2020年11月09日

No.1217 COMPASS樟葉 伝えたかった想いが

No.1217 COMPASS樟葉 伝えたかった想いが

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS樟葉の年長さんのお友達は今月で通い始めて4ヶ月目に入りました。
保護者様が気がかりだったのは「数の認知」で、数に関する力を向上させてあげたいと相談されたそうです。
発語はあるものの不明瞭でひどく聞き取り辛いのだそうで、言葉の成長も願っていらっしゃいました。

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COMPASSでも保護者様の希望にそって「言葉の発達、語彙の増加、滑舌の向上、数の理解」を目標の軸に据え、就学までの期間を1つの区切りと捉えて「数字の理解、ひらがなのなぞり書き、かずのおけいこ、プリントA3、絵本の音読、発声練習、ひらがな50音の書きとり」などが学習課題として設定されました。

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お友達は発語はあるのですが、その声が小さい上に発音が不明瞭、大変聞き取りづらかったそうです。
伝えたい想いはあるのに緊張や人見知りで、初めのご挨拶のひと言も聞かれることはありませんでした。
きっとこれまでに聞き取れなくて聞き返されたりという経験がたくさんあったのかもしれません。
自分の発語に自信がなく、何か言いたいことがあっても言えず、何かい言いたそうに先生の目を見つめるばかりだったといいます。

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発語の練習をお友達はかなり頑張っています。
当初のお友達には発語の訓練中に「大きな声で!」と促され、頑張ろうとしますが、なかなか相手が聞き取れる大きさになりません。
プリントなどの課題を終えると、周りのお友達は「終わりました!」と担当の先生に伝えます。
お友達も終わったと伝えたいのですが、お友達の出したい言葉にはならず、先生の肩をトントンと叩いて知らせるだけでした。
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数字に関しては感覚を育てることに注力しました。
数の対比などでは、間違っていることになかなか気が付かず、気づくまでに時間がかかりました。
ヒントを与えて促すと、すぐにハッと間違いに気づいて直ちに修正できるという柔軟さはありました。

お友達がCOMPASSに通い始めた夏から冬にかけてこの4ヶ月本当にみっちりという言葉通りの頑張りを見せたお友達。
小さく不明瞭だった発語は、1音ずつ明瞭にはっきりと出せるようになりました。
今では、絵本の音読をしても大きくはっきりと伝わる声で、1音ずつではなく、音が組み合わさった単語の発声ができるようになりました。

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1:1、数字と量や大きさの対比。
課題だった数字の感覚を掴むために、おはじきや棒や積木や・・・色々なもので経験を積んでいきます。
秋になる頃には1から10までの数字のカードを見て、その横にその数の分のシールを正しく貼れるように理解が進んできました。

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ご挨拶がしたいのにどうしても言えず、玄関先で立ち往生していたお友達。
今はCOMPASSのドアを開けると、笑顔で「おはよう」「さようなら」ときちんと挨拶してくれます。
春には小学生になるお友達。
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これからは就学に向けてもっと語彙を獲得し、会話力へと表現力へと言葉の力を伸ばし、数の理解の成長を引き続き促しながら、並行して基礎的な学習能力へと繋げていきたいと思います。
伝えたかった言葉から始まり、自分が「できる」ことに気付いて自信となり、もっともっと笑顔が増えるように願ってこの歩みは続きます。

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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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