2020年06月30日

No.1110 COMPASS樟葉 「きれいな字が書けて嬉しい!」が嬉しくて

No.1110 COMPASS樟葉 「きれいな字が書けて嬉しい!」が嬉しくて

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS樟葉に昨年末から通い始めたお友達。
特に会話についての困り感が大きかったと言います。

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会話はできますが、語彙も少なく、話されたことや問いかけの意味が理解が難しいのか、受け答えが正しくできません。
読みにも困りごとがあり、学習で読むことにつまづく度に意識が拡散し、学習に集中できません。

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COMPASSに通い始めた寒い季節には、とにかく離席が目立ち、集中に欠けていました。
例えば、聞いたことに答えようと言葉を口にしますが、質問とは違う答えを言ってしまいます。
質問の意味の理解へも、助詞の使い方への理解も不充分なために起きる事象のようでした。

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個別支援計画としては、集中して学習に取り組めるよう、また語彙を獲得し、会話のルールを身に付けられるようにと「50音の識字」「3語以上の言葉で会話ができること」が目標に設定されました。
色々な場面での経験を通して、自信や意欲を育てて行けたらと願います。

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まずはCOMPASSの基礎である着座の練習が始まります。
そして、座った姿勢で学習のお約束として先生のお話をよく聞く・よく見ることの大切さを繰り返し伝え、理解を促し、できたときは大いに褒めて、お友達のやる気と継続を引き出すように努めました。

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実践のプログラムは、自由な会話を通して経験を積むことから。
言語理解・状況判断につながるように、先生の動作を見て2〜3語文の使い方の模倣や会話実践の練習を。
日記も大いに活用し、会話から文の組み立てや言語の理解を深め、日記にするときに正しい文法に言い直して助詞の使い方や言語理解を深めていきます。
また、繰り返し「ひらがなのおけいこ」「50音表」で読み書きを行い、識字を促しました。
音読では、文章を読むことで理解力や助詞の使い方をたくさん経験し、理解を深めるように促しました。

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お友達は言語指導で特に必要だと思われる「助詞の使い方」が特に苦手だったので、助詞の部分を隠し、そこに何が入るか考えて答える問題をたくさん行いました。
毎日、毎回、ことあるごとに語彙を増やし、会話の学びは続きます。

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今では集中力がついてきて、座って学習ができるように変化が見られるようになりました。
1語文だった会話から3語文以上でも会話が成立するようにも成長を見せるようになりました。

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ここまでがわずか半年の軌跡です。
この目を見張る程、集中して取り組めるようになったお友達に、識字できるようになったお友達に、質問への正しい回答ができるようになったお友達に、保護者様も大変な驚きと喜びを感じておられるようです。

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この半年で一番先生が嬉しかったことは、お友達からの「きれいな字が書けて嬉しい!」という言葉でした。
字が読める喜び、気持ちを表現できる喜び、そして人の気持ちが言葉を通して伝わる喜び。
達成感と話せる喜びはお友達の人生を間違いなくより豊かなものにして行ってくれるに違いありません。

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お友達の人生はここがゴールではありません。
これから次の半年、その次へともっと長い会話ができるよう、もっと豊かな表現ができるように、そして堂々と人前で自信を持って発表もできるように、言葉マスターを目指す道程は続きます。

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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