2020年07月29日

No.1133 COMPASS高松 言葉の魔法で笑顔に

No.1133 COMPASS高松 言葉の魔法で笑顔に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松に去年の夏から通うお友達もこの春小学生になりました。
就学準備として保護者様が望んでおられたのは「コミュニケーション能力向上、ひらがなの読み書き、数字の読み書きが出来るように。」とのご意向を話しておられたそうです。
COMPASSの個別支援計画にも「ひらがなの読み書き、最初の数字の取り組みとして物と数のマッチング、それから気持ちを言葉で表現することを目指すことが挙げられました。

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それは、ちょうど昨年の夏真っ盛り。
初めてのCOMPASSでのお友達は発語がなく、視線が合わず、笑顔もありません。
学習を始めようとすると、促しに応じて着座はできましたが、ただ座っただけで何をする様子も見せません。

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まずは発語を促そうと取り組みます。
発声練習として「ひらがなのうた」唱和、「ひらがなプリント」など使用し、お友達の名前の文字を見つけていきます。
自分の名前の文字を見つけると、次にその文字を書く練習。
表情カードなどを利用して、「今の気持ち」「どんな気持ち?」などとお友達の気持ちを聞き出すことに。
そうしてお友達と繰り返す学習は、夏いっぱいから秋の終わりまで続きました。

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次第に視線が合うようになり、質問すると首をかしげる様子が見られるようになりました。
語彙力がまだ十分でないために言葉の意味が理解出来ないので返答出来ないの様子です。
そこで今度は絵本や絵カード、様々なツール、様々な機会を通して、お友達が新しい言葉を知ることに喜びを感じられるような促しを続けました。

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やがてお友達の表情が明るく、笑顔を見せるようになっていきました。
言葉による完全なコミュニケーションはお友達にとって少しハードルが高いようですが、質問に対して答えようと、一生懸命に言葉を選ぶ姿勢を見せ始めました。

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読み書きでは「ひらがなのなぞり書き」が出来るようになり、自分の名前はひとりで書けるようになりました。
着座も、以前はただ座るだけで自主的な行動はありませんでしたが、今はてきぱきと筆記用具の準備をして先生の指示を待つようになりました。

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今日もCOMPASSのドアが開き、お友達が入室してきます。
聞こえてくるのは元気な声のご挨拶。
送迎車内でも、学校の様子をお話ししてくれるようになっているのだそうです。
目標だった「ひらがなの読み書き」はクリア、数の認知も10まで数えられるようになり、半具体物(絵や積み木などに見立てたもの)に置き換えられるよう数のセンスが身につき始めています。

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3月、通い慣れた園をお友達は卒業しました。
卒業制作でもひとりで名前が書けていたこと、卒園式で名前を呼ばれると、少しはにかんだ様子ながらも「はい!」としっかりお返事が出来たと、保護者様から喜びのお電話を頂きました。

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言葉を得たこと、それはお友達のパワーの源となり、自信の泉となって色々な面の成長を見せています。
ゆとりが見られるようになり、優しい表情を周りに向けるようになりました。
ある日、泣いていた2歳のお友達を慰めようと、優しく頭をなでていたのを垣間見て、心の成長を感じ、先生達は心から嬉しかったといいます。

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この笑顔を守り、楽しい学校生活を送れるようにと願いステップを少し広く高くしていきます。
保護者様のご希望もあり、小学校生活に慣れるようにご家庭と協力し、校内ルールをCOMPASSでも模倣して取り入れることで身辺自立と習慣化を目指し、さらに語彙力を上げ、会話を楽しめるように表現力も育てていきたいと願い、今日もまたお友達との楽しい活動は続きます。

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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