2015年02月14日

NO213.力のコントロール…

NO213.力の加減がわからない…
お友達の中でも自閉傾向が強いお友達は、どんな時に、どの程度の力が必要なのか力の加減が理解できておりません。

早くから親から分離されて育った子猫は、甘噛みの程度がわかりません。通例子猫は、親猫と暮らすなかで、しっぽ遊び等をしながらハントの力を育むのですが、お母さんのしっぽをガブっと嚙みつくと、親猫も子猫にガブッと嚙みついてやりすぎである事と伝えます。
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また、兄弟猫どうしで、じゃれ合うなかで、どこまでの力を入れると怪我をしたり、痛かったりするかを体験的に経験する事で甘噛みを覚えて行く事となります。

早くから親と引き離された子猫は、甘噛みをしりませんので、遊んでいる時も本気で飼い主の手に嚙みついたりしてしまいます。そこで「痛〜い」と驚いたり、びっくりした様子を何度も見せている間に徐々に力の加減を体験的に理解するようになるため、小さい間は、力加減がわからず子猫を飼っている人は手足が傷だらけになっていたりします。
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成長した猫が嚙みついたり、爪を立てたりする事は殆どありません。体験から学習し力の加減を理解していくからだと考えます。

お友達に力の加減を教える場合の魔法の言葉は、「そ〜っと」です。

そっと置いてごらん。

そっと触ってみて。

そっと行動する事で、徐々に力加減を理解できるようになります。嬉しい事や嫌な事があった時、ドンドンと足を踏み鳴らしたり、机をガタガタゆすったり様々な行動がみられますが、その都度「そ〜っと」と声掛けをする事で力を抑制する事が出来るようになります。

通例、プロレスごっこや、遊びの体験の中で、力の加減を覚えていくのですが、そのような経験が欠落しているお友達が、何かで怒りを覚え、他のお友達を力まかせに引き倒したり、殴りつけて大怪我に発展したりというような事例もご経験の事だと思います。

そして「そ〜っと」行動する事で、状況を判断したり、大切な物を大切に扱う事も出来るようになります。

よくご家庭で使用する食器等を、割れても大丈夫なプラスチックの容器を使われる事もあるようですが、COMPASSでは「これは大事な物。」「落とすと割れるよ。」「投げると怪我をするよ。」「そっと置いてみて。」と繰り返し指導する事によりプラスチックの容器でなくても使用する事が出来るようになった事例も沢山ございます。

お友達によっては、何度も失敗する事もあろうかと思いますが、諦めず「そ〜っと」使う事が出来るように促して頂ければと存じます。
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そ〜っとさわって、そ〜っとおいて、必ず通じる言葉です。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 19:56| 8.言葉の力 | 更新情報をチェックする
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