2014年11月06日

NO166.時間をコントロールする。

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時間をコントロールする。

通例は時間管理をさします。如何に1日を有益に過ごすか、無駄な時間を無くし、如何に時間管理をし効率的な一日を過ごすのかが問題とされますが、今回は、療育支援には時間を制御できるか否かで子ども達の人生を大きく変容させる事が可能という事をお伝えしたいと考えます。

私は30年にわたって子ども達に
「勉強に休みはありません。
ご飯と一緒で、毎日頑張るものです。」
と言い続けて来ました。

勉強というと訝しがる方もおられるかと思いますが、「勉強」という言葉を「仕事」に置き換えて考えて頂くとご理解頂き易いのではないかと思います。

仕事と捉えれば、1時間に同じ仕事量をこなすと仮定すれば、時間を掛ければ掛けるほど作業効率が高まります。

つまり1時間に10個の商品を作り出せると仮定すれば、2時間で20個、5時間で50個作る事が出来ます。時間を掛ければかけるほど沢山の商品を作り出す事が可能です。仮に毎日1時間でも3650個、1日5時間だと18250個作りだす事が出来るのです。

1年は12カ月という考え方が普通です。では、同じ活動をしていた同じ能力のある2人の子ども達のうち、一人だけ毎日1時間余分に学習に取り組むとどうなるでしょうか?

1年間で365時間もう一人のお友達より余分に勉強した事となるのですが、それぞれ1日の学習時間を2人とも毎日6時間行っていたと仮定します。365時間を1日分の6時間で割れば60.8日に該当します。

毎日の1時間は60日分の学習時間に相当するのです。

つまり毎日1時間余分に学習に取り組んでいたお友達は1年間を14カ月として過ごした事となるのです。

私共の療育成果を「奇跡」と言われる専門の先生方もおられますが、実は通例以上に努力を積み重ねている結果なのです。

毎日6時間取り組んでいる子は、1年間を24カ月として過ごしているのです。

これが本当の意味で時間をコントロールするという事です。

普通の人の1年を2倍使うのです。これを2年、3年、5年、10年と続けたら果たしてどうなるでしょうか?仮に今、健常な子どもの力を100とします。仮に読者のお子様が現在30の力しかなかったとしても、この時間コントロール法を実行し続ければ、30は50に、70に100にそしてついには120になる事だって可能なのです。

子ども達の集中力が5分とか15分とかいう定説もありますがこれも大きな思い違いです。療育支援の必要な年長のお友達が毎年この時期8時間以上の指導を受けています。

AD/HDやアスペルガー等の高機能自閉症と診断されていた子ども達が全員普通学級へ進学しているのです。その子達と子ども達のご両親は時間をコントロールし続け問題行動を抑え、成長と進歩を獲得し続けているのです。

「小さな子供にそこまで…」と無責任な事をおっしゃる方がいらっしゃいますが、お子様の将来の責任は誰もとってくれません。これほど無責任で出鱈目な放言はないのです。

どうぞ無視して下さい。こんな言葉に惑わされないで下さい。

そんな時私は、「勉強して病気になる子はおりません。」ときっぱりお応えします。

極論的な言い回しをすれば「勉強して死ぬ子はいないのです。」

勉強出来る時にしなければ獲得出来ない成果が山のようにあるのです。誰も助けてくれません。「可愛そう」なんて無責任な放言に付き合う必要はないのです。

何も獲得しないまま大きくなったらどうするのでしょうか?
それこそ可愛そうな結果となるのは自明の理です。

毎日出来うる限りの支援時間を確保する事が大切です。どんなに忙しくてもお子様の為の時間を作ってあげて下さい。私達COMPASS発達支援センターは忙しいご両親の代わりに支援し続ける者なのです。私共のような療育専門施設が近隣にない場合は、ご両親の努力次第となります。

お子様に時間をあげられるのは保護者の力であり責任です。

取り組もうとするご両親の決断がお子様の可能性を切り拓く事ができるのです。

ご一緒に時間をコントロールしてみませんか。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 23:55| 28.継続こそ力 | 更新情報をチェックする
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