2014年09月18日

NO152.悩むより行動(改)

発達障がいにおいて多くの場合、言語的な問題が障がいの根幹になってしまう事例が非常に多く、ご相談に来られる方の9割以上が半ばご自身での指導を諦めてしまわれ、何とかして欲しい、何とかなればというお気持ちでご来所される方が大半でいらっしゃいます。


どうしよう…と悩むよりまず行動する事が最も大切であると断言致します。

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言葉が話せないのであれば、話せるように指導する事が大切なのです。

「ママ」しか言えないと悩むのではなく、「ママ」が言えるのであれば、「マンマ」も「まめ」も言えるだろうとお考え頂く事が大切で、それを繰り返し繰り返し、言えるまで続ける事が次の成長を呼び込みます。※ベクトルを下げて…(比較の禁止)で「出来る事探し」を提唱いたしましたが、とても大切な指導者の要件になると思います。

悩んでおられると全てが暗転してしまいます。良い方向には進まないのです。悩むより行動されると以下の方法を取られる事となります。

@専門家に相談する。
A納得できる方法が見つかるまで探し回る。
Bネット等で最新の療育手法を探す。
C同じ問題を解決された方のお話を聞く。
D自分で勉強してみる。
E様々な情報を整理し実際にご自身で指導してみる。

注意しなければならないのは、
@の場合、その実績が如何なる成果がでているのか確認する事です。
例えば、園や、学校の先生等が、ご自身より年下であったり、新卒であったり、その職業についていても経験があさかったり、学識が足りていないと感じた時、その意見が正しいか懐疑的になったり、不満を持ったりする事があると思います。職域におられてもプロでない方の知識が逆に乏しい等という事も少なくありません。

施設に勤めていても、成果をあげているかは別問題ですので、どのような成果をあげているか確認された上で意見も求める事が大切であると思います。

更に付け加えれば、私共のように成長を促す療育を専門に支援している施設と、レスパイトなど保護者の安息や、子どもの見守りを中心にされている施設では全く見解が違のです。

成長させようとするのと、怪我のないよう見守る事を主として支援するのとでは同じお子様をみてもとらえ方が全く違います。

私達は、出来るだけ個別の連日療育という方法で支援しており、毎日でも足りず、ご家庭でも支援頂いているのが現状で、家庭や、学校との連携と、日々の支援があって進歩と成長を獲得しております。

毎日でも大変なのに、月に1回か2回ともすると、2ヶ月に1回の支援で、何が変わるのかどなたが考えても判る事ではないかと考えます。※レスパイトが悪いと言っているわけではありません。レスパイトはレスパイトで重要なニーズであると理解しており、私共の施設でもご支援しておりますが、成長を導くという上でのお話であるとご理解下さい。

検査と支援(指導)は違うのでこの点もきちんとご理解頂きたいと思います。多くの場合月に1回とか2ヶ月3ヶ月に1回通所されるのは、検査がほとんどで、指導があるわけではありません。

施設等の幼い子ども達の支援クラスも、ただ遊んでいるだけで特段の指導がない場合も
多くの期待は持ちにくいと思われます。家庭でも指導の仕方や、接し方等の保護者指導がない場合も難しいと思います。

皆が通っているからという理由で通っていても、そこに通っていた子ども達がどうなったかどう成長したか把握する必要性もあります。そこに通って成長したと見受けれられるのであれば良いのですがそうでなければ残念な事になりがちです。

見守っているだけで何か変わるのであれば、これほど幸いな事はありませんが、見ているだけで何かが得られるとも考えにくいと思います。ですのでどのような支援体制で、どのような成果をあげておられるか理解した上で意見を求めて頂きたいと思います。

無理です、駄目ですというような意見に耳を貸さないようにシテ下さい。

無理ですというのは、その方が同じような症例のお子様の支援に成功した事がないだけです。その方の私見と経験でのお話で、その方も持っている技術で出来なかっただけかもしれません。指導的療育をされていない場合では難しい、無理という見解しか得られないと考えます。

最新の指導法をご存じなのか、海外の論文や読まれているのか、最新の手法を試した経験があるのかでも違います。何十年しているから正しいというのも間違いです。古い手法や、新たな学説をご存じない方も沢山いらっしゃるのです。忙しすぎて勉強不足になってしまわれる先生も少なくありませんのでご注意下さい。

症例も同じではないのです。書籍等も平均的な意見が書かれているので、お子様の状態とは違うのです。個々の要因が違えば結果も異なるのです。

無理と言われても気にしない。その先生には出来ないんだと思って次に進む勇気が大切です。さらに踏み出すのです。無理では困るから頑張るのです。理想を目指すのです。

殆どの方がせっかちなので、すぐに成果を得たいと考えられますが、千里の道も一歩からで、全ての成果は積み上げです。でも立ち止まったら何も変わらないのです。言葉が出ないといって来られて、その日の何十語も言えたという事例も少なくありません。

ちょっと練習して駄目だったら諦めてしまわれがちです。10回で駄目なら20回、それでもだめなら30回、50回100回、500回やって駄目だったら、また次の日もその次の日も支援し続ければ出来るようになるのです。

出来ないという事を認める為に指導しているわけではないのです。出来る事を確認するまでやり続けなければその先はないのです。言語も口蓋に問題があったり、舌の長さや、呼吸関連に問題があったり、舌骨の位置に問題があるとすぐに解決しませんが、それでもあきらめず口蓋訓練をおこなえば、歯並びだってかわりますし、舌骨の位置もあがりますし、呼吸の仕方も変わり、骨相だって変化させる事は既に夢ではないのです。※詳細は10月6日以降発表します。

成せば成る成さねば成らぬ何事も…なのです。

「あか」の認識をさせたくて、「あか」と言わせたくで、2時間の支援中言い続けると突如言えるようになるのです。奇跡が起こるのです。奇跡は諦めない行動が引き起こすのです。

ABで探し回るのは良いのですが※必要ですかでも書きましたが、高額商品等の購入は考えなおして頂く事をおすすめします。100万円した教材セット、買った事で安心してしまうのは良くありません。物に頼って上手くいくのであれば、何十万人もの保護者の方が困る事はないのです。

自分で何とかしようという気概が必要なのです。その気概が奇跡を生んだり、本物との出会いの機会を得るのです。

数十万円の英会話セットとよく似ています。購入して使い切ればその価値もあるかもしれませんが、多くの場合箪笥の肥やしです。サプリを含め物に頼るのではなく、自分を頼りに行動される事を何よりおすすめ致します。

悩むより動く、自分で動く。お子様の為に専門家になった方も沢山いらっしゃいます。頑張って下さい。

追記
毎日沢山の方からご連絡を頂いており日中の業務と重なり相談のご連絡等も遅れがちで申し訳なく思っております。遠隔地の方は出来るだけご様子をメール等でお知らせ下さい。日中忙殺されており、平日の日中〇時から〇時の電話をとご希望されても、現在ゆっくり着座できるのが20時過ぎという状態で、昼食もとれない日が続いており、療育支援と来所される方のご対応でいっぱいいっぱいの状態です。お待たせしておりますが、出来れば電話よりメールでご返事出来るようご協力お願い致します。

新しい施設開所の準備も始まっております。詳細が決まりましたらお伝えします。尚遠隔地用の支援が先月末からテストスタートしております。近日詳細をアップ致します。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 20:41| 36.言語獲得への道 | 更新情報をチェックする
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