があげられます。

従って、その子の気分次第で、必要な取組みや指示に従わないという事になってしまいます。療育室に入るのを嫌がる、椅子に座ることを嫌がる、課題に取り組む事に嫌がられ大切な療育の機会を自ら喪失してしまうような事例を散見致しております。

何をしても、食事が与えられ、嫌な事は奇声を発したり、泣いたり、むずかったりしていて自分の意思を押し通す事を覚えてしまうと、とにかく嫌な事に出会うと泣き叫んで周りを困らせるという行動にでてしまいます。悪い事をしてもペナルティーが無いのでやりたい放題で、逆に機嫌をとってくれるので、反応すればするほど、子ども達からすると、意思の獲得行為に繋がりコントロールがききません。

毅然とした態度が必要です。

子どもと真剣な押し競饅頭(おしくらまんじゅう)をしなければなりません。

その子を庇護する保護者がその押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けてはならないのです。支配するわけではありませんが、大切なお子様を正しい道に導く為には、先生と生徒、師匠と弟子のようなはっきりとした上下関係が樹立が大切です。

保護者がお子様のお友達であってはならないのです。やさしいお母さん、お父さんであることは間違いではありませんが、保護者としての毅然とした対応と、正しい立ち位置が明確にならなければ、指導するにあたって大変な障壁となります。

やさしいけれど、厳しくなければ正しい親子関係とは言えないとご理解下さい。

子どもの好きなようにさせるなどと馬鹿な事をおっしゃるのはおやめ下さい。それば保護者としての管理責任を放棄したと同じくらい重大な愚行であります。好きなようにさせていては進歩すべき事も、成長すべき事も獲得する事は不可能です。

この子は、お菓子しか食べなくて…と馬鹿な事をおっしゃる方がたまにおられます。保護者としてその愚行は管理責任放棄であり、親の怠慢であると考えます。偏った食事をしていれば、必ず体に変調をきたしてしまう事は周知の事実でありながら、偏食する事を了承するのは断じてしてはならない事です。これはあくまで1例ですが、子供との押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けているのです。

面倒な事をする客がいるから、目をつむっているのと同じです。臭い物には蓋的な陳腐な発想です。

お菓子しか食べないと言われていて、私達がたった1日お預かするだけで、何でも食べる良い子に変身します。
簡単なお話で、お菓子があるから食べるのです。お菓子がなければ、おにぎりしか食べる物がなければ、食べるのです。泣いても、わめいても、奇声をあげても、ねだっても、あまえてきても、お漏らしをしても、脱糞しても態度を変えす、どなったり、しかったりしなくても、ちょっと魔法をかければ、変身できるのです。

泣きわめくから、静かにさせたいから、与えてしまっているのです。
うるさいから黙らせている行為と同じです。
面倒だからお菓子を与える。
これこそ怠慢でなくてなんでしょうか??????????

向き合って下さい。戦って下さい。押し競饅頭(おしくらまんじゅう)で負けないで下さい。

これは1つの事例ですが、家庭生活の中において、言葉は遅れていても、物事の通りがまだわかっていなくても、様々な駆け引きを行っており、ほぼ全敗しているのが偏食に繋がったり、極度の多動に繋がったり、粗暴な態度に繋がったりするのです。

私は子供に出会った時から魔法をかけます。誰がリーダーかを教えます。誰の指示に従わなければならないかを様々な取組みの中で体得させます。言葉も基本的に不要なのです。
譲らない態度と行動が大切なのです。

本日もようやく、「ありがとう」とお礼を言う事を体得したお友達がおります。「ごめんなさい」を知らないお友達もおられます。謝る事そのものを知らないのです。しかし社会生活をしていく上では必要不可欠な要素であり、理解しなければ先にすすめません。

諦めないとよく、申し上げますが、繰り返し理解出来るまで取り組むべきなのです。何百回かかっても、何か月かかっても毎日諦めず取り組むべきなのです。他のお友達の様子をみて焦らない事も大切です。簡単に出来る事でも途方もなく時間を要する事が沢山あるのです。

駄目な事は駄目と子どもに押し切られない事が重要です。
奇声をあげれば、奇声をあげる事そのものが、迷惑で誰しもが嫌がる事である事をしらさなければ、永遠にその繰り返しが続くのです。恥ずべき行為を恥ずかしいと思わせる支援が必要なのです。教え導き体験的に理解させていけば必ず通じます。ちょっと魔法をかけておけば突然通じるのです。

社会適合しない事を容認してはならないのです。ダブルスタンダードが通じるのはご家庭や施設内のみであり、一歩外にでるとそのような甘えた行動は許されないのです。

いつか保護者の庇護からはすれてしまいます。一人で自立出来るように支援しなければ結局困るのは大切なお子様なのです。

立ち位置が重要なのです。してもらっても当たり前と思われる中での介助も、してもらってありがとうと考えるのとでは自ずと成果にも差異が生じます。

うろうろして椅子に座れなくても、勉強が出来て、就職できて、家庭が持てるのであれば文句はありませんが、実生活ではそんな事はゆるされないのですから、そこを許すべきではないのです。

平時私共の施設内での指導も、指導スタッフの指示に従えず、毎回おしくらまんじゅうを挑んでくるお友達もおりますが、私がトレーニングルームに近づく足音がしただけで、きちんと指示が通るようになります。それは畏敬の念を持っているからです。私が許さない事を知っているからです。無駄な行動は基本的に子ども達はしません。駄目なものは駄目だと知っているのです。言語習得が遅く、理解がまだ不十分であっても同様です。駄目なものは駄目で、わがままが通じない人であると認識すれば、さっさと諦めて指示に従う事が出来るのです。そしてそれらの挙動をきっかけとして多くの先生の指示にも従い、保護者の指示に従う事が出来るようになれば、より多くの事を学び、体得し進歩と成長を獲得する事が出来るのです。

母親は最大の理解者で、一番愛してくれる人ですが、山のように動かない存在でなければなりません。これを放置しておくとどんな事になるとお考えでしょうか?

大きくなったら、理解出来るでしょうか?大人になったらわかるのでしょうか?放置すれば周りから疎まれ、人を恨み、人を愛せなくなったり、殻に閉じこもり、卑屈になったり、奇行にでたり、更に周りの理解がえられず、孤立し、心を病んでしまったり、幻聴や幻覚を見たりして普通の社会生活が送れなくなってしまう可能性が非常に高いのです。最後はとても悲しい結果しか導き出せないのです。時間がたっても奇跡は起きないのです。努力なくして進歩は得られないのです。

本気で向き合って下さい。本気で向き合うと子どもの態度は変わります。理解しようと努力するようにもなります。そして獲得したちょっとした進歩が、大きな一歩に変わり、そしてその子の人生を劇的に変化させる事が出来るのです。

大きくなったら何とかなりません。対峙するのは今なのです。奇跡を起こすのは今しかありません。

家族全員でおしくらまんじゅうに挑戦して下さい。

正しいおしくらまんじゅうの方法がわからない方は093-475-0449までご連絡下さい。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 19:50| 38.ポジショニングの大切さ | 更新情報をチェックする
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