2015年07月02日

NO262.ウロウロ君がじっと出来るのは…

NO262.ウサギと怪獣
【自閉】LD【多動】【注意欠陥】【ダウン症】
私はよく黙ってじっと考え事をしていると
「怖い」と言われます。

若いときはそんな事はなかったはずなのですが、ボランティアで家庭内暴力や、DV問題のような理不尽な問題に関わるうちに、笑っていないと雰囲気が鋭くなってしまったのでは…と考えています。

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保護者がやくざまがいだったり、本物だったりと、いろいろあったが原因なのか、繁華街でも憮然と歩いていると、声を掛けられた事は今まで一度もありません。海外でも同じです。

でも良く考えたたら、学生の時に何故だかわかりませんが「赤鬼」と呼ばれた記憶がかすかにあるような気もします。

そうですプリミティブ※な感覚の中では
私は「怪獣」なのかもしれません。ガオー

※プリミティブ (primitive)とは、「原始的」「素朴な」「野生的な」という意味

子ども達にとって私は、怖い存在なのです。

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見えないから怖いのです。不気味だから怖いと思うのです。

沢山の多動が目立つお友達がCOMPASSに来られます。COMPASS開設以前は多動が収まるという噂で沢山の子ども達の指導も行ってきたのですが、難しい事をしているわけではないのです。(指導はちょっと厳しいかもしれませんが…

飛び跳ねるキツネも、暴れん坊の山猫も、わんぱくな野猿も、力の及ばない猛獣の前ではプリミティブな感覚の中で静かになるのです。

COMPASSの先生達は、第2の母であり、やさしいお姉さんです。生き物に例えるとウサギさんではないかと思います。経験豊富なウサギさんも、やさしい大きなウサギさんもおりますので、たいてい問題行動は抑えられるのですが、時々手に負えない獰猛なお友達も来られます。

その時が私の出番なのですが、殆どの場合は最初の5分、よくかかって20分あれば別人のように静かに出来るようになります。

暴力を振るうわけでも、恫喝するわけでもありません。

ちょっと魔法はかけますが傍にいるだけで変身させる事ができます。あとはそれをしっかり評価し持続させる事で多動を押さえる事ができるのです。

抑える事が出来れば、やさしい対応(ウサギ先生・ウサギの母さん)であっても、あとは評価により、忍耐力・持続力・抑制能力を身に付ける事が出来るようになるのです。

もう二度と走り出す事はないのです。

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では、だれにでも出来る簡単な魔法のかけかたをお知らせしたいと思います。

先日COMPASSで大暴れした中学のお友達がおりましたので、早速指導を施しました。

決め手の言葉は「そんなに暴れたいんなら一緒に道場に行こう…。」と誘っただけです。彼は子猫のように静かになりました。怖すぎたのか暫く号泣していましたが、それ以来静かに学習に取り組める事が出来る様になり、私がいなくても問題行動はなくなりました。

道場は例えですが、そんなに暴れたいのであれば、一緒に暴れてあげようというのが話の要点です。

ポイントはこんな所にあるのです。

愛情をもって君に大切な事を教えてあげようと言われた時、行動が制御できるようになるのです。因みに本当の道場に行く必要はないのです。そこまで抗える心をもったお友達には未だ出会った事はありませんのでご安心下さい。

座る位置、距離、声音、声のかけかた、相手の理解出来る話の組み立て方、責任の追及の仕方、事の重大さを理解させるプロセスも大切ですが、ポイントは未知なる体験です。

叱られて、怒られて直ぐに治るようであれば、その段階で抑制出来るようになっているのです。

行動抑制の根底にあるのは、何が起こるかわらないという怖さなのです。

人間は現状維持が好きなのです、現認出来る事は意味を成しません。拳骨も体験するとこんな物かとなるのです。ひどく怒られても、1度体験すると慣れてしまうのです。

どうなるかわからないから怖いのです。

知らない所に行くのは怖いのです。
知らない人に逢うのは怖いのです。

何をされるかわからないと怖いのです。
何が起こるかわらないと怖いのです。

怖さが行動を抑制します。

推測による怖さが慎重に行動できるようになるきっかけなのです。

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何をされるかわからない…怖そうな「怪獣」…
ホントは優しいのですが…
怪獣が家にいなければ、
怖そうな状況が抑制の糸口になるのです。

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 10:00| 18.注意欠陥・多動性障害 | 更新情報をチェックする

2014年07月04日

NO112.ウロウロするのは誰のせい…窓割れ理論

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(ご質問のYさんへ、少々辛辣ではございますが…)

はい
指導者のせいです。
子どものせいではありません。
子どものせいにしているといつまでも解決できません。

ウロウロする原因の多くは、何をかくそう指導者の
技術不足・準備不足・配慮不足です。

子どものせいにするのは
指導者の怠慢だと考えます。
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子どものせいにするのは、とても簡単です。悪い事を現認するために療育支援を受けているわけではありません。多くの保護者は、少しでも進歩成長する事を願っているのです。

どれほどの専門知識を有しているのか非常に大切であると思います。
療育の現場も日進月歩です。

古い考え方に固執するのは如何な物かと考えます。

うろうろするのであれば、うろうろ出来ない環境設定が大切です。
環境が整ってないのは、配慮不足であり、準備不足と考えます。

いつでも逃げだせるような指導環境で、子どもを非難するのは間違いです。

うろうろしたくなくなるような
「接し方」「声のかけかた」「対応の仕方」を模索する事が支援者に必要だと考えます。

静かに座る事、課題に取り組む素晴らしさを教える事

意味が判らないのであれば、意味を教える事

問題を排除する事が成長に繋がります。

物を投げたり、叩いたり、捨てたりといった問題行動を見逃してはいけません。

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「え~」とか「あ~」と驚くだけでも、止まる場合もあります。

容認するから、また行うのです。

注意をひく為の行動であれば、悲しむべきです。
悲しいそぶりをするべきです。

だめよ~とやさしく抱きしめて収まるのであれば、もっと早く問題解決できています。
容認しては駄目なのです。

「あ~あ」と声を出して溜息をついて、少し冷たい対応するだけで、「アレ…」と気づきます。

この単純作業の繰り返しが、やがて大きな成果として獲得できるようになるのです。

許していては、いつまでもやり続けます。
ヒートアップします。

ニコニコと困っていると、面白いのでまたします。
そうなると、他害傾向にむかったり、もっと激しい行動に移行します。

窓割れ理論と重複する事も一杯あります。
そもそも犯罪環境学であり、療育支援とは無関係に思われますが、ジョージ ケリングが考案した物で、要約すれば、小さな問題を放置する事により、その後多大な不利益を被る事であるとご理解頂きたいと思います。小さな問題の時に処理する事で、将来抱える多くの難問を解決する事ができると私も考えます。

おもちゃを投げたり、食べ物を投げる、ひっくり返すといった行動もその初期の段階であると考えます。
放置すれば、必ずその後に禍根を残します。

きちんとした対応を行うと、すぐに改善する事が可能なのです。

立ち上がり、うろつき、衝動行動も同様です。
初期対応が大切なのです。

頑張ってきちんと出来たら、正しい評価を与える事で、これらの問題は解決できると思います。
ちょっとした魔法をかけるだけで様子は激変するのです。

支援者として、保護者としてどう対応するか、どうすると低減させる事が出来るのかご熟考下さい。
解決の糸口が沢山発見できると思います。

判らない時は、093-475-0449まで
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 07:00| 18.注意欠陥・多動性障害 | 更新情報をチェックする

2013年12月26日

NO18.注意欠陥・多動性障害だって静かにできます。

NO18.注意欠陥・多動性障害だって静かにできます。

現在(平成25年12月末)当センターでご指導させて頂いているAD/HD(注意欠陥・多動性障害)の特性をもっていたお友達が2名おられましたが、2名ともクラス授業に参加する事が出来るようになっております。

一見どこに問題があるのかわかりません。それほど落ち着きがでております。百聞は一見にしかずとは申しますが、療育相談にこられた方が口をそろえてその様子を見て驚かれています。沢山の生徒の中に混じるとどこにいるのかすら気配を消してしまいます。信じられないでしょうが現実の成長ぶりです。

前出の記事にて予告しておりましたが、試験的に朝10時から夕方6時までの長時間指導にも12月20日から挑戦しておりますが、席を立ったりする事なく、課題に取り組めるようになりました。昼食をはさみますが、途中の休憩h10分のトイレ休憩が5回あるだけですが、立派に着座し頑張っております。

1名は、専門の療育支援施設で長期間指導を得ましたが、特段の変化もなく、教育相談に来られ、幼稚園を変更し、コンパスが開設されるまでまでは、私どものみつば会の到津教室で夏前から指導を受け、10月中旬より当センターにて連日個別療育支援を受けておりますが最初出会った時からは、全くの別人です。きちんとした態度、丁寧な話し方、子供らしい態度、指導者の指示に従い、与えられた課題に長時間取り組む事ができます。
勿論、途中退席等一切ありません。お友達の人数が多くても興奮したりもしません。幼稚園での態度も激変しており、所作も美しく、礼儀正しい行動がとれるようになっています。10月までは療育手帳を持っていたお友達です。これが私達の療育の実力です。

上記の様子は特段珍しい事ではありません。コンパスの前身、みつば会では特段珍しい事ではありませんでした。多くの方に驚きをもって賞賛頂いておりますが、私にとってはごくごく当たり前の事で、適切な対応、適切な接し方、畏敬の念、適切な褒め方、指導の仕方、厳しい対応、と少しの魔法をかければ、容易くその行動を制御する事が可能なのです。

もう一人のお友達が通所するようになったのは、11月に入ってからですのでまだ2か月もたっておりませんが、そのお友達も上記のお友達と同様に、うろうろしたりすることなどなく既に長時間課題に取り組む事が出来るようになっております。若干おしゃべりと、課題達成に対してのこだわりを持っていますが、それもこの1週間で改善され、課題が達成できなくても泣かなくなり、感情のコントロールも出来るようになってきております。

完全に集中できる時間がまだ4〜5時間であり、徐々に集中力が落ちてきますが、通例からすれば既に認定範囲を凌駕しております。あと数週間でこの問題も解決できると思われます。問題解答に対しての拘りも、ニュートラルな考え方が既に定着しつつあり、年内の療育で完結できると思われるのですが、その問題に対しての解決欲求は別に堅持させて将来の力として繋げたいと考えております。

多くの書籍や体験報告では、大変、大変、難しいと思われていますが、そんなことはありません。接し方、対処の仕方が正しければ、いとも簡単にお友達の考え方を変える事が出来ます。諦めない取組があれば、必ず解決する事ができます。勿論、見守るだけでは、1年たっても、10年たっても、永遠に解決はできませんが、しっかりと取り組めば必ず好転します。

幼稚園でも、保育園でも経験の未熟な先生であれば、うろうろします。小学校でも同じです。前出で畏怖の念に関して記述しておりますが、怖そうな先生であれば、うろうろは半減します。 怖そうで、声が低く威圧感があれば、8割の子供はうろうろ出来なくなります。そして何らかのペナルティーがあったり、罰があったり、実力行使される可能性があれば、ほぼ100%うろうろしません。

私は28年の指導経験の中で、数千人の子ども達の指導に関わって参りましたが、私の指導中うろうろした者はただの一人もおりません。私も許す気持ちもありませんし、そのようなそぶりを見せる事すら体験した事はありません。ちょっと魔法をかけるだけで、絶対にうろうろしなくなります。とても簡単な魔法で人生は大きく変化します。

私の前ではどんな問題児も動かなくなります。さてその秘密は何でしょう?

その大切な秘密を体得したい方は、是非、コンパスにお出でになって、ご体験して頂ければと思います。教育相談のご予約は093-475-0449までお電話下さい。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 22:40| 18.注意欠陥・多動性障害 | 更新情報をチェックする
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