2014年01月06日

NO20.静かタイム

NO20.静かタイム

行動の規範の中に含まれる重要な項目に「静かに待つ」という事が、社会に適応していく上で大切であると考えております。

幼稚園や、保育園でも、小学校、中学、高校へと就学する際も、バスや電車に乗ったり、葬儀や結婚式等に参加する場合においても静に出来る事が大切な行動規範であると私共は考えております。端的に申し上げれば、静かに待つ事が出来なければ、社会に適応出来ているとは言えないのではないかと思います。

家庭や、施設等の限られた空間の中であれば、我儘も、奇声を発する事も、極端な貧乏ゆすりや、何かを叩いたりするような突発的な行動も許されるでしょうが、一般社会に一歩出るとそういう訳にはいきません。

そこでコンパスでは「静かタイム」と称して、ある一定レベルのコミュニケーション能力を獲得したお友達を対象に、何もせずじっと椅子に静かに座るだけという試みを行っております。

最初は1分も我慢できなかったAD/HDのお友達も、5分、10分と積み重ね大幅にその時間を延長しております。年長のお友達に関しては、平成26年1月4日に行った行動観察演習で、途中トイレ休憩をはさんで2時間30分間に渡り、一言もしゃべる事なく着座する事が出来ました。姿勢に関しては1時間を過ぎた頃から、何度も崩れかけておりましたが、保護者が後ろで見守る中、必死に自分を抑え大きな目標を達成出来たとスタッフ一同喜んでおります。

年少のお友達も20分以上、椅子に着座した姿勢で、手を膝に置き眠ったりする事なく自分を律する事もできるようになり其々の成長を喜んでおります。

上記の年長のお友達は、朝9時から課題に取り組み、食事が終わった後の2時間30分の
ロング静かタイムを達成し、その事が大きな自身となり、その後の行動も劇的に進歩し続けております。当日は、17時まで様々な課題に取り組んでもらいましたが、離席する事も、おしゃべりする事もなく演習に参加でき今春小学校へ進学しても、誰にも迷惑をかける事なく十分に学校活動に参加できる事を証明できたと考えております。

これらの行動規範を養うには、正しい価値観が必要であり、その為に、様々な取り組みを通して自己抑制する力を身に付けるに至っております。正当に評価し、褒められ、認められる事で、子ども達は必ず進歩成長してくれます。

静かタイムを行うには、幾つかの専門的な手順を必要としますが、毎日の愛情をもったご家庭の取り組みと、日々の療育支援があれば決して難しい事ではありません。ちょっとした魔法の言葉と、環境設定が子ども達を成長させる事が可能です。

静かに過ごすべき所で、静かに対応する力を養う事は可能なのです。夜寝る前、朝起きたお時から、大声で奇声をあげるお友達はおりません。寝る前は静かにするべき事は生来の力として既に備わっているのです。寝起きからハイテンションなんてまだ見た事はありません。

寝起きや、就寝前に出来る事、泣きやんだ後、やさしくお母さんが耳元で話しかけた時、奇声をあげたり、ぺらぺらしゃべりだしたりしないのはご存じの事と思います。

静かに出来る力は既にもっているのです。その力を引き出してあげるお手伝いを私達は行っているだけです。

どうしたらいいか困ったら、躊躇せずお電話下さい。

私共の施設は、児童福祉法に基づく、児童発達支援事業の規定により設けられた障害児通所給付費対象施設で、無認可の施設ではございません。受給者証を持たれた方を対象としており、高額な教材等を販売するような事もございませんので、安心してご相談にお出で下さい。

ご予約は093-475-0449まで

ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 14:21| 20.静かタイム | 更新情報をチェックする
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