2021年02月15日

No.1294 COMPASS熊本東 その声、耳に心地よく・・・

No.1294 COMPASS熊本東 その声、耳に心地よく・・・

 発達障害  ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

月曜日のCOMPASSです。
2年前の夏、保護者様が気がかりだったのは「言葉の発音が不明瞭であること。またコミュニケーションが上手く取れないこと」だったそうです。
当時まだ年中さんだったお友達は、思うようにできないと癇癪をおこす傾向もあったのだとか。
COMPASSが考えた個別支援形かうは、箸や鉛筆の持ち方、衣服の着脱、はっきりとした言葉を発すること、そして気持ちの切り替えがスムーズにできるようにということでした。

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その夏のお友達は、人見知りで、園にお迎えに行くのですが、ずっと泣いてばかり。
着座はできても、すぐ周囲の目につくことが気になるようで、目の前の課題に意識が向きません。
言葉もあまりなく、発する言葉も「さ行」が「しゃ、しゅ、しょ…」になったり、使える言葉も稚拙さが目立っていました。
また、集団活動では前に立って「自己紹介」をするのですが、お友達はできないままでした。

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思い通りに自由に動くことができない学習の時間。
当然お友達は気に入らないようで、不満そうな表情で課題をやらないと抵抗します。
課題はやり始めると楽しいはずの「絵カード」「プットイン」「絵本」それから学ぶ楽しさを知ることができる「ひらがな唱和」「集団活動」手先の巧緻性につながるための「洗濯バサミ」皆と活動するための「自己紹介」や「静かタイム」などなど・・・

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周囲が気になって仕方なかったお友達に、先生はまず声かけで目の前の課題に向き合うように何度も何度も繰り返します。
また衝立で囲み、周囲を気にしないで目の前の課題と先生に向き合える環境を作ってみます。
座って課題に取り組めるようにと、先生は来る日も来る日も意識が集中できるように、時間をかけて関わり、課題に取り組めるように注力します。
1つプリントをやってみると、プットインが上手にできると、先生は満面の笑顔で褒めてくれます。
「すごいね!上手だね!頑張ったね!!」
次第にお友達は褒められることが嬉しくなり、周りのことより目の前の絵本が面白くなり、お迎えに行っても笑顔で乗車できるようになっていきました。

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「できる」が増えてくると、お友達はひらがなが読めるようになり、自分からたくさんお話をするようになり、段々と聞き取りにくかった発音も聞く側の耳に心地よくなっていきました。
文字に興味を持つ様になり、今は表を見ながらひらがなを書けるようにもなりました。

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保護者様からも、自分の言葉で気持ちを伝えられる様になって来ると、家庭での兄弟喧嘩や、イライラした時に時折見せていた自傷行為も殆ど見られなくなったと嬉しいご報告を頂いています。
お友達に自分の希望や意思を伝えられるようにきたことで、園でもサッカーを一緒にしたり、ドッヂボールを楽しんだりと、集団の中でも楽しめる様子が見られる様になってきたのだそうです。

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1年と8ヶ月を経て、泣きながら通ってきたお友達は、今笑顔で毎日を送っています。
春にはもう小学生。
入学までにやるべき色々な準備も、学習も、しっかり積極的な姿勢で取り組み、皆と楽しく活動に参加し、考えて優しい行動ができる様にと導いていきます。

所在地:〒862-0970
    熊本市東区渡鹿8丁目922
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posted by キー先生 at 10:00| COMPASSだより | 更新情報をチェックする
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