発達障害 ダウン症 ADHD 自閉症 LD
2018年05月06日
No.430 ドキュメンタリー動画 vol.1
発達障害 ダウン症 ADHD 自閉症 LD

2018年02月26日
No.392 大阪 DE 療育相談

🔻お問合せ・ご予約は🔻
▶︎COMPASS発達支援センター枚方
📞072-845-4428
Copyright(c)2018@compass328 All Rights Reserved.

2017年04月29日
NO.384 赤ちゃん体操・福岡 バージョンアップ
お申込みフォームへ→ https://coubic.com/compass-mitsuba/276684

2017年01月11日
NO.369 無理をするのは可哀そう?



2017年01月10日
NO.368 実験心理学から…


2016年08月14日
NO.351 女子力を鍛える…
保護者心得【自閉】【LD】【多動】
【注意欠陥】
今年の11月で私達の活動も30年を迎えます。10名に満たないボランティアからスタートした私達ですが、180名の大所帯となり、年内には200名を超えるのではと思われます。
30年前に10歳のお友達は、40歳…どうかすれば職員よりも年上の保護者となっており、生徒の子どもを診たり、孫が生まれた報告を聞く事も出るようになりました。
「成長成果」時々、子ども達の華々しい成長に関してのお話をお伝えしておりますが、若い時は経験不足もあり、その時代に知りうる精一杯の支援は行って参りましたが、成功事例ばかりではなく、失敗した事も少なくありません。
そして進学し、成人した後、指導した子ども達も様々な人生を歩んでおり、幸せな人生だけでなく、辛い思いをしたお友達も少なくありません。
上手く能力を開花させ、医師になった者、教壇に立ち子ども達の指導をおこなっている者、大学等の研究機関に入り研究に没頭している者もおれば、勉強が苦手なお友達は、高校にも行かずに、早く弟子入りし陶芸家になったり、美容師になったり、ある者は大工さんになって、棟梁になったり、トビ職や、左官工、配管工になった者も沢山おります。
勉強は苦手でも、お話上手で、その後コミュニケーション能力を開花させ、営業で成功した者、会社経営や、お店を経営する物から、まじめさと、体力勝負で水産業や、農業に従事し、結婚し幸せな家庭を築いている者も沢山おります。
1990年代中盤までは、出来るだけ学力に目を向けた支援を工夫しておりましたが、様々な経済ショックを経験し、子ども達が幸せになる方法は一通りではなく、視点をかえれば、もっとフレシキブルな物ではないかと考えるようにもなりました。
一つの事に打ち込み、コツコツと努力し、その道のエキスパートとなり社会に認められる存在として活躍できる者もおりますが、コツコツする事そのものが苦手なお友達がいるのも事実です。
一般に一つの事をコツコツと続けられる人は多くありません。
やる気がないわけでも、性格が悪いわけでなないのですが、仕事が長続きしないという人は実社会では沢山おられます。
人間関係に翻弄され、疲弊し、心が病み、人生を自らの手で終わらせてしまったお友達もおられるのも事実です。社会は複雑で、想定外の事も沢山起こってしまいます。
先般も勉強が苦手なお姉さんのご相談があったのですが、私は「勉学だけが人生ではない」 まず彼女を肯定し、「女子力を磨いたら如何でしょう?」というご提案をさしあげた事がございました。
気立てがよく、料理が上手で、家事もできる優しい女性がいれば、男性から結婚相手として求められるというのは自明の理かと思います。
学歴を気にする方も、一部おられるかとも思いますが、やさしく迎えてくれる女性がいる事を望む男性も少なくありません。
勉強が出来なくても、安心して家庭を任せられれば、それで十分という男性がいるのも事実です。
計算が苦手でも、スマホのアプリが電卓になりますし、漢字が苦手でも辞書機能で教えてくれます。学校の通知表は1・2・1・2かもしれませんが、視線を変えれば、勉強は苦手でも良き妻、よき母になる事は可能であると考えます。
男女平等と言われますが、男子の場合働いてお金を稼ぎ、自立出来る事がまず大切な結婚の要素になるのではと思います。※それを求められる事が多いのが現実です。
しかし、女子の場合は、良い人に巡り合い、理解ある伴侶に支えられれば、暖かい家庭を築く事が出来ると考えます。
英語は苦手でも、漢字も書けないけど、視認する事が得意なお友達は沢山おられます。
ご一緒に料理を覚えたり、家事のとりまわしが出来る事で、女の子は将来幸せを手に出来るチャンスは大きく広がると思います。
このような事をお話すると、一部の方々に叱られるかもしれませんが、「どうやって幸せを手にいてるのか?」「安心した未来を築く事が出来るか?」という視点でのお話ですので、このような考え方もあると云うことも、ご理解頂きたいと思います。
長くこのような仕事を行っていると、いろいろな職業の方達にも出会います。
サラリーマンのご家庭もあれば、自営されていたり、会社を経営されていたり、その職種も様々で、都心部であれば、風俗の仕事に従事されている保護者の方もおられるのが現実です。
知能遅滞の女の子が、夜の業界、特に風俗に落とされてくる事は決して珍しくない事だそうです。
俗に「悪い男に騙されて…」というのは決して夢物語の話ではなく、人生において「認められることが無かった女の子が陥りやすい…」とお話頂きました。
小さい時から、勉強が苦手で、「出来ない」「馬鹿か?」と罵られ続けてきた女の子が、ある日、見かけの良い男性から「かわいいね…」「きれいだね…」と言われる事で、騙され、愛されていると誤解し、その男の為に風俗に堕ちてくるのだそうです。
上記で、お料理や、家事が出来ればと申しましたが、これは「自己肯定感」を得る事だと思います。
家族から、周りから認められる事がなかったお友達は、ふとしたきっかけで、何がしかの事を認められ、自分を求められ、愛されていると騙されたとき、地獄に堕とされてしまう…
この現実を、親として、子ども達を支える現場の支援者として決して見過ごすわけにはいきません。
計算が出来ないから、「いくら借金があるのかわからない…」「愛してる…」という虚言に騙され、その男の為に身を売ってしまう現実、「愛している女性を風俗に沈める事をするわけないのに、その点に気付けない…」そして「ありもしない嘘を信じ込ませ、女の子を追い詰め…そして堕とす」そんな不幸な目にあわすわけには参りません。
まずは、出来る事から認めてあげて下さい。
話し方、様子、立ち居振る舞い、髪型でも何でも些細な事から褒めてあげて下さい。
私は最初に会ったらまず褒めます。
「可愛いね〜」と言われて嫌われることはありません。
「素敵な髪留め・・可愛い靴下・・」褒めてあげる事で、自己肯定感を積み上げる事で気持ちも安定してくるのです。出来ない事、やり辛い事にでも挑戦する力が出るのです。
先月も「サンドイッチ」を作ってきてくれたお友達がおりました。前日に沢山褒めて、しっかり評価してあげたお返しでした。もっと褒められたい、次の日には、担当指導者に「おにぎり」を持参してくれたとの報告がありました。褒められ自己肯定感が満たされると、アクションにかわるのです。
愛情をもって接する…どなたも行っていると考えがちですが、つい叱ってばかりになったり、自尊心を傷つけてしまったりしてしまう事は少なくないと思います。
気付けば改めて頂ければと思います。
やさしい言葉をかけてあげて下さい。
返事が出来ただけでも大喜びして良いのです。
トイレに行けて泣かれる保護者もいるのです。
初めて歩いた時沢山喜んだでしょう?
そして、家族に愛され、守られている事を知らせる努力の積み重ねが、お子様の人生にとって大切な糧になると確信しております。
女子力を鍛えるという事は、「認める」という事です。
どうぞ沢山認めてあげて下さい。
褒めてあげて下さい。

2016年07月27日
NO.348 守る… その1
NO.348 守る為に…その1
保護者心得【自閉】【LD】【多動】【注意欠陥】

2016年07月02日
NO.342 (重要)指導技術と虐待の違い。
NO.342 (重要)指導技術と虐待の違い。(加筆)
保護者心得【自閉】【LD】【多動】【注意欠陥】
私達COMPASSの母体は、NPOもない時代から教育支援を行ってきた関係で、98年から教材販売にも携わり、海外日本人学校のお仕事だけではなく、国内においても小学校だけでも70校の小学校へ出入りさせて頂いております。
「昔の先生は良かったけれど、今の先生は…」と耳にする事がありますが、実際は今の先生達も大変熱心に子ども達の教育に取り組まれており、小学校の電気が20時前に消えている所はほぼないのが実情です。
先生達が懸命に取り組んでいらっしゃるのに、どうして現場が荒れているのでしょうか?
先生達が夜遅くまで取り組んでいらっしゃるのは、「生活指導」の為に奔走されておられるのです。地域によっては昔より過酷な学校現場となっているのですが、それは何故でしょうか?
療育支援にあたって、お子様と保護者並びに、療育支援者それぞれのポジショニングが大切です。平たく申し上げると立ち位置の問題です。言語発達が遅れている場合に良く見かけますのがお子様が偉い存在になってしまっている事があげられます。
従って、その子の気分次第で、必要な取組みや指示に従わないという事になってしまいます。療育室に入るのを嫌がる、椅子に座ることを嫌がる、課題に取り組む事に嫌がられ大切な療育の機会を自ら喪失してしまうような事例を散見致しております。
何をしても、食事が与えられ、嫌な事は奇声を発したり、泣いたり、むずかったりしていて自分の意思を押し通す事を覚えてしまうと、とにかく嫌な事に出会うと泣き叫んで周りを困らせるという行動にでてしまいます。悪い事をしてもペナルティーが無いのでやりたい放題で、逆に機嫌をとってくれるので、反応すればするほど、子ども達からすると、意思の獲得行為に繋がりコントロールがききません。
毅然とした態度が必要です。
子どもと真剣な押し競饅頭(おしくらまんじゅう)をしなければなりません。
その子を庇護する保護者がその押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けてはならないのです。支配するわけではありませんが、大切なお子様を正しい道に導く為には、先生と生徒、師匠と弟子のようなはっきりとした上下関係が樹立が大切です。
保護者がお子様のお友達であってはならないのです。やさしいお母さん、お父さんであることは間違いではありませんが、保護者としての毅然とした対応と、正しい立ち位置が明確にならなければ、指導するにあたって大変な障壁となります。
やさしいけれど、厳しくなければ正しい親子関係とは言えないとご理解下さい。
子どもの好きなようにさせるなどと馬鹿な事をおっしゃるのはおやめ下さい。それば保護者としての管理責任を放棄したと同じくらい重大な愚行であります。好きなようにさせていては進歩すべき事も、成長すべき事も獲得する事は不可能です。
この子は、お菓子しか食べなくて…と馬鹿な事をおっしゃる方がたまにおられます。保護者としてその愚行は管理責任放棄であり、親の怠慢であると考えます。偏った食事をしていれば、必ず体に変調をきたしてしまう事は周知の事実でありながら、偏食する事を了承するのは断じてしてはならない事です。これはあくまで1例ですが、子供との押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に負けているのです。
面倒な事をする客がいるから、目をつむっているのと同じです。臭い物には蓋的な陳腐な発想です。
お菓子しか食べないと言われていて、私達がたった1日お預かするだけで、何でも食べる良い子に変身します。
簡単なお話で、お菓子があるから食べるのです。お菓子がなければ、おにぎりしか食べる物がなければ、食べるのです。泣いても、わめいても、奇声をあげても、ねだっても、あまえてきても、お漏らしをしても、脱糞しても態度を変えす、どなったり、しかったりしなくても、ちょっと魔法をかければ、変身できるのです。
泣きわめくから、静かにさせたいから、与えてしまっているのです。
うるさいから黙らせている行為と同じです。
面倒だからお菓子を与える。
これこそ怠慢でなくてなんでしょうか??????????
向き合って下さい。戦って下さい。押し競饅頭(おしくらまんじゅう)で負けないで下さい。
これは1つの事例ですが、家庭生活の中において、言葉は遅れていても、物事の通りがまだわかっていなくても、様々な駆け引きを行っており、ほぼ全敗しているのが偏食に繋がったり、極度の多動に繋がったり、粗暴な態度に繋がったりするのです。
私は子供に出会った時から魔法をかけます。誰がリーダーかを教えます。誰の指示に従わなければならないかを様々な取組みの中で体得させます。言葉も基本的に不要なのです。
譲らない態度と行動が大切なのです。
本日もようやく、「ありがとう」とお礼を言う事を体得したお友達がおります。「ごめんなさい」を知らないお友達もおられます。謝る事そのものを知らないのです。しかし社会生活をしていく上では必要不可欠な要素であり、理解しなければ先にすすめません。
諦めないとよく、申し上げますが、繰り返し理解出来るまで取り組むべきなのです。何百回かかっても、何か月かかっても毎日諦めず取り組むべきなのです。他のお友達の様子をみて焦らない事も大切です。簡単に出来る事でも途方もなく時間を要する事が沢山あるのです。
駄目な事は駄目と子どもに押し切られない事が重要です。
奇声をあげれば、奇声をあげる事そのものが、迷惑で誰しもが嫌がる事である事をしらさなければ、永遠にその繰り返しが続くのです。恥ずべき行為を恥ずかしいと思わせる支援が必要なのです。教え導き体験的に理解させていけば必ず通じます。ちょっと魔法をかけておけば突然通じるのです。
社会適合しない事を容認してはならないのです。ダブルスタンダードが通じるのはご家庭や施設内のみであり、一歩外にでるとそのような甘えた行動は許されないのです。
いつか保護者の庇護からはすれてしまいます。一人で自立出来るように支援しなければ結局困るのは大切なお子様なのです。
立ち位置が重要なのです。してもらっても当たり前と思われる中での介助も、してもらってありがとうと考えるのとでは自ずと成果にも差異が生じます。
うろうろして椅子に座れなくても、勉強が出来て、就職できて、家庭が持てるのであれば文句はありませんが、実生活ではそんな事はゆるされないのですから、そこを許すべきではないのです。
平時私共の施設内での指導も、指導スタッフの指示に従えず、毎回おしくらまんじゅうを挑んでくるお友達もおりますが、私がトレーニングルームに近づく足音がしただけで、きちんと指示が通るようになります。それは畏敬の念を持っているからです。私が許さない事を知っているからです。無駄な行動は基本的に子ども達はしません。駄目なものは駄目だと知っているのです。言語習得が遅く、理解がまだ不十分であっても同様です。駄目なものは駄目で、わがままが通じない人であると認識すれば、さっさと諦めて指示に従う事が出来るのです。そしてそれらの挙動をきっかけとして多くの先生の指示にも従い、保護者の指示に従う事が出来るようになれば、より多くの事を学び、体得し進歩と成長を獲得する事が出来るのです。
母親は最大の理解者で、一番愛してくれる人ですが、山のように動かない存在でなければなりません。これを放置しておくとどんな事になるとお考えでしょうか?
大きくなったら、理解出来るでしょうか?大人になったらわかるのでしょうか?放置すれば周りから疎まれ、人を恨み、人を愛せなくなったり、殻に閉じこもり、卑屈になったり、奇行にでたり、更に周りの理解がえられず、孤立し、心を病んでしまったり、幻聴や幻覚を見たりして普通の社会生活が送れなくなってしまう可能性が非常に高いのです。最後はとても悲しい結果しか導き出せないのです。時間がたっても奇跡は起きないのです。努力なくして進歩は得られないのです。
本気で向き合って下さい。本気で向き合うと子どもの態度は変わります。理解しようと努力するようにもなります。そして獲得したちょっとした進歩が、大きな一歩に変わり、そしてその子の人生を劇的に変化させる事が出来るのです。
大きくなったら何とかなりません。対峙するのは今なのです。奇跡を起こすのは今しかありません。
家族全員でおしくらまんじゅうに挑戦して下さい。
NO92.ボス猿で在る事…
前回ポジショニングの大切さとして、「おしくらまんじゅう(押し競饅頭)で勝ちましょう」で、保護者や指導者の立ち位置に関してお伝え致しました所、接し方を変えてから大きな変化が見られたとの沢山のメールを頂きました。今回は、立ち位置が確保されたとしての、理想的な支援者としての在り方をお伝えしたいと思います。
ボス猿で在る事…というと何やら野蛮な感じが致しますが、実はボス猿程周りに目配せをしている存在はいないのです。ボスであり続ける事、ボスとして存在し続ける事、絶対の庇護者として在り続ける事が、支援を必要とする子ども達に最も重要な存在となります。

祖父母も一緒に暮らしているご家庭の場合、昔であれば、お爺さん、おばあさん、お父さん、お母さん、兄弟、そして本人という流で、食事が順番に出されます。基本的な序列が、お茶碗にご飯をつぐ順番であったと思います。一番力のある者から食べるというのは、自然の摂理です。
現在、生活習慣も変わり、仕事の関係で、父親不在であったりすると、まず出来た物を一番最初に食べるのがお子様からとなり、勘違いが起こるのです。そうですこれが、ポジショニングの誤解です。
誤解をするから、指示が通らないのです。保護者のいう事を聞かないのです。
動物には、基本的に言語活動はありませんから、食事を与え、世話をしてくれる親の指示に従います。言葉はいらないのです。絶対的な庇護者であるので、自分で食べ物を獲得出来るようになるまでは親の指示に従っているのです。人間も成長すれば成長するほど自我も芽生え、嗜好も異なり、独り立ちするようになりますが、自分で生活できる(食べて行く事)が出来なければ自立出来ません。親のやっかいになっているのであれば、通例は親の指示に従います。嘗て沢山のひきこもりや、家庭内暴力の支援を行って参りましたが、私の経験では、何をしても食べさせてもらえる環境を変えなければ自立の道へは進めません。いくら知性があっても進展しません。
初段、私が教室でおやつをあげる時、適切な立場の樹立が出来ていない場合は、最初に私がおやつを食べて見せます。絶対に最初に子どもへ配るような事は致しません。私が食べて、補助の先生が食べて、親子通所で保護者が同席なら、保護者にあげて、そして最後にお友達にあげるようにしています。(関係樹立出来るまで)
ボス猿は教室では私なのです。「先生がここで一番力を持っている」という事を行動で理解させています。ですから先生の指示は絶対なのです。ですから他の先生も私の指示に従ってもらっています。これが基本条件なのです。お友達の前で、私の指示を先生がきかない所を見せると子どもは混乱するので、絶対にそんな事のないようにしています。何かあったら、子ども達のいない所で話し合いをし混乱を招く様子は見せません。
ご家庭では、まず保護者、父親、母親、兄弟、そして本人、勿論祖父母がいる場合は祖父母から食事を出して頂きます。これらの順番が畏敬の念に繋がったり、目上を敬う気持ちに繋がったりもします。
モデリングでの所でもふれましたが、指示が通らないお友達に、きちんと指示が通る子ども達の様子を意図的に見せる事もしております。COMPASSは平日の指導ですので、わざわざ土曜日の幼児教室に参加して頂いてボス猿の力を見せる事によりそれまで、駄々をこねていたお友達が、きちんと先生の指示に従うように変貌しているのです。
自分よりも、年上のお友達が、きちんと椅子に座って先生の指示に従い課題に取り組む様子を何度も見せると、それが当たり前となり、先生のいう事が絶対となるのです。
ご家庭での序列をはっきりとさせて下さい。甘い甘いお父さんや、祖父母が一緒の場合もありますが、きちんと役割分担を決めて下さい。やさしく接するのと、甘やかすのは違うのです。社会に適合できる力を養うためには甘やかしていては駄目なのです。ボスはボスらしく、大人は大人の目線で、対峙して下さい。
やさしくするのと、機嫌をとるのも違います。機嫌をとっていては、指示は通りません。嫌な事がある度に泣き出します。本当にお子様が可愛いのでしたら、ご家庭でもそれぞれの役割分担を明確にして接するようにお願い致します。
NO16.畏怖の心
療育支援には、支援者と児童との間に絶大な信頼関係が誰しもが必要であると考えているとは思いますが、愛情だけで正しい支援は難しいと考えております。
言語発達が遅れていたり、すると本人が思っている意思を相手に正しく伝えることが出来ず、奇声を発するなど、泣き叫ぶ様子をよく目にします。多くの保護者は兎に角、泣き叫ぶのをやめさせようと、機嫌をとったり、思うようにさせていますが、果たしてそのような対応でその後、それらの問題を解決する事ができるのでしょうか?
それは多くの場合、問題を先送りにしてしまう行動にほかなりません。思うように行動させると、結果的にその子どもからすると、泣くことで、自分の意思を通した事になり、問題が発生するたびに同じ行動を繰り返す事となります。
勿論、言語が遅ければ、言語獲得のための療育支援は計画的に施す必要はありますが、その前に潜在適な人間関係の樹立が大切であると私達は考えております。ADDのお友達や、AD/HDなどの特性を持つお友達に正しい躾や行儀作法を身につけるのも同様で、本人の思うような行動にまかせていては、何ら解決は致しません。
多くの場合、子ども達はその家の王様であったり、お姫様であったりしており、何事も最優先されているのですが、果たして本来の教育スタンスからしてそのような立ち位置であることが正し接し方なのでしょうか???
まず、誰が食事を与え、誰が入浴させ、お世話をしているのは誰であるのかを正しく理解する必要性があります。食事を最優先で与えたりするのは最もおろかな行動であるといわざるを得ません。おやつなどもそうですが、クラスの指導でもそうですが、子ども達に一番に与えるのは最も駄目な指導者であると私達は規定しております。
順番が違うのです。本来家庭であれば、祖父、祖母、父、母、兄、姉、本人、弟、妹でなければならないのです、優先順位が違うと立場を勘違いしていしまいます。
よく、「子どもが言うことを聞かないんです。」というお話を伺いますが、それは別な見方をすると、「私の事を軽く見ています。」というのと同じです。何度言っても許してもらえるから、正しい行いが出来ないんです。というのと同じです。
人間が生きていく中で、根底的に力の差というものがあります。弱い者は強い者に従わなくては生きていけないという根本原理です。庇護されている事を理解知らせるべきです。何をしても良いというような関係を改善するべきなのです。
私達は立場上、子どもと対峙した場合、絶対に引き下がりません。基本的に私達のコントロール下におくことが出来るように十分な配慮を行います。立場は私達が絶対的に上の立ち位置を確保し、指示に従うことが出来るような関係つくりを行います。
やさしいだけでは、正しい関係はなりたちません。皆さんも経験があると思いますが、学校にいた怖い先生の言うことはみんな一応に指示に従っていたと思います。それは指示を守らないととんでもないことになるという基本的な原理原則が働いていたからです。
子ども達に対して愛情は勿論必要ですが、尊敬の念も必要なのです。尊敬に至る前にあるのが、畏怖の念であり、畏敬の念です。ここで勘違いをしてほしくはないのですが、怖い=暴力を振るうという構図ではその関係はすぐに破錠します。この先生の指示は絶対に守らないといけないという思いが、療育指導の中での強い推進力となります。
畏怖・畏敬の念は、きちんと魔法をかければ、どんな子ども達であっても抱くことが出来るのです。そのためには、計算されたシチュエーション作りや、保護者、指導者同士の連携も含めた、基礎規定が大切であり、それが整うと格段に子ども達の進歩していくスピードに変化が出てきます。
どうして私達で指導をすると、見違えるような態度や行動規範が身につくのでしょうか?今年も小学校受験に発達障がいを抱えていた子ども達が合格しておりますが、きちんとした態度行動がとれなければ、とても合格などは出来ないのです。自分勝手な行動などはしていないのです。
今年も来年の1月10日の福岡教育大学附属小学校の入試があります。昨年も、一昨年も同様で試験の当日は朝8時にはスタートし、午前中にはペーパーテスト、巧緻性の試験と口頭試問、昼食をはさんで、行動観察があるのですが、行動観察が何時に始まるかは受験番号次第で、すぐに試験に臨めるお友達もいれは、最長2時間待って、1時間かけて検査を受けることとなります。
子ども達は全員体育館で、椅子に座って待つのですが、2時間待たされるのは大人であっても非常にきついのですが、私どもが指導している全ての子ども達は、静かに2時間待つことができます。沢山の子ども達がざわつき、おしゃべりをはじめ、立ったり、勝手に歩き出したり、騒ぎ始めるのですが、私が指導をした子ども達は一切動くことがありません。
保護者は後ろから椅子に座って待っている様子を見ることが出来るのですが、私の生徒のグループだけ微動だにしませんので、その様子の違いははっきりみてとれたと例年報告があります。子ども達の価値観そのものも大きく変化して結果であるのですが、正しい価値観を身につけるための最初は畏怖畏敬の念の創出から始まるのです。
昨年も、一昨年も、療育手帳を持っていた子ども達が合格しているのです。それまで多動性だといわれていた子ども達が朝から、夕方まで誰よりもキチンと行動し合格を勝ち取っているのです。私と子ども達の関係は絶対の関係であり、その根底には強い畏怖の念があり、畏怖から畏敬の念にそして、尊敬の念に進歩していくのです。
暴れん坊が、幼稚園や保育園で1番行儀のよいお友達に成長する事ができるのです。どうぞコンパスにおいでください。正しい接し方をお伝えします。正しい親子関係をの樹立をはかります。正しい関係がなくして
円滑な療育指導は出来ません。
私どものセンターには複数の指導者がおりますが、どの指導者であってもきちんとその療育指導に臨む事ができているのは、それぞれの心に対してのテコとなる魔法をかけているからです。くれぐれもその場しのぎの対処療法だけはしないように心がけて下さい。
まずは、お母さんの指示が通るような接し方を行ってください。どうして良いかわからない方は、どうか私達のセンターへご相談においで下さい

2016年06月25日
NO.339 Gifted (ギフテッド)改訂版
【多動】 【注意欠陥】
続きを読む

2015年11月17日
NO292.言語指導でカラオケへ♫




2015年11月11日
NO289.沢山の職員のおかげで…理想の人事配置は

保護者心得 【言語】 【ダウン症】 【自閉】 【LD】 【多動】 【注意欠陥】




2015年11月08日
NO287.日光浴のすすめ










2015年07月16日
NO267.裸の問題…着衣の習慣



2015年07月10日
NO265.成長したら無理なのか…学齢の高い保護者の皆様へ
保護者心得 【言語】 【ダウン症】 【自閉】 【LD】 【多動】 【注意欠陥】



2015年05月15日
NO242.ロボット開発の申請が終わりました。


2015年02月18日
NO216.飛び跳ねる事を止める方法




2015年02月17日
NO215.備えあれば…





2015年02月16日
NO214.お心遣い頂いて…











2015年01月03日
NO185-2.新しい挑戦…その2





2015年01月01日
NO184.謹賀新年


2014年12月25日
NO180.ご見学ありがとうございました。







2000年05月28日
NO1.魔法の療育手法とは
の療育(平成26年現在)
何年も進歩改善する事が出来なかったお子様を私
たちの魔法の療育手法で劇的な進歩と成長を体験
頂いております。
これは夢幻ではありません。2年以上の指導を受け
ても全く発語する事ができなかったお友達が、療育
初日に40語以上話す事ができるのです。


目が合わず、言葉を発する事が出来なかったお子様も、3歳前から指導をさせて頂き、自宅でも熱心に取り組んで頂いた結果、幼稚園でも一番優秀と言われるまでに成長し、漢字検定、英語検定(児童英検ではありません。)等様々な検定に合格し、何の問題もなく小学校への普通学級への進学が決まっております。

よくそんな成果がと言われるのですが、当センターでは決して珍しくない事なのです。自閉症であっても、注意欠陥障がいや多動性という特性があってもそれらをコントロールし健常児の子供に見まがう程に進歩、成長しております。どこが問題なのかわからないと言われるほどに成長します。


専門の医療機関で受診しても問題を現認する事ができないまでに進歩、成長する事が可能なのです。1例2例のお話ではなく、200余例を超える成功事例をあげております。誇大なお話をしているわけではありません。全て現実で、実際に確認頂ける事例ばかりなのです。当センターにお出でになればすぐにご理解頂けます。

特性にあった正しい療育指導と、適切な接し方で信じられなかったような進歩と改善を獲得する事ができるのです。決してあきらめないでお子様と向き合ってください。お子様の力と可能性を信じて立ち向かってください。そうすれば必ず道は拓けます。

現実に、今秋(平成25年12月現在)も長い間、言語、情緒で療育指導を受けたいたA君も、私たちの指導で、九州最難関と言われている小学校に見事合格するほどまでの成長を示しております。判らない程に、気付かない程に進歩するのです。熱意と努力でそのような姿を獲得できるのです。

私の見知が未熟なのでしょうが、療育に献身されている多くの方がおられますが、私共と同様の成果を出せておられる施設は未だ耳にしておりません。様々な取り組みを駆使すれば、成長を促す事が出来るのです。

現在も沢山の子供達の療育指導に携わっておりますが、それぞれ劇的な進歩と成長を獲得しており、それらの成果をお伝えするべきではないかと本HPを開設する事に致しました。余りに今まで常識と言われたいた療育手法と異なりますので、今までは既存のご関係者にご迷惑をかけてもと考え公知する事は自粛致しておりましたが、1人でも多くの保護者の皆様に希望をもって頂き、そして一人でも多くのお子様に明るい未来を手にして頂きたいと願い一部情報を開示するするに至りました。お子様の可能性を信じて、最後までお読み頂ければと思います。

尚、私たちは「子育てひろば」にも参加致しており、完全予約制ではございますが、毎年100名余りの皆様の教育相談を無償にて行っております。まずは、本センターHPの内容をご精読頂きまして、ご家庭での指導の新たな指針としてお考え頂き、さらにご相談がございましたらどうぞ下記までご連絡下さい。
ご予約は 093-475-0449
主席指導員 北田健二まで

