2020年06月18日

No.1100 COMPASS三豊 ブレない姿勢・優しい療育

No.1100 COMPASS三豊 ブレない姿勢・優しい療育

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊に通うお友達、6月で2年10ヶ月めを迎えました。

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COMPASSに通い始めた頃のお友達は、かなりフリーダムでした。
着座は難しく、部屋を走りまわり、制しても高いところに登ろうとしたりと、落ち着きがなかったといいます。
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全く言葉が出ないわけではありませんが、単語をポツリという状況で、言葉のキャッチボールは難しく、指示を受け入れる様子も見せてくれませんでした。
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面談時の保護者様からうかがった希望は「しゃべれるようになってほしい。」「落ち着いて過ごせるようになってほしい。」ということでした。
当時まだ就学前のお友達、将来を見据えた支援計画には「発声練習」「コミュニケーション」「ひらがなの読み」を目標に設定。

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ともかく落ち着いてもらえるよう着座の練習からスタートし、個別指導のプログラムには円柱さし、色合わせ、絵カード、数の唱和などの基本学習が選択されました。
想定以上にお友達は着座するまでに時間がかかりました。

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今日はちゃんと座って頑張れてるなと感心していると、お友達自身が納得してしまったのか、学習の途中で「おわり!」と言って勝手に離席してしまうこともあったのだそうです。
そこでお友達のために見通しが立ちやすいようCOMPASSでの過ごし方、スケジュールなどを伝えるように働きかけることにしました。

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もちろんお友達が受け入れる姿勢を示すまで、そして先生の指示に従って行動するまでにはかなりの月日が必要でした。
これまでの経験で、ブレない姿勢の療育を続けていくと、先生には必ず「その日」がやってくることはわかっています。
やがてお友達が気づきを得て、進んで受け入れるようになるその日は、お友達にも訪れます。

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走り回っていたお友達、身勝手な振る舞いを見せていたあのお友達、今ではちゃんと着座姿勢で学習に取り組む姿を見せ、途中離席もほとんど無くなって来ています。
こだわりが邪魔をしていた静と動の切り替え、場面の切り替えもスムーズにできるようになり、食事やおやつの時間など集団で活動するとき、着座して待つことができるようになっています。

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ある日、COMPASSの他のお友達が使っていたボールが欲しかったお友達、「かーしーてー」と話しかけ、そのお友達も「いいよ!」と貸してくれる場面がありました。

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そのときそのお友達に向かって「あーりーがーとう!」としっかりお礼をいう姿を見せてくれました。
それまでは「かして!」「ありがとう!」の言葉自体は言えますが、いつも「いいよ」の返答を待たずに「ありがとう」と反射的にいうだけで取りに行こうとすることがあるため、今回お友達の返答を持ち、しっかりとお礼を言えたことに成長を垣間見た先生はとても嬉しかったといいます。

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それ以来「かして。」「ありがとう。」などの場面に応じて2語文なども話すことができるようになり、少しずつ場面にあった言葉のやり取りが聞かれるようになっているのだそうです。

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お友達はこの春小学2年生になりました。
成長したお友達の現在のプログラムは「COMPASSのプリント」「筆圧を強くするための運筆練習」「会話の受け答え」「数の学習」「ひらがなの学習」へと移り、笑顔で日々頑張っています。

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成長したお友達は、自分と何かだけという空間から視野も広がってきたようです。
これからはまた学校やCOMPASSの他のお友達との交流や関わりを楽しめることを目指し、スムーズに交流できるためには不可欠な自分の気持ちを簡単な言葉で相手に伝えることができるようにと願い、穏やかでずっと変わらないブレない姿勢で支援を行っていきます。

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    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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