2020年11月04日

No.1213 COMPASS大野城 悪い癖を「よしよし」に

No.1213 COMPASS大野城 悪い癖を「よしよし」に

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

水曜日のCOMPASSです。
大野城に通い始めて、今月でちょうど2年が経過したお友達。
お誕生日を2回迎えて、3歳に、保育園の年少さんになりました。

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通い始めた2年前は、お友達からの発語は全く聞かれませんでした。
保護者様は、言葉を得て、お友達と仲良く遊んで過ごせるようになって欲しいと願っておられました。
個別支援計画にも、発語を促し単語が一つでも多く習得できるようにということや、来所してからの一連の流れが定着出来るようになること、トイレで排泄が出来るようになることが目標とされました。

筋力の弱さから、姿勢よく座れるように「知育椅子」を活用します。
お友達自らその椅子に座ろうとはしますが、そこに教材が置かれるとたちまち落としてしまいます。
握ったもの全て、自分の文房具も全部投げ落としてしまい、しかもそれを楽しんでいるかのようでした。

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気持ちや要求を伝えたいときは、先生の手や服を引っ張るのです。
その行為を許されていると思っているのか、気を引こうと誰かが近くにいると髪の毛を引っ張ってしまう傾向がありました。

引っ張る癖をどこでも披露するようになってはいけないと工夫する先生。
お友達が髪の毛を引っ張ろうとすると、それを頭を撫でる行為に置き換えようとするものです。
髪を引っ張ろうとするお友達、それに対し先生は「〇〇君、よしよし(にしよう)は?!」と声を掛けます。
やがてそれは髪を引っ張るのではなく、頭を撫でる「ヨシヨシ」という仕草に切り替わっていきました。

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今ではCOMPASSに着いて、ご挨拶から学習が始まるまでの一連の流れをお友達はすっかりマスター。
そして、なかなか難しかったトイレに行きたい合図(ズボンを触る)もできるようになりました。
知育椅子に座っても目の前に並べられた教材も、自分の筆記具も投げたり落としたりすることはなくなりました。
数々の指先のトレーニングを経て、少しずつ器用に掴んだり、操作したりができるようになり、自分でスプーンを持って食事もできるようになりました。

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願っていた言葉の獲得は、残念ながら会話にまでは至っていません。
しかし真似て発語できることが増え、はっきり「あいうえお、か、こ、わ・・・」等はしっかり発声が出来ていて、ふとした瞬間に「せんせい!」と言ってくれることもあるのだそうです。
髪を引っ張るより、今では伝えよう!伝えたい!という姿勢は見て取れ、毎日の練習で得た言葉を発する口の形を取ろうとする様子に大きな成長を感じます。

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これからも変わらずお友達との2年間頑張ってきた課題を今後も続け、楽しい会話を目指し、継続の先に必ずあると確信しているそのイメージにたどり着くまで、今日もまた関わっていきます。

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posted by キー先生 at 00:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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