2018年05月06日

No.430 ドキュメンタリー動画 vol.1

No.430 ドキュメンタリー動画 vol.1

 発達障害 
 ダウン症  ADHD  自閉症  LD 

日曜日のCOMPASSです。
今月と来月は、COMPASSをご利用いただいている方のドキュメンタリーを毎週日曜日に1本ずつご紹介したいと思います。
今週は5歳のRさんのご紹介のNo.1です。
こちらは4回シリーズになっています。


写真をクリックすると動画がご覧になれます
🔻🔻🔻

スクリーンショット 2018-05-05 14.42.45のコピー.jpg


COMPASS発達支援センターへのお問い合わせ・ご相談は、平日10時から18時の間にお近くの施設へ直接お電話ください。


こちらをクリックすると各施設のご案内へ移動します。

🔻🔻🔻22815619_123625238314639_6906157914366596355_n.jpg


Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

posted by キー先生 at 10:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2018年02月26日

No.392 大阪 DE 療育相談

NO.392 療育相談in大阪 3DAYS

保護者心得【自閉】LD【多動】ダウン症

2月の大阪・COMPASS枚方での療育相談会では、あまり時間の確保ができず、残念ながらお会い出来ないままの方もいらっしゃいました。
保護者の皆様からの強いご要望もあり、入学・進学・進級を控えたこの時期、北田先生が再度大阪で療育相談会を行います!

療育相談会 2018.03.30ブログ用.jpg

お子さんのことで、悩んでいませんか?

落ち着きがない、言葉が出ない、育て辛さがある、お友達とうまく遊べない・・・
気がかりなこと、そのままにしていませんか?

■言葉についてのお悩み
 言葉が出ない。
 吃音がある。
 発音が不明瞭。
 同じ言葉を繰り返し続ける。
 コミュニケーションが取れない。 
■行動についての気がかり
 お友達とうまく遊べない。
 同じ遊びばかりを繰り返す。
 常に動き回っていて落ち着かない。
 周りの音を気にしすぎる。
日々の生活でのお困りごと
 食事に偏りがある。
 オムツが外れない。
 歯磨きを嫌がる。
 お風呂やシャワーを嫌がる。
 指示が通らない。

どれも頭がいたいことでしょう。
ご安心ください
北田先生は、31年間の経験と4000件を超える指導実績があり、全国28の事業所において子ども達の支援にあたって来ました。
先生の主宰するCOMPASS発達支援センターは毎年多くの子ども達が受給者証の返納を実現している行政も注目している施設です。
これまでも相談された保護者の皆様のお悩みをしっかりお聞きし、お悩み解決の手助けに努めて参りました。

すぐに状態が改善する魔法はありません。
ですがご相談頂き、一緒に考えることで、より良い方法がきっと見つかるはずです。
この機会をご利用になり、大事なお子さまのお悩みを解決する糸口を掴んでください。

ご予約はお電話で!

※お申込みの時に以下の事をお尋ねします。

 保護者様のお名前
 郵便番号・住所・電話番号
 お子様のお名前・生年月日・性別
 相談したい内容・お子様の今の状況

・相談は無料ですが事前申し込みが必要です。
・当日は対象のお子様同伴でご来談下さい。
・相談の時間は50分程度です。

前回お会い出来なかった方にはご希望の日時でできるだけ配慮させて頂きます。

ご予約はお早めに・・・

🔻お問合せ・ご予約は🔻

▶︎COMPASS発達支援センター枚方

📞072-845-4428



Copyright(c)2018@compass328 All Rights Reserved.

posted by キー先生 at 19:04| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

NO.384 赤ちゃん体操・福岡 バージョンアップ

NO.384 グループ参加も、歩行後の質問も…
【ダウン症】

 赤ちゃん体操は、歩き出すまでのご指導ですが、今回は岡山から上地先生にお出で頂きますので、その後の歩行の問題や、生活や学習面での注意事項等も個別にご相談頂けばと思っております。

また、ダウン症のお友達の、言語指導、数量把握では私の知る中でトップレベルの土居先生にもご参加頂きます。小学校就学前から教科書を読み、文字を書き、毎日日記をしたためる。数量把握でも、珠算での指導も併用し、1桁であれば8つのプラスマイナスの暗算も出来るように指導されたりと、実際にご相談されると、身体面のみならず、その後の家庭指導の在り方を体感できるかと思います。

歩けるようになってからの偏平足対策から、立腰姿勢の整え方、沢山の疑問の答えを見つけて頂ければと思います。

休憩を含めて30分タームですが、その後お手すきの先生にお話も出来ますので、またとない充実したご指導になると思います。奮ってお申込み下さい。

 お申込みフォームへ→ https://coubic.com/compass-mitsuba/276684

1.jpg-480.jpg
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 02:28| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2017年01月11日

NO.369 無理をするのは可哀そう?

NO.369 本当にそれが正しいのか?
保護者心得【自閉】LD【多動】

IMG_9782.jpg


 2016年の1月から2月、欧米へスタッフを療育研修に行ってもらった報告の中で、とても気になる記述がありました。

障がいのあるお友達に、無理して文字を教えたり、無理に発語を促したり、無理に社会性を身に付けさせようとする事は、可哀そうという考え方です。

残念ながら国内でも徐々にその気運が高まってきており、成長の芽を摘み取る発想ではないかと警鐘を鳴らしたいと考えます。

このお話をしようか、すまいか…私なりにかなり考えましたが、どうしても見逃すわけにいかず、敢えて今回記事にさせて頂きました。

欧米優位の危うさ…
日本語は、他の言語と違って、音声構造が違います。ですから学習面において欧米の療育方法をそのまま受け売りするのは反対です。

根本的に言語構造が違うのに、同じ土俵で考える必要性はないのです。

英語の記述(書く事)は日本語に比べてもその構造が異なっているのです。

構造が違うのに、欧米の識者が語っているからといって、何でも鵜呑みにする必要はないのです。

そもそも、日本語とその他の言語では、その構造が違うので比較の対象にならないのです。

 アメリカで、著名な某大学の専門家に時間を頂いて、あちこちで意見交換をしてきてもらったのですが、トリソミー(遺伝子の課題・ダウン症等)を持つお友達の、学習支援をする事に対して…「無理な事をさせるのは、可哀そう。」と私達の取り組みや成果に対して、多くの教授達は眉をひそめるものでした。

それは、言語の課題を持つお友達や、多動傾向のお友達等に対しても、そこまでさせるのは「可哀そう。」辛い事はさせないで、楽しい時間を過ごす事が大切…という考え方です。

つまり、別な表現をすれば、指導しても無駄なので、しない方がその子にとって幸せである。

結果、無駄な努力を積み重ねるのは、不利益でしかない。絵をかいたり、ダンスを踊ったり、歌を歌って楽しい時間を過ごす方が有意義である…というものです。

私は、絵を描くなどの創作活動をしたり、ダンスを踊る事や、歌を歌う事を否定しているわけではありません。

余暇としての時間の過ごし方は、楽しいに越したことはありませんが、果たしてそれだけででよいのかというお話です。

「学習指導は可哀そう」という論調が、さもそれが正義たらんとしておりますが、成長の可能性がある限り、その考え方に全く賛同する事は出来ません。

うがった考え方をすれば、成長を促す事が出来ないから諦めているのではともいう意見さえ周りから聞こえてきます。

この可哀そうという考えは、成長の可能性を秘めているお友達にとっては、本当に悪魔のささやきです。

適切な過程をふみ、繰り返し、繰り返し適切な指導を受ける事で、必ず成長が得られるのです。

幼ければ幼い程、成長を獲得しやすく、成人しても諦めず指導し続ければ、成長を促す事は出来るのです。

しかし、効果的に成長が得られる年齢は限られており、その大切な時期に適切な指導を行う事が大切で、生きやすさを獲得するこそ療育支援を行う物の本質的スタンスでなくてはならないと信じます。

考える力は、全ては言語です。
言語無くして、思考は生まれません。

思考が無い世界は、生態的な反応しかないのです。
楽しい、嬉しいだけの世界は必ず悲しみを誘います。

成長して好き、嫌いだけで生きていけるでしょうか?
嫌な事に遭遇し、パニックを起こしても、体が大きくなってきて果たして制御できるでしょうか?

成長の可能性がゼロであれば、無理をさせるのは確かに問題があるのかもしれませんが、成長の可能性があるのであれば、指をくわえている必要性はないのです。

何でも可哀そうというのは大きな間違いではないでしょうか?

ごく一部の研究者を除き、多くの場合、この論調を押すのは、安っぽい受け売りだと断じ得ません。

一人で排便出来ないお友達に、トイレトレーニングをする事も生きやすさを獲得するのも大切な療育支援です。全て学習から得られるのです。

清潔感を教えるのも、恥ずかしさを知るのも全て知識がもとであり、知識の源泉は学びから得られるのです。きれいか?そうでないか?おいしいか?おいしくないかすらわからない…そんな事案もあるのです。知識が全ての鍵なのです。

成人し、保護者が他界した時でも、一人で、買い物に行ったり、食事を作ったりと自立した生活が出来る力を得る事が大切なのではないでしょうか?学ぶ力がなくして果たしてそれは可能なのでしょうか?

ダンスや創作活動も身体能力を高めたり、巧緻性を養うという点では良い事であると思いますが、高い社会性を獲得し、自立した生活を過ごせるように支援する事、88円の商品を購入して、100円支払って、12円のお釣りをもらえる力の方が大切だと感じるのは私だけでしょうか?

正しい方法で、電子レンジで食べ物を温めたり、数字を読み取りレシピ通りに作る力、食後、きちんと後片付け出来るような生きる力は、言語習得にほかなりません。

そして保護者は永遠の命を持っているわけではないという事からも目を背けてはなりません。兄弟、姉妹が四六時中お世話をしなければならない状態にしてはならないと強く確信します。

親族に出来るだけ負担をかけず、出来うる限り楽しい人生を全うする術は学ぶ事からしかえられないのではと考えます。そして出来れば、本質的に自活し、自立出来る事が夢ではないでしょうか?

可哀そうは「諦めなさい…」と私には聞こえます。

このブログの多くの読者の方は、お子様の為に諦めず、あちらこちらを探し続けてこのページをお読みになっておられると思います。

どうか、子ども達の為にも、甘言に惑わされないで下さい。

決して可哀そうではないのです。知らない事こそ、出来ない事こそ、その後大きなストレスとなり、結果的に悲しみを呼び込んでしまうのです。

努力を積み重ね、生きる力、考える力を育む努力を怠らないで下さい。
可能性は、未知数なのですから…

IMG_9770.jpg

障がいの状態はお友達により本当に様々です。

言葉が操れても、歯が磨けない。
顔を洗う事が出来ない。
御着替えが出来ない。
きちんとご飯が食べれない。
学校に行けない。
準備が苦手…

歯磨きを放置すれば、虫歯らだけになってしまいます。

嗜好に任せて、毎日ジュースを飲み続ければ、その歯は溶けてとがってしまいます。噛むことも出来なくなり、丸のみする事が習慣となれば、肥満に結びつきそして糖尿になったり、高血圧になったり、体調を壊しても、理解ができませんから、自制が出来ず、肝臓を壊し、透析が必要になったり、指や足を切断しなければならなくなったり…

学校に行けず、お友達と過ごす事も難しく、仕事に就く事もできず、保護者が病死してしまった後、部屋から出る事も出来ず、一緒に餓死してしまったような悲劇をこれ以上起こしてはならないのです。

自分の名前も言えず、体調の不良も説明できず、腹膜炎をおこしていても、その激痛を伝える事も、病院に行くことすら考え付く事ができず、治る病で死んでしまうような悲劇をこれ以上見たくはありません。

可哀そう…無理をさせない…一見博愛主義のような、優しさと思いやりに満ちた言葉のように感じてしまいますが、将来のリアルな現実から目をそらす言い訳に聞こえてしまうのは私だけでしょうか?

学ぶ機会を大切にされて下さい。

IMG_5221.jpg

ニコニコ笑顔で学ぶ子ども達の姿がある事も思い出して頂きたいと思います。

知る事は、楽しいのです。
学びは苦業ではないのです。
楽しく取り組む事が出来るのです。

何度も何度も失敗しても、出来た時の喜びは、お友達の脳内アドレナリンを噴出させる事が出来るのです。

達成感に酔う事、褒められ称賛される事での喜びと達成感を得る事が出来るのです。

知る機会、学ぶ機会をどうぞ大切にお考え下さい。


ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 20:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2017年01月10日

NO.368 実験心理学から…

NO.368 ニコニコしていれば…
保護者心得【自閉】LD【多動】

DSC07146.jpg

COMPASSでは極力明るく、元気に、そして笑顔でお友達をお迎えするようにお願いしています。それは何故なのか…

 1880年台までは 人は感情が行動を支配すると考えられており、現在に至るまでその考えの根源的な物は日常生活においては100年以上前と同様ではないかと感じます。

COMPASSでは「おはよう」「こんにちわ」と朝から明るい笑顔で子ども達をお迎えするのですが、この明るさや笑顔は子ども達の療育支援にとってはとても大切な指導要因の一つと捉えています。

嘗ては心理学は、目に捉える事の出来ない不確かな学問という捉え方もされていましたが、今現在は、様々な検査機器も進み、様々な角度から私達の行動原則を推察する事が可能となっています。

その中で、原因と結果と仮定は逆なのではないかと考えた研究者もあらわれ、それらの考えの証左が徐々に証明されつつあるのが事実です。

緊張し、汗が出たから不安になったのではなく、汗が出たのを、脳そのものが不安だからだと認識するという考え方です。

男女の友人同士が、ジェットコースター等に一緒に乗った事により、ドキドキした事で、それは恋のときめきではないかと勘違いして好きになってしまったり等という話は一度は耳にした事があると思います。

脳内には様々な電気信号が流れており、全てが原因と結果が結びついて起こり得た事ではないという事が証明されつつあります。

つまり、幸せだから笑うのではなく、「笑っているから」→「幸せ」 なのかもしれないという考え方です。
自己啓発等でよく言われていた
「幸せそうにふるまう事で、幸せになる。」
成功したければ、成功したようにふるまう事で成功する。
という考え方もあながち間違えていたのではないようなのです。

私達の療育支援は、日々達成困難な事に対してのチャレンジの繰り返しです。
楽しい事ばかりではありません。
出来ずに、立ち止まる事もしばしばです。

でも、ここに「笑顔」と「明るさ」そして「元気」に「やさしさ」が加わると、子ども達の中に化学変化が起きるのです。

ご家庭での指導ではどうしても、親と子の肉親の関係から、出来ないという感情が先走り、時に怖い顔で、暗い表情で、声音をおとしたり、ため息をついたり、語気をあらげたりしてしまうのですが、私達支援者は、時に第3者の目線で、その感情を極力殺して接しています。

「もう一回」という指示も
ニコニコしながら勧めるのと、強面でやらせるのではおのずと結果は事なります。

時に強面で接しなければならない時もありますが、きちんとしたポジショニング(NO16.畏怖の心 NO41.おしくら饅頭で勝ちましょう NO92.ボス猿で在る事…)が整っていれば、ニコニコ笑顔で支援する事が出来るのです。

まず、笑顔で接する事から始めて下さい。
「〇〇ちゃん、今日も頑張ろうね。」
「大丈夫、出来るよ。」
少しでも出来たら、それを見逃さず
「やったね。バンザイ。ママうれしいよ。」とよしよし

子ども達はお母さんや、お父さんの笑顔が見たいから頑張っているのです。
一番信頼している人、一番好きな人に笑顔で褒められること。
出来なくても、落胆した様子を見せず。
「大丈夫…もう1回」
出来なくても
「明日も頑張ろう。」
この繰り返しが奇跡を起こすのです。

苦虫をかみつぶしたお顔では出来るものも出来なくなってしまいます。

私は、よくご家庭で指導している机の前に「鏡を置いてみて下さい。」とお願いする事があるのですが、「ニコニコしながら指導するためのスキームの一つです。」

恐ろし気な顔をしていないか、暗くため息をついていないか…
少ししか出来なくても、ケラケラ笑い出す事もあるのですが、その後は不思議と課題を達成する事が出来るのです。

楽しいから出来る。
笑顔だから出来る。

この事を忘れずにお取組み頂ければきっと良い結果を得る事が出来ると思います。
右に寄りすぎても、左に寄りすぎても良い支援は出来ません。
何事も中庸が大切です。

ニコニコしながらでも、押し競饅頭は出来ますし、嫌な事も笑顔でもう1回と促す事も出来るのです。

笑顔でいると、幸せを感じる事が本当に出来るのであれば、辛い事取り組みを少しでも緩和させ、楽しい取り組みに変える事が出来るよう、まずはご家族から笑顔で接してみて下さい。

IMG_2420.jpg

私もいろんな失敗をよくやらかしてしまうのですが、しっかり謝った後は、ひたすら笑顔でニコニコしながら接するよう心掛けています。笑顔は最高の武器であり、最高の円滑剤です。家族が皆笑顔であれば、困難も乗り越えていけるのです。

障がい支援に関わる中で、沢山の素敵な方々とお出会いしましたが、皆様笑顔なのです。自殺を考えたり、言うに言われぬ困難を抱えておられても、笑顔でおられると、とても素敵で、幸せそうに感じ、実際に最大限の幸せを獲得されているように感じます。

まずは、笑顔で接してみて下さい。
その魔法は必ず、お子様とご家族を幸せにしてくれると信じます。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 20:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

NO.351 女子力を鍛える…

NO.351 生きていく力…

保護者心得【自閉】LD【多動】

【注意欠陥】DSC01780.jpg


今年の11月で私達の活動も30年を迎えます。10名に満たないボランティアからスタートした私達ですが、180名の大所帯となり、年内には200名を超えるのではと思われます。

30年前に10歳のお友達は、40歳…どうかすれば職員よりも年上の保護者となっており、生徒の子どもを診たり、孫が生まれた報告を聞く事も出るようになりました。

「成長成果」時々、子ども達の華々しい成長に関してのお話をお伝えしておりますが、若い時は経験不足もあり、その時代に知りうる精一杯の支援は行って参りましたが、成功事例ばかりではなく、失敗した事も少なくありません。

そして進学し、成人した後、指導した子ども達も様々な人生を歩んでおり、幸せな人生だけでなく、辛い思いをしたお友達も少なくありません。

上手く能力を開花させ、医師になった者、教壇に立ち子ども達の指導をおこなっている者、大学等の研究機関に入り研究に没頭している者もおれば、勉強が苦手なお友達は、高校にも行かずに、早く弟子入りし陶芸家になったり、美容師になったり、ある者は大工さんになって、棟梁になったり、トビ職や、左官工、配管工になった者も沢山おります。

勉強は苦手でも、お話上手で、その後コミュニケーション能力を開花させ、営業で成功した者、会社経営や、お店を経営する物から、まじめさと、体力勝負で水産業や、農業に従事し、結婚し幸せな家庭を築いている者も沢山おります。

1990年代中盤までは、出来るだけ学力に目を向けた支援を工夫しておりましたが、様々な経済ショックを経験し、子ども達が幸せになる方法は一通りではなく、視点をかえれば、もっとフレシキブルな物ではないかと考えるようにもなりました。

一つの事に打ち込み、コツコツと努力し、その道のエキスパートとなり社会に認められる存在として活躍できる者もおりますが、コツコツする事そのものが苦手なお友達がいるのも事実です。

一般に一つの事をコツコツと続けられる人は多くありません。

やる気がないわけでも、性格が悪いわけでなないのですが、仕事が長続きしないという人は実社会では沢山おられます。

人間関係に翻弄され、疲弊し、心が病み、人生を自らの手で終わらせてしまったお友達もおられるのも事実です。社会は複雑で、想定外の事も沢山起こってしまいます。

先般も勉強が苦手なお姉さんのご相談があったのですが、私は「勉学だけが人生ではない」 まず彼女を肯定し、「女子力を磨いたら如何でしょう?」というご提案をさしあげた事がございました。

気立てがよく、料理が上手で、家事もできる優しい女性がいれば、男性から結婚相手として求められるというのは自明の理かと思います。

学歴を気にする方も、一部おられるかとも思いますが、やさしく迎えてくれる女性がいる事を望む男性も少なくありません。

勉強が出来なくても、安心して家庭を任せられれば、それで十分という男性がいるのも事実です。

計算が苦手でも、スマホのアプリが電卓になりますし、漢字が苦手でも辞書機能で教えてくれます。学校の通知表は1・2・1・2かもしれませんが、視線を変えれば、勉強は苦手でも良き妻、よき母になる事は可能であると考えます。

男女平等と言われますが、男子の場合働いてお金を稼ぎ、自立出来る事がまず大切な結婚の要素になるのではと思います。※それを求められる事が多いのが現実です。

しかし、女子の場合は、良い人に巡り合い、理解ある伴侶に支えられれば、暖かい家庭を築く事が出来ると考えます。

英語は苦手でも、漢字も書けないけど、視認する事が得意なお友達は沢山おられます。

ご一緒に料理を覚えたり、家事のとりまわしが出来る事で、女の子は将来幸せを手に出来るチャンスは大きく広がると思います。

このような事をお話すると、一部の方々に叱られるかもしれませんが、「どうやって幸せを手にいてるのか?」「安心した未来を築く事が出来るか?」という視点でのお話ですので、このような考え方もあると云うことも、ご理解頂きたいと思います。

長くこのような仕事を行っていると、いろいろな職業の方達にも出会います。

サラリーマンのご家庭もあれば、自営されていたり、会社を経営されていたり、その職種も様々で、都心部であれば、風俗の仕事に従事されている保護者の方もおられるのが現実です。

IMG_7384.jpg

知能遅滞の女の子が、夜の業界、特に風俗に落とされてくる事は決して珍しくない事だそうです。

俗に「悪い男に騙されて…」というのは決して夢物語の話ではなく、人生において「認められることが無かった女の子が陥りやすい…」とお話頂きました。

小さい時から、勉強が苦手で、「出来ない」「馬鹿か?」と罵られ続けてきた女の子が、ある日、見かけの良い男性から「かわいいね…」「きれいだね…」と言われる事で、騙され、愛されていると誤解し、その男の為に風俗に堕ちてくるのだそうです。

上記で、お料理や、家事が出来ればと申しましたが、これは「自己肯定感」を得る事だと思います。

家族から、周りから認められる事がなかったお友達は、ふとしたきっかけで、何がしかの事を認められ、自分を求められ、愛されていると騙されたとき、地獄に堕とされてしまう…

この現実を、親として、子ども達を支える現場の支援者として決して見過ごすわけにはいきません。

計算が出来ないから、「いくら借金があるのかわからない…」「愛してる…」という虚言に騙され、その男の為に身を売ってしまう現実、「愛している女性を風俗に沈める事をするわけないのに、その点に気付けない…」そして「ありもしない嘘を信じ込ませ、女の子を追い詰め…そして堕とす」そんな不幸な目にあわすわけには参りません。

まずは、出来る事から認めてあげて下さい。

話し方、様子、立ち居振る舞い、髪型でも何でも些細な事から褒めてあげて下さい。

私は最初に会ったらまず褒めます。

「可愛いね〜」と言われて嫌われることはありません。

「素敵な髪留め・・可愛い靴下・・」褒めてあげる事で、自己肯定感を積み上げる事で気持ちも安定してくるのです。出来ない事、やり辛い事にでも挑戦する力が出るのです。

先月も「サンドイッチ」を作ってきてくれたお友達がおりました。前日に沢山褒めて、しっかり評価してあげたお返しでした。もっと褒められたい、次の日には、担当指導者に「おにぎり」を持参してくれたとの報告がありました。褒められ自己肯定感が満たされると、アクションにかわるのです。

愛情をもって接する…どなたも行っていると考えがちですが、つい叱ってばかりになったり、自尊心を傷つけてしまったりしてしまう事は少なくないと思います。

気付けば改めて頂ければと思います。

やさしい言葉をかけてあげて下さい。

返事が出来ただけでも大喜びして良いのです。

トイレに行けて泣かれる保護者もいるのです。

初めて歩いた時沢山喜んだでしょう?

そして、家族に愛され、守られている事を知らせる努力の積み重ねが、お子様の人生にとって大切な糧になると確信しております。

P3260047.jpg

女子力を鍛えるという事は、「認める」という事です。

どうぞ沢山認めてあげて下さい。

褒めてあげて下さい。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 18:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

NO.348 守る… その1

NO.348 守る為に…その1

保護者心得【自閉】LD【多動】【注意欠陥】


DSC01873.jpg



2016年7月26日、神奈川県 相模原市 緑区 千木良の知的障害者入所施設「津久井やまゆり園」に刃物を持った元職員の男が侵入し、入所者を次々と殺傷するという痛ましい事件が引き起こされました。19名死亡、25名が重軽傷の状態で、重篤な被害者もおられ、死亡者がさらに増える可能性もあります。

同事件は、数多くの貴い人命を奪う、極めて卑劣かつ許しがたい暴挙であり、ここに改めて、犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害者の方々に対して心からお見舞い申し上げます。


犯人の男は、度々施設内でも問題を起こしていたようで、教員志望であったが、入れ墨が理由でその道も諦め、2月に退職させられ、その恨みからと言われていますが、衆議院議長公邸に殺害をほのめかす文章を送っていた人物でした。

その文章には、このような恐ろしい事が書かれていました。

原文から抜粋…
障害者は、人間としてでなく、動物として生活を過ごしております。車イスに一生縛られている気の毒な利用者も多く存在し、保護者が絶縁状態にあることも珍しくありません。

私(犯人)の目的は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死出来る世界です。…

ゆがんだ使命感が手紙の前半部分にあるのですが、内容は支離滅裂で、他の要求も荒唐無稽なもので精神異常、薬物の摂取が読み取れる異常な内容となっていました。

現在の世の中は、嘗てない程、複雑怪奇で、一つ間違えると、この犯人、「植松聖を模倣しようとする者が出てくるのではないか?」と療育関係者から危惧する声が漏れ伝わってきております。

関係行政からも防犯に関しての早急な取り組みを求める通達が配布されており、私達も危機感をもって対応しております。

COMPASSはそれぞれ監視カメラ見守られており、一部施設ではセコム等の警備システムも導入しております。男性職員には、柔道や、合気道の有段者や、格闘技をしていた者が全体の40%以上在職しております。

ご家族の皆様は、まず「お子様の安全」を最優先にお考え下さい。

万一に備えて、ご家族で「逃げる手段」「身を守る手段」ご相談されて下さい。

どうやって逃げるかを事前に検討し、子ども達を守る術をお考え頂きたいと思います。

考えていれば、実際の場面で行動に起こす事が可能ですが、突然恐怖にさいなまれると思考が機能停止してしまい、逃げる事すら出来なくなってしまいます。

何かが起こった時、恐怖から与えられる、思考停止状態から逃れ、考えていた通りに、一目散に逃げる事が大切なのです。

考えていれば、行動に移せます。

女性は基本的に犯人と戦っては駄目なのです。

逃げるが勝ちなのです。

警察の方々のお話では、薬物等を犯人がとっていた場合、全く効かないそうです。

今は、犯行を模倣するような悪い輩も出てくるのではと推測されており、電車の乗り降り、買いも途中を含めて、子ども達の行動半径の中で、事前想定を実施される事で大切なお子様の命を守って頂きたいと願います。

二度と、今回のような悲しい、理不尽な事件が惹き起こされないよう心から念じ、被害者のご冥福心からお祈り致します。

悲しみがどうか連鎖しませんように、どうぞ気を付けて下さい。

IMG_3676.JPG
昨日分です。
続きを読む
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 01:56| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2016年07月02日

NO.342 (重要)指導技術と虐待の違い。

NO.342 (重要)指導技術と虐待の違い。(加筆)

保護者心得【自閉】LD【多動】【注意欠陥】


DSC01474.jpg


 療育支援に取り組む中での、大きな問題の一つに「指導技術か虐待か」という大きな問題があります。今回は、グレーゾーンとしてあまり触れないこの問題について以前書いた記事も絡めながら、考察を深めて参りたいと思います。

私達COMPASSの母体は、NPOもない時代から教育支援を行ってきた関係で、98年から教材販売にも携わり、海外日本人学校のお仕事だけではなく、国内においても小学校だけでも70校の小学校へ出入りさせて頂いております。

「昔の先生は良かったけれど、今の先生は…」と耳にする事がありますが、実際は今の先生達も大変熱心に子ども達の教育に取り組まれており、小学校の電気が20時前に消えている所はほぼないのが実情です。

先生達が懸命に取り組んでいらっしゃるのに、どうして現場が荒れているのでしょうか?

先生達が夜遅くまで取り組んでいらっしゃるのは、「生活指導」の為に奔走されておられるのです。地域によっては昔より過酷な学校現場となっているのですが、それは何故でしょうか?

誤った認識の「自由」と、耳ざわりの良い曲がってしまった「権利」が子ども達を正しい方向に導きにくくなったと嘆く先生方も沢山いらっしゃいます。

様々な問題がありますが、こんな一コマが現実にあるのはごぞんじでしょうか?

ある天気の良い参観日、授業中おもむろに立ち上がったお友達がドアに進み、「先生行ってきます。」担任の先生も笑顔で「いってらっしゃい。」お友達は悠然と教室から外に遊びにでます。20分程たって、お友達が「ただいま。」と教室に入り、先生は「お帰りなさい。」何事もなかったかのように、お友達は教室を少しうろついて席に戻る…

こんな事は昔あったでしょうか?

あるクラスでは、数人のお友達が教室をウロウロし、勝手にしゃべり、授業を妨害し、全く授業にはなりません。

担任の先生は、間違った認識の保護者から「虐待」と言われるのが怖くて厳しく叱れなかったのです。

本来の指導が出来なかった、させて貰えなかったのです。

私達も「虐待」に関して様々な研修を受けたり、講師として著名な先生方を招いたりいたしますが、大きな声で叱ると問題なのか、どんな事が虐待で、そうでないのか判然とした答えは正式には頂けません。

「訴えられる」か「訴えられないか」の違いであると、小声で示唆された先生もおられ、とても曖昧な状態です。殴りつけるのは問題というのはわかりますが、その線引きはとてもグレーゾーンの中にあります。

本人や、保護者と人間関係が出来ているか、出来ていないか。

信頼関係があるのか、ないのかでも異なっているのが実情です。

信じられないでしょうが、出歩くお友達を制止するのに、ドアに鍵をかけると「虐待だ」と言われる方もおられます。

掻き毟る両手を抑えたら「虐待だ」と言う方もおられます。ですので迂闊に手を抑える事も躊躇してしまいます。

仕事を教えるために、資質を伸ばす為に叱咤激励された社員がパワハラと訴えるケースとよく似ています。本人がどう感じたかによるのだそうです。何と曖昧なものでしょう。

中には本当に、酷い扱いをされ、尊厳を踏みにじられたりというような場合は、パワハラだと思いますが、感じ方の違いで、糾弾されるのには疑義を感じておられる方も沢山いらっしゃると思います。

障がいの問題を克服しようとする場合、ご本人が人間関係の樹立が出来る能力のあるお友達であればよいのですが、まだ考える事も未熟で、知識も乏しく人間関係を上手く築くスキルもなく、理解が困難なお友達もおられるのも現実で、物事の本質を見極めない限りこの問題は解決できないのではないでしょうか。

療育支援の本質は何をなすか、何を獲得するかであり、過剰な虐待判断は、その目的からそれはじめ、本来の本質を見失わせてしまい、療育支援の障がいになってしまっているのではと考える方々もおられ、私達支援者や、お子様の成長を願う保護者はその点を見誤ってはならないのです。


生物学的な見地から考察すると、何が大切なのか理解する事が可能です。

私の家には猫がおりますが、幼い子猫は力の加減がわかりません。猫科の動物は、強く咬まれたら、親猫は、咬み返す事で力の加減を教えます。

気に入らない事があると、奇声をあげるお友達がよくおられます。私は奇声に対しては、奇声で応えます。子どもの奇声です。大人の私の肺活量に敵うわけわけはありません。

驚き、怯み、そして静かになります。奇声をあげてもどうしようもない事を理解した瞬間に無駄な抵抗をやめて、静かに指示に従えるようになります。

前回のCOMPASS川崎の個人面談の最終日の事ですが、お母様とお話している間中、泣き叫んで奇声をあげているお友達がおられました。厳しく諭し、どの職員もご機嫌をとる事をせず、お母様にも無視をお願いし、我慢して頂いておりましたら、ぐずり出して1時間50分を過ぎたとき、はたと別人と思えるような素直な態度行動になり、どの先生の指示にも従えるようになられました。帰るときには勿論ニコニコで、憑き物がとれたようになられ、その変化に驚いておられました。

大声を出せば、大声で、動き回れば、制止し、泣いても、騒いでも、一歩もひかず、一歩たりともひるまず、妥協しめさなければ、落ちるのです。我がままの鎧を脱ぎ捨てるのです。

泣くのを見るのは私達も辛いのですが、ずっと我がままで、指示が通らぬままで良いのでしょうか?時間が解決するのでしょうか?放置して未来はあるのでしょうか?成長すれば解決するのでしょうか?

30年前、私達の始まりは、不登校、家庭内暴力の為の教育支援でした。単に、学校が面白くない、反抗心が抗しての問題であれば、簡単でしたが、自分の嗜好で、自分勝手な判断しかできず、2次障がい、3次障がいを引き起こし、親に暴力を振るう悲劇を山のように見てきました。

暴力だけならよいのですが、薬漬けになったり、措置入院となったり、統合失調症になったり、果ては自殺においこまれるような地獄を私は知っています。

子どもの気持ちを大切にするのは、悪い事ではありませんが、思慮のない甘やかしはその後に破壊的な結果をもたらすのです。

私達は、幼児期だけをみているわけではありません。その子の将来を見つめているのですが、多くの人は、今さえよければ、今静かにしてくれれば、この場を収めればという事で間違った援助を行い、結果的に社会適合もできず、悲しい結果へと進んでしまうのです。

ご兄弟がおられる場合、場合によっては、ご兄弟が成人する時に多大なしわ寄せが来てしまいます。結婚も困難となられている事例も少なくありませんし、その世話で定職に就く事すら出来ないケースもあるのです。

今解決しなければならないのです。好き勝手させるのではなく、ポジショニングが整い、指示が通るようになれば、知識や社会性を吸収し、自立する事ができるのです。

今泣き叫び、奇声をあげているのを止めるために、決して妥協してはならないのです

妥協すれば、あまいと判断し、その後の支援に支障をきたしてしまうのです。無く姿をみるのは誰しも辛いのですが、ここで心を鬼にする事で、かけがえのない物を得る事が出来るとかんがえておりますが…

これは虐待でしょうか?

私は小学校の先生に対しての指導もした事があります。生徒が騒ぎ、ウロウロし学級崩壊しているクラスに、体の大きな、鬼の形相の先生が入るとどうなると思われますか?

誰も逆らわず、騒ぐことなく、ウロウロする事もなく静かに授業を受ける事が可能なのです。畏怖の気持ちが、どうなるかわからないという気持ちが静寂を生むのです。

大声でどなる事も指導技術ととらえれば、大切なスキルです。これは恫喝でしょうか?一喝する事で、誤った方向を正す事も出来るのです。私は隣の部屋で、どなって脅す真似をする事があります。大きな声で誰かを怒ったフリをするのです。隣から部屋に戻ると、同じ目に誰しもあいたくないので、あっさり指示が通る事もあります。これは一つの指導技術だとう考えますが、如何でしょう?

西洋のある国を統治する領主の話があります。

やさしい領主は、皆に理解があり盗みをしても、まじめに働かなくても、やさしく促すだけで許してくれます。

隣の領主はとても恐ろしい人で、盗みをすればその手を切り落とし、恐怖の存在として周りから恐れられています。

20年後どうなったでしょうか?何をしてもやさしく接する領主の村では盗みが増え、まじめに働かず、コントロールが利かなくなり荒れ果てた村と化してしまうのです。でも厳しい対応の村は、安全安心して暮らせるためその後も繁栄を続けるのです。

やりすぎは不幸を呼び込みます。厳しさも行き過ぎれば虐待であると思いますが、やさしさだけでは物事は成り立たないのです。

昔スパルタ教育というものがもてはやされた時期がありました。今もそれを実践している私学もあり高い成果をあげているのも現実です。

スポーツでも、強豪チームはやさしさだけで、その座を得たとお考えでしょうか?やさしさは甘い甘美な物で私も好きですが、自分の立ち位置を知らず、先生の指示が通らない子ども達に、やさしさでけで対応していくと、将来悲しい結果が待っているだけなのです。

厳しいといっても、考えさせ、促す事が大切であり、規律やルールを守る事においての問題で、奇声を上げるお友達にたいして、ただ静かにやさしく接するだけでは、獲得する物は果てしなく遠のいてしまうのは自明の理であると考えます。

厳しく叱るという事と、「馬鹿」とか、「デブ」とか、「チビ」とか言うことは根本的に違います。「馬鹿」等と言うのは人格否定ですので、断罪されても構わないと思いますが、激をとばすのは、指導技術の一つなのです。

何をなさねば為らないのか、読者の皆様には、もう一度よくお考え頂ければと思います。

以下に今まで書き記した関連記事を掲載しておきます。

今回は、長文となりましたが、どうぞ誤った判断をなさらないで下さい。

おしくらまんじゅう(押し競饅頭)で勝ちましょう

療育支援にあたって、お子様と保護者並びに、療育支援者それぞれのポジショニングが大切です。平たく申し上げると立ち位置の問題です。言語発達が遅れている場合に良く見かけますのがお子様が偉い存在になってしまっている事があげられます。

従って、その子の気分次第で、必要な取組みや指示に従わないという事になってしまいます。療育室に入るのを嫌がる、椅子に座ることを嫌がる、課題に取り組む事に嫌がられ大切な療育の機会を自ら喪失してしまうような事例を散見致しております。

何をしても、食事が与えられ、嫌な事は奇声を発したり、泣いたり、むずかったりしていて自分の意思を押し通す事を覚えてしまうと、とにかく嫌な事に出会うと泣き叫んで周りを困らせるという行動にでてしまいます。悪い事をしてもペナルティーが無いのでやりたい放題で、逆に機嫌をとってくれるので、反応すればするほど、子ども達からすると、意思の獲得行為に繋がりコントロールがききません。

毅然とした態度が必要です。

子どもと真剣な押し競饅頭(おしくらまんじゅう)をしなければなりません。

その子を庇護する保護者がその押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けてはならないのです。支配するわけではありませんが、大切なお子様を正しい道に導く為には、先生と生徒、師匠と弟子のようなはっきりとした上下関係が樹立が大切です。

保護者がお子様のお友達であってはならないのです。やさしいお母さん、お父さんであることは間違いではありませんが、保護者としての毅然とした対応と、正しい立ち位置が明確にならなければ、指導するにあたって大変な障壁となります。

やさしいけれど、厳しくなければ正しい親子関係とは言えないとご理解下さい。

子どもの好きなようにさせるなどと馬鹿な事をおっしゃるのはおやめ下さい。それば保護者としての管理責任を放棄したと同じくらい重大な愚行であります。好きなようにさせていては進歩すべき事も、成長すべき事も獲得する事は不可能です。

この子は、お菓子しか食べなくて…と馬鹿な事をおっしゃる方がたまにおられます。保護者としてその愚行は管理責任放棄であり、親の怠慢であると考えます。偏った食事をしていれば、必ず体に変調をきたしてしまう事は周知の事実でありながら、偏食する事を了承するのは断じてしてはならない事です。これはあくまで1例ですが、子供との押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けているのです。

面倒な事をする客がいるから、目をつむっているのと同じです。臭い物には蓋的な陳腐な発想です。

お菓子しか食べないと言われていて、私達がたった1日お預かするだけで、何でも食べる良い子に変身します。
簡単なお話で、お菓子があるから食べるのです。お菓子がなければ、おにぎりしか食べる物がなければ、食べるのです。泣いても、わめいても、奇声をあげても、ねだっても、あまえてきても、お漏らしをしても、脱糞しても態度を変えす、どなったり、しかったりしなくても、ちょっと魔法をかければ、変身できるのです。

泣きわめくから、静かにさせたいから、与えてしまっているのです。
うるさいから黙らせている行為と同じです。
面倒だからお菓子を与える。
これこそ怠慢でなくてなんでしょうか??????????

向き合って下さい。戦って下さい。押し競饅頭(おしくらまんじゅう)で負けないで下さい。

これは1つの事例ですが、家庭生活の中において、言葉は遅れていても、物事の通りがまだわかっていなくても、様々な駆け引きを行っており、ほぼ全敗しているのが偏食に繋がったり、極度の多動に繋がったり、粗暴な態度に繋がったりするのです。

私は子供に出会った時から魔法をかけます。誰がリーダーかを教えます。誰の指示に従わなければならないかを様々な取組みの中で体得させます。言葉も基本的に不要なのです。
譲らない態度と行動が大切なのです。

本日もようやく、「ありがとう」とお礼を言う事を体得したお友達がおります。「ごめんなさい」を知らないお友達もおられます。謝る事そのものを知らないのです。しかし社会生活をしていく上では必要不可欠な要素であり、理解しなければ先にすすめません。

諦めないとよく、申し上げますが、繰り返し理解出来るまで取り組むべきなのです。何百回かかっても、何か月かかっても毎日諦めず取り組むべきなのです。他のお友達の様子をみて焦らない事も大切です。簡単に出来る事でも途方もなく時間を要する事が沢山あるのです。

駄目な事は駄目と子どもに押し切られない事が重要です。
奇声をあげれば、奇声をあげる事そのものが、迷惑で誰しもが嫌がる事である事をしらさなければ、永遠にその繰り返しが続くのです。恥ずべき行為を恥ずかしいと思わせる支援が必要なのです。教え導き体験的に理解させていけば必ず通じます。ちょっと魔法をかけておけば突然通じるのです。

社会適合しない事を容認してはならないのです。ダブルスタンダードが通じるのはご家庭や施設内のみであり、一歩外にでるとそのような甘えた行動は許されないのです。

いつか保護者の庇護からはすれてしまいます。一人で自立出来るように支援しなければ結局困るのは大切なお子様なのです。

立ち位置が重要なのです。してもらっても当たり前と思われる中での介助も、してもらってありがとうと考えるのとでは自ずと成果にも差異が生じます。

うろうろして椅子に座れなくても、勉強が出来て、就職できて、家庭が持てるのであれば文句はありませんが、実生活ではそんな事はゆるされないのですから、そこを許すべきではないのです。

平時私共の施設内での指導も、指導スタッフの指示に従えず、毎回おしくらまんじゅうを挑んでくるお友達もおりますが、私がトレーニングルームに近づく足音がしただけで、きちんと指示が通るようになります。それは畏敬の念を持っているからです。私が許さない事を知っているからです。無駄な行動は基本的に子ども達はしません。駄目なものは駄目だと知っているのです。言語習得が遅く、理解がまだ不十分であっても同様です。駄目なものは駄目で、わがままが通じない人であると認識すれば、さっさと諦めて指示に従う事が出来るのです。そしてそれらの挙動をきっかけとして多くの先生の指示にも従い、保護者の指示に従う事が出来るようになれば、より多くの事を学び、体得し進歩と成長を獲得する事が出来るのです。

母親は最大の理解者で、一番愛してくれる人ですが、山のように動かない存在でなければなりません。これを放置しておくとどんな事になるとお考えでしょうか?

大きくなったら、理解出来るでしょうか?大人になったらわかるのでしょうか?放置すれば周りから疎まれ、人を恨み、人を愛せなくなったり、殻に閉じこもり、卑屈になったり、奇行にでたり、更に周りの理解がえられず、孤立し、心を病んでしまったり、幻聴や幻覚を見たりして普通の社会生活が送れなくなってしまう可能性が非常に高いのです。最後はとても悲しい結果しか導き出せないのです。時間がたっても奇跡は起きないのです。努力なくして進歩は得られないのです。

本気で向き合って下さい。本気で向き合うと子どもの態度は変わります。理解しようと努力するようにもなります。そして獲得したちょっとした進歩が、大きな一歩に変わり、そしてその子の人生を劇的に変化させる事が出来るのです。

大きくなったら何とかなりません。対峙するのは今なのです。奇跡を起こすのは今しかありません。

家族全員でおしくらまんじゅうに挑戦して下さい。

NO92.ボス猿で在る事…

ボス猿で在る事…

前回ポジショニングの大切さとして、おしくらまんじゅう(押し競饅頭)で勝ちましょう」で、保護者や指導者の立ち位置に関してお伝え致しました所、接し方を変えてから大きな変化が見られたとの沢山のメールを頂きました。今回は、立ち位置が確保されたとしての、理想的な支援者としての在り方をお伝えしたいと思います。

ボス猿で在る事…というと何やら野蛮な感じが致しますが、実はボス猿程周りに目配せをしている存在はいないのです。ボスであり続ける事、ボスとして存在し続ける事、絶対の庇護者として在り続ける事が、支援を必要とする子ども達に最も重要な存在となります。
saru.jpg

ボスですから、先に食べるのはボス猿です。子育てでの間違いで最も多いのは食事の順番です。食事は、生命の根源をつかさどる重要な要素で、最も精神の根幹に浸透しやすい慣習です。あえて教えなくても、その序列が明確となります。

祖父母も一緒に暮らしているご家庭の場合、昔であれば、お爺さん、おばあさん、お父さん、お母さん、兄弟、そして本人という流で、食事が順番に出されます。基本的な序列が、お茶碗にご飯をつぐ順番であったと思います。一番力のある者から食べるというのは、自然の摂理です。

現在、生活習慣も変わり、仕事の関係で、父親不在であったりすると、まず出来た物を一番最初に食べるのがお子様からとなり、勘違いが起こるのです。そうですこれが、ポジショニングの誤解です。

誤解をするから、指示が通らないのです。保護者のいう事を聞かないのです。

動物には、基本的に言語活動はありませんから、食事を与え、世話をしてくれる親の指示に従います。言葉はいらないのです。絶対的な庇護者であるので、自分で食べ物を獲得出来るようになるまでは親の指示に従っているのです。人間も成長すれば成長するほど自我も芽生え、嗜好も異なり、独り立ちするようになりますが、自分で生活できる(食べて行く事)が出来なければ自立出来ません。親のやっかいになっているのであれば、通例は親の指示に従います。嘗て沢山のひきこもりや、家庭内暴力の支援を行って参りましたが、私の経験では、何をしても食べさせてもらえる環境を変えなければ自立の道へは進めません。いくら知性があっても進展しません。

初段、私が教室でおやつをあげる時、適切な立場の樹立が出来ていない場合は、最初に私がおやつを食べて見せます。絶対に最初に子どもへ配るような事は致しません。私が食べて、補助の先生が食べて、親子通所で保護者が同席なら、保護者にあげて、そして最後にお友達にあげるようにしています。(関係樹立出来るまで)

ボス猿は教室では私なのです。「先生がここで一番力を持っている」という事を行動で理解させています。ですから先生の指示は絶対なのです。ですから他の先生も私の指示に従ってもらっています。これが基本条件なのです。お友達の前で、私の指示を先生がきかない所を見せると子どもは混乱するので、絶対にそんな事のないようにしています。何かあったら、子ども達のいない所で話し合いをし混乱を招く様子は見せません。

ご家庭では、まず保護者、父親、母親、兄弟、そして本人、勿論祖父母がいる場合は祖父母から食事を出して頂きます。これらの順番が畏敬の念に繋がったり、目上を敬う気持ちに繋がったりもします。

モデリングでの所でもふれましたが、指示が通らないお友達に、きちんと指示が通る子ども達の様子を意図的に見せる事もしております。COMPASSは平日の指導ですので、わざわざ土曜日の幼児教室に参加して頂いてボス猿の力を見せる事によりそれまで、駄々をこねていたお友達が、きちんと先生の指示に従うように変貌しているのです。

自分よりも、年上のお友達が、きちんと椅子に座って先生の指示に従い課題に取り組む様子を何度も見せると、それが当たり前となり、先生のいう事が絶対となるのです。

ご家庭での序列をはっきりとさせて下さい。甘い甘いお父さんや、祖父母が一緒の場合もありますが、きちんと役割分担を決めて下さい。やさしく接するのと、甘やかすのは違うのです。社会に適合できる力を養うためには甘やかしていては駄目なのです。ボスはボスらしく、大人は大人の目線で、対峙して下さい。

やさしくするのと、機嫌をとるのも違います。機嫌をとっていては、指示は通りません。嫌な事がある度に泣き出します。本当にお子様が可愛いのでしたら、ご家庭でもそれぞれの役割分担を明確にして接するようにお願い致します。

NO16.畏怖の心

NO16.支援に必要な、「畏怖の心」とは

療育支援には、支援者と児童との間に絶大な信頼関係が誰しもが必要であると考えているとは思いますが、愛情だけで正しい支援は難しいと考えております。

言語発達が遅れていたり、すると本人が思っている意思を相手に正しく伝えることが出来ず、奇声を発するなど、泣き叫ぶ様子をよく目にします。多くの保護者は兎に角、泣き叫ぶのをやめさせようと、機嫌をとったり、思うようにさせていますが、果たしてそのような対応でその後、それらの問題を解決する事ができるのでしょうか?

それは多くの場合、問題を先送りにしてしまう行動にほかなりません。思うように行動させると、結果的にその子どもからすると、泣くことで、自分の意思を通した事になり、問題が発生するたびに同じ行動を繰り返す事となります。

勿論、言語が遅ければ、言語獲得のための療育支援は計画的に施す必要はありますが、その前に潜在適な人間関係の樹立が大切であると私達は考えております。ADDのお友達や、AD/HDなどの特性を持つお友達に正しい躾や行儀作法を身につけるのも同様で、本人の思うような行動にまかせていては、何ら解決は致しません。

多くの場合、子ども達はその家の王様であったり、お姫様であったりしており、何事も最優先されているのですが、果たして本来の教育スタンスからしてそのような立ち位置であることが正し接し方なのでしょうか???

まず、誰が食事を与え、誰が入浴させ、お世話をしているのは誰であるのかを正しく理解する必要性があります。食事を最優先で与えたりするのは最もおろかな行動であるといわざるを得ません。おやつなどもそうですが、クラスの指導でもそうですが、子ども達に一番に与えるのは最も駄目な指導者であると私達は規定しております。

順番が違うのです。本来家庭であれば、祖父、祖母、父、母、兄、姉、本人、弟、妹でなければならないのです、優先順位が違うと立場を勘違いしていしまいます。

よく、「子どもが言うことを聞かないんです。」というお話を伺いますが、それは別な見方をすると、「私の事を軽く見ています。」というのと同じです。何度言っても許してもらえるから、正しい行いが出来ないんです。というのと同じです。

人間が生きていく中で、根底的に力の差というものがあります。弱い者は強い者に従わなくては生きていけないという根本原理です。庇護されている事を理解知らせるべきです。何をしても良いというような関係を改善するべきなのです。

私達は立場上、子どもと対峙した場合、絶対に引き下がりません。基本的に私達のコントロール下におくことが出来るように十分な配慮を行います。立場は私達が絶対的に上の立ち位置を確保し、指示に従うことが出来るような関係つくりを行います。

やさしいだけでは、正しい関係はなりたちません。皆さんも経験があると思いますが、学校にいた怖い先生の言うことはみんな一応に指示に従っていたと思います。それは指示を守らないととんでもないことになるという基本的な原理原則が働いていたからです。

子ども達に対して愛情は勿論必要ですが、尊敬の念も必要なのです。尊敬に至る前にあるのが、畏怖の念であり、畏敬の念です。ここで勘違いをしてほしくはないのですが、怖い=暴力を振るうという構図ではその関係はすぐに破錠します。この先生の指示は絶対に守らないといけないという思いが、療育指導の中での強い推進力となります。

畏怖・畏敬の念は、きちんと魔法をかければ、どんな子ども達であっても抱くことが出来るのです。そのためには、計算されたシチュエーション作りや、保護者、指導者同士の連携も含めた、基礎規定が大切であり、それが整うと格段に子ども達の進歩していくスピードに変化が出てきます。

どうして私達で指導をすると、見違えるような態度や行動規範が身につくのでしょうか?今年も小学校受験に発達障がいを抱えていた子ども達が合格しておりますが、きちんとした態度行動がとれなければ、とても合格などは出来ないのです。自分勝手な行動などはしていないのです。

今年も来年の1月10日の福岡教育大学附属小学校の入試があります。昨年も、一昨年も同様で試験の当日は朝8時にはスタートし、午前中にはペーパーテスト、巧緻性の試験と口頭試問、昼食をはさんで、行動観察があるのですが、行動観察が何時に始まるかは受験番号次第で、すぐに試験に臨めるお友達もいれは、最長2時間待って、1時間かけて検査を受けることとなります。

子ども達は全員体育館で、椅子に座って待つのですが、2時間待たされるのは大人であっても非常にきついのですが、私どもが指導している全ての子ども達は、静かに2時間待つことができます。沢山の子ども達がざわつき、おしゃべりをはじめ、立ったり、勝手に歩き出したり、騒ぎ始めるのですが、私が指導をした子ども達は一切動くことがありません。

保護者は後ろから椅子に座って待っている様子を見ることが出来るのですが、私の生徒のグループだけ微動だにしませんので、その様子の違いははっきりみてとれたと例年報告があります。子ども達の価値観そのものも大きく変化して結果であるのですが、正しい価値観を身につけるための最初は畏怖畏敬の念の創出から始まるのです。

昨年も、一昨年も、療育手帳を持っていた子ども達が合格しているのです。それまで多動性だといわれていた子ども達が朝から、夕方まで誰よりもキチンと行動し合格を勝ち取っているのです。私と子ども達の関係は絶対の関係であり、その根底には強い畏怖の念があり、畏怖から畏敬の念にそして、尊敬の念に進歩していくのです。

暴れん坊が、幼稚園や保育園で1番行儀のよいお友達に成長する事ができるのです。どうぞコンパスにおいでください。正しい接し方をお伝えします。正しい親子関係をの樹立をはかります。正しい関係がなくして
円滑な療育指導は出来ません。

私どものセンターには複数の指導者がおりますが、どの指導者であってもきちんとその療育指導に臨む事ができているのは、それぞれの心に対してのテコとなる魔法をかけているからです。くれぐれもその場しのぎの対処療法だけはしないように心がけて下さい。

まずは、お母さんの指示が通るような接し方を行ってください。どうして良いかわからない方は、どうか私達のセンターへご相談においで下さい

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 21:24| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

NO.339 Gifted (ギフテッド)改訂版

NO.338 ギフテッド・天才は創造される…(一部削除)
保護者心得  【自閉】  LD  

【多動】  【注意欠陥】

DSC01250.jpg

先生と本を読む少年…ここにも天才の片鱗が…
 今年3月末にご面談し、その後COMPASSでご指導させて頂いているお友達が、先日知能検査を地域の療育センターで受けられその結果を昨日見せて頂きました。

 ご面談に来られた時は、お母様も精神的に疲弊されておられ、どうしたものか…という状況でしたが、私からすれば、一目でギフテッドであると考えられ、お友達の潜在性が如何にあるのか、記憶力が高いのはどうしてなのか等、お話させて頂きました。

お母様は、心配で押しつぶされそうな危うい状態でしたが、何とか私の話を信じて頂き、連日の個別療育支援を受けて頂きました。

@お子様の可能性を信じる事。
A些細な問題に囚われず、本当の姿を見る事。
B〇〇が出来ない子でなく、天才・利口なお子様として接する事。
C設定学習を行い、天才の行動規範を示す事。
以上4点に注力頂くようお願いし、COMPASSでご指導させて頂く事となりました。

懸案の問題も6月上旬には改善され、落ち着いた行動がとれるようになり、僅か2カ月少々ではありましたが、あっという間にお利口さんになりました。

COMPASSの指導を通じて、価値観を変容させ、利口な行動原則を理解し、落ち着いた行動をとれるよう促し、毎日様々な指導を受けてみるみる態度行動も変わる事が出来ました。

ご本人からの要請があり検査結果を削除しました。


今回IQ120 OVERは本来の生活年齢より、精神年齢がはるかに優っている事と指しており、もうすぐCOMPASSも卒業できそうです。


第1回COMPASS川崎でのご面談では今回ご紹介させて頂いたお友達と同様の資質を持つ子ども達が沢山おられました。

一方向から見ると、問題行動であっても、別な方向から少し力を加え、放出出来る力の方向を変えるだけで天才と思われる潜在能力を発露させる事が可能なのです。

集中力がないのは、その時点の知識で物事を見切っている前兆です。

記憶力が良いのに、生活に生かされていないのも前兆です。

言動が奇異であっても、何か秘めている??とお感じになったら是非ご相談して下さい。

私がかつて指導した子ども達の中には、NASAに入ったり、国連に入ったりしています。医師や、薬剤師、研究者として大学に残っている者も沢山おります。

ボタンの掛け違いで、天才とみられるのか、問題のある子どもと思われるのかその後の違いは計り知れません。

問題行動ばかり起こしていても、ご両親の理解を超えているだけで専門家に見せると天才と判断されるのかもしれません。

昨年も年長の子ども達の中に、数名ギフテッドと思われる子ども達のご指導をさせて頂いたのですが、方向さえ整えば、どの子もそれぞれの学校で頭角を現す事が出来ており、先日も小学校3年生のお友達から、英検2級の1次試験に合格した…との連絡がありました。

支援の方法で、その子の未来が変わる一例であると思います。このような結果を頂く中で、私共のCOMPASSに通われながら、利便性から他施設と併用されているため、本来能力の出現が妨げられているお友達もおられ、その子の事を思うと残念でなりませんが、どうか聡明な皆様は、お子様の能力を信じ、継続した支援の中で、意識をかえ、方向性を整えて大きな成長を獲得頂ければと願うばかりです。

私の教え子のお子様が昨年ギフテッド認定され、テレビに紹介し、その時の放映された映像がございますので、彼女のHPを添付しておきます。

画面下の▶マークをクリックするとYouTubeに飛んで放映映像を見る事が可能です。

それでは以下の写真をクリックしてしてHPに進んで下さい。日本語は工事中です(笑)。

IMG_3433-1.jpg


続きを読む
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 19:45| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

NO292.言語指導でカラオケへ♫

NO292.楽しい言語療育 その1
保護者心得  【言語】  【ダウン症】
言語遅滞のみられるお子様に対しての言語指導は、指導者も大変ですが、支援を受ける子ども達にとっても精神的な負担の高い指導となります。

言いたくても、上手く言えない。
言えそうで、言えない。

そんな時はカラオケに参りましょう。
IMG_7645.jpg
でもハミングは出来るのです。

ン〜ンン、ンンンンン〜と自分の好きな歌に合わせてハミングをする。

皆で楽しく手拍子をする。
IMG_6085.jpg
徐々に覚えた単語や、フレーズが徐々に埋まっていき、いつの間にか上手に歌えるようになるのです。

難しい歌から始めると困難を極めますが、簡単な童謡等から始めると楽に取り組む事が可能です。

楽曲をCDや、ipad、スマートホン等におとして、車中で繰り返し聞く事も有効です。
PA310012.jpg
お風呂場で楽しく歌うのも良いレッスンとなります。

カラオケやお風呂は言語獲得の最初のきっかけです。

歌える楽しさは、負担なく言語習得の早道となります。

続きを読む
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 19:28| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年11月11日

NO289.沢山の職員のおかげで…理想の人事配置は

似顔絵を描いてもらいました

保護者心得  【言語】  【ダウン症】  【自閉】  LD  【多動】  【注意欠陥】

月例報告や、施設便りを作る為に、各施設の先生達の写真撮影をお願いしていたのですが、有志のお力をおかりして、COMPASS岡山では写真ではなく似顔絵を作成し本日送ってきてくれました。
先生キャラクター.jpg
先生方曰く、COMPASS48なのだそうで、これから歌って踊れるように練習するとの事忘年会が待ち遠しくなりました。

上記はCOMPASS岡山の職員だけで、送迎のお手伝いして頂いているドライバーさんや岡山県、香川県の統括をしている職員は含まれておりません。

私共の1施設の運営には、10名前後の職員が関わっているのです。

COMPASSはどの施設も、通例の施設の1.5倍から2倍以上のスタッフで運営されていいます。

よく施設見学にこられた療育関係の方々から、1対1での支援を継続できるから成長成果が得られるのですね…といわれるのですが、それが実現できているのは私共がそもそもボランティアとして独自の成長を遂げた為で、収益性を目指しているからではなく、公益性を重んじているからにほかなりません。

収益性を度外視しているから出来る事なのです。

私達にとっては、子ども達の成長が何より重要なのです。

大人数の一斉指導より、3名から4名の小集団の方が指導に適している事は素人でもわかる事であり、小集団より個別支援の方がより手厚く支援する事が可能なのは自明の理です。

競う事、社会性を育むための集団指導も必要ですが、言語遅滞であったり、能力遅滞の場合であれば、優先すべきは、個人の能力に合わせた指導の方が優位であると断言できます。

子ども達の成長を望むからこその人事配置です。

これは何処のCOMPASSも同様で、多くの先生達と、ドライバーの方々、管理の面々によって理想の支援体制を目指しているからにほかなりません。
どれだけの眼差しで見守られているか、支援計画を考えられているかもう一度お考え頂ければと思います。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 01:18| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年11月08日

NO287.日光浴のすすめ

NO287.お日様とお友達に…
保護者心得

PA310053.jpg
お正月のお話をするには少々早いのですが、本日は「日の出における日光浴」に関してお話したいと思います。

PB010059.jpg
毎年1月1日の元旦の日には多くの方々が初日の出を拝みにお出かけになると思うのですが、疲れた時はやっぱり日の出の時間をゆっくりと過ごす事が理想です。
PB010061.jpg
空が白み、小鳥たちがさえずりはじめ、東の空を明るく彩ります。
PB010068.jpg
前回月光浴に関してお伝えしましたが、さらに活力があがるのが「日の出の日光浴」なのです。
IMG_2525.jpg
燃えるような赤から徐々に黄金に輝き
PB010097.jpg
そして更に、輝きを増していきます。
IMG_2548.jpg
深呼吸し、思いを巡らせて下さい。
IMG_2536.jpg
そうすると、こんな不思議な太陽も見る事ができるのです。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 10:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年07月16日

NO267.裸の問題…着衣の習慣

NO267.裸でウロウロを止めるには…
【知能遅滞】  【ダウン症】  【能力遅滞】    保護者心得
もう中学生になるのに、お風呂から出てきて裸でウロウロするけれど…というご相談を沢山頂きます。

男子でも、女子でも同様の問題を抱えているご家族が沢山いらっしゃいます。この問題を解決するにはその芽を潰す方法と、強制的に服を着なければならない環境を作り出す方法があります。
GS160_72A.jpg
その芽を潰す方法
幼齢の段階から指導がスタートします。服を着る事は大変面倒ですが、それを何が何でも続行する事が大切です。完全な習慣にするのです。これは基本的な習慣化です。厳しい躾けが大切なのです。

体を拭いたらウロウロさせず、間髪いれずに服を着させる事が大切です。パンツとシャツそしてパジャマや部屋着にすみやかにシフトアップする事なのです。毎日の繰り返しが大切ですので、小さなお友達はまずこの習慣を大切にご指導下さい。

ご家族にも同様の行動が必要となります。子ども達には服を着るように言っていて、お父さんやお爺さんがパンツでウロウロしていては話になりません。祖父母が同居されている場合、夏場など、パンツとシャツとステテコ…等のような古き良き昭和のいでたちはそれはそれで幸せな家族の姿かもしれませんが、大切な孫の為、お子様の為に家族の総意をもって取り組んで頂きたいと思います。

学齢が上がっている場合は
夏場特に暑くて、風呂あがりはちょっと薄着でいたいものですが、簡単な環境設定として空調をしっかりときかせ、下着やパジャマを着なければ「寒い」と思わせる環境を作り出しておく方法が大変有効です。

寒いと自然と服を着る事に繋がります。勿論ご家族も同様です。学齢が大きくなればなるほど習慣にするまでには時間がかかりますが、根気よく援助し、身に付けさせてあげて下さい。

家族が上半身裸でウロウロしているとそれを真似てしまいますので絶対にそのような行動も模倣はさせないようにお気を付け下さい。
GS037_72A.jpg
時間がかかっても諦めずご指導下さい。寒ければ脱ぐことはありません。はずかしければ服を着ます。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 10:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

NO265.成長したら無理なのか…学齢の高い保護者の皆様へ

NO265.時間を味方に付ける事

保護者心得  【言語】  【ダウン症】  【自閉】  LD  【多動】  【注意欠陥】

前回のNO264の対案として別な観点から成長されたお友達の支援を考えます。
IMG_4871.jpg
ある研究では成人した後でも、海馬は成長し続けるという報告があります。この説は、既に多くの学術論文も発表されており、実証例も複数あげられています。

成長した後でも適切な刺激や訓練、学習を施す事で、能力を補完する事が不可能ではないという説も存在します。

また、脳内を何らかの問題(脳梗塞・くも膜下出血・頭蓋骨損傷等)で損傷した場合、多くの場合、様々な麻痺がおこりますが、適切なリハビリを施せば周囲の部位が働きを代行したり、脳内伝達を迂回させ、動かす事が出来なかった部位が回復する事例も山のように報告されており、これこそ学齢が高くなった方々への朗報で、支援方法の取組み方により、少しでも問題解決出来る希望に繋がると予見できるのです。

本日もお出でになりましたが、15歳前後のお友達も沢山ご相談に来られ、それぞれご様子を拝見しながらアドバイスをさせて頂いているのですが、そこでお伝えするのは…

時間を味方に付ける事
仮に現在言語遅滞の16歳とお友達と仮定します。

私達の経験則では、使えたはずの能力を使用する機会が得られなかった為に、多くの機能不全が考えられ、更に大きなストレスも抱えてしまい、二次的な問題も発生してしまっており、出来る事、出来ない事に大きな差異が生じてしまっていると仮定します。

これは絡まった糸と同様で、最初は絡まった問題を解きほぐす事から始めます。

絡まった糸を無理やりひっぱっると問題を助長するだけなのです。

この時学齢があがってしまったからと焦っては駄目なのです。焦ると全てを引きちぎり成長の芽も見失ってしまいます。

16歳であれは、通例の16歳の成長を望まれるのですが、現実が3歳前後の能力で止まっているとすれば、その精神年齢までさかのぼる事から始めなければなりません。

ワープは出来ないのです。ワープは出来ませんが、過去へはいつでも戻る事が出来るのです。

時間を味方に付けるというのは、16歳であっても3歳で止まっているのであれば、迷わず3歳、4歳の課題からスタートするのです。スキップして跳びぬかそうとするとそこで止まってしまいますから、時間を引き戻るのです。

生活年齢の5歳を経験し、6歳を過ぎていくと、今までの実体験から急激な吸収力を示す事例は少なくないのです。その段階で初めて10歳レベルにワープ出来たり、12歳レベルまでワープする事が出来るのです。

勿論、学習レベル的に直ぐにその段階に到達する事は出来ませんが、言語習得がスムースになる事で、ストレスも大幅に軽減され、見える世界が変わってくるのです。

数量関係や、金銭感覚がなかったお友達が、気軽にコンビニに買い物に1人で出かける事が出来る様になるのです。

1人で学校に行けなかったお友達が、1人で登校できるようになるのです。誰にも迷惑をかけず、行動出来る力を得る事は不可能ではありません。

洗濯をし、掃除を覚えたり、料理を覚えたり、軽微な仕事に従事できるようになれば、保護者の心配も半減する事が出来るのです。

時間を味方にするという事は更なる進歩も獲得出来ます。

学力も一足飛びに進める事例は少なくなりますが、本来5年かかる内容も、時間を味方につければ、10年で出来るようになったり、15年で出来るようになったりするのです。

18歳でようやく10歳に、20歳で12歳に、25歳で16歳に、この辺りまでくれば自立して生活する事が不可能ではなくなります。

諦めてしまえば、20歳でも生活年齢は3歳であり、25歳でも3歳であり、30歳でも3歳のままです。時間を味方に付ける事は長い視点の中で子ども達を見守る力を得る事なのです。

それぞれの保護者によってその目標も違ってきますが、学齢が高くなっても諦める必要性はないのです。

今から始めれば良いのです。1日でも早く取り組めば、獲得出来る時間も短縮され、獲得出来る成長もより高い物になるとお考え下さい。

IMG_2554.jpg
途切れたように見えても、道は続いているのです。引き潮になると新たな道が現れるのですから…

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 10:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

NO242.ロボット開発の申請が終わりました。

NO242.療育ロボットアプリ
         「エフェクター」申請終了
保護者心得
3月に募集した◆◆支援アプリのアイデア募集◆◆には沢山の応募を頂きありがとうございました。一旦募集終了のお知らせをいたしておりましたが、その後2週間毎日お手紙やメールを頂く事となりました。専門家の意見をお伺いしながらその中で幾つか採用させて頂きました。

IMG_1435.jpg
今回の応募総数は64件もございました。

皆様ありがとうございました。

既に応募頂いた方にはお礼のお手紙と応募者全員に粗品と受賞者には図書券を送付させて頂いております。万一お手元に届いてない場合はメールにてお知らせ下さい。

今回は経済産業省の「ものづくり補助金」に申請致しました。申請にあたっては、地元の金融機関のコンサルティング部のご支援も頂きまして、文章改訂のやりとりだけで21回とかなり精度の高い提案書・企画書を作成する事が出来ました。

本件の認定は6月末に発表されます。

それまで詳細は機密扱いとなりますのでご勘弁下さい。

実際の書類提出は5月9日が締め切りだったので、毎晩企画書を完成させるのに午前様になっておりました。

エフェクターが開発出来ますと、言語療育に際しては画期的な取組みが出来るようになろうかと思います。勿論私達COMPASS独自の療育方法も再現出来るように企画しており完成が楽しみでなりません。

「エフェクター」はSoft Bankの人型ロボットを動かすアプリ名です。Pepperには視覚認知機能や、音声認知機能がそなわっており電磁的な働きを療育支援の為に増幅させるという意味で「エフェクター」と名付けました。電子楽器特にエレキギター等の音域を増幅させる機能を有した機器の名称で英語のEffects unitに由来する和製英語です。


発表まであと40日 あとは、人事を尽くして天命を待つ心境です。


ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 10:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

NO216.飛び跳ねる事を止める方法

100名を超える沢山の方々から「飛び跳ねたりする事」に関してのご相談メールを沢山頂きましたので、今回はCOMPASSの魔法の療育手法をお伝えしたいと思います。

今回は事例をもってより具体的な指導方法をご紹介いたします。

多くの療育支援者の方々もお読み頂いている事と存じます。活動されている施設での新たな取組み方として是非導入頂きたいと思います。最新の支援方法であり、多くの成功事例がある手法です。自信をもって御取組み下さい。

保護者の方々においては、今回お伝えする支援方法と真逆の指導を提唱されてる施設に通っておられる方が殆どであると思います。施設にお願いしても支援方法に固執し、最初から無理と思いこまれている支援者も少なくありませんので、そのような方をあてにせず、どうかご家族自身の手で支援してみて下さい。手順に従って頂ければ多くの場合必ず解決できると思います。

NO216.代償行動の極意と言葉の力

嬉しい事、不安な事等があるなど、感情がゆすぶられた時に、ピョンピョンと飛び跳ねたり手を叩いたりされるお友達がいらっしゃいます。

小さな子ども達が嬉しくてピョンピョン飛び跳ねる様子に似ているので、小さい時はさほどきにならない事もあり、つい見過ごしてしまう事もありますが、4歳、5歳と年齢があがり気付かれる事例も少なくありません。

子ども達の心の中は思いのほか複雑で、何故手をたたいているのか、どうして跳ねているのか、理由がわからず、見通しのきかない迷路に迷い込んでしまわれてしまう場合があります。

IMG_1338.jpg
子ども達の心は複雑で、見通しのきかない迷路に感じる事も…

改善が困難だからって…
園や、学校で飛び跳ねないよう指導を受け、抑制がスムースで、改善が容易な場合はよいのですが、そうでない場合、その行動を見過ごすのか、それとも抑制する方法を模索するのか、施設によって指導方針も2択されているのが現状ではないかと思います。

何度か指導しても改善出来ないと諦めてしまう事例が散見しておりますが、まず諦めが早すぎるという事があげられると思います。僅かな指導回数で支援者自身が諦めてしまったり、保護者の心が折れてしまったりして、子ども達を取り巻く支援者がその行為を肯定しだすと次のような事態に陥ります。

「受け入れる」は悪魔のつぶやき…
行動抑制が出来ないと、それを認め、それが自然の姿であると考えたり、あるべき姿を受け入れるとか、自然な姿を受け入れる事が大切というような、美しい言葉を使って、出来ない事を肯定されようとしてしまう事がよくあります。

出来ないから指導もしない、受け入れ見守るだけ、子どもを理解するように努めるだけでは何も問題は解決出来ないと考えます。また本来受け入れる事と、何も支援しない事は違うと私は考えますが、中には何もしない事が大切であると断言される方もおられ心配の種は尽きません。

そのような先生方がおっしゃるには、「教育すると、家族関係が崩れ家庭が崩壊する」のだそうです。何を根拠にそんな事を吹聴されているのか理解に苦しみます。どうしてそのような戯言をおっしゃているのか考え込んでしまいます。

そのような戯言を盲信している保護者の方達が、その後どれほどご苦労される事になるのか話を聞くたびに、子ども達の成長の機会を奪ってしまい、取り返しのつかない事にならねば良いがと、常々心配しております。

子ども達を理解する(受け入れる)事も大切ですが、受け入れる事と何もしない事は違うという事を改めてご理解頂きたいと思います。

IMG_1332.jpg
権威に惑わされず、実績を見る事で本当の事がわかります。

ストレス対策はハードルをあげすぎない事
極端な指導例では、「ストレスが溜まるから…」とおっしゃる方々もおられますが、抑制がきかず、周りから何かある度に、奇異な目で見られ続ける事とどちらがどちらがストレスが溜まるというのでしょうか?これらの考え方は非常に刹那的で、将来を考えていない無責任な支援者の思考であると私は考えます。

表現が露骨になりますが、結果的に何もしないという事ですので、将来社会的に適応した行動は困難となり自立の道が果てしなく遠のきます。小さい間はコントロールが出来ても、成人し力も強くなった段階で、どうしようというのでしょう。私は30年前から激しい家庭内暴力の現場に数多く介入しましたが、それは悲惨な状況で自殺にまで追い込まれたケースもあります。支援を行ってはいけないのです。諦めては駄目なのです。

ストレスが溜まるのであれば、ストレスが溜まらない方法を講じれは良いのです。高すぎるハードルを越えようとさせるのでストレスが溜まるだけで、改善がみられない。ハードルを低くすれば誰でも容易に超える事ができ、その達成感が次のハードルを越えさせす原動力となるのです。

柔軟な竹も一度に曲げようとすれば、割れてささくれ立ってしまいます。反動は非常に大きく怪我をする場合もありますが、ゆっくりと、ゆっくりと時間をかけてとりくめば、180度反転させる事だって出来るのです。

タバコをやめようとするとき、ガムを嚙んだり、パイポや電子タバコ等の擬似喫煙具でストレスを軽減させたり、ニコチンのきついタバコから、軽い物に変えて、本数を減らし、コーヒー等の嗜好品を辞めてお茶にしたりして、徐々に禁煙する方法もあります。ニコチンパッチ等の医薬品を使う場合もありますが、これもタバコを吸いたいという欲求を抑えるためつまりストレスを軽減させるために使用されます。

代償行動と言葉の力で…
タバコを吸いたいのを、ガムに置き換える事を代償行動といいます。では飛び跳ねる行為の代償はどうすればいいのでしょうか?

取り組み方はその手順はお友達の状態によって異なりますが、平均的な事例としてお伝え致します。

IMG_1337.jpg
条件を整えれば、まっすぐに流がかわります。

第1段階
ピョンピョン跳ね続けてしまいますので、まず回数に制限を与えます。「ドキドキする?じゃあ10回跳ぼうね。」手をとってジャンプさせてあげます。でも10回跳んだら終わりです。※この段階までに、基本的にポジショニングは終わっていなければなりません。

第2段階
10回で落ち着くようになったら、回数を減らしていきます。2度目の目標は半分の5回です。次は3回と減らしていきます。タイミングをはかる必要性はありますが、指示した回数で落ち着く事が出来た時が減らすタイミングです。

第3段階
第2段階の途中で、手をつなぐのをやめて、途中からは、背面に回ります。後ろから抱きしめるながら一緒にジャンプしてあげます。これでジャンプ回数を大幅に減らす事に成功した事もあります。

魔法の言葉は
※この段階の声掛けはとても大切です。「5回跳んだら大丈夫…」「10回跳んだら頑張れます。」「私は、ぼくは大丈夫です。3回跳んだら落ち着きます。」

第4段階
ジャンプを屈伸運動に変えていきます。簡単なスクワットでも大丈夫です。お友達の身体能力に合わせてジャンプから軽度の運動に変容させます。

魔法の言葉2
気持ちを言葉で表す事が苦手ですので、その言葉を一緒に行ってあげます。「ドキドキしたけど大丈夫。」「ワクワクするけどじっとできます。」「悲しいけれど我慢できます。」この気持ちを言葉で代償させる事も大変有効です。

第5段階
ここまでくれば、殆ど言葉がけだけで行動を制御する事が出来ます。あとは時間との勝負です。代償行動も最小限になります。

「深呼吸を3回しましょう。」「椅子に座った時、腿も下に手をさしこみましょう。」「ちょっと目をつむりましょう。」ここまでくればもう安心です。

日々の取組みの中で更なる成長を遂げる事が可能となります。
COMPASSではこれらの手法を多用して子ども達の支援にあたっています。
繰り返し支援し続ければ必ず成長を遂げる事が可能です。
どうかご自身の力を信じて御取組み下さい。
沢山の成功報告をお待ちしております。


続きを読む
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 14:11| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

NO215.備えあれば…

NO215.憂いなし…
PIC_0890.jpg

平成7年1月17日におこった阪神大震災から20年がたちました。当時私は30代前半、私もボランティアとして10日間、2度にわたって現地に入りました。

最初の10日間は今での常識を覆される事の連続で、どこから手をつけてよいのかわからない、無力さを思い知るばかりで、ただ茫然と立ち尽くした事を覚えています。

PIC_0859.jpg

2度目のボランティアはちょうどバレンタインでポートタワーが赤色にライトアップされ、沢山の人達と涙した事を覚えています。

それから20年…今年1月31日土曜日大阪医科大で開催された「日本ダウン症療育研究会」に参加するため大阪へ向かい、翌々日ようやく20年ぶりに神戸を訪れる事が出来ま感慨深い出張となりました。

PIC_0891.jpg

いつ何が起こるかわかりません
地震、津波、豪雨等による交通遮断、そんな時必要な物は沢山ありますが、個人で準備できるのは防災に備えた備蓄です。

IMG_6001.jpg



COMPASSでは、様々な災害に備えた防災準備を進めております。

避難経路の確認や、年に数回行う避難訓練に、連絡網の確保等必要な物は山ほどあります。※安否確認メール網の導入等最新のシステム導入を行っております。(※新規施設の導入は2月末予定です。)

子ども達は無力です。
迷子になった時の対策も必要です。震災の時、下着等に連絡先が記載されており、保護者と連絡がとれた事例もあります。お守りのように連絡先等を記載したカード等を持たせる事も大切であると思います。

何処に逃げるとよいのか、理解出来るお友達にはきちんと教えておく必要性もあります。防災設備が整っている小学校や、幼稚園、保育園が理想です。小学校等に通っている場合は、通学路等にあるコンビニ等に一時避難する事も教えて下さい。

何処で待つのか、どうすれば良いのか、災害時生き残る事が出来るか否かは運命ではなく準備の違いであるとご理解下さい。奇跡は誰にでも起きる事ではありません。最低限の自活の道を確保してあげて下さい。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 19:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

NO214.お心遣い頂いて…

IMG_6003.jpg
NO214.今年もありがとうございました。

先週の土曜日は、バレンタインデーで、COMPASSは土日はお休みなのですが、それにも関わらず、朝から夕方まで沢山のお友達が、チョコレートを渡しに訪ねて来てくれました。

お心遣い心から感謝申し上げます。

今年は写真入りのチョコレートまで頂きました。
IMG_6006.jpg

手作りのチョコレートや、クッキー、ワッフル、また今年は私が太るからと、多くの方に健康にまで配慮して頂き、飲む酢や、野菜ジュース、無添加の調味料や、無農薬の果物、ネクタイや名刺入れ、そしてお酒までメッセージカードやお手紙を添えて沢山頂きました。
IMG_5994.jpg

机に乗り切れない程、感謝、感謝です。

続きを読む
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 21:16| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年01月03日

NO185-2.新しい挑戦…その2

ダウン症のお友達をはじめとして様々に発語の訓練を致しており、既報事項ではあり
ますが、現在は「構音訓練のためのドリルブック」の音読までできるように進歩する事ができております。
DSC00773.jpg-1.jpg
現在正確に計測しておりませんが、1500単語以上を習得し発語出来るようになりました。今後より正確で、きれいな発語を促すトレーニングが始まります。通例の言語療育指導とは違う手法をもって正確な発語を獲得したいと考えております。

自閉症のお友達の新しい取組み
現在、行動キーワードを探りながら支援を行う新しい取組みを行っております。ピョンピョン跳ねまわり、心にもない暴言を吐き、物を投げつけ、衝動行動等も抑えきれなかったお友達の行動をじっくりと観察し、挙動のきっかけとなる言葉や、状態を見極め、1つ1つ問題を克服するとい新しい取組みです。

PB280127.jpg

現段階で、暴言も治まり、動きまわる事も自ら抑制し、集中して取り組む事が可能となり、かなりの指示がスムースに通るようになっており、正しいポジショニングと、あるべき目標設定により、新しい形のフレーミングを実践しております。

PA070052.jpg

自分の気持ちを伝える事が出来る様促し、心に思っていても、素直に言葉したり、行動に移す事ができなかった課題を、素直に言葉だし、行動に移す事ができるようになるポイントを見極める事で行動制御する新しい取組みであり、新たな可能性を私達も感じております。日々取組みを重ねる事が出来る様準備しておりますのでご期待頂きたいと思います。

高学齢・成人の方々のご支援

学齢が高くなると改善しにくいというのは、1つの思い込みであったのではないかと考えております。

実は、昨年末、香川県のある成人の入所施設にお伺いし、実際に体感する機会を頂きました。
無題.jpg

「成人でも成長出来る。」
施設長の先生のお言葉で、その時は鳥肌が立つ思いが致しました。実際に、それまで出来なかった事がその施設に移ってからかなり自立した生活が出来るようになっておられその取組みの驚くばかりでなく、私の見地の狭さに猛省する機会を頂きました。

あらためて私も、何故大人は駄目だと決めつけていたのか…子ども達の療育には薄紙を重ねるように取り組みましょうと公言している立場にありながら、何故そこに考えがいたらなかったのかと良い機会を頂けたと感謝致しております。

私共は既に特別支援用ダウンロード教材「えすぷり」も開発しており、それらを改変する事で御取組み頂く事が可能だったのです。

成人の方達の為の障がい教育となりますが、これからそれぞれご専門の先生方のご意見を頂きながら構築していきたいと考えております。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 00:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2015年01月01日

NO184.謹賀新年

2015年年賀状 内部生徒用.jpg

COMPASSも北九州本部(福岡)、中津(大分)、高松(香川)、吉富(福岡)の4施設となりました。また福慈会でも相談支援事業がスタートし、多くの皆様のご理解とご支援を頂いて更なる新施設開設の準備も進めております。2015年どうぞよろしくお願い致します。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 00:00| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2014年12月25日

NO180.ご見学ありがとうございました。

IMG_5826.jpg

COMPASS高松は12月15日から個別面談を開始し、COMPASS吉富は12月22日に施設見学会を行いました。それぞれ沢山の皆様のご来訪を頂く事ができました。お忙しい中おいで頂きまして誠にありがとうございました。スタッフ一同心から御礼申し上げます。

COMPASS吉富です。

IMG_5816.jpg

COMPASS吉富様子です。吉富町役場、児童相談所の皆様等、関係行政の皆様も、年末の大変お忙しい中、ご見学にお出で頂きましてありがとうございました。


IMG_5810.jpg

COMPASSとしては一番小さな施設ですが、コンパクトにまとめられた可愛らしい出来上がりとなりました。駐車場も広く、利便性も高い場所に開設できました。

IMG_5815.jpg

永年ふさがっていた窓も開放され、あたたかな日差しがトレーニングルームにさしこんでおりとても快適です。

COMPASS高松

PC190010.jpg

こちらは、COMPASS高松です。本来は、私も3日間の相談予定としておりましたが、今回の大雪で、高速道路も不通となり、瀬戸大橋も強風の為に通行止め等といった問題もあり、月曜日から金曜日まで5日間にわたり個別面談をさせて頂きました。

IMG_5822.jpg

今回は大阪からもお越しになるなど連日沢山の方々とお出会いさせて頂く事が出来ました。ネット上ではご案内出来ない様々な資料等もご覧頂く事ができ、お子様の将来を思い描くお手伝いが出来たのではないかと思います。

また沢山のお手紙や祝電、御祝メール等頂きましてありがとうございました。

COMPASS高松は12月22日から通所も始まり、トレーニングルームもにぎやかになっております。

1月5日からはCOMPASS吉富も運営を開始致します。

冬休みという事もございますので、COMPASS中津同様に手作りの給食も同時にスタートする事となっております。

沢山の笑顔であふれた施設運営を目指して参りたいと願っております。

この度は沢山のご来訪ありがとうございました。



ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 00:16| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする

2000年05月28日

NO1.魔法の療育手法とは

29年の実証と実践から導かれた魔法
の療育
(平成26年現在)
【言語】【ダウン症】【自閉】【LD】【多動】【注意欠陥】 


何年も進歩改善する事が出来なかったお子様を私
たちの魔法の療育手法で劇的な進歩と成長を体験
頂いております。

これは夢幻ではありません。2年以上の指導を受け
ても全く発語する事ができなかったお友達が、療育
初日に40語以上話す事ができるのです。


IMG_6263-3.jpgD1000126.jpg

目が合わず、言葉を発する事が出来なかったお子様も、3歳前から指導をさせて頂き、自宅でも熱心に取り組んで頂いた結果、幼稚園でも一番優秀と言われるまでに成長し、漢字検定、英語検定(児童英検ではありません。)等様々な検定に合格し、何の問題もなく小学校への普通学級への進学が決まっております。

CDR07110134037.jpg

よくそんな成果がと言われるのですが、当センターでは決して珍しくない事なのです。自閉症であっても、注意欠陥障がいや多動性という特性があってもそれらをコントロールし健常児の子供に見まがう程に進歩、成長しております。どこが問題なのかわからないと言われるほどに成長します。

PA170087.jpgPA170091.jpg

専門の医療機関で受診しても問題を現認する事ができないまでに進歩、成長する事が可能なのです。1例2例のお話ではなく、200余例を超える成功事例をあげております。誇大なお話をしているわけではありません。全て現実で、実際に確認頂ける事例ばかりなのです。当センターにお出でになればすぐにご理解頂けます。

IMG_2324 (2).jpg

特性にあった正しい療育指導と、適切な接し方で信じられなかったような進歩と改善を獲得する事ができるのです。決してあきらめないでお子様と向き合ってください。お子様の力と可能性を信じて立ち向かってください。そうすれば必ず道は拓けます。

IMG_0231.jpg


現実に、今秋(平成25年12月現在)も長い間、言語、情緒で療育指導を受けたいたA君も、私たちの指導で、九州最難関と言われている小学校に見事合格するほどまでの成長を示しております。判らない程に、気付かない程に進歩するのです。熱意と努力でそのような姿を獲得できるのです。

IMG_3134 (2).jpg

私の見知が未熟なのでしょうが、療育に献身されている多くの方がおられますが、私共と同様の成果を出せておられる施設は未だ耳にしておりません。様々な取り組みを駆使すれば、成長を促す事が出来るのです。

IMG_9218.jpg

現在も沢山の子供達の療育指導に携わっておりますが、それぞれ劇的な進歩と成長を獲得しており、それらの成果をお伝えするべきではないかと本HPを開設する事に致しました。余りに今まで常識と言われたいた療育手法と異なりますので、今までは既存のご関係者にご迷惑をかけてもと考え公知する事は自粛致しておりましたが、1人でも多くの保護者の皆様に希望をもって頂き、そして一人でも多くのお子様に明るい未来を手にして頂きたいと願い一部情報を開示するするに至りました。お子様の可能性を信じて、最後までお読み頂ければと思います。

PB070239.jpg

尚、私たちは「子育てひろば」にも参加致しており、完全予約制ではございますが、毎年100名余りの皆様の教育相談を無償にて行っております。まずは、本センターHPの内容をご精読頂きまして、ご家庭での指導の新たな指針としてお考え頂き、さらにご相談がございましたらどうぞ下記までご連絡下さい。

COMPASS発達支援センター
ご予約は 093-475-0449
主席指導員 北田健二まで
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 01:01| 1.魔法の療育手法とは | 更新情報をチェックする
100.jpg