2014年05月21日

NO74.1DAYとレスパイト

1DAYとレスパイト

平成26年6月より保護者の急なご用事等によりお子様の保護が難しい場合、ご病気の事例を除き「終日預かり」1DAYの取組みを開始致します。前もっての書類手続き等が必要となりますが、事前にご登録頂いておきますと、突発的な問題に対してご対応させて頂けるように人員配置が完了致しました。対応時間は、午前10時から午後17時となります。昼食に関しましては、給食等のお手配はまだ難しい段階でございますので、ご持参頂く事となりますのでご了承下さい。市町村により申請手続きが異なりますので、事前にご相談頂ければと存じます。また事前手続きが整いませんと、お預かりする事が出来ませんので早めのご準備をお願い致します。

@事前申請が必要です。
A定員の問題、支援者数の問題がない限りお預かり致します。
Bご本人がご病気の場合は、お預かり出来ないケースがございます。
C当日または、前日のご連絡でご利用が可能です。
D場合によって送迎が出来ない事も想定されますのでご注意下さい。
E昼食時間をはさむ場合は、昼食のご準備をお願い致します。
F事前手続きの段階で、アレルギーや療育履歴、緊急時の連絡先や、かかりつけの病院、得意な事、不得意な事、おやつ等好き嫌いを含めたご本人の基本情報をお知らせ頂きます。
Gお迎えの際、保護者以外の方がお出でになる場合は、事前に書面にてお知らせ頂きます。
その他手続きの段階でお伝え致します。

私共の児童発達支援事業(小学校就学前の幼児の方)に関しては、チャンスがある限りお子様の本質的な問題を少しでも改善する事をめざした療育支援をさせて頂きたいと考えております。今般開設致します中津センターにおいては、地域環境も鑑み、出来うる限り保護者のニーズに合わせた支援方法で取り組みたいと考えております。従いまして、中津センターでは、小学校前の子ども達に対しても、以下のようにレスパイトを含む取組みも視野に入れた対応をさせて頂きたいと考えております。

6月に開所しますコンパス発達支援センター中津の放課後等デイサービスでも、レスパイトケアを実施致しますが、テレビを見せ続けたり、DVDやビデオ鑑賞が中心のご支援ではなく、少しでも学校の取組みや、将来の進学、就職に向けての活動に対してプラスに繋がるような支援方法を個別に計画し実施したいと考えております。従いまして視聴覚機器の設置は現在予定しておりません。

私共が目指すレスバイトは、保護者の皆様からお預かりしている間、お子様1人1人の特性を考え、楽しく遊ぶような感覚の中で、何等かのお取組みが行えるようなご支援を目指します。

@ お友達の関心に合わせた、絵本や、紙芝居等の「読み聞かせ」
A 巧緻性を高める為の、「紐遠し」「はさみ切り」「課題塗り絵」「お絵かき指導」「折り紙」「ちぎり絵」等、「塗る・貼る・切る・描く」を中心としたご支援
B 倣作業が得意なお子様の場合は、指定の形を作る「ブロック遊び」や「模倣絵画」「文字作り」「まねっこ体操」
C 数を数える事が好きなお友達には、計数力を高める「おはじき遊び」「百玉そろばん」
D 計数・推理・関連性を刺激する「ドミノ遊び」
E 文字認識を促したり、言葉に興味を持たせる 「ひらがなブロック遊び」「言葉探し」「言葉作り」「歌作り」
F 社会認知性を促す「動物村作り」各種「ごっこ遊び」
G 感覚運動を刺激する「トランポリン」「バランス運動」
H 音感を刺激する「リズム遊び」「歌遊び」「手遊び歌」「リズム体操」「ごろごろ運動」
I 協調性を促す「新聞遊び」「ビル作り」「伝言ゲーム」
J 自然に触れる「農園作業」
K 読む力を養う「併読指導」(好きな教科や絵本等を一緒に読んだり、かわりばんごに読むご指導)
L 他と一緒に遊び、待つ事を促す、各種「テーブルゲーム」(トランプ・かるた等含む)
M 責任感や、学齢意識と整える。「お世話遊び」
一見子ども達の目線では遊び?と思えるような楽しいレスパイト支援を実施し、それらのご様子をしっかりと観察し、次の支援活動に繋がる取組みを実施して参りたいと計画致しております。

精神年齢が上がる高学年に対しては、同じ遊びでも難度を上げた取り組みを順次導入して参ります。
全国都道府県を覚える「県名すごろく」
学齢に合わせた理科実験を確認する「実験クイズ」
様々な仕事を理解する「お仕事クイズ」
社会認知性をあげるための「マナークイズ」
道徳性の規範を身に付ける「良い子選び」
英語を覚える「アルファベット遊び」「チャンツ」(韻を踏んだ英語の詩の暗唱)「英語の歌」
「英語カード遊び」

パソコン等に興味のあるお友達には、「ブラインドタッチゲーム」「英文タイプ遊び」
将来を見据えた「Word基礎」「Excel基礎」等状況に合わせてご支援させて頂きます。

楽しく好きな事であれば、子ども達は時間を忘れて没頭します。私達が取組みますのは少しでもプラスに作用するような、レスパイト支援を実施致します。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 00:01| 26.レスパイトに関して | 更新情報をチェックする

2014年01月13日

NO26.レスパイトは大切ですが…

NO26.レスパイトは大切ですが…

福祉用語には、妙に英語が多く時々その意味に理解出来なくなる事があります。レスパイトという言葉をご存知ですか?レスパイトを辞書でひきますと「一時中断・小休止・猶予・一時預かり」というのが正確な意味で、レスパイトケアとか、レスパイト入院等という使い方がされています。

レスパイトケアを辞書でひきますとデジタル辞書等では、「介護の必要な高齢者や障害者のいる家族へのさまざまな支援。家族が介護から解放される時間をつくり、心身疲労や共倒れなどを防止することが目的で、多くデイサービスやショートステイなどのサービスを指す。」とあります。

私共のCOMPASS発達支援センター本部(中津支援センターを除く)では、療育指導では、基本的にレスパイトケアとしての療育活動はおりません。午前中の親子クラス等は、保護者と一緒に療育指導を行いますので全く該当致しません。降園後のアフタークラスでは、直接幼稚園や保育園にお迎えに伺って、療育指導後ご家庭にお送りしますので、その間がレスパイトケアに相当する意味合いもあろうかと思いますが基本スタンスとして本部センターでは、レスパイトの為ではなくお子様の進歩を促す為の療育活動に日々専念致しております。

(注 平成26年6月1日より開所致します。COMPASS発達支援センター中津ではレスパイトに対しての取り組みも実施致します。)

メール等のご質問で、レスパイトは反対ですか?という内容の物も見受けられますので今回はあえて題材として取り上げましたが、レスパイトそのものを否定しているわけではありません。

日々の介護に疲れてしまい、家庭環境が悪化したり、子どもにあたってしまったりという事も多々あろうかと思います。リフレッシュを図る家族支援サービスとしては大切な物であると認識しておりますが、レスパイトしなければならない程の問題を持ったまま成長させないように取り組む事が結果的には一番の解決策であると考えております。

特に私達の指導対象が小学校就学前の6歳以下の幼児ばかりですので、ストレスの原因を解決出来る可能性があるのであれば、何はともかくその原因追究し、原因の解決を目指す事が最も大切であるという認識しております。

今は大変でも、数か月後、半年後、1年後には問題の殆どを解決できるような取り組みこそその可能性をお子様が秘めているのであれば、最も大切な事ではないかと思います。

問題を解決しようとする強い意志、そして解決出来る糸口を保護者に示し、保護者のメンタル面での支援もしっかり行えば最終的にレスパイトの必要性は激減する事が可能であると考えております。

肉体的に重篤な問題がある場合は別ですが、最も多い言語遅滞や、AD/HD、自閉症等であれば幼児期であれば進歩と成長を促し多くの不安を消し去る事が出来ると認識しております。どのように進歩成長しているかは既出の記事に沢山記載しておりますので参考にされて下さい。

ダウン症のお友達であっても、咀嚼トレーニングを行い、手話を含めた指導を既に実践しておりますが、口を閉じ、口角(唇の端)が上がれば、健常なお友達と見分けがつかなくなるお友達もおられます。フェイストレーニングや、フェイスマッサージを行えば顔付も全く変わってきます。毎日の取り組みが大切で、夢を現実のものに変えてくれます。数年間に渡り、お子様の成長を見守りながら指導を続けてきた結果、上顎と下顎もきれいに揃われておりまさに継続は力であるという親の鏡であると感心した事例もあります。

大変でも、問題解決が困難であっても、ほんの少しでも進歩と成長が伺えれば、保護者のストレスは激減します。保護者の原動力になるのは希望と夢です。希望が見えてくれば、力も入ります。少しの間も惜しんで家庭でも療育指導に取り組もうとされます。

理想論ともいえますが、療育支援者はもっと指導スキルをあげるべきと考えます。子供の進歩を示せるだけの技術を支援者が身に付ければ、子供の進歩を予測でき、その将来をイメージさせてあげられるように、徐々に指導していけばレスパイトの為の療育時間は少なくなってしまうと考えます。

またレスパイト一時預かりとして、お子様を預かっているので、指導者が「何にもしない」「怪我だけさせなければそれで良い」と考えている見守りだけを行っている施設運営もございますが、その中でしっかりと子ども達の様子を観察し、問題の起因となる物を突止める事が望ましい支援者の姿ではないかと考えます。

見守っていても結果的には、何も解決出来ません。成長もしません。DVD等テレビを見せ続けるだけの、その場だけを穏便に過ごす支援が果たして正しい事なのでしょうか?本質的な療育支援は、単なる託児目的であってはならないと考えます。

結果的に一時預かりで、保護者に時間的余裕が生まれのであっても、預かる療育支援者はその間少しでも進歩成長を促すような取り組みを行わねばならないと考えております。

私は幼稚園等の運営も、結果を求められる幼児教室という、俗にいうお受験の世界でも経験して参りましたので、果たしてそれで良いのか考えてしまいます。

残念ながら多くの療育関係者は、「レスパイト」は「預かり」であると考えておられます。これは問題の先送りとなってしまわないでしょうか? 日々の取り組みにより、少しでも進歩と改善が得られるのではないでしょうか?

お子様を預けている間家事が出来たり、買い物が捗ったりと時間を有効活用されるのは良いと思います。一息つく事も大切です。しかしながら、少しでも取り組みの余地があるのであれば、見守るだけではなく、少しでもご指導頂くよう担当の先生にお願いして頂く事が良いのではないかと思います。

お子様のご指導に関してご相談がございましたら093-475-0449までお電話下さい。
ラベル:魔法の療育
posted by キー先生 at 07:00| 26.レスパイトに関して | 更新情報をチェックする
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