2020年06月20日

No.1102 COMPASS観音寺 「これなんて読むの?」その言葉が嬉しくて

No.1102 COMPASS観音寺 「これなんて読むの?」その言葉が嬉しくて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺に今から2年10ヶ月ほど前から通い始めたお友達は、着実に一つ一つの目標をこなしながら成長を続けています。

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言葉による意思疎通がままならないことが、保護者様のお困りごとになっていました。
語彙を増やし、会話がスムーズになるよう希望されており、日常生活でも様々な支援が必要だったため、できるだけ自分の力で何でもできるよう成長して欲しいとも願っておられました。

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当時小学校2年生だったお友達ですが、COMPASSにいても室内を動き回ったり落ち着きません。
荷物の片付けや着替えも1人では難しく、できることも手伝ってと先生に頼ってしまいがち。
平仮名はほとんど読めず、会話はオウム返しになったり、場面にあった言葉が出てこなかったり、質問に対する答えが正しくないことが多かったといいます。

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個別支援計画の目標には、まず正しい会話の応酬話法をマスターし、自分の気持ちを相手に伝えられるようになることが設定されました。
いろいろな場面にあった言葉を覚えて使えること、集団の中でのルールやマナーを身に着けることも大事な目標とされました。

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プログラムは、絵カードを使った単語と意味の一致の理解と習得。
また、ひらがなの読み書きのためにCOMPASSのプリント、なぞり書き、カード、ひらがな50音の表を活用します。
また、お友達は絵本が好きなので、お勉強に入るきっかけとして、ひらがなの絵本を取り入れ、興味を持って楽しく始められるよう促しました。
また、絵本を読んで挨拶や感情などもお勉強し、場面にあった言葉を習得し、絵カードは、大好きな食べ物のカードや身の回りにあるものカードを中心に取り組みました。

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学びが知識として理解し、覚えて、活用でき、マスターして定着するまで、それは個人差があります。
お友達はじっくりと繰り返しながら少しずつ成長していきました。

最初はひらがな絵本を見て、なぞり書きと唱和をするだけに止まっていましたが、次第に鉛筆でのなぞり書き、お手本を見ながらの練習と少しずつ段階を上げていき、今ではお手本なしでもほとんど書けるようになりました。

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最近は、カタカナのお勉強にも取り組み始め、すでに半分以上のカタカナが読めるようになっているのだとか。
絵カードでは、分かる言葉が増えて、それが普段の会話にもつながっているようです。
読める字が増えたことで、絵がなくても言葉が分かるようになり、少しずつですが、自分のしたいこと、したくないことなど意思を伝えられる様になってきました。

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絵本を読んでいる際にも「これ、なんて読むの?」と興味を示す嬉しい質問が増えたり、「これは〇〇?」と正しいかという質問が増えてきたお友達。
「知りたい気持ち」のワクワクはCOMPASSだけでなく、お家でもテレビや絵本を見てよく質問しているのだとか。
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以前は「できない」ので「やりたくない」と拒否していたのですが、今では学習を促すと「できないよぉ」と言いながらも見違えるほど挑戦しようという姿勢に変わってきました。
COMPASSのお昼ごはんやおやつの時間の挨拶当番を「僕がする!」と自発的に申し出てくれる様になりました。
みんなが手を合わせて「いただきます。」「ごちそうさま。」のポーズをするのをちゃんと見定めてから号令をかけてくれます。

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生活動作は、それこそ飽きる程何度でも繰り返し、繰り返すうちに、片付けや着替えは手伝いを必要としなくなってきました。
引き続き、さらに細かいボタンの留め外しやシャツをズボンに入れたりといった動作も完璧にできるように学びを続けていきます。
会話は言われて答えるというだけでなく、自発的な会話の機会が増えるように働きかけ、会話の困りごとを感じさせない様に促しを続けていきます。

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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